大阪の下町でうまれた僕の今まで
母子家庭で育ち
叔父の度重なる暴力
そこから逃れるため3歳から芸者の
母と一緒に舞台に立つ日々
恐ろしくも愛しくもある
アル中の叔父との壮絶な生活
人生の転落から再生を描いた私小説
最終更新:2019-11-04 20:19:56
40002文字
会話率:11%
私、田美礼(みれい以下美玲)には肉親というものがいない。ぱっときいたら大体の人は可哀想だと思うか、それでなくても哀れみの目を向けてくることだろう。だが、そんな心配もご無用、物心ついたころから養父(じぃ)に育ててもらったおかげですくすくと育
っている。
穏やかな村、優しい人々。そして強いじぃに聡明な兄さん。
畑を耕し、市に仕入れに行き、商店街でつまみ食いをして帰る。
そんな生活を送っていた私にあんなことが襲いかかったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-23 19:07:46
5051文字
会話率:57%
”江戸時代の遊郭の楼主に生まれ変わったので遊女の待遇改善に努めつつ吉原遊廓の未来も変えようと思う”の続編になります。
弁財天と名乗る女性に遊女を救うように心に直接呼びかけられた後、何故か江戸時代の吉原遊郭の最高級の店である大見世の楼主にな
ってしまった俺は、いろいろあったがある程度吉原の改革に成功し太夫藤乃も無事引退して見世の教育係になっていた。
品川の遊郭化の意見が採用されたんで遊女や飯盛り女が使い捨てにされる品川の遊女たちも悲惨な未来を変えようじゃないか。
そんな感じの話です。
あいかわらずいろいろご都合主義ですのでリアルさを求める方には向かないと思います。
なお、武士は公式には諱を呼ばないのが普通ですが、そのあたりはわかりやすさを優先しています。
[参考・引用サイト]
ウィキペディア フリー百科事典
参考URL:ja.wikipedia.org/wiki/
この作品のオリジナル掲載サイト:日本の”小説家になろう”と”カクヨム”
著者:水源
著者に対して許可なき転載を禁じます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-11 22:00:35
144677文字
会話率:37%
旅の飴売りのかなは、江戸の町でおかっぱの女の子に出会う。
女の子に案内されるまま、行った先には思わぬ展開が待ち受けていた。
最終更新:2019-05-19 17:12:23
1112文字
会話率:57%
昭和三十年。
太平洋戦争における敗戦より十年、少しずつ復興のめどが立ってきた日本。しかし馴染めぬクズというのは何処にでもいるもので。
蓼虫(たでむし)と揶揄されるタチの悪い女衒、弥太郎(やたろう)。
戦後の時代、彼は非合法の花街で、
せっせと人身売買に勤しむ毎日を送っていた。
ある日、弥太郎は女を買い付ける為に地方の農村へ向かい、そこで白髪の美しい娘“りる”と出会う。
貧しいご家庭から女を買い叩く。いつも通りに仕事をこなしただけ。
ただ一つ、普段と違う点があった。
腐った心には虫が集(たか)る。
りるはそれを見通す、『神の娘』だった
舞台は青線地帯として栄えた戦後の池袋。
戦災復興が進む中、真っ当な社会からあぶれた負け犬たちは、非合法の娼館街でそれでも懸命に生きていく。
けれど花街には時折、不思議な客が訪れるもの。
りると出会ったことで、弥太郎は否応なく“虫”が引き起こす、不思議な出来事に遭遇する。
これはゲスな女衒と神の娘が綴る奇妙な物語。
おぞましくも暖かい、心にわいた虫のお話。
【注意】
主人公が女衒(人身売買業者)です。
娼婦・売春・人身売買などの要素あり。
時代背景的に人権意識の低い発言が多く、そういったものに憤りを感じる方はご注意ください。
また虫を食べる描写があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-10 02:20:23
300892文字
会話率:32%
『人よ、何故刀を振るう』
江戸時代、まだ怪異が現代より身近で鬼が跋扈していた頃のこと。
江戸より百三十里ほど離れた山間の集落“葛野”にはいつきひめと呼ばれる巫女がいた。
護衛役である甚太はいつきひめの為に刀を振るうが、何一つ守れず全
てを失う。
巫女を、惚れた女を殺したのは大切な妹。
彼女は百七十年後、全てを滅ぼす鬼神となって再び現世に姿を現すという。
憎しみから鬼となった甚太は、何を斬るべきか定まらぬまま、遥か遠い未来を目指す。
鬼に成れど人の心は捨て切れず。
江戸、明治、大正、昭和、平成。
途方もない時間を旅する、人と鬼の間で揺れる鬼人の物語。
※この作品はArcadia様にも投稿させていただいております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-24 19:15:56
2119844文字
会話率:29%
花街であり、同時に国教の聖地でもある、不思議な街、バドラ。ティーネは、そこにある高級娼館の禿として働いていた。あるとき、ティーネは禿のみでありながら身請けされることになったが、実は身請け先は教会?!不安に思いつつも断ることなどできず教会に向
かうと、そこに居たのは天使のような少年!急展開についていけず倒れたティーネだったが、目覚めると天使のような少年と悪魔のような少年に聖女にされそうになって?そこに現れた男は娼館時代兄と慕っていた人。実は、かれは大司教かつ王子様だった!
不憫系美少女が逞しく生き抜く異世界ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-20 18:12:27
16428文字
会話率:59%
花街に暮らす遊女、桜花の忘れられない初恋の人。
ある日、初恋の人に似た近藤がやって来て動く心…
月の妖気に誘われた桜花のとった行動は…
最終更新:2019-02-19 18:54:13
2250文字
会話率:41%
平和な時代、何に不満を持ったのか、革命という名の謀反が起こり、幼い末の姫はその身を守る棋士を一人伴い山奥の村へ逃げ込んだ。
束の間の平穏を送るも、潜伏先は見つかり、末の姫を案じる棋士の願いを拾った邪神に呪いをもらう。
「邪神を必要とし
ないおまえに呪いを授けよう。おまえの生を願ったこの男の思い以上におまえが愛し、愛されるそのときまでその体は我のものだ」
彼女の誰もが羨む黒くしなやかな髪は真っ白に変化した。
――――時は流れ、紫水晶の瞳を持つ紫苑と名乗る者が花街で暮らしている。
「女でも男でもない」と嘯く紫苑は真っ白な髪をしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-03 00:00:00
66304文字
会話率:21%
神々が世を去った世界。訳あって閉じ隠っている男のもとに二人の女が訪れる…。
最終更新:2019-01-15 22:36:30
2646文字
会話率:37%
舞妓になる前の女の子の、大晦日の夕方からの半日
花街…ここでは京都の五花街を差す
見習い…舞妓になる前の子女 仕込み→見習い→舞妓→芸妓 (娼妓とは別としています)
をけら詣り…京都の八坂神社で大晦日に行われる行事。をけら火という実際の火
を持ち帰る折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 23:53:06
4854文字
会話率:49%
19世紀、東の果ての島国にて。
"妖怪"シビトに育てられた術師の青年、宮条奏士は、彼女の課題を達成すべく、とある花街を訪れる。
自分は何者で、何を信じ、何を貫けるのか。
半端者たちの、迷いと決意の物語。
最終更新:2018-11-04 21:35:31
6641文字
会話率:44%
完結しました。
秘密を持った元平民の主人公が魔法学院で素敵な男性に好意を寄せられる。
そんな王道の展開に残酷さをひと匙だけ――
花街一の遊女のカサブランカは芸は売っても色は売らない。
彼女の正体は強い魔力で容姿を偽った店の一人娘リサだっ
た。
病で自分の死期を悟った店主のカルスは、母も亡くしたリサを今後守る婿を迎えるため、貴族の位を買いリサを王立魔法学院に行くように命じる。
学院で知り合ったレフィは軽薄で軟弱そうな見た目なのに、学院の王子様の様に扱われていた。リサは店の発展のために彼に関わろうとするが、何故か彼はカサブランカの正体を知っているそぶりを見せて――
学院内にいる不思議な少年ブロや、腹心のヨンゴに助けられながらリサが大事な物を守ろうとする物語。
アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 09:00:00
95097文字
会話率:49%
娼館薔薇園《ばらえん》の娼婦を母に持つ娘、ロゼ。いわゆる花街産まれと言われるロゼは他の花街産まれの子供たちに比べて、落ち着きのある手のかからない子供であった。
ゆくゆくは自分も母のように娼婦になるのだということになんの疑問も持っていなかった
ロゼだったが、ある日自分の父だと名乗る貴族の男が母とロゼの前にあらわれる。ロゼとロゼの母は貴族の屋敷に愛人と愛人の娘として身請けされることに。
そこからロゼが生前の記憶がなんとなーく蘇りはじめたり貴族社会でドタバタしたり娼館が懐かしくなったりするお話。
※主人公の貞操観念低めです。不愉快な思いをする可能性がありますのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-19 22:43:41
172722文字
会話率:33%
ブラック会社をひーこら言いながら生き抜いていた平凡な平成社会人がうっかり死にかけたら、そこは大正モダンと中華の組み合わさった不思議な世界。
軍人、商人、遊び人、書生、作家、公家……
幸いにも手に職を見つけ、そんな華やかな面々を眺めながら今日
も一人前の薬師を目指して緩く頑張ります。
恋愛?ある予定だけど期待はしないでね!!
※花街が出てくるので一応R-15にしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-28 22:23:09
6902文字
会話率:40%
生きるのに不器用な主人公「花街ちとせ」は、学校の屋上から自殺を試みる。
今世では、自分は誰一人として必要とされなかった。ならせめて来世では誰か一人だけでいいから好きになって貰いたいと信じてー…。
だが、目が覚めたら見知らぬ屋敷で見知ら
ぬ美男子が目の前に座っていた。
*個人的に好きなネタ
「吸血鬼」×「溺愛」を盛り込もうと考えた小説です。(前)(中)(後)の三部構成の短編にする予定です。*
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-05 23:46:10
9460文字
会話率:22%
文明開化——
西洋の文化が流行り、帝国は益々発展を遂げていた。そんな中、政府が目をつけたのはある孤島であった。
その孤島は国内だけでなく異国からの人気も高い花街があった。
異国人もよく立ち寄ることから、貿易の中継点、そして商談の場とし
て使えるのではないかという考えから、本国の政府はこの島を商売道具として所有者から買い取ることにした。
しかし、孤島の花街には本土のような法律がなく、治安が著しく悪かった。
そのため政府は少ない軍備を派遣しこの島の状況を探らせ、治安の回復に着手することにした。
これはその計画の始まり、ある軍人と遊女の出会いから始まる……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-27 23:50:55
2248文字
会話率:52%
この世を支えているのは一本の桜だと信じている世界。
その桜を守り、千年に一度、巫女を選び桜に身を捧げる役目をおった一族、櫻狐族。その一族の存在を皆は知らない。一族の者達が、どんなに犠牲をはらおうとも。
花街『ウラガワ』。外の世界から線を引
き、独自の世界を持っている。
その街の創設者、街一番の大店『夜蝶楼』主人、白河はいつものごとく自身の部屋で街を見下ろしていた。
生憎の雨の中、街の大通りを駆け抜ける大小の影。気になった白河は、その影を追って外に出た。
そしてそこには、決して逢う事もないと思っていた者がいた。
傷だらけの過去が、また背中に寄り添い、白河の何かを削り落として行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-11 02:59:32
13054文字
会話率:32%
ある事情から花街に売られてきた鈴と、娼婦の母を持つ男娼 椿の恋物語
になる予定
作者、煮詰まると現実逃避します
最終更新:2018-04-17 21:18:45
1164文字
会話率:22%
とある妓楼に明里という名の花魁がいた。ほっそりと華奢な身体と、繊細な美貌。そして今時の遊女には珍しい深い教養を持っていた。その明里の元に通う、時の英雄・犬神准将。
花街での男と女の酸いも甘いも噛み分けた駆け引き……だけでなく、明里には秘
密があった、深い情もあった。廓に生きる花魁の、切ない恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-21 14:36:48
7986文字
会話率:40%
あの子の幸せを願う花街の私
最終更新:2018-01-04 02:27:36
2976文字
会話率:28%