宇宙を漂う地球人類を乗せた箱舟、コールドスリープした100人を運ぶスペースコロニー。
機能維持と繁殖のために造られ、生きるクローンチャイルド達。
繁殖が可能な年齢になり、人権はあると言われながらも自分の意志は置き去りに繁殖を進められて、自分
のオリジナルに対する葛藤や自分の意志と悩みながら、どう生きるか模索する話。
※生理とか繁殖とか交尾とかそういう言葉や話も出てくるので(行為そのものを描写することはしませんが)、一応R15設定しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 12:37:56
37189文字
会話率:27%
箱――そう言われて想像するものは何だろうか。
この場所で箱が何かと問えば、皆一様に街の事だと答えるだろう。
いくつもの箱が折り重なって出来た街。
ゴミ箱のように有象無象が流れ着き、ブタ箱のように無法地帯が広がるそこが、彼らの居住区だった。
箱に暮らす彼らを導くものもまた箱である。
その箱の名は――電脳箱[K-hack]。
電脳箱[K-hack]は常に道を示してくれた。
分からない事があれば正解を答え、何を選ぶべきか、どんな仕事に就くべきか、誰と結婚するべきか、今日何を食べるべきかまで、どんな些細な事でも答えを教えてくれた。
運び屋を営む青年アニ。
彼もまた電脳箱[K-hack]によってその道を選んだ者だ。
そんな彼に配達の依頼が舞い込んで来る。
けして中を見てはいけない箱――その箱を運ぶアニに奇妙な出来事が起こり――――しかして、電脳箱[K-hack]は何も答えなかった。
代わりに――眼鏡の男がアニに手を差し伸べる。
「怪異って知ってる?」
依頼人オリアが求めるその箱は果たしてどんなものなのか。
運び屋アニと民族学者オリアが織り成す、箱に纏わるちょっぴりレトロでちょっぴりホラーなサイバー怪異譚が蓋を開ける――……?
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不定期更新
バトルあり急接近ありのバディ成分強めの怪異譚
評価等々頂けましたら嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 20:00:00
414172文字
会話率:26%
何でも屋、万能堂には魔女が住むと言われている。そんな話を聞いたのはいつだったか。実際にその現場で働くことになった主人公の怜は何千年と生きる魔女、リリムと共に日々舞い込んでくる依頼をこなしていた。そんな日々を続けていく内に世界を巻き込んだ事件
へと巻き込まれていくことになる。
どこにもあってどこにもない。そんな万能堂には様々な依頼が日々舞い込んでくる。今日もまた新たな依頼主がこの万能堂へと足を運ぶ―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 00:00:00
27398文字
会話率:39%
魔導運送士アランは、亡き友人の夢を胸に、各地を巡りながら働いている。彼の仕事は、手紙や工芸品、時には人まで、さまざまなものを運ぶことだ。運ぶ品物を通じて、その土地の文化や人々の生活に触れながら、彼は友人が見たかった世界を自分の目で見ている
。
今日もまた、街から街へと積み荷を運ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 10:59:12
58102文字
会話率:31%
京都市の珍地名、天使突抜。
ここに事務所を構えるのは、ラブレター1枚から、御法に触れるヤバいブツまで、“3つのルール”を守れば絶対に何でも運びきる最強の運び屋コンビ。
ピカイチの運転テクニックを持つ神崎 碧と、百発百中の銃の使い手 朝倉 澪
。
彼女たちは今日もキケンと隣り合わせの、様々なミッションをこなしていく!!
少女運び屋バディが織りなす、新時代のアクションサスペンスが今始まる。
「私たち“天使”に、運べないものなんてなにもない!」
【第一章 最強最速の天使】
快晴の朝、事務所に飛び込んできたのは嵐山郊外にある寺院 瑞奉寺からの依頼。
寺で預かっている呪いの道具「コトリバコ」を、除霊のために大阪・河内長野の寺院まで運んでほしいというものだった。
前金で300万という依頼料に浮かれ快く引き受けた澪だったが、碧は指定された条件にどこか違和感を覚えていた。
念のために調べてみると、瑞奉寺は最近巷を騒がせている新興カルト教団と深いつながりがあることが判明する。
コトリバコを使い、何をする気なのか?
オカルトめいた依頼に裏を感じつつ、2人は依頼を引き受け、伝説の呪具を大阪へと運ぶのだが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 18:00:00
212664文字
会話率:30%
「イングラム、安心しろ。
俺は必ず帰ってくる」
ソルヴィア王国にいる青年、イングラム·ハー
ウェイは消息不明となった先輩レオン·ハイウ インドの夢を見る。
自分の本来の目的を思い返しながら、城へ向か
う道中、貧民街の少女リルルを助け出す。
その後、彼は城内にて行方不明となった国民を 調査するため、目撃談のあるウルガル山へと足 を運ぶのだが一
マナと呼ばれる力を操り、ただひとつの目的を
持った青年イングラムが、先輩を見つけ出すつ
いでに、邪神たちをかつての件中間や地球の神々 と共に倒す物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 09:00:00
511478文字
会話率:38%
ハーモニア大学附属学院には、不気味な地下研究所があった。
【 真田タクミ 】は、ある日、いじめっ子の3人に脅され、友人の【 澤谷アヤカ 】を誘い、彼らと共に肝試しに参加した。
しかし、その地下研究室で目にしたのは、異形の化け物。
5人は拉致され、タクミは研究室のような場所で目を覚ました。
「この娘には予定通り妖精姫になってもらう」
科学者のような男と、黒いコートを着た不気味な男の会話。タクミは恐怖から一人逃げだすが、化け物が襲われる。
―― 殺される
そう、思った瞬間、化け物を何者かが蹴り飛ばした。
助けてくれたのは、アヤカとよく一緒にいるクラスメイトの【 羽瀬田リュウ 】だった。
タクミは自分の為にこの危険な場所に足を踏み入れたアヤカを救う為、リュウと共に地下研究所の奥へと再び足を運ぶ決意をする。
アヤカを救出し、安堵する2人。しかし、物音と共に起き上がった2人の目の前で、いじめっ子たちは施設内の化け物と同じ姿に変貌。リュウとタクミに襲い掛かる。
妖精姫と呼ばれ、精霊と語らう事の出来る少女・澤谷アヤカ。そして、彼女を命に代えても守ると語る羽瀬田リュウ。
【 ハーモニア大学附属学院 】に隠された、地下研究室の謎。
世界のエネルギー枯渇の解決の為、天才科学者イサム博士によるクローニング技術を用いた【 未来のエネルギー計画 】
アヤカの心に反応する、精霊たちの起こすエネルギー現象。
彼女のボディガードとして同じ学校に通うリュウが、科学実験と自身の過去に立ち向かう、現代ダークファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 22:02:56
159280文字
会話率:42%
聖女キリエは、幼いころに強盗に襲われ、命を失いかけるも、神に祈りを捧げた結果助かり、力に目覚める。
それ以降、彼女は神殿で聖女として働いていた。
事件のショックでしゃべれなくなるも、彼女はたくさんの人にやさしくし、またあいた時間を神に祈
りを捧げ続け、王都で【静謐の聖女】として有名となる。
しかしその人気をねたんだ他の聖女が、王太子に頼んで、キリエを神殿から追放させる。
キリエは王太子の策略にハマり、恐ろしいモンスターたちが出現するフィールド型ダンジョン、奈落の森に廃棄される。
しかしキリエは神々に愛されてるため、モンスターたちに攻撃を全く受け付けない。
それどころか、傷ついたモンスターや、居場所を追われた魔族たちを治療していく。
キリエの祈りは奈落の森に恵みを、そしてそこに暮らす人たちに幸せを運ぶ。
その結果、森に暮らす民たちは、みんなキリエを大好きになる。
一方、キリエを失った王国は衰退の一途をたどるはめとなる。
今更、キリエが重要だったと気づいた王太子が土下座しに来るが、もう遅い。
力をつけた森の民たちは、決して彼女を取られまいと、連れ戻しに来た人間たちを次々と撃退していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 11:28:14
367127文字
会話率:41%
素人は現実を見ずに夢想する。
本職からすれば、その語りは無知無謀な事ばかり。
でも、本職の言う事が正しいと言うのは、本当かな?
ライト兄弟が飛行機を発明した時、工学の専門家はこのような事を語ったという。
「素人は大西洋を越えて何百人も
の人を運ぶ巨人機を夢想するが、そんなものは決してあり得ない。
速度は速くなるだろうから、郵便配達には使えそうだが、それ以外に飛行機の用途なんて無いだろう」
だが、現実にはジャンボジェットが数百人の乗客を乗せ、大西洋どころか太平洋までも横断している。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 19:04:42
1862文字
会話率:14%
ダスペルの街にあるダンジョンで強くなろうとしていたおれは、ある日、アリアドネの守護者に荷物持ちをしないかと誘われ、未だ行ったことのない階層まで足を運ぶことになる。
キーワード:
最終更新:2024-11-03 18:29:05
6810文字
会話率:45%
「もう、邪魔! 本当にお前は目障りね!
どっかに引っ込んで、姿を見せないでちょうだい!」
政略結婚の前妻は病の為に亡くなった。
その夫には結婚前から懇意にする恋人がいた。
夫の恋人は後妻に収まり、アラキュリ侯爵夫人となった。
夫の名前
はアルオ、後妻の名前はニクス、二人の子はナジェール(男)である。
そして前妻はイッミリー、その子供はリオルナリー(女)である。
れっきとしたアルオとの子だが、リオルナリーはアルオに殆ど構われた記憶がなく、顔さえもうろ覚えである。
アルオも同じで、覚えているのは娘の髪が黄色かったと言うことだけ。
イッミリーが死ぬまで、自宅にろくに戻って来なかったので、娘の顔も瞳の色も忘れていた。覚えていないと言った方が正しいかもしれない。
取りあえず教育だけはしようと思い、家庭教師が来たらスカートを履いた黄色い頭の子供を連れて行った。黄色の髪は目立つから見つけやすい。裏手にある洗濯場の周囲で遊んでいるから、声もかけやすかった。
そこならニクスの目も届かず、彼女(ニクス)の機嫌が悪くなることもないから安心だ。
「わたしはリオよ。リオルナリーじゃないわ」
「ああ。名前なんてどうでも良いから、さっさと来い!」
抵抗する少女の腕を乱暴に掴んで、応接室に彼女を運ぶアルオ。その時彼は思った。
イッミリーがきちんとフルネームで呼んでおらず、愛称のリオを自分の名前だと思っているのだけで、成長すれば、自然と名前くらいわかるようになるだろうと。
応接室に来た彼女を見て、雇われたばかりの家庭教師はそばかすにおちょぼ口がリオルナリーだと覚えたし、使用人達も彼女がリオルナリーだと思い込んだ。
ただ使用人は、イッミリーが死んでから全員入れ換えていた。
ニクスはイッミリーが病に伏している時から、図々しくも時々侯爵邸に出入りしており、その時に伏し目がちに歩くリオルナリーを見かけて、イライラしていたのだ。
(私と息子(ナジェール)が此処に住めないで辛い思いをしているのに、あんな立派なドレスを自慢気に着ているなんて、許せないわ!)
そう思っていたので、葬儀が終わった時点で使用人棟に放り込んだのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 01:21:02
199739文字
会話率:27%
黒猫のボクは大好きな君の為に
君に見せたいものを運ぶ
キーワード:
最終更新:2024-10-30 17:19:14
556文字
会話率:0%
幸せを運ぶアオい鳥に誘われて迷いこんだ雨フル本屋。そんな本屋にある、とある一冊の物語。
一話完結短編
最終更新:2024-10-30 06:53:35
9966文字
会話率:34%
勉強が苦手な中学二年生の「俺」は、ある日、成績不振に気落ちしながら放課後の図書室に立ち寄る。そこには一人の女の子が静かに勉強しており、ふとしたきっかけで「俺」はその子に勉強を教えることに。次の日もまた次の日も、なぜか「俺」はその子とのやり取
りに胸が高鳴り、図書室へと足を運ぶ日々が続いていった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 22:18:34
2079文字
会話率:60%
我が道を行く騎士団長 x 悪評聖女のお話。
聖女ラルカリースに命を救ってもらったあの日から、彼女のことだけを想い騎士団長にまで上り詰めた男、クレイエヴァー・フォールウィン卿。
だが、司教は彼に言った。「それは100%思い込みで
す。多いんですよね『命を助けて貰った……この人が運命の相手だ、よっしゃーー絶対結婚したーーい!』と勘違いする騎士様が……」
聖女ラルカリース……『ミス死霊』、『黒衣の中毒者』、『戦場の狂聖女』……彼女の通り名を知らない者はいない……と思ったら、この騎士団長は知らなかったのだ……。
そんなことは気にせずに、我が道を行く騎士団長は愛しの二日酔い聖女に会う為、東教会へと足を運ぶのだった。
作成済みなので、全七話で完結します。
順次、アップしていきますので、お読み頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 11:10:00
16533文字
会話率:51%
主人公は、現実から逃げるように日々を過ごしている。家庭の問題に悩まされ、心の中でその問題から目を背けることばかり考えている。ある日、近所の映画館「ラ・ヴィ映画館」に足を運ぶ。ここでは、チケットが無料で、映画の中に入り込むような不思議な体験が
できる。最初はただの逃避だったが、次第に映画の中の出来事と現実が交錯し、自分の置かれた状況を見つめ直さざるを得なくなる。しかし、主人公はその感情を受け入れることなく、ただ現実と映画の世界を行き来するばかり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 16:30:00
2173文字
会話率:24%
毎朝会う少年が運ぶモノを自分の立場と重ねてしまう哀れな女社長
キーワード:
最終更新:2024-10-21 12:29:22
4679文字
会話率:5%
昭和30年代頃の丹沢山。新聞社に勤める若者が、ある日下山中に山崩れに巻き込まれ、その時一緒に歩いていて巻き込まれたた初老の男を助ける。足をくじいた男を、男の持つ山中の作り小屋まで運ぶが、日が暮れてきたため若者もそこで一泊することに。そこで
男は自分の出自について「山窩」であると言い、ここへ来た経緯を語り始める。
後日、若者の勤める新聞社に男から手紙が来る。散り散りになった山窩の仲間が集まり宴会をやるので、ぜひ出席してほしいというのだが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 12:05:23
10973文字
会話率:33%
未攻略な高難易度ダンジョンに足を踏み入れる精鋭たちがいた。
その者たちは、冒険者。名のあるパーティで結成されたクラン、その中でも選りすぐりのメンバーたちだ。
しかし、それでも攻略に不安が残ったクランマスターは、ある者に依頼を出す。
その者は、幸せを運ぶ者、と呼ばれる少女。冒険者ギルドに身を置きながらも、ほとんどの人が顔も見たこともない存在。彼もその一人だ。
だが、この少女には、冒険者ギルドの枠を超えある噂で有名だった。
それは、この少女が請け負った仕事は確実に成功され、それでいて依頼人が必ず無傷で帰ってくること。
その噂は真実なのか?
クランマスターは、無事にダンジョンを攻略できるのか? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 15:46:22
5304文字
会話率:45%
春先、ウチは高校生になりました。大人の仲間入りよん。
でもごめんね婆ちゃん、“なぎなた”はしないかも。思い出したくない過去があるから。
そんな日の帰り道、いきつけの神社で出会った不思議なガキ。貴女は私を何処へ運ぶの……ってえ? 日本にとん
でもない災いが振りかかろうとしているですって? 大変。
これはとある少女達が紡ぐ、絶望と希望の物語である。泥濘から這い上がれ。
基準:A
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 17:57:34
321898文字
会話率:25%