通学路にある塀を恐れる少年。「それ、こっちに投げてよ」その向こうにいるのは誰だろうか。
最終更新:2016-12-23 13:01:41
2394文字
会話率:26%
飾りのない白い扉、その向こうにはお節介で、ちょっぴりお茶目なマスターが営む喫茶店があった。マスターに拾われた少年は、彼女の書いた物語を(不本意ながらも)聞かされるようになる。これは彼女が語り、そして紡いだ物語ーー
※※ 連作短編 ※※
※※ 毎日更新 ※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-01 21:10:20
34466文字
会話率:45%
夕立が降ってきて、君に支えられていたことに気が付く男の子。
女の子に手を取られ、その向こうに見えたものは綺麗だった。
最終更新:2016-08-19 07:44:33
469文字
会話率:19%
ほら、瞳をとじて。
その向こうに、楽園がある。
少女は神子だった。10になれば神の供物となるために育てられる神子。それが少女だった。
ある日、少女は村のはずれで少年に出会う。
彼は、少女に「楽園」のことを教えてくれた。すきだと言っ
てくれた。
名を、くれた。
それだけで、充分だった。
10歳になり、ついに神にささげられる日を迎えた。
少女は「神子」として神の前に向かう、はず、だった。
――けれど、少女はもう、「神子」ではなかった。
人を、愛していたから。
人を愛した「神子」は、もう供物にはなれない。
供物を失った世界は、滅びるよりほかには、ない。
――少女は、彼を求めて歩きだす。
彼が教えてくれた「楽園」に、きっと彼がいるはずだから。
一応ハイファンタジー短編です。
でも純文学って言っても良い気がします。どうだろう。だめかな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-01 23:05:49
6834文字
会話率:19%
エル・ワトランディ。それがこの世界の名。
街は聳える外壁に囲まれそこに門はない。その向こうに何があるのか誰も知らない。
森や平原、砂漠に海には果てがない。その遥かなる先に何があるのか誰も知らない。
――いや、知っているのだ。問うまでも
ない当然のこととして、何もないのだと。
出ることのできない街は扉で繋がれる。
抜けることのできない森も扉で繋がれる。
扉が本来隣り合うはずのないあちらとこちらを繋ぐ。炭鉱の街の扉を抜ければ交易の街の扉に出る。商店の奥の扉を抜ければ森の小屋の扉に出る。
扉が繋ぐ世界。それがエル・ワトランディ。
誰も扉は繋げない。扉を繋ぐ原理は誰も知らない。
――いや、あるいはアドリヴェルテなら――
アドリヴェルテの森を探し、扉から扉を抜けて世界を旅するウォルトとラギ。
ウォルトには扉を繋げるという異能力があったが、それには代償を必要とした。代償は過去の記憶。
ウォルトは消えていく記憶を少しでも止めようと、旅の光景を目と心に焼き付ける。
彼らが訪れる絶景の記録と、そこで働く人々の物語。
異世界ならではの絶景と仕事にまつわる、章ごとで完結する短編集。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-25 20:00:00
155238文字
会話率:26%
主人公は真っ白な空間の中に真っ白なドアがいくつも有る所で目を覚ます。
その空間で女の子?とAI?に出会い共に行動する事になる。
ドアは白い鎖で縛られているのだが1つだけ鎖で縛られてないドアを見つけその向こう側へと行くとそこは異世界で自分の姿
もローパーになってしまう。
死後の世界だという事がわかるが自分達には死んだ記憶が無い。
しかし死んでしまったものは仕方ないのでそこで楽しく暮らそうとするが色々な相手に邪魔をされその度に異世界の事について少しずつ判ってくる。
※触手ですが非エロです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-06 23:40:23
395460文字
会話率:41%
あらゆる人々が、営む生活臭に交じる少しの異質なものたち。
それらを、集めてしまう穴。それがどこかに空くブラックホール。
今回の話は、その向こうから見えたわれらの世界。
さぁ、巻き込まれよう。おいで…。
最終更新:2015-12-05 00:23:15
33102文字
会話率:33%
私はそれを抱きしめて、そっと扉を開けた。
キーワード:
最終更新:2015-11-06 20:23:54
454文字
会話率:0%
アニメ評論
「ユリ熊嵐」
最終更新:2015-09-29 00:22:54
935文字
会話率:15%
周囲から理不尽な扱いを受けた少女は、その果てに自身の命の終わりという悲劇の結末を迎えることになった。
しかしその向こうで、今までとは別の世界が少女を待っていた。そこは、終わらない争いが繰り広げられる「異世界」。
新たな出会いと、終わらない争
い。幾度も繰り返される悲しみと過去の傷に、少女と仲間の心は揺れ続ける。やがて明らかになる世界を救う存在である「平和姫(ピーシーズ)」が彼女たちにもたらすものとは何なのか――。
※ウェブサイト「スマイリングポップ」掲載の同タイトル小説における同人誌版加筆修正分を転載しております。
加筆修正及び一部場面の追加がありますが、サイト掲載のものと基本的な流れは変わりません。また、かなりの暗い展開を遂げるためご注意ください。作品自体はハッピーエンドを迎えます。
月・水・金・日に更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-15 00:22:32
114969文字
会話率:49%
生まれながらに…または唐突に、彼らは奇妙な病に見舞われる。
そんなヒトを外れた者達はいつしか神隠しに遭うと言われていた。
誰も訪れないその土地には大きな壁がただ延々と続く……
高い塀のその向こうに病棟とは名ばかりの施設があった。
外界に忘れ
られ廃れた病院。そこは異形な者の世界。
(Twitterの診断『奇病患者F病棟』の結果を元にしています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-12 22:48:51
21720文字
会話率:36%
今の生活に飽きた不思議な女の子が、「あること」をしてしまったことで、段々と人生に変化が訪れる。
ほら、あなたも鏡を見て見れば、その向こうには自分でない自分がいる。
あなたはだあれ?
またあしたも会おうね。
最終更新:2015-07-09 16:55:06
1973文字
会話率:1%
少年には親友がいた。それは一頭の鯨だった。
※初投稿作品
最終更新:2015-07-04 03:31:19
12405文字
会話率:34%
ゲームやアニメの2次元でもない…。
学校や会社のような3次元でもない…。
画面上は2次元で、その向こうに確かに存在する3次元の相手。
そんな複雑なネット事情の話。
最終更新:2015-06-12 15:50:52
1212文字
会話率:20%
___ツトム・シロノ(城野 努)はある日、異世界へ飛ばされた。
所持金0円、ごみステータス、平均的学力の彼はこの世界でいかにして生きるのか?え?俺yoeeeeがなんですって?僕は何も聞こえません。とりあえず無事、母国にかえるために世界の果て
のその向こうまで行きましょうか。
だがしかし彼にとって剣と魔法とふぁんたすってぃっくな世界はかなりイージーでハードでえきさいてぃんぐなのであった。
*R15は保険です。作者は行き当たりばったりの思いつきでやっていきます。題名かえました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-29 06:00:00
3060文字
会話率:25%
親元を離れ、念願の大学生活を初めて早五ヶ月。住み始めた当初は綺麗にしていた部屋だったけど、段々片づけるのが面倒になってしまった。
目の前には昨日の夜に食べたコンビニ弁当の空容器。さらにその向こうには一昨日食べた菓子パンの袋があった。
そして
ついに招かざる客が現れた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-07 12:27:30
19529文字
会話率:41%
つまらない日常に埋もれた麻梨乃。
そこに現れたのは謎に包まれた男だった。
彼への憧れが恋に変わった時、その向こう側で待つもの。
麻梨乃の元恋人の亮介は彼女を救い出そうと挫けながらも奮闘し、やがて闇よりもなお暗い絶望を覗いてしまう。
彼らを救
うものは友情か恋か憧れか。
いずれもそれは強い想いである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-22 18:41:17
87224文字
会話率:26%
その時、私はその世界の扉を開いた。
その向こうに広がっていた世界は、熱く、そして――
ほんの一瞬の冒険物語。がんばれ勇者。
最終更新:2014-07-22 01:04:41
1962文字
会話率:11%
不変的な日常を過ごしていく中で、現れたかもしれない非日常への扉。興味本位で開けてしまったその向こう側に待っていたのは、なんてことはない。ただただ、魔法少女と過ごす日々だった。
最終更新:2014-07-07 18:53:34
81513文字
会話率:60%
これは二人のヒーローの物語
一人は愛され
一人は愛から離れて生きてきた
そんな二人の物語
交わることさえゆるされない
そんなはずの二人の物語
夢物語な物語
そして、ある日の夕日の帰り道も少女は言う
「…こんな日々…続くといいね…」
少年は
言う
「あぁ…そうだな…」
そんな優しい二人変わらなければならない物語…
二人は苦しみ…二人は傷つき合う…
どうか、その向こう側にある世界を皆様と見られればと考えています…
始まります…二人のために捧げる物語が…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-19 22:00:00
92929文字
会話率:61%