人に憑りついた霊を祓う除霊。穢れた物や土地から霊を祓う浄化。悪霊や怨霊を制する調伏。
この3つを行う「理(ことわり)の守り手」を養成する省庁学校・星稜学園に通う2年生の藤原澪は、学校一の問題児・刀岐伊織(ときの・いおり)とデュオを組むことに
なり、怒り心頭だった。なぜなら澪は、勉強一筋の真面目な生徒だっため、真逆のタイプの刀岐(ときの)とデュオを組む理由がまったく理解できなかったのだ。
霊は実体を持たない。霊の正体を知り、何を望むのか、それを把握するために一度憑依させ、除霊を行う。これを行うために理の守り手は二人一組のデュオとなり、憑依と除霊を分担して行う必要があった。一度組んだデュオとは卒業後、鎮守府に入庁してからもパートナーとして任務に就くのが常。
つまりデュオとはこれからずっと長い時間を共に過ごすことになる。
だからこそ澪は刀岐とデュオを組むことに否定的だったのだが……。
実際に刀岐に会うと、信じられないぐらいのイケメンでしかもかなりのお金持ち。
だが授業には来ない、約束は守らない、挙句の果てには「俺と寝てくれ。そうすれば学校に行ける」と言い出す始末。
最悪な刀岐をなんとか更生させ学校へ行かせようと奮闘する澪は、刀岐が背負うあまりにも過酷な運命を知り―――。
やがて刀岐の心に影を落とすある事件の首謀者が現れ、澪は刀岐が抱える過去の因縁に巻き込まれる……。
最悪から最高のデュオに澪と刀岐はなれるのか⁉
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 21:00:00
104429文字
会話率:42%
公爵令嬢が、異世界から召喚された聖女に婚約者である皇太子を横取りし婚約破棄される。
そのうえ、聖女の世話役として、侍女のように働かされることになる。理不尽な要求にも色々耐えていたのに、ある日「もう飽きたつまんない」と聖女が言いだし、冤罪をか
けられ牢屋に入れられ毒殺される。
死んだと思ったら、時をさかのぼっていた。皇太子との関係を改めてやり直す中、聖女と過ごした日々に見聞きした知識を生かすことができることに気が付き……。殿下の呪いを解いたり、水害を防いだりとしながら過ごすあいだに、運命の時を迎え……え?ええ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-07 08:06:23
20415文字
会話率:39%
「この私、レムレス・ド・アルメルセデスの名において、アナスターシア・スタンフォード侯爵令嬢との間に結ばれた婚約を破棄することをここに宣言する!」
その声は、よりにもよってこの年に一度の神事、国家の祭祀のうちでもこの国で最も重要とされる聖緑
祭の会場で、諸外国からの特使、大勢の来賓客が見守る中、長官不在の聖女宮を預かるレムレス・ド・アルメルセデス王太子によって発せられた。
ここ、アルメルセデスは神に護られた剣と魔法の国。
その聖都アルメリアの中央に位置する聖女宮広場には、荘厳な祭壇と神楽舞台が設置され。
その祭壇の目の前に立つ王太子に向かって、わたくしは真意を正すように詰め寄った。
「理由を。せめて理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「君が下級貴族の令嬢に対していじめ、嫌がらせを行なっていたという悪行は、全て露見しているのだ!」
「何かのお間違いでは? わたくしには全く身に覚えがございませんが……」
いったい全体どういうことでしょう?
殿下の仰っていることが、わたくしにはまったく理解ができなくて。
♢♢♢
この世界を『剣と魔法のヴァルキュリア』のシナリオ通りに進行させようとしたカナリヤ。
そのせいで、わたくしが『悪役令嬢』として断罪されようとしていた、ですって?
それに、わたくしの事を『お飾り聖女』と呼んで蔑んだレムレス王太子。
いいです。百歩譲って婚約破棄されたことは許しましょう。
でもです。
お飾り聖女呼ばわりだけは、許せません!
絶対に許容できません!
聖女を解任されたわたくしは、殿下に一言文句を言って帰ろうと、幼馴染で初恋の人、第二王子のナリス様と共にレムレス様のお部屋に向かうのでした。
でも。
事態はもっと深刻で。
え? 禁忌の魔法陣?
世界を滅ぼすあの危険な魔法陣ですか!?
※アナスターシアは異世界恋愛で連載したお飾り妻のシルフィーナの娘です。あちらで頂いた感想の中に、シルフィーナの秘密、魔法陣の話、そういたものを気にされていた方が居たのですが、あの話では書ききれなかった部分をこちらで書いたため、けっこうファンタジー寄りなお話になりました。
※連載版にあたり、その後の展開も鑑みてジャンルをハイファンにしてみます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 00:34:07
83920文字
会話率:23%
「この私、レムレス・ド・アルメルセデスの名において、アナスターシア・スタンフォード侯爵令嬢との間に結ばれた婚約を破棄することをここに宣言する!」
その声は、よりにもよってこの年に一度の神事、国家の祭祀のうちでもこの国で最も重要とされる聖緑
祭の会場で、諸外国からの特使、大勢の来賓客が見守る中、長官不在の聖女宮を預かるレムレス・ド・アルメルセデス王太子によって発せられた。
ここ、アルメルセデスは神に護られた剣と魔法の国。
その聖都アルメリアの中央に位置する聖女宮広場には、荘厳な祭壇と神楽舞台が設置され。
その祭壇の目の前に立つ王太子に向かって、わたくしは真意を正すように詰め寄った。
「理由を。せめて理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「君が下級貴族の令嬢に対していじめ、嫌がらせを行なっていたという悪行は、全て露見しているのだ!」
「何かのお間違いでは? わたくしには全く身に覚えがございませんが……」
いったい全体どういうことでしょう?
殿下の仰っていることが、わたくしにはまったく理解ができなくて。
♢♢♢
この世界を『剣と魔法のヴァルキュリア』のシナリオ通りに進行させようとしたカナリヤ。
そのせいで、わたくしが『悪役令嬢』として断罪されようとしていた、ですって?
それに、わたくしの事を『お飾り聖女』と蔑んで呼んだレムレス王太子。
いいです。百歩譲って婚約破棄されたことは許しましょう。
でもです。
お飾り聖女呼ばわりだけは、許せません!
絶対に許容できません!
聖女を解任されたわたくしは、殿下に一言文句を言って帰ろうと、幼馴染で初恋の人、第二王子のナリス様と共にレムレス様のお部屋に向かうのでした。
でも。
事態はもっと深刻で。
え? 禁忌の魔法陣?
世界を滅ぼすあの危険な魔法陣ですか!?
※鋼鉄の聖女の完全版を書こうと思っていたら、結局こんなお話ができあがりました。お飾り妻の方の続編という形で今まで書いた短編の設定を目一杯詰め込みました。
※アナスターシアはお飾り妻のシルフィーナの娘です。あちらで頂いた感想の中に、シルフィーナの秘密、魔法陣の話、そういたものを気にされていた方が居たのですが、あの話では書ききれなかった部分をこちらで書いたため、けっこうファンタジー寄りなお話になりました。
※楽しんでいただけると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 20:54:16
14751文字
会話率:25%
写真多め。苦手な方はオフ・ブラウザバック推奨です。
近所のドラッグストアから『すあま』が消えた(´・ω・`)
なら、作ってみよう!
ご家庭版のすあま作りに挑戦! 形がいびつなのはご愛嬌で(╹◡╹)
『簡易版』と『すあまっぽく作る
版』があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 22:27:41
1881文字
会話率:0%
一日の始まりと言ったところか、今日も今日とで趣味と仕事をこなすある1人の日常を見てみよう、彼の仕事には「恨み」が混在するそうです、
最終更新:2022-08-25 22:14:30
2161文字
会話率:37%
異世界ニルヴァーナに暮らすある家族の日常。
ビームが撃て何か強い転生者ナナシ、3人の妻達、そしてその子ども達が巻き起こす賑やかな日常が今日も流れていく。
破界の聖拳使い~記憶喪失で転生したけど強いので何とかなっています~
https:/
/ncode.syosetu.com/n6426fr/
の後日談日常系スピンオフで緩やかに更新していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 12:13:30
12560文字
会話率:33%
異世界が来た。
突如発生した異世界と地球を繋ぐゲートが巻き起こすあれこれに関わっていく主人公とその周りの異界人たち。
いくつかの理由から様々な異界人に絡まれる主人公がなんとかなるさの精神で日々を過ごしていく物語。
週2くらいで更新予定です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 04:55:27
6275文字
会話率:34%
病院で暮らすある二人が転生して、 前の世界で手に入れられなかったものを手に入れて、なんだかんだで世界を救う話。
最終更新:2022-07-10 14:16:33
353文字
会話率:69%
とある小さな町に引っ越してきたばかりの小学生の男の子わたる。
遅刻しそうになっていたわたるは急ぐあまり交差点に飛び出しそうになる。
寸前に声をかけたのは飛び出し注意を促すあの少年形の看板だった。
「左右かくにんしないと、殺すよ?」
看板のそ
の一言に腰を抜かしたわたるは助かるために看板と友達になることにするが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 19:00:00
5896文字
会話率:66%
明日引っ越すあいつと、パピコを食った。
毎年一緒に見てた花火、今年は一緒に見れるかな。
最終更新:2022-06-04 23:43:59
3658文字
会話率:24%
共学だが、女子しかいないクラス。
通称“姫組”に通う、看護師の卵たち。
そんな彼女たちのどこかおかしな日常。
※これは百合小説です。苦手な方は、速やかにUターンしてください。
〈姫組の名簿〉
1席
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席
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10席 団素明日香(だんすあすか) ダンス部
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19背
20席
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34席
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39席
40席折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 19:25:43
2541文字
会話率:3%
投稿5日で打診を受けた〝書籍化RTA作家〟であるうなぎ氏が、その秘密の全てを公開('ω')b
プロを目指すあなただけに送る、最新最強のなろう攻略法……通称〝うなぎ式メソッド〟で他作家に差を付けよう!
これを実践すれば、あなたも一週間後には
書籍化打診を受けてるかも!?
スーパー執筆術でドンドン書ける! 伸びる!
伸び悩むあなたのために、一肌脱ぎます!
※タイトル・あらすじと本編の内容に乖離がある場合がございます。ご了承ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 12:00:00
2277文字
会話率:5%
人気小説家×出版社勤務
出版社に勤務している瑠生は人気小説家、勇吾のもとに住み込みで働くことになりーーー⁉
pixivにも掲載予定です。
初めての短編です。
※無知な者が執筆してます。温かい目で読んでください。
最終更新:2022-05-28 13:06:39
3256文字
会話率:52%
これは、亡き親友に捧げる思い出話。
そして同時に、俺たちが十八歳になるまでの生きた証でもある。
俺たちは様々な理由で親がいない子供たち。
児童養護施設「そよかぜ園」で寄り添いながら暮らす毎日は楽しくもあるが、退屈で窮屈
しかし、俺の場合は少
し違う。
なんせ、同じ部屋に住む親友が、俺を非日常の中に連れて行ってくれるからだ。
今回紹介したいのは、そんな俺の親友。
そよかぜ園で俺と同じ部屋で暮らしている同級生の男。誰もが優等生と表現する、完全無欠の山吹頭こと「山吹尊」
これは、そんな親友と過ごすある事件に巻き込まれるまでの前日譚。
先に言っておく。巻き込まれるのは「八重咲関係の事件」じゃない。
俺が高校在学時に巻き込まれる、もう一つの事件の方。
一年ちょっとの話だけど、まあ、気長に付き合ってくれると助かるよ。
各方面にぶっ飛んだ超人と、傍観者気取りの小説家・・・野坂陽彦の物語にさ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 23:32:41
119277文字
会話率:64%
中華帝国の失われた領土?への野望 国恥地図が示すあるべき偉大な中華の姿とは
キーワード:
最終更新:2022-04-21 14:29:08
3329文字
会話率:2%
地球をあらゆる敵から守るべく創設された地球防衛軍、それはまさに地球を破壊するあらゆるものから地球、および人類を守るために創設されたもので…
最終更新:2022-04-20 20:08:10
3781文字
会話率:55%
宇宙ですああああああ
最終更新:2022-04-03 23:46:09
468文字
会話率:0%
良質なタンパク質を作り出すある植物が、
人口増加にともなう食糧問題を解決した。
『バロミート』は世界中で生産され、
いまではあらゆる地域の食卓に並んでいる。
世界で最初に試験を行った施設は、
現在では歴史資料として遺されている。
私は
いま、その施設にいる――。
――――――――――――――――――――
他サイトでも重複掲載。
https://shimonomori.art.blog/2022/04/02/baromeet/
文字数:約3,000字(目安5~10分)
※読了目安は気にせず、まったりお読みください。
※本作は横書き基準です。
1行23文字程度で改行しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 00:00:00
2864文字
会話率:20%
小さい頃から、一流バレーダンサーの指導を受けていたバレーダンサーがいた。未発表だったために、世間は知らなかったが、ひょんな事がら、世間が気付いた。
就職は、ださい姿で、ごまかした。やがて、社長に超一流バレーダンサーだとばれて、いろいろと協力
させられていた。やがて、全社員の知るところとなった。
そんなある日、総理大臣の下のお嬢様と縁があり、バレーダンスの指導をしていた事から、上のお嬢様の婚約披露パーティーで、バレーダンスを踊る事になった。
これをきっかけにして、海外の政治家に、バレーダンスを披露する事が多くなり、海外出張が多くなった。
大きな利益を産み出しているために、専用の社用車など、社内でやりたい放題だ。認められなかったら、総理大臣からの依頼だと、ごり押しして、認めてもらっていた。
そんな中、フランス大統領が来日した際に、日本政府の接待の一環として、バレーダンスを踊っている時に、フランス大統領を襲った暴漢の動きが、一瞬止まった。
逮捕された暴漢に理由を聞くと、バレーダンサーが妖精に見えたと供述したために、バレーダンサーの人気はますますあがり、押しも押されぬ超一流バレーダンサーとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 10:09:01
52095文字
会話率:6%
新型ウイルス・コロナがわたしたちの生活を蝕ばみ始めてからはや1年と半年ほど経とうとしています。
憂鬱な毎日や行き場のない想いに対して慟哭したい気持ちを抑える中で
変わってしまったもの、失ってしまったもの、人それぞれあるのではないでしょうか?
一縷の希望すら持てず明日が見えない……
それでも朝日は昇りまた新しい1日はやって来る。
これは失ってしまった”大切なもの”を取り戻すあなたの物語。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 22:00:00
20295文字
会話率:22%