『悪魔』の異名を持ち、強烈なキャラを売りとするミュージシャン、『峻』。
そして、彼をこよなく愛する余命宣告を受けた幼い少女、『空』。
時として、神は救いを求める人を見捨てることがある。逆に、悪魔が人を救うこともあるかもしれない。悪魔が涙を流
す時、人々はそこに何を見出すのか。
ふたりの心の交流を描く、短編ヒューマンドラマ。
(※本作はいでっち51号様主催、『歌手になろうフェス』に参加させていただきたく書き上げました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 10:53:24
10948文字
会話率:27%
敵のアジトに捕らわれた三鷹と救出しに来た三島。
しかし三島は急に三鷹を置いていくと言って……。
最終更新:2023-08-16 17:00:00
1049文字
会話率:86%
伯爵令嬢リリルフィア。十歳で大人びたその少女は父からの愛を一身に受けて、小さな領地で暮らしていた。領内の茶会では容姿の可憐さで他の夫人や子供たちを魅了し、父に付いて領内を視察に行けば聡明さに領民が感嘆の息を吐く。当のリリルフィアはそれらに対
して笑顔で応え、そして影で幼さに似合わない溜息を吐いた。
「ああ…あの子はやっぱり小説に出てくる主人公だわ…」
リリルフィア・テングレム・ハルバーティア
彼女は地球の日本で1度、別の人間としての生を終えていた。
日本で趣味にしていた読書で読んだ一冊の本。
どこにでもあるような物語と記憶していたその小説で登場する名称の数々を、2度目の生を過ごすことになった彼女は幾度となく耳にしたのだ。
大陸の名称、国名、地名、口にする料理の名前、最たる証拠としては、リリルフィアの父である伯爵の名前が小説では登場人物の父として書かれていた。
主人公が旅する過程で訪れる、小さな領地の領主として。
圧倒的モブな立ち位置であることを確認したリリルフィアは、そのまま平凡に生活することを念頭に過ごしていた。しかしある日、リリルフィアの前に傷だらけでぶっ倒れる銀髪の青年を目にした彼女は平凡な生活を望むなら絶対にしない行動に出た。
青年を介抱し、父に青年が自由に行動できるまで邸宅に置いてくれるよう頼んだのだ。
リリルフィアは平凡な生活を棒に振ってでも青年を見捨てることはできなかった。
何故ならリリルフィアは青年の事を知っていたから。
「主人公に会うまで過酷な労働生活の上、主人公の想い人に冤罪を着せられるのに、解決しても対して詫びられもせずに戦地で死ぬなんて、あんまりだわ!!」
ハッピーエンド主義の転生令嬢は、悲劇のヒーローを救いたかったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 10:00:00
1019571文字
会話率:39%
どこまでも救いのない街にはどこまでも救いようのない人間が集まるもんさ。それをカモにする人間もいれば、そんなヤツにカモにされるやつもいる。見捨てる人間あれば救いの手を差し伸べる人間あり。俺はどっちかって?
カモにはするが救いの手も差し伸べ
る、同類であって同族ではない人間さ。名前は教えない。知りたければ仕事を持ってこい。そしたら教えてやる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 23:16:43
22390文字
会話率:73%
何の取り柄もないぼっちな男子高校生、八神涼也は空虚な毎日を過ごしていた。そんな涼也がいつものように学校から帰っていると無差別殺人事件に巻き込まれてしまう。
逃げようとする涼也だったが、学校一美人と評判なクォーターの双子姉妹である剣城玲緒
奈と剣城里緒奈が襲われそうになっている姿を目にする。
玲緒奈と里緒奈を見捨てる事が出来なかった涼也は2人を命懸けで助けたわけだが、実はヤンデレだった彼女達をガチ惚れさせてしまった。
とんでもないヤンデレ姉妹に狙われるようになった涼也は果たして一体どうなってしまうのか…?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 20:15:05
129623文字
会話率:54%
「恋だから、殺されたのさ」 初恋の相手と付き合った中学時代。幸福な時間は卒業と共に走り去る。社会人となった香織は、蒸発した元彼に異世界へと召喚された。今までどこにいたのか、それを問い詰めるより先に、この国の異常を知る。他にも召喚された高校生
がいるようで、見捨てることもできずこの世界で生きることを決意。元彼や高校生と共に、国を救うため動き出す。
一方、香織の胸には複雑な思いがあった。蒸発した元彼のことだ。大人になった今、この恋をどうするべきか。好きという、ただそれだけの気持ちで動くことはできなくなった。大人としての責任、職務、あるべき姿。様々な悩みを抱え、この恋は一体どこへ向かうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 23:42:09
111119文字
会話率:37%
根坂間薬師(ねざかまやくし)は探偵事務所に勤めている。
性格は他人介せずのマイペース。
なるべくなら他人とは一切関わる事なく人生を進めていきたい。
力が強いわけでもなく、推理力も人並み程度。
漫画や小説に出てくる名探偵には足下にも
及ばない。
しかし、一つだけ一般人にないスキルを持っていた。
『八方美人』
初対面だろうが正反対の性格だろうが、心を通わせる事ができる。簡単に言えば「どんな相手だろが仲良しになれる」能力である。
そんな彼の前に「少年」が現れる。体には虐待の跡らしきアザやキズが。
根坂間薬師はそんな彼を見捨てる事ができない性格の持ち主だった。
その日から他人嫌いな探偵は赤の他人である少年の為に動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 22:06:47
35364文字
会話率:35%
鈴木闇夜(すずきやみよ)は、魔王を倒すために異世界に召喚され、3年の年月をかけて倒した異世界帰りの暗殺者である。
闇夜は現代に帰ると、自身の命を脅かす存在がこの世界にも存在するかもと考え、魔術や異能、都市伝説などを調べ始める。
する
と意外と現代がファンタジーな事を知る闇夜。
その事に一層危機感を示す闇夜だったが、そんな時に1人の少女と出会う。
なんとその少女は世界から忌諱される魔女だった。
しかし生来のお人好しの気質のせいで闇夜は彼女を見捨てることが出来ず、追手を殺してしまい、自分もターゲットにされてしまう。
そこで闇夜は、裏世界の様々な組織に対抗するため、自身も陰の組織を作ることにした。
◯カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 19:46:58
13670文字
会話率:36%
気に入っていたバイト先で突然クビを宣告されたウェリア・アルバレス(18)は『突発的に未来を見通す』という特殊能力を有していたが、そのイレギュラーな能力に苦しめられていた。
頭痛と共に脳内に流れる『未来の欠片』はいつも突然彼を襲う。
そして
『未来の欠片』に映る未来の映像は全て人が不幸になる瞬間のみ。
クビ宣告の後、落ち込みながら河川敷を歩いているといつもの如く『未来の欠片』が脳内に流れ込んだ。
それは目の前の河川敷で少女が誘拐されるという映像。
普段であれば時の流れを不自然に歪める未来への介入を避けているウェリアであったが、少女の命を見捨てるわけにもいかず未遂犯に金銭を分け与えるという未来への介入を行なった。
このウェリアの不自然な行動が未遂犯をマークしていた探偵達の目に留まり、怪しいと疑われるとそのまま事務所まで連行されてしまう。
しかし容疑者として連行されたはずのウェリアの能力に惚れ込んだズボラな美人探偵フィリーはここで働かないかとまさかのオファーを申し出る。
再就職に成功したウェリアであったが未来への介入は大いなる危険性を秘めており……?
『未来の欠片』を持つウェリアと推理で未来を見通すフィリーが織り成すドタバタ異世界探偵ファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 17:38:31
12224文字
会話率:47%
幸せを見捨てると悪女と呼ばれる怪。
最終更新:2023-02-12 12:02:36
216文字
会話率:0%
類まれなる魔法の才能を持ったせいで親に捨てられ、人間が嫌いになった。
でも、そんな私でも本気で困ってる人を見捨てることは……さすがにしない。
令嬢に言い寄られてる噂の金薔薇の貴公子を助けたことで……どうやら彼に懐かれたようだ。
女難
のワンコ系美少年x人間嫌いの女密偵
名前などに別の言語が使われておりますが完全にただの趣味ですのでそういうものとご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 11:50:54
11887文字
会話率:34%
――実は百年前からダンジョンはあったらしい――
ある日ダンジョンが出現し、ダンジョンから溢れ出たモンスターに日常は破壊された。政府は百年前からダンジョンは存在していたが秘匿していたと発表。ダンジョンを探索し、モンスターとの戦闘もこなす秘匿冒
険者と言われる人たちでも討伐不可のモンスターが出現している九州と北海道は見捨てることを決めた。
九州の大分に住む高校に入学したばかりの白野ナコトは、生き残るため九州脱出を目指し家の外に出るが、モンスターに見つかってしまう。逃げ回るがモンスターに囲まれ逃げ場がなくなった時、秘匿冒険者の少女、鈴凪りいなに助けられ行動を共に九州脱出を目指す。
九州から脱出直前呪神に襲われ加護(呪い)を掛けられ、二つの試練を達成しなければ死ぬ。
試練一、1年後までに白野ナコト、鈴凪りいなの合計魔力量が230万以下の場合。加護持ちの二人が身体的に接触している場合魔力量増加効果有り。
試練二、五年以内に呪神に強さを認められない場合。
魔力量はダンジョンを探索しモンスターと戦えば増えていくが、それでは圧倒的に足りず、二人はほぼ常時手を繋いだりして身体的に接触している状態を維持して魔力を増やす必要があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 14:00:00
19111文字
会話率:38%
昨今、所謂『ざまぁ』が多い
相手の力が見抜けず追放し、後から強くなった相手に縋ってくるのを見捨てるやつなんだが……
どうやら、この王国の冒険者ギルドでもそんなやり取りがあるよう……でも、ちょっと様子が…?
:決してざまぁではありませ
ん
:拙い文です
:正直『ざまぁ』が飽和してる中で作者が考えた、『追放する側の正当な理由』を元に落書きしました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 11:44:56
393文字
会話率:29%
「ケイト嬢! 貴様との婚約は本日を以って破棄する!」
今日は、王宮での社交パーティーの日。
子爵令嬢のエマは、久しぶりに領地から王都に出てきて王家主催のパーティーに出席したのだが、その先で何と婚約破棄現場に遭遇してしまった。
エマが見守
る中、婚約破棄を告げた王太子に対し、気丈に振る舞う公爵令嬢ケイトだったが、「婚約破棄を承諾」した途端、気を失ってその場で倒れてしまう。
王太子も周囲の誰もがケイトを見捨てる中、エマは彼女を助けるために渦中に飛び込みむのであった。
──これは、人助けから始まる求婚(プロポーズ)物語。
※短編版とは第5話から異なります。
※多少、短編版と話が異なるところがあるかと思います。
※短編作の補足のエピソードや物語の後のお話が主なお話となります。
※ネタバレ防止のため、どちらともしばらく感想欄は閉じています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 20:20:22
121777文字
会話率:42%
「ケイト嬢! 貴様との婚約は本日を以って破棄する!」
今日は、王宮での社交パーティーの日。
子爵令嬢のエマは、久しぶりに領地から王都に出てきて王家主催のパーティーに出席するのだが、その先で何と婚約破棄現場に遭遇してしまった。
エマが見守
る中、婚約破棄を告げた王太子に対し、気丈に振る舞う公爵令嬢ケイトだったが、「婚約破棄を承諾」した途端、気を失ってその場で倒れてしまう。
王太子も周囲の誰もがケイトを見捨てる中、エマは彼女を助けるために渦中に飛び込みむのであった。
──これは、人助けから始まる求婚(プロポーズ)物語。
※ノベルアッププラス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 12:10:15
11859文字
会話率:37%
世界がほぼ死滅した状態でこの世界に勇者が舞い降りた。彼の行く末が・・・
最終更新:2022-11-22 22:44:38
2968文字
会話率:39%
雨ばっかりの森で一人で暮らしていたルディア。
ある日イタチのような不思議な生き物キューと一緒にキノコ採りへ出かけたら、
川辺で泥だらけで倒れている男を発見する。
背中には毒矢。完全に訳アリの男。
自分の身の安全を考えるならこのまま見捨てるべ
きだが…
これは不思議な力を持つ明るく食いしん坊なルディアと、
流れ着いた異国の青年の、
追って追われて進んでいく、泣いたり笑ったりの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 19:01:22
511476文字
会話率:41%
「助けてくれ」と伸ばされた手を、私は踏みつけた。
だって、知らない人間だし、助けた所で死は確実だし。
だから一番簡単な方法を、私は選ぶ。
呪うのであれば、救われなかったキミの人生を呪え。
嘲るような視線しか、私は与えられない。
見捨てる事も
見殺しにする事も、私にとっては大した罪にはならないのだから。
兄のDV、クラスのイジメ、教員からのハラスメント、捻れ合う恋愛関係……。
様々な問題に海凪と透花は自分達の正しいと思ったやり方で解決しようと画策する。
「文化祭に正野を殺そう」
人を殺したい欲求を持つイケメン、透花。
人の死にゆく最期を見たい欲求を持つ少女、海凪。
思い通りにいかないなら、全ての邪魔なものは消してしまえばいい。
その先に待つのが、地獄であっても受け入れる。
守りたいものが、手の届く範囲にあるのなら、罪を犯す事さえ厭わない……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 11:02:17
73844文字
会話率:70%
なぜこんな所を歩いているのか…
カクヨム、ノベルデイズとの重複投稿
最終更新:2022-10-23 20:05:03
645文字
会話率:0%
ヒーロー願望を強く持つ高校二年生 蘆河 悠羅は学校からの帰り道、半身を血で濡らした少女を見つける。少女を見捨てることの出来なかった悠羅は、少女を助けるが彼の普通の人生はそこから一変し始めた... 。
最終更新:2022-10-10 11:48:52
805文字
会話率:24%
魔王を討つ勇者に憧れ、剣を手に取り大陸を渡り歩く冒険者アシル。しかし才能がなく、どれだけ知識を得て鍛練を重ねても強くなれなかった。そんな彼は勇者のいるパーティーで後方支援役として活動していたが、ある日仲間が新たに優秀な支援役を推薦。支援役
は二人もいらないとして、その弱さからアシルがパーティーを追い出されてしまう。
その後、別のパーティーに誘われダンジョンへ入ったアシルだが、そこで凶悪な悪魔と遭遇。パーティーのリーダーはその悪魔から逃れるため、アシルを身代わりに――最初から利用するつもりで、見捨てるために彼を仲間にしていたのだった。結果、アシルは悪魔の手によって逃げ場のない異空間に捕らわれてしまう。
戦闘能力などほとんどないアシルにとって絶望しかない状況だったが、その出来事こそ彼が最強の道を歩み始めるきっかけとなった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 21:47:25
388594文字
会話率:53%