葉っぱの間から差し込む光。
時に優しさは焦がしてしまう。
それを知って、また隠れる。
最終更新:2022-07-14 17:58:52
397文字
会話率:0%
今日がいったい何の日であるのか、それは皆一言も話題にしない。けれども、おそらく今日はクリスマスとタメを張るレベルで異常な件数の恋が実る日であり、同時に阿鼻叫喚するレベルの件数の恋が潰える日でもある。当たり前だ、そもそも今日この日は、そのため
にだけにあるようなものなのだから・・・「バレンタインデー」人はこの日をそう呼ぶ。そして、私にとってこの日は、一年で最も生命の危機を感じる日である……耳が隠れる程度の長さの鮮やかな黒髪、そしてその下に見える整った眉と凛々しい瞳。スレンダーな体が姿勢の良さのおかげでよく映える。今日もあちらこちらから女の子の黄色い声が上がる。そんな声を聞き、この声を一身に受ける黒江は贅沢にも一つため息。そのため息は、別に優越感からくるものではなく、心の底から腹の底から出てきたモノであった。単純に嬉しくないのである。黒江瞳子。それが『彼女』の名前だった……ざっくりいうとバレンタインデーの話です。主人公の黒江瞳子(クロエトウコ♀)は、クレイジーサイコヤンデレ幼なじみ後輩、及川カレン(オイカワカレン♀)の持ってきた媚薬を破壊した所、薬の効果でクラスメイト+先生が正気を失って彼女の貞操を求めて彼女を昨今のゾンビものレベルの猛ダッシュで追いかける色魔となってしまいます。当然捕まればこの作品は18禁的展開に!彼女は無事にげきれるのか!?頭空っぽにして読める勢いしか無い系青春ジェットコースター・バレンタイン・ラブコメです。頭空っぽにして描いたので、頭空っぽにして読んでもらえるとすごく嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 22:02:38
4737文字
会話率:43%
舞台は現代の長崎市。
毎年、この町では、夏祭りの終わりに、人が死ぬ怪死事件が起きていた。
原因不明はおろか、犯人すら存在するのかも分からず、警察はお手上げとなり、捜査は一旦打ち切られ、事実上、事件は未解決となってしまう。
しかし、長崎市の各校ではある噂が広まっていた。
毎年、夏祭りの終わりに、誰かが神隠しに遭い、その世界にいる悪霊とかくれんぼをすることを強要され、連れて来られた人間は隠れる役、悪霊が鬼役を引き受けて遊ぶのだと。
そして、鬼に見つかり、捕まったものは殺されるという怪談話が、子供達の間で話題となっていた。
そんな長崎のとある高校に通う、16歳の女子高生、七瀬沙羅はある出来事が原因で落ち込み、無口になり、何も楽しめない高校生活を送るが、やがて、そんな彼女の身に、これから始まる恐怖が待ち受けていた。
惨劇の夏祭りと恐怖のかくれんぼが、この長崎で幕を開ける。
なろう企画、夏のホラー2021の為に創作し、かくれんぼと夏祭りをテーマに長崎を舞台とした青春ホラー小説。
※注、この物語はフィクションです。実在の町、団体、組織、史実とは一切、何も関係ありません。
//最初、短編として書いていましたが、書けば書くほど何故か長くなってしまいましたので、思い切って長編として連載することにしました。物語はそんなに長く書く予定はないので、短めに終わらせる予定です。
ちなみに申しますと、本当は直接、現地の長崎で町や博物館を取材しに行きたかったのですが、金もなく、コロナで自粛せざるを得なかったので、ネットや地元の図書館の本で勉強して、書くしか他にありませんでした。知識不足ではありますが、どうかご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 15:18:47
98470文字
会話率:43%
皆さん、知っていますか?
どこかの小さなカフェの隣に、隠れるように開店しているお店を。
誰もが気付かない、見向きもしない、目立たないお店。
でも、そのお店に入れば、誰もが幸せになれるんです。
何故なのかは入れば分かります。
私も幸せになっ
たので保証します。
少しだけ、そのお店の雰囲気を教えてあげますね。
お店の中へ入ると、蜜柑の香りが心を癒してくれます。
可愛い雑貨が並んでいて、店員さんは二名です。
ベビーフェイスのイケメン男性と、見た目も中身も可愛らしい大学生の女の子です。
二人はとても仲が良さそうです。
そして可愛らしい大学生の女の子が言うのです。
「いらっしゃいませ。モリノみかんセイノ心へ」
すると、ベビーフェイスのイケメンの男性が、私を真剣な眼差しで見ながら言うのです。
「あなたの恋愛、成仏させます」
このお話は、そんな店員さん二人の、最初の物語です。
このお店ができる前のお話なんです。
さあ、どうぞ。
お店の中へ。
『モリノみかんセイノ心』
開店です。
◇全7話、朝6時頃の更新です。(1話7千文字~8千文字です)
全7話、毎日更新です。
最終話まで書き終わっていますので、安心してお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 06:19:12
57191文字
会話率:51%
突如世界はRPGの世界となった。
人間と魔物が離れて暮らすことで平和だったはずの日常は、プレイヤーがゲームをクリアするまでは戻ってこない。それまでは人間と魔物は互いを憎み、プレイヤーは魔物を倒し続けるのだ。
ただひとりその事実を知
る俺だが、何ともすることができない。ただのゴブリンにどうしろと。異常な空間になった世界が怖くて愛する弟とゲームが終わるまで隠れて待っていたが……なかなか終わらない。
隠れるのも飽きてきて真相を確かめにいけば、なんとプレイヤーはゲームがド下手らしい……!
やべぇ、何とかしなきゃ一生隠居生活やん。
これは元の世界を取り戻すためにプレイヤーを、「ゲームの世界」を利用しながら全力でサポートする旅に出たゴブリン兄弟の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 21:00:00
6394文字
会話率:31%
世はまさに大チート時代。生まれ持って身に宿した異能力、スキルが全ての世界、ナーロゥ・ケインでは、ある日を境にやれチート異世界人だの、チート転生者だの、雑魚スキルだと思ったら実はチートスキルだっただの、チート追放者だの、無茶苦茶な強さを持った
人間たちが台頭し、世界の頂点に君臨していたドラゴンたちは虫けらのように駆逐されまくった。
しまいにはスキルも満足に使えなくなるまでに弱体化しまくって、世界最弱の烙印を押されたドラゴンたちは世界各地で隠れるようにひっそりと暮らしていたが、ある日ドラゴンの村が野盗に襲われ、全滅する事件が起こる。
「……自分の弱さが憎い」
武門の名家の当主実の父から出来損ない呼ばわりされ、母と静かに暮らしていた、村唯一の生き残りである少女、アンジェラは【育成】のチートスキルを持った老婆と出会う。
これは何も守れなかった自分の無力を嘆いたドラゴンの少女が世界最強を目指す旅だ。
(注意書き)
テンプレチートばっかりのWEB小説界隈に新しい風をもたらすつもりで、全20話完結する程度ですが本気で内容考えて執筆済みです。続きを書くかは皆様からの評価次第。
主人公はチートスキルを使いませんが、敵はバンバン使ってきます。
WEB小説界隈では食傷気味なざまぁや追放要素はオマケ程度に出てきます。
所謂チートをスレイする系の物語ですが、チートキャラアンチという訳ではありません。
成長系主人公ですが、読みやすさを求めて物語がサクサク進むように意識しました。何話も使って長ったらしい修行パートはありません。
カクヨムでも執筆しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 17:54:37
97239文字
会話率:42%
国一番と呼ばれるフローラ学園で学年二位の成績を誇るアレンは、とある日、トンデモナイ光景を目にしてしまう。学園の生誕祭でアレンの元に伝言が届き、秘密の間と呼ばれる隠し部屋に向かう彼は、しかし、もうひとつの隠し部屋を見つけてしまう。
実は隠し部
屋好きな彼は、ドキドキを胸に、後から入ってきた人物の行動をじっくり観察する。ロウソクに火が灯り目にしたのは――アレンのパンツを嗅ぎ、アレンの髪や爪、乳歯を抱きしめている王女様であった。
あまりの動揺に、記憶が飛ぶアレン。彼は呆然としたまま本来の会合に参加し、気付いた時には、彼女のストーカーから護衛する任務についていた。
そこから始まる事件の数々。王女様のストーカーからは殺されかけ、王女様本人には殺害予告。果てには半強制的に婚約をさせられ、彼は逃げ場を失う。
だが、どうしても婚約したくないアレンは王城から抜け出し街に潜むことに。
そして、出会う運命の相手。
宿屋の娘である彼女と共に生活をし、徐々に恋心を募らせるアレン。しかし、逃亡したアレンを捕まえようと騎士たちが来て、二人は王都を転々とすることに。
そんなある日、変装用の道具を購入するために一人で出たアレンは、騎士たちに見つかり路地裏に隠れる。ところがそこで、高位貴族たちによる国家転覆の計画を知ってしまい、彼は不運なことに罪を被せられてしまう。
裁判官を買収され、もはやこれまでかと思った時、アレンに助っ人が現れた。
なんとそれは、これまで宿屋の娘に変装していた王女様だった。
彼女の『アレン日記』のおかげで無罪となったアレン。
彼女の重すぎる愛で救われたこともあり、婚約することも良いかなと考えを改める。そして開催されるパーティー。彼は王女様からの手紙に指定された場所へと向かう。
そして告白しようと思ったその時、彼は見てしまう。
自分のお漏らしパンツを嗅ぐ王女様を。
彼は思いなす。
――やっぱ逃げよう。と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 22:43:21
54820文字
会話率:33%
三年前のある事件を調査するために五人の探偵達が呼ばれる。オルパトスと名乗る人物によって屋敷に招かれた五人の探偵達は互いに力を合わせ、事件を解決に導ていく。三年前の事件の謎を紐解いたときその悲劇は起きた。現れた幽霊による恐ろしい三年前の話は本
当なのか。オルパトスという人物の影に隠れる真犯人とは。全ての謎が解けたとき探偵達の運命が決まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 20:32:42
17769文字
会話率:56%
ビルが立ち並ぶ
都会の森に
ひっそり隠れるようにして
小さな小さなお社のお話
キーワード:
最終更新:2022-03-20 21:32:02
235文字
会話率:0%
こちらは雨で、寒かったな~。
最終更新:2022-03-18 19:58:11
273文字
会話率:0%
啓蟄の頃
黄金虫が寝ている娘の頬に
貼り憑いている
棚の神棚の七福神
恵比寿様が台所のシンクタンクに
小判を置いて逃げてった
まこと此の世はおかしなもの
押し入れに父親のコートがかけてあって
ポケットの中ではそよ風が吹いていた
コートの中に
隠れると
私は見知らぬ街に出た
不可視の世界
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 13:41:18
2374文字
会話率:0%
なぜ歩き出してしまったのだろうか?
やはりこれは罰だ。
「いや、親族関係の表現として使ってるのはわかるんだが、そういうのまだナーバスな年頃というか、ついにナーバスな年頃というか」
「おじさん?」ナーバスとは何だろうか?
「ああ。背
筋が寒くなる」
翼は叔父の睦の反応を見て戸惑う。本当に夏の間、この叔父と二人で過ごさなければならないのだろうか?
……カーン!
また山から斧の音が聞こえる。
「わたしに聞かないでよ。ずるい」
「……ずるい?」睦が口籠る。
「うん、ずるい。お母さんの事以外で、まだ何か隠してない?」
カーン!カーン!カーン!カーン!カーン!カーン!
「じいさん死んでから、管理なんかしてなかったから、大変よ。私は山の事なんかわかんねぇからさ」
老人の近くに立って、はぁと生返事する睦の後ろにまた隠れる。
「……誰だぁ?その子」
「わかる訳ないだろ。普通」
渋々睦が前に向き直ると、翼はそれを指で拭って確かめた。
「ケンジントンなら開いてるだろ」
「そ。ありがとう」
車が砂利を踏み、走り出す。
カーン、と斧の音が聞こえた気がした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 06:47:14
71761文字
会話率:43%
世界から隠れるように住み、時に人前に出てはその力をまき散らす怪異と呼ばれる謎の存在。蓬莱学校、新聞部に所属する上杉氷濃はそんな怪異を斬れる特殊な力を持っていた。いつものように先輩である秋野結城に誘われ、怪異に遭遇。逃げる途中にカミを使役して
怪異と戦うという、謎の少女と邂逅する。怪異を斬る力を持っていても新聞部所属。女子高校生だけど流行には全くついていけない。氷濃は今日も、新聞部の存亡をかけて怪異に赴く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 09:00:00
53219文字
会話率:27%
小説投稿サイトのカクヨム様にて先に掲載しております。
「エリザベス・スコット・オースティン! 貴殿との婚約を関係を今この時をもって破棄するッ!!」
と若い青年は声高らかに宣言した。
その声に誘引され夜灯りに集まる蝶の様に、学園の生徒
達が何事かとゾロゾロと集まり始めた。
「……今まで婚約関係を結んでいたことが恥ずかしいぐらいだ……」
香水の酷いぐらい甘ったるい香りを振りまいて、目の前で居丈高にそう宣った“元”婚約者のサザーランド王国第一王子。ベン・アーサー・クラークは、きっぱりと言い切った。
ベン王子は、王立学園の中庭の茶会などを楽しむ女子達の憩いの空間には、やや不釣り合いな同年代の男性が10人ほど、率いて押しかけてきていた。
私は何もやましい事はないのだからと自分に言い聞かせ。動揺した態度を見せないように心掛けて、勉強会のために入れていた熱い紅茶を口に含む構内を湿らせた。
周りの取り巻きを見ても誰一人として動、揺している者はいない事からも、相手をする王子たちにとっては、当たり前の要求を突き付けてくる腹積りなのだろう……。
そしてベン王子の傍らには、不釣り合いな妹のヘファイスティアが、その背に隠れるように佇んでいて、私のことをジッと睨み付けて来た。
「そうですか……一応理由をお聞かせいただいても? 国家間の問題ですから私の立場では、今この場でお返事をお返しする事は出来ません。今日の所はお引き取り頂いてもよろしいでしょうか?」
理由を聞いたのは実の子でないのに、私を憐れみ、どこに嫁出しても恥ずかしくないようにと、王族として恥ずかしくないように育ててくれた。伯母に報告するための事であった。
そして今ならまだ悪い冗談と言う事に出来るので、本国から連れて来たお友達と相談して冷静になってください、との二つの意味を込めて返事をした。
ベン王子には私の意図は全く通じなかったようだ。それも当然と言っていいだろう……先程王子の背中に何故か隠れている。義母の実の娘である第二王女ヘファイスティアの方を、見ても全く動じて居ないのであの娘は既に知っていたのであろう。
まあ、理由は隣にいる妹だという事ぐらいは容易に想像がつきますが……
はァ……ホントに馬鹿な娘……義母様ごめんなさい……できる限りの事はするわ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 00:00:00
5849文字
会話率:58%
現代社会の影に隠れるように存在する、異能の力である魔術。
魔術を扱う者は己の力を隠しながら社会を生きることが半ば義務づけられている。しかし時として欲望のままにその力を振りまき、事件を起こす存在もまたいる。故に、力をもってそれを制する存在もま
たいる。
これは魔術を操る者たちの間に引き起こされる戦いの物語。
その様な中、彼ら彼女らは何を見て、得て、そして失い、何を見つけるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 23:03:22
71774文字
会話率:38%
王国の隠されたる罪。
魔との戦いに身を捧げた青年は、偽証によって陥れられ、地下牢に幽閉される。
それから月日は流れ、そこに知りたがりの姫君がたどりついた。
【他サイトにも公開あり】
最終更新:2022-01-11 19:35:03
8000文字
会話率:22%
もしかしたら転生?それとも入れ替わり?とにかくわからないけど、異世界で暮らすことになった。
この国の事はわからないけど、相棒の幽霊が少しずつ教えてくれる。しかし、彼女は、少しズレていた。
まったくかみ合わない彼女が言うには、「あなたの攻略
対象は、彼、王太子よ。」
地方に隠れる様に暮らしている女の子が、どうやって、王太子と出会うの?
それに、あの王太子、婚約者がいるのに・・・??ありえない!!
転生された国に簡単に溶け込む事は、非常に難しい・・・。でも、彼女がいてくれたから・・わたし・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 08:00:00
227197文字
会話率:71%
俺と相思相愛な超絶美少女、凛が男子校である俺の高校にこっそり来てしまった!
これは隠れるしかない!
最終更新:2021-12-14 23:57:14
1000文字
会話率:21%
魔女は1人で旅をします。
今日は、雲に隠れる、空に浮かぶ島に。
そこには、1人の大きな機械の人がいました。
魔女は、彼といろいろな話をします。
魔女旅シリーズ4作目。
「世界の終わりに咲いた花の名を探す」を読んでからお読みいただく
と、より物語を楽しめると思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-13 22:07:20
5568文字
会話率:36%
その国では夜空から蛇座が消える3ヶ月間の間、オフェウクスの儀と呼ばれる儀式が行われる。婚姻を約束した男女が同じ家で過ごし、互いの気持ちを確かめ合う古い風習だ。
公爵令嬢ディシル・オトもまた、今年からオーズ王子とオフェウクスの儀に入る予定だ
った。
だが不幸が重なり、2人の婚約は破談となることになった。さらには従姉妹に婚約者の座を奪われ、ディシルは深く傷ついた。
そんな折、ディシルにフロド・ヴィトニルソン侯爵との縁談話が浮上する。通称は氷のフロド。彼には女嫌いの男色家で拷問好きという、恐ろしい噂があった。
やがて蛇座が隠れると、ディシルは婚約者としてフロド侯爵の屋敷に滞在することになる。人一倍に臆病なディシルにとって、その滞在は大きな試練だった。
「あそこに白い塔があるだろう。あそこには絶対に近付くな」
「ぇ……」
その男、氷のフロドは笑顔を知らない。毎日を屋敷ではなく白亜の塔にこもって過ごし、愛らしい小姓と共に、何かの秘密を抱えて生きている。
果たしてディシルは、男色家でサディストと悪名高い男の屋敷で、3ヶ月も無事でいられるのだろうか。
※約3.5万字の中編。毎日投稿で半月以内に完結します。ホラーではありません。(念のため)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 00:10:40
33293文字
会話率:59%