魔術師であり国家魔法薬調合師でもあるナツメは、新たに出現した魔物への脅威に対応するべく、徹夜で新薬の開発に勤しんでいた。
相棒のカノエは天才型の魔術師だが、絶賛スランプ中で頼りにならない。仕方なくひとり黙々と仕事をするナツメは疲れ果て、た
またま生まれた魔法薬を放置してしまっていた。
すると、それをカノエが飲み干してしまい……。
◇『小人になってしまった人』というお題で書いた、ファンタジー習作の短編です
◇どのジャンルに入れたらいいのか分かりませんでしたので、コメディにしています
◇他サイトでも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 12:00:00
10315文字
会話率:43%
スキル制VRMMORPG<Life Game>
それは自らの行動が、スキルとして反映されるゲーム。
そこに初めてログインした少年アキは……、少女になっていた!?
路地裏で精霊シルフと出会い、とある事から生産職への道を歩き始
める。
ゲームで出会った仲間たちと冒険に出たり、お家でアイテムをグツグツ煮込んだり。
そんなアキのプレイは、ちょっと人と違うみたいで……?
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2017年7月29日~8月3日のジャンル別日間ランキングにて、1位になりました。
皆様、ありがとうございます!!
2019年11月10日に累計PV500万を突破しました。
ありがとうございます!
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※当作品はカクヨム・アルファポリスで同時掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 20:05:30
784033文字
会話率:48%
「私、雪奈と一緒にゲームしたいなー?」
なんて軽い言葉に誘われて、高校生の『緋石 雪奈』は、小学校からの幼なじみである『猿渡 圭』と共に新作VRMMOゲームを始めることになった。
そのゲームは、プレイヤーレベルなし、完全スキル制、プレイ
ヤースキル重視のまさに異世界のようなゲームだった!
そしてその世界は、雪奈にとって……かなりマッチした世界だったのだ!
チュートリアルのスキル選びをガチャに委ねたことで手に入れたレアスキルと一緒に、立ち塞がる敵を一刀両断したり、プレイ中生産プレイヤーにして、ケートの知り合い『カリン』や、新米調合士の『ミト』などとも出会い、その日々が加速していく。
その中で、雪奈と圭の関係も変わっていき……?
ともかく、これは、運動神経リアルチートな女子高生雪奈こと『セツナ』と、彼女をサポートし、共にトップランカーを目指す圭こと『ケート』が過ごす、VRMMO『Freelife Frontier』での物語。
※ノベルアップさんにもあげてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 16:32:47
371422文字
会話率:53%
俺はケビン。この街では評判の薬師である。
『変人薬師』と言われ続けている。
色々あって薬事ギルドには入っていない。本当に色々あったからな。
そんな俺の店には、今日も妄想をぶちまけてくるお客が後を絶たない。
なんだって?俺の回復薬で尻尾が
生えた?何をバカなw
ハイハイ。お尻が2廻りほどでかくね。あんた食べすぎじゃねーか?
そんなバカな客を相手にするのも大変だが、俺は今日も精いっぱい安くて効果の高い回復薬を作り続けるのだ。
今に見てろよ俺だって!
凄い薬師だ!って呼ばせてやるよ!
ってお話です。
※エブリスタに企画として投稿した奴です。
企画テーマ『おくすり』
お気に召しましたら他の完結済み作品や連載中作品をお読みいただければ幸いです。
【連載】忌み子だった侯爵家の『捨てら令嬢』は謎スキル『もふり』で獣に『攫わ令嬢』に
https://ncode.syosetu.com/n9929ig/
【完結】保健委員だった僕、勇者パーティに火口に投げ込まれたのだからさすがに切れて...
https://ncode.syosetu.com/n1676if/
【完結】内気な聖女アンジェリカは目立ちたくない
https://ncode.syosetu.com/n1240ic/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 20:26:54
3137文字
会話率:50%
精油と呼ばれる香りの成分を使った療法であるアロマセラピー。
見目麗しいセラピストが、芳しい香りを部屋に振りまき、その香りに我々は癒される。我々がアロマセラピーに持つイメージはこのようなものだ。
ところが、アロマセラピーを趣味に持つ筆
者の友人(男)は、アロマセラピーをまるで怪しげな錬金術か、それとも狂科学かと思わせるような言動をしていた。
しかしまあ、そういうのも我々オタクの趣味としては面白い関わり方だな、と思っていた筆者は、その趣味の危険性を身をもって体験してしまったのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 19:27:46
4463文字
会話率:31%
元、伯爵令嬢「フラーリン・イーグラン」は卒業パーティーで婚約破棄をされ家を追い出され「フラン」として王都の隅で薬局を営んでいる。
フランは前世の記憶がある人間で、前世は薬学に秀でた魔女だったのだ。
そんな彼女の店には同級生で唯一無
二ともいえる友人の第一王子ーーミルニーク・ラムダンが度々やってくる。
婚約破棄パーティー……もとい卒業パーティーの後処理で胃を痛め、効き目がすごいと評判の薬を求めてきているのだ。
伯爵家を追い出されても定期的に通ってくれるミルニークとフラーリンはいつも他愛もない会話を楽しむ。
ところがその日は違った。
「なあフラーリン。君は薬の調合ができれば良いと言っていたね。ならそこが王宮であってもいいはずだよな?」
「今までそんなそぶりを見せなかったはずなのに、一体どうされたんです!?」
一気に距離を詰めて爆弾発言を落とすミルニークにフラーリンは――!?
息抜きに書いていたものなので設定がふわっとしていると思います。頭を空にしてお読みいただけると幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 20:35:12
7944文字
会話率:40%
オウリー伯爵家の当主リリーベル、彼女は日々忙しかった。オウリー家の財産と彼女目当ての求婚者たちを追い払うのに。
しかし、彼女は一人ではなかった。格闘術と隠密術に優れ、陰ながら彼女を守るじいやと、じいやに鍛え上げられた執事たち。そしてあり
とあらゆる薬を調合でき、彼女の敵を無力化してしまうばあや。さらにメイドたちも、家事のかたわら情報収集に余念がなかった。
つまりこのオウリー家の使用人たちは、最強だったのだ。彼らに支えられながら、リリーベルは当主としての仕事を全うしていた。
しかしあるパーティーで、リリーベルは公爵家の青年レオニスに求婚される。いつものように断ろうとした彼女だったが、じいやには何か考えがあるらしく、レオニスはしばらくオウリー家に滞在することになってしまったのだ。
求婚者たちにうんざりしていたリリーベルも、レオニスの真面目で誠実なところを好ましいと思うようになっていく。しかしそんなある日、到底見過ごせない事件が起こり、リリーベルは立ち上がることを決意した。
(※全12話のお話です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 12:13:22
43859文字
会話率:41%
魔法を使えるのは殆ど貴族に限られた世界において、公爵令嬢のリリアーナは、高位貴族にもかかわらず魔力が弱かった。そんな彼女は、平民出身ながら非常に稀な癒しの力を持つ聖女候補の少女に、許嫁だった王太子を取られ、公の場で婚約破棄を告げられてしまう
。復讐に燃えるリリアーナは、王太子と少女を葬ろうと企み、魔法薬作りの名手で学年主席のビクトールに「証拠の残らない毒薬」を作るように依頼した。彼は、平民の中でも最下層のスラム街から奨学金を得て魔法学校に入った特待生で、学校には内緒で法外な報酬と引き換えに違法な魔法薬を調合、闇ルートで販売していた。当然ビクトールは断るが、リリアーナはしつこく彼の元に通う。最初は憎悪しかなかった二人の関係性は、毎日のように顔を合わせるうち徐々に形を変えていくが、その一方で、身の回りで不可解な現象が起きるようになる。そしてある日、国を揺るがす事件が起こり、一見平穏だった日々は終わりを告げた。
*拙作の短編、中編を長編化したものです。設定だけ同じで中身は別物です。
*完結確約。全52話
*他サイトにも投稿。
*R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 10:57:22
191353文字
会話率:54%
漆黒の髪に、榛色の瞳。
かつて国に災いをもたらしたとされる魔女と容姿が一致する王女ヘーゼルは、魔女と呼ばれ、周囲から嫌厭されていた。
もちろん、血のつながった家族にさえも。
愛などなく、虐げられ続けるヘーゼルはしかしへこたれなかった
。それどころかメイドに扮しては乗り気で掃除をしたり、魔法薬の調合に勤しんだりする変わり者だったのだ。
――そんな彼女に恋の季節がやって来た。
お相手は偶然出会った隣国の皇子レノックス。度々王城の庭園で顔を合わせては徐々に親しくなっていく二人だが、ヘーゼルが魔女と呼ばれているせいでどんなに想い合っていてもレノックスとの結婚は叶わない。
恋を諦めたくないからと試行錯誤していたヘーゼルの元へ、一人の女性が現れる。それはなんと伝説の魔女の亡霊で……?
※この作品は、長岡更紗様主催『ドアマット大好き企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 12:00:00
20200文字
会話率:28%
ハルベール・マッキノン、17歳。
(たぶん)島一番の知恵者の彼は、幼なじみの親友たちとともに、とある儀式に臨んだ。神との繋がりを得て、そのご加護を賜わろうという儀式である。
島民たちに見守られる中、粛々と儀式が進んでいく。親友たちが名の知れ
た神々に認められ、立派なご加護を授かっていく。
そしていよいよ、大人たちからも一目置かれるハルベールの番。果たして、彼に導きを与える神は――
誰もその名を知らない女神であった。
そして、授けられたご加護は、【植物のことがよくわかる能力】。
儀式に臨んだ時のドキドキとは裏腹の結果。期待が裏切られることとなったハルベール。
だが、彼が立ち直るのは早い。その日の夕食の時には気を取り直していた彼は、顔を上げてまっすぐ前を見つめることにした。
――いや、前というか、もう少し別のモノを見つめることとなるのだが。
こうして彼の冒険が始まった。
人生を変えるはずの儀式で、賜ったのは超地味な加護。
導く女神の名を知る者はなく、加護が何の役に立つかもわからない。
「どーすんの」と尋ねれば、答えるのはきっと自分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 12:26:38
301801文字
会話率:24%
私の名前はコリンヌ。セルジア国のトレディール公爵令嬢、アシュリー様に仕えるメイドです。
お嬢様に出会ったのは私が四歳、お嬢様が六歳の時。
遡れば公爵家と遠縁になる貧乏男爵家の娘の私は両親を流行病で失い、身寄りもなく公爵家にアシュリー様のお世
話係として引き取られました。
銀糸の美しい髪にアメジストの瞳、透き通るような白い肌。出会ったとき思い出した。ここは前世の乙女ゲームの世界。お嬢様は悪役令嬢。この国の第二王子の婚約者で、彼のルートでは最後に婚約破棄されて国外追放されてしまう。
私はゲームでお嬢様の手足となりヒロインへ嫌がらせをした罪でお嬢様の追放後に処刑それてしまう。
何としてもそれだけは回避したい。そのためにお嬢様が断罪されないようにしなくては。
でもこの世界のお嬢様はなぜかゲームの設定と違う。体が弱くて毎日特別に調合された薬を飲まなくてはいけない。
時折発作も起こす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 21:00:00
31927文字
会話率:46%
普通の物を作るのに飽きた『調合屋 乙女の黄昏』の店主ミリーは、客を巻き込んで今日もとんちきなものを作り出す。
料理をしていたら、とんでもない兵器ができ、武器を作ろうとしたら日用品ができる。
奇妙なものばかり生み出す調合屋さんの日常。
*
一話完結型の短編集です。お好きなところをどうぞ。
*カクヨムでも投稿しています。
https://kakuyomu.jp/works/16817330653959107743折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 13:04:11
13790文字
会話率:60%
うだつの上がらない引き篭もりの在宅勤務リーマンで、ネットゲームプレイヤーのオレ。得意なジャンルはMMORPGだ。
トップゲーマーの名を欲しいままに数々のネットゲームを蹂躙してきた。イベントでランキングがあれば必ず上位に食い込むのはもちろ
んのこと、優勝することも珍しくない。そんなトッププレイヤーの中の人が、オレのような残念な人であることを皆は知らないだろう。
何より、オレは自分自身が好きではない。
嫌いな自分自身から抜け出して別の誰かになれる瞬間を謳歌するために、ゲームの世界を利用していただけだ。
そうして都内のワンルームのアパートでベッドとPCを往復する毎日を過ごしていたオレの元に、とあるゲームのクローズドベータテストプレイヤー(リリース前のテストプレイヤー)に当選した通知が舞い込んだ。
ゲームの名は『イルグラード(VR)』
手当たり次第に申し込んでいたテストプレイヤーの中から、新進気鋭のベンチャー企業が開発したVR型MMOPRGのテストプレイヤーに当選したのだ。
探り探りゲームの世界に足を踏み入れるオレ。だが、これまで以上に非現実をお手軽に手に入れられる環境を得たオレは驚喜する。
「こここそがオレの輝ける場所だ」……と。
だが世の中は、そううまくは行かないもので……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 01:26:18
1054246文字
会話率:34%
王立学園に通うぽやぽや下級貴族のイルザは、ある日実家が借金で破産寸前、破産回避のために年齢差四倍の富豪に身売り同然で後妻に入らないといけない危機に直面する。
「年齢差四倍はない。そうだ、惚れ薬を適当にお金持ちな人にかけて借金肩代わりしても
らおう」
唯一の特技の魔法薬調合で惚れ薬をつくったイルザは、早速金持ちを見繕おうとしたら、それをうっかりとクールなことで有名な第二王子のクリストハルトにかけてしまった。
「私なんかが第二王子のお嫁さんなんて無理ぃー!!」
「そんなこと言わないでおくれ、私のバラ、私の小鳥」
「あなた普段のクールをどこで落としてきたんですかぁー!?」
惚れ薬の効力が切れるまでなんとか逃げ切ろうとするイルザと、クールキャラがすっかりとぶっ壊れてしまったクリストハルトが、必死で追いかけっこをする。
*カクヨム・サイトにて先行公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 07:00:00
101721文字
会話率:45%
【書籍化】虚弱体質の薬湯屋ヒロインと、エルフっぽい異能持ち種族の隊長さんの、種族差・身長差・年齢差な交流。
王都で薬について勉強したレイゼルは、故郷に戻ってきた。孤児で病弱な自分を育んでくれた村に恩返しをすべく、彼女は小さな水車小屋で薬湯屋
を始める。ある日、王都から異能持ち種族の男シェントロッドが、警備隊の隊長として赴任してきた。レイゼルの薬湯を気に入り、店に通う彼は知らない。彼女が、かつて王都で出会った少年・レイであることを。
※フロンティアワークスさんのレーベル・アリアンローズより『薬草茶を作ります 〜お腹がすいたらスープもどうぞ〜』と改題して刊行中。2020年12月11日に3巻出ました。加筆モリモリです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-09 06:00:00
336984文字
会話率:45%
この作品はモフモフ好きの主人公がキャラクタークリエイトするだけのお話です。
話題のゲーム『Little Afterlife Online』は自由度が高く第2の生活が送れることが売だった。主人公は本当はやるつもりがなかったが、掲示板でモフモ
フのクオリティーがとても高いことを知りゲームを始めることを決意した。果たして主人公がゲームを楽しむために最適なキャラクリエイトとは——
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 12:33:57
6087文字
会話率:12%
社会に出てからやりたかった事ができず、ボンヤリ物足りなさを埋めるため何気なく始めたゲームの世界…
現実のような体験ができるダイブ型VRMMORPGで摩訶不思議な力でやりたかった生産と調合、そして気が合う友人まで出来きて嬉しいけれど…
そ
れでもまだ足りない何かを求める夜都(よると)に、何者かの応える声が聞こえてくる!
「え…でも俺、普通にこれまで通り社会人の生活も続けたいんだけど」
夜都は、社会人だった現実世界と余暇のゲームの世界、どちらの世界を最終的に手に入れるのか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-15 00:41:55
156175文字
会話率:56%
聖女召喚の儀式で異世界に召喚されたヘテラは、共に飛ばされた少女に陥れられ、魔女として認定される。
だから彼女は聖女として人々に崇められることになった少女や、自分の話を聞かずに弾圧した異世界の人々に報復を受けさせることを誓った。
しかし
酷い仕打ちを受け続けたヘテラは人を信頼することが難しくなり、やがて保護しようとする者すら信じられなくなってしまう。
けれど小さな家に閉じ込められていた美しい青年が、彼女を少しづつ癒していく。
そして自らが作り出す毒薬を使い、疑心暗鬼ながらも少しづつ自分の居場所を作り出していく。
これは異世界で魔女にされてしまった少女が、それでも魔女として生きていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-07 16:01:19
196474文字
会話率:35%
宮廷魔術師のユリウスは、平然と転移魔法を連発する天才中の天才だった。
しかし戦争で濡れ衣を着せられて以来、現在はポーション工場の仕込みを手伝わされている。
そんな彼を、とあるエルフの姉妹が拉致したことで物語が動き出す。
「ククク……残念
だったな、俺は錬金術師じゃない。ただの超エリート魔術師だ!」
「別に間違えてない……。これで、あの国のポーションは、ジ・エンド……」
彼女たちは言う。この国のポーションはユリウスあっての品質で、それを失った今や終わり。ユリウスこそが最も優れた錬金術師。だから拉致した。
どうかお願い、私たちを助けて、と。
かくして、砂漠の国シャンバラでの新生活が始まった。
エルフの長が嫁をくれると言うので、断り文句で選んだはずの、姉妹たちと共に。
仕込みの経験しかないというのに、ユリウスが作ったポーションはなんと試作早々に、完全回復薬エリクサーとなった。
その一方で母国では、ポーションが急激に劣化し、彼を冷遇した者たちにピンチが訪れようとしていた。
国への忠誠心は尽き果てた。オアシスと嫁が眩しくて、帰る気なんてもう起きない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 17:15:26
753364文字
会話率:53%
タウフェンベルク領の街の一角で、亡き母から継いだ、客の悩みに合わせて調合する薬草茶店(クロイターティー)をひとりで切り盛りする十七歳の少女イーリカ。
薬草茶は怪しげだと思う人たちからは避けられるため、幼い頃から友達すらいない。
イーリカ
には秘密がある。それは人々から忌み嫌われる『悪しき魔女』の末裔だということ──。
ある日イーリカは、深刻な不眠症を抱えたタウフェンベルク伯爵家の嫡男、ノアと出会う。初対面のノアにどこか懐かしさを覚えるイーリカ。それもそのはず、幼い頃にふたりは出会っていたのだ。しかし、ある事情により、お互い記憶をなくしていた。
忘れても忘れても、彼と出会ってしまえば、何度でも恋をしてしまう──。
悪しき魔女と忌み嫌われ恋心を忘れた少女と記憶を失った青年との恋のお話。
この作品は「Nolaノベル」様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 12:09:50
155134文字
会話率:26%
最強ニンジャの弟子アルザの趣味は忍薬作り。忍仕事より人を癒す方を好む彼はニンジャ上層部にハメられ、冤罪によりギルドを追放されてしまう。仕方なくダンジョン街に行くもニンジャの肩書きが使えず就職難。最終手段でソロ採取で食い繋ごうと思ったら、幸運
なことにダンジョンは第一階層から素材天国だった。
足元の苔も、雑多なキノコも小さな花も全部調合素材。薬にすれば高級回復薬なのに、冒険者たちはこれらに気づかないどころか、街で買った萎びた薬草で小さく回復している。さてはこれ、ニンジャの自分しか知らないから取り放題では?
薬師になる事を決意したアルザは採取の途中、モンスターの囮にされたハーフエルフの少女を助けることになる。お客さん第一号だとニンジャ印の薬を処方してみると傷は治るも「んほおおおお気持ちいいいのおおおおお!!」と副作用が強すぎた。ダメかなと思いきや、クセになってしまった少女は捨てられた自分を売人として雇ってほしいとせがむのだがーー
癒せば快楽、戦えば無双。活殺自在、最強ニンジャの脱ニン薬局経営、いざいざ尋常にグランドオープン!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 13:55:03
128805文字
会話率:44%