オリビア王女は緑色の髪と瞳を持って生まれた。
王国においてそれは、災厄と争いを呼び寄せる魔女の証。
王命により髪と瞳の色を隠したまま公爵令息と婚約していたが、髪色を暴かれ婚約破棄されてしまう。
幽閉されるオリビアだったが、転機が訪れる。
護衛に騎士を、付けるというのだ。
女神のように美しい、女騎士を。
オリビア王女と女騎士リルは、女性同士の倒錯した恋愛の世界へ。
……と思われたが、女騎士の正体は女装した美男子!?
しかも隣国の皇子?
蔑まれていた王女が隣国に連れ去られ、聖女と崇められたりベッタベタに愛され幸せになるお話。
投稿初日は、5話まで投稿。
第2話 12:00
第3話 15:00
第4話 18:00
第5話 21:00
第6話以降は、毎朝9:00に1話ずつ投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 09:00:00
112395文字
会話率:26%
侯爵令嬢であるレティシアは幼い頃にトルネシア王国の王太子であるシオン・ヴィ・トルネシアの婚約者になった。けれど、シオンは病弱で長くは生きられないと医師から言われていた。それでも懸命に生きようとするシオンにレティシアはいつからか恋心を抱くよう
になったが、レティシアが19歳の時、彼は亡くなってしまう。悲しみに打ちひしがれる中、レティシアはシオンが生前残した手紙により新たに婚約者をあてがわれる。その人物はシオンが信頼を置いていたユーフェリア・シリウス侯爵。この国では珍しい髪色と瞳を持つユーフェリアだが、数年前に流行った疫病により顔の左半分に一生消せない痕が残っていた・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 19:00:00
79695文字
会話率:26%
聖女として異世界に召喚されたアイラは長旅の末魔王を倒し仲間と共に凱旋した。
しかし婚約者のエルンスト王子は彼女が魔物に魂を売り渡したと断罪する。
その根拠は彼女の黒髪だった。しかしアイラの髪色は召喚された時点で漆黒をしていた。
アイラと共に
召喚された勇者ソウゴは王子の言いがかりに激怒する。
だがエルンストは全く反省せず金髪の美女を腕に絡ませアイラを嘲笑った。
「汚れた色の傷物女が!戦うしか能のない婢女(はしため)はもうこの国に必要ない!」
「……それは、魔王が倒されて世界が平和になったからですか?」
そうだと頷く婚約者を黒髪の聖女は無表情に見つめ言った。
「もういいでしょうか、陛下」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 14:41:04
5571文字
会話率:36%
【毎日更新 頑張ります】
※タイトルに釣られた方へ。
この小説はエッチです。
が、初めからエッチではありません。
エッチは段階を踏んで至る極地です。最初は我慢しましょう。
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——そのア
パートには五人の美少女が住んでいる。
「初めまして、リトくん。これからよろしくね」
一〇一号室、橘柚希——タチバナ ユヅキ。二十一歳、身長一六三センチ、職業はアパレル販売員。
「や、リー君。これから——よろしく、ね?」
二〇一号室、一ノ瀬梓——イチノセ アズサ。二十歳、身長一七〇センチ、大学三年生。
「はい、挨拶ね。これからよろしく、リト」
二〇二号室、牧野凛——マキノ リン。十八歳、身長一六四センチ、大学一年生。
「初めまして! これからよろしくお願いします、リトさん!」
一〇三号室、結城摩耶——ユウキ マヤ。十七歳、身長一五六センチ、高校三年生。
「初めまして、リト。よろしくね」
二〇三号室、甘羽翆——アマハ スイ。十六歳、身長一四九センチ、高校二年生。
「……どうして、こうなったんだ?」
突如として五人の美少女と同じアパートに住むことになった主人公・神薙浬杜——カンナギ リト。
これは、ただただ同じアパートの美少女達に犯されそうになる話。
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【修正点】
・全話 主人公の一人称を『僕』から『俺』に変更。
・一ノ瀬梓の髪色を『緑がかった暗い茶髪』から『暗い深緑色の髪』に変更。
・『重要』神薙浬杜の正確を変更。結城摩耶の性格を変更。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 23:38:23
7113文字
会話率:36%
髪色が呪われた黒であったことから両親から疎まれ、隠居した父方の祖父母のいる田舎で育ったアリスティア・ベレニス・カサンドル。カサンドル侯爵家のご令息として恥ずかしくない教養を祖父母の教えの元身につけた…のだが、農作業の手伝いの方が貴族として過
ごすより好き。
そんなアリスティア十八歳に急な婚約が持ち上がった。アリスティアの双子の姉、アナイス・セレスト・カサンドル。アリスティアとは違い金の御髪の彼女は侯爵家で大変かわいがられていた。そんなアナイスに、とある同盟国の公爵家の当主との婚約が持ちかけられたのだが、アナイスは婿を取ってカサンドル家を継ぎたいからと男であるアリスティアに婚約を押し付けてしまう。アリスティアとアナイスは髪色以外は見た目がそっくりで、アリスティアは田舎に引っ込んでいたためいけてしまった。
アリスは自分の性別がバレたらどうなるか、また自分の呪われた黒を見て相手はどう思うかと心配になった。そして顔合わせすることになったが、なんと公爵家の執事長に性別が即行でバレた。
公爵家には公爵と歳の離れた腹違いの弟がいる。前公爵の正妻との唯一の子である。公爵は、正当な継承権を持つ正妻の息子があまりにも幼く家を継げないため、妾腹でありながら爵位を継承したのだ。なので公爵の後を継ぐのはこの弟と決まっている。そのため公爵に必要なのは同盟国の有力貴族との縁のみ。嫁が子供を産む必要はない。
アリスティアが男であることがバレたら捨てられると思いきや、公爵の弟に懐かれたアリスティアは公爵に「家同士の婚姻という事実だけがあれば良い」と言われてそのまま公爵家で暮らすことになる。
一方婚約者、二十五歳のクロヴィス・シリル・ドナシアンは嫁に来たのが男で困惑。しかし可愛い弟と仲良くなるのが早かったのと弟について黙って結婚しようとしていた負い目でアリスティアを追い出す気になれず婚約を結ぶことに。
これはそんなクロヴィスとアリスティアが少しずつ近づいていき、本物の夫婦になるまでの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 12:00:00
120288文字
会話率:74%
髪色が呪われた黒であったことから両親から疎まれ、隠居した父方の祖父母のいる田舎で育ったアリス・ベレニス・カサンドル。カサンドル侯爵家のご令嬢として恥ずかしくない教養を祖父母の教えの元身につけた…のだが、なにせ田舎育ちの野生児である。一応貴族
として人と接する時は敬語で喋るが、それ以外では田舎言葉丸出しであった。
そんなアリス十八歳に急な婚約が持ち上がった。アリスの双子の姉、アナイス・セレスト・カサンドル。アリスとは違い金の御髪の彼女は侯爵家で大変かわいがられていた。そんなアナイスに、とある公爵家の当主との婚約が持ちかけられたのだが、アナイスは婿を取ってカサンドル家を継ぎたいからとアリスに婚約を押し付けてしまう。
アリスは特に嫌がる理由もないので快諾。ただ、自分の呪われた黒を見て相手はどう思うかとちょっと心配になった。そして顔合わせすることになったが、アリスは婚約者に言われる。髪が黒だろうが金だろうが我が公爵家には関係ない、侯爵家との縁になればそれで十分役に立つと。アリスは婚約者のファンになった。以前田舎の平民の友達に教えてもらった推し活とやらを今こそやるべきだと奮起する。
一方婚約者、二十五歳のクロヴィス・シリル・ドナシアンは黒の少女があんまりにも綺麗な色を持つのでびっくりしていた。人の感情の色が見える彼は、やや人間不信気味なところがあるのだが黒の少女は自分に対して媚びも見えないし嫌悪も見えない。綺麗で純粋な好意のみが見えた。ただ、少し不安そうな色が見えたので慰めてやれば好意の色が濃くなった。そして、よく分からない推し活とやらを始めた黒の少女。それに対してクロヴィスは…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 19:56:46
10465文字
会話率:68%
「今まで楽しかったよ。ありがとう。陽菜も頑張れよ!!」
と40歳の誕生日当日に恋人にフラれた東出陽菜(ひがしで はるな)はやけ酒をあおり、酔って風呂場で転んで気を失う。
痛みで目が覚めて見上げれば、青と白の2つの月の空。
ヤバい完全に異世界
だ。なのに自分は服一つもない素っ裸!!
せめて服を、とさ迷い出た湖のほとりで偶然発見したマントとブローチをちょっと拝借したら、年齢が25歳に巻き戻り、マントの持ち主でほぼほぼエイトパック男のエードルフにコソ泥ゴブリンと呼ばれて、とっ捕まってしまう。
エードルフ達は事情を聞き、時間はかかるかも知れないが帰る方法を探す、その間ここで働かないかとの提案。
ハルナは受け入れて、団員達との異世界生活が始まる。
ちょっと食いしん坊同士の2人、美味しいご飯と日常生活から始まる、しがらみだらけの嘘つき2人の恋は一体どうなるのか?
本作は同名短編をプロットにして大幅加筆してあります。
エードルフの見た目をちょっと変更しました。(髪色変更)
ハルナに対してのルドヴィルの口調、少し改めます。
手っ取り早く結末を知りたい方は同名短編をどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 23:26:50
130801文字
会話率:28%
王子の婚約者に決まったカサンドラは考えた。あら、私って悪役令嬢じゃないかしら?派手な髪色、派手な瞳、気の強そうな顔は傲慢そうにも見えるし、私、やっぱり悪役令嬢なんじゃないかしら?追放処分までは良いとしても、実家没落はいただけない。そもそも、
王子をめぐって意地悪だのイジメだのなんて面倒臭いじゃない!だけど、このキッツイ顔が冤罪を呼ぶのよ、そうよ、そうなのよ、この顔がある限り安心なんかしていられないわ。
王子妃なんか興味ない、なんなら結婚もしたくない。冤罪をかけられる前に、ありとあらゆる策に出る。悪役令嬢と呼ばれるのは良いとしても、実家に迷惑がかからないように手配する。
王子の気持ちって考えているんですかね?冤罪阻止・ヒロイン阻止のラブファンタジー。カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 17:00:00
77824文字
会話率:39%
皮肉っぽい、コミュ症で、メンヘラな男子高校生、本野 ジン死す。
起きた時にはめちゃかわのおめめくりくり白髪色白ロリに…
最終更新:2023-02-26 23:19:39
7094文字
会話率:7%
水々しくぷっくりと膨らんだ唇と、青い瞳。
長い睫毛が瞳をより大きく見せ、顔の美しさを際立たせている。うっすらと紅のさした頬が顔全体の色味を引き立て、濡羽色の髪色が風の中で揺れている。
ああ、完璧だーー
最終更新:2023-02-26 23:15:23
2766文字
会話率:4%
派手な髪色は自由、屋上は解放されている、生徒会の権限が強い……。一条俊は自分の生活がラブコメに侵食されていることに気が付く。その異変の中心は親友の上代悠斗にあった。そして一条はある少女のために悠斗の恋愛を破壊すると決めるが……。ラブコメの
既成概念を破壊する問題作!
※小説家になろうでも、順次更新をしていきますが、カクヨムではなろう版よりも2章ほど連載が進んでいます。続きがどうしても気になる方は、カクヨム版をご覧ください!
→https://kakuyomu.jp/works/16816700426093803069折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 08:02:18
13209文字
会話率:63%
彼がかつて愛した人は私の知っている人だった。
髪色、瞳の色、そして後ろ姿は私にとても似ている。
いいえ違う…、似ているのは彼女ではなく私だ。望まれて嫁いだから愛されているのかと思っていたけれども、それは間違いだと知ってしまった。
『私はただ
の身代わりだったのね…』
彼は変わらない。
いつも優しい言葉を紡いでくれる。
でも真実を知ってしまった私にはそれが嘘だと分かっているから…。
※この作品はアルファポリスにて投稿完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 16:53:46
40336文字
会話率:11%
俺の名前は、田中ヨシヒロ。社会人5年目で渋谷のソシャゲ会社で『魔王コレクション』の運営をやっている。
突然、前任のマネジャーが失踪して、俺はプロジェクト・マネジャーを任されることになった。
しかし、管理職とは名ばかりでやっているのはマスター
データの更新からお知らせの作成、デバッグとやっていることはプランナー時代と何も変わらない。
ある日、深夜にハイパーインフレした『クァンタム・スーパーレア』のガチャのお知らせを更新しようするが、意識を失い眠りに落ちた。
目が覚めると、そこにいるのは薄紅色の髪色のロリ魔王だった。
「…おい。何をそんなところで呆けておるのじゃ」
「ここは……ダンジョン? それにしてもボロボロじゃないか」
「こっ、このダンジョンは開発中で…マグマ床もこれから発注する予定……なのじゃ」
1ヶ月後にやってくる勇者。完成しないダンジョン。終わらないデスマーチ。
これは、現代のプロジェクト・マネジャーがダンジョン開発をし、勇者を迎え撃つ物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 23:05:36
44194文字
会話率:37%
髪色の違いによって、能力が異なる世界の物語。
銀髪のルークは、希少種でありながら自分には才能がないことに悩んでいた。
しかし、変異種のアレキサンドラに出会ったことで、眠っていた破壊の力が覚醒する。
自分にしか出来ないことを探し
求めていたはずなのに、手に入れた力は望んでいたものとは程遠かった。
強大な力に戸惑いながらも、仲間と共に成長していく異世界ファンタジー。
〜髪色と特性の分類〜
【基本種】
・シトリン
金髪で力が強く、戦闘能力が高い。
・オニキス
黒髪で魔力を持ち、魔術を使いこなす。
【希少種(混血児)】
・プラチナ
銀髪で癒しの魔術を操る。稀に破壊の力を持つものがいる。
・ガーネット
赤髪で頭脳明晰。さまざまな分野で研究・開発を行う。
【変異種】
髪色と特性が逆転した突然変異種。
【無能力者】
どの髪色の特性も持たない者。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 12:14:01
105141文字
会話率:39%
主人公である湊 裕樹はvtuberが好きな高校二年生。ある日秋葉原に好きなvtuberである雪白 雫のグッズを買いに行ったところ、お金が無くタピオカを買えないでいる女の子と遭遇する。そんな女の子にタピオカを奢ってあげるとお礼をしてくれること
に。ただしお礼の内容は内緒のまま。
そして次の日朝起きると、雫ちゃんと同じ髪色になっていた!
徐々に変化していく身体。彼が彼女になった時。彼女の時計は急激に周り始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 17:49:23
30781文字
会話率:59%
私、瀬能 陽妃(あきひ)は日本生まれの日本育ち…だった。
人と違うのは霊能力があること。
でもずっと、私を護ってきてくれた守護霊に突然異世界ガーネジアに連れてこられた。
そこは魔法が存在する世界。そして私の魂はここから来て、守護霊はこっちの
世界のお父さんだった。
私はある理由から、母のお腹に宿った時に命を狙われ、両親は持てる魔力を駆使して、私を地球に飛ばした。
黒髪黒目のはずだった私の髪は、夜になると薄紅色の髪になる。こっちの世界の母と同じ色。
この髪色になるのは自分の霊力で張った結界の中と夜だけ。
そして、私はこの世界では魔法が使えない。使えるのは霊力だけ。
でも私が命を狙われる理由って、何?
ようやく異世界にもなれてきたので、霊力使って占い師でもやってみたら、よく当たると大評判になっちゃった。「◯◯の母」だね。
有名になりすぎて、とうとうお城から呼び出されて、王子様の運命の相手を占いで探して欲しいと頼まれたけど…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 00:12:52
101031文字
会話率:47%
―継承権第五位の一番王位に遠い王子として生まれ変わった僕。これで安心して自由に過ごせる!と思いきや、僕は王家で受け継がれる髪色を持っていなくて、周りに虐げられる日々。何もかも面倒くさくて部屋から絶対に出ない生活をおくっていたら…―
最終更新:2022-12-03 12:49:30
31497文字
会話率:46%
【6万PV感謝】
ナディール王国の王女エリザベートの『学友』として城に住むようになった男爵令嬢のマリエッタ。
でも実は『学友』ではなく、『御身代』(同じ髪色、同じ瞳色をした危険が迫った時には身代わりになる者)としての役目があった。
いつも一
緒の二人が成長して聖女になって、歌を歌ったりいろんな人を治癒したりするお話し。
第二章からヒロインにも恋をしてもらいます。
※カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 17:47:41
597800文字
会話率:28%
メリア・オフトレスは三姉妹の真ん中。
しかしオフトレス家に代々伝わる緑髪を受け継がず生まれたために母や姉妹らから虐げられていた。
だがある時、トレットという青年が現れて……?
著作者:四季 無断転載は固く禁じます。
全8話、2022.
11.9~10執筆
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 04:09:52
10605文字
会話率:51%
リンカイ王国のファイアール公爵の嫡男で生まれたアキ・ファイアール。
しかし産まれた瞬間から後継からは外され、いないものとして育てられた。
その理由はただ一つ。水色の髪色のせいだった。
魔力には色があり、ファイアールは火を司る家。火の適正があ
ればあるほど髪の色は真っ赤になる。
12歳の誕生日に離れの裏にある祠が光っていた。そこでアキ・ファイアールは蒼炎の魔法に目覚める。
今更、ファイアールの封印守護者になるつもりもない。夢である冒険者になるため家出をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 19:00:00
778716文字
会話率:26%
ラインハルト王国の第三王子であるレインは優秀だが性格が終わっている。そのせいか婚約者であるロゼッタに本気の家出を決行されてしまった。そんなことは気にせずストーカーのごとく追いかけ辿り着いたのはなんと異世界(日本)だった。
「私から逃げられ
ると思ったの? ロゼ」
魔力を辿り異世界で見つけたと思った婚約者の腕はなぜか記憶しているよりも細く、背も小さく、髪色も違っていた。
「お父さん!! お母さん!!」
叫ぶ少女を庇いにきたのは、レインのよく知る記憶通りの婚約者よりも少々歳を経ていた。異世界まで追いかけたは良いが、なんと時間軸を間違えて16年後に来てしまっていた。レインが掴んだのは自身の婚約者の娘だったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 22:25:39
16340文字
会話率:56%