18歳の誕生日に告げられたのは、わたし自身の離婚と再婚。王妃であるわたしが褒賞として臣下に与えられることが決まっていた。お相手は令嬢時代にわたしとの縁談を断わったエルダー・バーシュ。
8番目の王妃だったから公務はほとんどなし、嫌いな社
交も免除。陛下からのご寵愛もないから、権力争いにも巻き込まれない。せっかく、厳しい父の目から逃れて、王宮の図書室で気ままにすごす生活を送っていたのに。
「結婚は絶対に嫌!」王宮を脱出して、平民として暮らす計画を実行したのに、脱出中に結婚相手に見つかってしまい断念することに。そのまま結婚することになってしまった。
意外なことに、過去に縁談を断ってきたはずの結婚相手は優しくわたしを甘やかしてくれる。美味しい焼き菓子もあるし、気のいい使用人たちとの新しい暮らしが楽しくなってきてしまった。
自立しなければ⋯⋯と思いつつ決意が鈍り気味なわたし。
こんな、わたしの心の支えは幼い頃から家庭教師として面倒を見てくれているバーノルド先生。幼い頃は「先生と結婚する!」と宣言していたくらい大好きな先生。
先生、わたしは自立できるでしょうか。
※完結まで毎日更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 08:16:02
161718文字
会話率:41%
【内気ショタ&美人メイドのおねショタ主従ファンタジー】
とある貴族の四男として生まれた十歳の少年・ルイには、優秀な兄達とは違い、目立った才能も特技も無かった。
そんなある日、ルイは『自称魔族』の才色兼備なメイド・フェルとの出会いを果た
す。
「お帰りなさいませ、ご主人様」
彼女の一言で、ルイの中に眠る遠い記憶──千年前に戦死したとされる、精霊王の記憶が呼び起こされる。
そうしてルイはフェルとの出会いをきっかけに、精霊王だった頃の縁を辿って四大精霊の召喚に成功する。
けれどもそれは、王と臣下の関係ではない。あくまで『一人の人間』として精霊達との絆を育んでいくのだと、ルイは決めていた。
「だって、僕のお世話はいつもフェルさんがしてくれますから。だから皆さんには、僕の大切なお友達でいてほしいんです!」
しかし、ルイを取り巻く環境が変わっていく中、少しずつ世界の均衡も崩れ始めていた。
大地が割れ、水は枯れ、火が森を焼き、風は荒れ狂う。
それらの原因は、精霊王が終結させた戦争……『精霊邪神大戦』と関係していた。
これは一人取り残されたメイドが、敬愛する主人を千年もの間ひたすら待ち続け──
一人の孤独な少年が、彼女の支えによって本当の友情を知る冒険の物語──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 12:25:57
52136文字
会話率:36%
王太子マクシミリアン殿下と、年上婚約者の侯爵令嬢クリスティーナは、幼い頃から仲睦まじく、誰が見ても相思相愛。殿下が成人しさえすれば、即、婚儀。…の、筈だったのに、突然、殿下が心変わりの爆弾発言。連れてきたのは、市井で拾った、礼儀ひとつなって
ないけどお胸ふわふわの男爵令嬢。真実の愛とか寝言を言い始めた殿下に臣下一同おおいに落胆したけれど、蓋を開けてみれば何だか雲行きがおかしくない? え、婚約破棄したのにあんたナニ元婚約者に付き纏ってるの?? ふわふわ令嬢は放置なの??? 殿下は何がしたいのか、振り回される側仕え、ドロシアから見た、婚約破棄?の一幕です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 13:24:57
18019文字
会話率:40%
「ファビアン、あなたとの婚約を破棄するわ」
ミアラ王国の女王、ヴァレンティナは半年の婚約に終止符を打つ。
そろそろ婚姻し、後継者をと周りに嘆願されていた。氷の妖精の血を受け継ぐヴァレンティナは、幼い頃から、次期女王として宰相や大臣から期待
の眼差しを受けてきた。ときに、孫を見るような目で慈しまれた。
それ故に、政略結婚の相手に選ばれた公爵令息の生々しい視線に堪えられなかった。また、距離をおいた付き合いのためか、浮気が発覚しすっかり気を落としてしまう。
「もう一生結婚できないかもしれないわ」
「ご冗談を」
長年ヴァレンティナを支える秘書官、エルンストはいつも彼女を慰め、温かい言葉をかけてきた。ヴァレンティナは彼まで失ったらどうしようかと不安に駆られて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 12:00:00
65828文字
会話率:52%
ミルフォード・ウェンディ・アルフォート皇太子は悩んでいた。婚約者が絶対に自分を見つめなかったからだ。
ミルフォードは王位継承第一位であり、幼少期から見られる立場にあった。
金髪碧眼、整った顔立ち、愛くるしい笑顔は幼少期から臣下と国民に愛
された。
青年になり剣戟で身体は鍛えられ、背は一段と高くなる。優雅さと理知的な笑みで社交界の貴族令嬢を魅了し、言い寄った令嬢達を貴族紳士の恋人に仕立て上げる巧みな話術は男女共に好感を呼び絶対的な影響力を持っていた。
けして高慢にならず、常に謙虚で王家を支える者を心から労う姿は国民から信頼厚く、絶大な人気があった。
皇太子が行けば、誰しもが皇太子を見た。
麗しき若き太陽。
目を合わせれば幸運が招かれると信じる者さえいた。
なぜなら彼は不敬だとは誹らず、必ず微笑んだから。
微笑みは優しさと慈悲深さを示している。――――
この物語は麗しく完璧な皇太子が最愛の婚約者の視線を獲得する、その幕間である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 01:28:56
4907文字
会話率:45%
トリーは侯爵である兄から、臣下であり使用人として長く仕えてきたカークとの縁談を勧められる。
最終更新:2023-02-10 22:37:20
68788文字
会話率:49%
その男は全てを失った……
カミア王女が男の娘と知らず彼女を愛してしまったシナーフはモリカとの婚約を破棄してしまった。しかし、キシュホーテ王国は保守的なお国柄。シナーフは王位継承権を失っただけではなく廃嫡され国を去らねばならなくなったのであっ
た。
そんな経緯でシナーフはLGBTに寛容なカミア王女の生国グウトンで平民となり二人で暮らしていた。国も継承権も財産も臣下も友も婚約者も失った彼は己の愚かさを呪うのだった……
『「君を愛することはできない」と真実の愛を貫いた婚約者。私がザマァするまでもなく自滅しました。』のシナーフ殿下とカミア王女のその後のお話しです。
前作をお読みになっていなくても楽しめると思いますが、できれば前作からお読みいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 16:01:02
7777文字
会話率:40%
数百年にわたる歴史を持つ大国であるオルトマン帝国の女帝 エレイン・フォン・オルトマン。
かつて優秀な妹にその立場を奪われた人間である。
すべてを失った彼女への周囲からの期待の眼差しは失望に変わり、そして蔑みとなる。
失意と激しい憎悪が湧
き上がるが、皇太女でなくなったエレインには何一つ力はなかった。
しかし22歳の時、彼女はある1人の男の力によって、皇帝へとのし上げられる。
皇帝として玉座に座るエレインは統治者としてとしての器も能力は決して持ち得ていなかった。
優秀な宰相の存在があるからこそ皇帝として成立できているエレインに対して、周囲の臣下はお飾りの皇帝として軽んじ、見下げるその視線と評価は皇帝となっても何一つ変わらなかった。
そんな皇帝となるべき人間でなかったエレインを取り巻き、寵愛を競い合ったりいびつな感情を寄せる男たちとの物語。
(※主人公は心が弱く被害妄想気味でヒステリックな行動をすることがありますので、閲覧にはご注意ください。)
「アルファポリス」でも連載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 23:11:20
10557文字
会話率:13%
豊かさは目的じゃない。幸せになる手段のひとつだ。
伯爵家の長男アレクセイが十歳で授かったジョブ【名君】。
その名に反して、この五年間、何の役にも立たなかった。
無能扱いされたアレクセイは実家を追放され、見捨てられた辺境の地を任され
ることになるが、【名君】の力がすぐに覚醒する。
【名君】は臣下を得て初めて力を発揮するもので、その能力は臣下に特別な能力【ギフト】を授けること。
ついて来てくれた臣下は三人。彼らはアレクセイからギフトを付与される。
【忠臣】でアレクセイを守る戦闘メイドのスージー。
【第六感】で危機を察知する元猟師のマーロウ。
【管理栄養士】でバフ付き料理を作れるナニー。
アレクセイは貧困に苦しむ辺境のウーヌス村の人々に【ギフト】を授け、彼らとともに領地を改革していく。
異世界からの転生者である先祖の悲願「ベーシックインカムの実現」を目指して。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 20:00:00
166514文字
会話率:34%
リュードは魔王だった。
ただし長年にわたって人間と争いを起こさなかったため、魔王としては優しすぎると指摘される。その結果、不満を持った臣下たちから糾弾され、彼は魔王の地位を退くこととなった。
そして、数々のしがらみから解放されたリュ
ード。
彼はこれ以上、面倒を見ていられないと思い、次は人間について学ぼうを考えた。身分を隠し、一介の冒険者として人間の中に溶け込んだリュード。そんな元魔王は、やがて人間たちから期待され、賢者などと呼ばれるようになるのだった。
一方、力を見誤った魔族たちは追い込まれていくのである(テンプレ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-16 15:15:25
2677文字
会話率:33%
「君は金にがめつすぎる。婚約を破棄させてくれ」
ずっと王妃教育を受けてきたベアトリーチェは王太子に婚約破棄を告げられた。毎晩開かれる無駄なパーティー。浮気相手に送る豪華なドレスの数々。ベアトリーチェは最後に臣下として浪費を抑えるように進言
するも、逆に『金の亡者』と虐げられ、王宮から追放されてしまう。
しかも、王太子は自分の借用書を実家に擦り付けて来た。
「お前のせいで領地が潰れるではないか! どうしてくれるんだ!」
領地を立て直そうと一生懸命だったのに、ベアトリーチェは父に『ブタ公爵』と名高い辺境のアベル・オルロー公爵に売られ、借金のカタにされてしまった。
しかし、オルロ―公爵領は荒れ地で有名。
城もボロボロ、収穫は見込めず、辺境に相応しい有様だった。
「この領地には無駄が多すぎます!」
ベアトリーチェは公爵領の改革を決意する。成金令嬢と呼ばれたトラウマから最初は尻込みしていたが、なりふり構っていられない。
改革が進むにつれて税収も上がり、順調に借金を返済していく。
そしてオルロ―公爵も『ブタ公爵』からだんだんと変わってきて……。
「俺の容姿を気にせず旦那と呼んでくれた君を、心から愛している」
「私は異性からの愛よりお金のほうが好きです」
これは、ちょっとズレた令嬢と距離感のおかしい公爵のじれったい恋愛譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 08:00:00
107303文字
会話率:44%
『和平を望むも臣下たちから軽視され馬鹿にされる魔王』『世界にたった一人しかいないためにあちこちで頼られ、我が身を削って働いてもかえりみられない聖女』『終わった世界に捨てられた主神の分霊たる女神』。三人は人と魔の和平決裂の場に集まって、そうし
て思いついた。「もう全部捨てて逃げちゃおう」
これは彼らが立場と責任から逃れて、誰も知らない楽園で『家族ごっこ』を始める話。
※カクヨム、ハーメルン同時投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 11:00:00
29740文字
会話率:27%
あざみの国の王様は他国から花嫁を迎えると、臣下を通じて寵姫に告げました。いずれは王妃にと望まれていた寵姫は嘆きます。使者となった臣下はなおも語り掛けます。
無断複製、無断転載を禁じます。
最終更新:2022-11-05 06:00:00
1970文字
会話率:48%
血濡れた剣と共に突如現れた敵国の王女トゥーアナは、ケーアンリーブ国王ガーレリデスを前にして語った。
国は滅びた。
戦争はもう必要ない。
そして、自分あなたを慕っていたのだ、と。
戸惑うガーレリデスを前に、トゥーアナは父王と兄王子の首を差
し出す。
「すべてはあなたのため。嬉しくはないのですか?」
血を纏いながらも清廉に微笑むトゥーアナを不気味に感じたガーレリデスは、臣下の諫言に従い王女を捕らえ牢塔に閉じ込めた。
しかし、やがて牢塔から美しく楽しげな歌が響きはじめ、ガーレリデスは歌をやめるよう命じるべくトゥーアナの元を訪れる。
これは、自国を滅ぼした王女が歌となり、遠く遠く離れた国まで語り継がれるまでの物語。
※自サイトにも掲載しています。
※R15程度の残酷描写、暴力描写、性描写、人の死が前触れなく入ります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 22:29:03
62235文字
会話率:32%
アリエス王国の王子リチャードは世継ぎでありながら、常日頃から臣下に横暴に振舞い、国政にも無関心で、周囲からは「暴君」「ダメ王子」と蔑まれていた。
国王は病床にあり、次代を担う王子がこの有様なので、大臣を務めるロイズも国の将来を悲観する。
そんなある日、城に“聖女”を自称するマリーナという女が現れる。
マリーナはリチャードを「王国に光をもたらす者」とおだて、褒め称え、瞬く間にリチャードに気に入られる。
リチャードはそんなマリーナに言葉巧みに誘導され、横暴な振舞いをやめ、政治に興味を持つようになる。
しかし、リチャードの成長を危ぶんだ隣国がアリエス侵略を開始する。リチャードはこの重大な国難に立ち向かうこととなる。
※ボイコネライブ大賞応募作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 22:35:41
13645文字
会話率:0%
魔王は異世界から来た勇者が倒した。
1000年前の話である。
それからずっと平和だった。
だが王には悩みがあった。
一人娘が男勝りで治安維持の特殊部隊の隊長をしていて結婚しようとしないのだ。
王女が結婚して子供を生んで
くれないことには王家存続の危機である。
そこで、王は間者に王女の好きなタイプの男性を密かに調べさせた。
すると、なんと王女は、異世界恋愛ものラノベばかりを読んでおり、理想の相手は異世界人で、しかも日本という異世界の若者にあこがれてるらしいのだ。
王は考えた。
「しかたがない。王家存続の危機だ」
臣下たちを呼び寄せた。
「異世界の日本から若者を召喚するぞ」
「まさか、魔王が復活したのですか!?」
「いや。王女の婿探しだ」
そうして、1000年ぶりに王は異世界の若者を王国に召喚することになった。
そんなさなか、魔王が復活したとの知らせが……。
王は、王国存亡の危機を乗り越えるために、王女のハートを射止める勇者と、魔王を倒すことのできる勇者とを召還しなくてはならなかった。
異世界の日本から……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 09:44:09
77621文字
会話率:41%
「ヴィクトリア王女殿下、私などには勿体無いお方ですので、本日を持ちまして婚約解消とさせていただきます。」
お茶会に訪れた婚約者である伯爵令息はにこやかな笑顔で私に告げた。
「あら、そう。私は気にしないから婚約を続けてあげても良くってよ。」
そう告げると慌てた様子で、美しくて賢くて優しくて慈愛に満ちた王女殿下と婚姻するなどと自分には恐れ多く臣下として生涯尽くしたいですと早口に捲し立ててそそくさと帰って行ってしまった。
こうやって婚約解消を求められるのは三回目。
言い回しも殆ど同じ。
徐々に社交界からも孤立していく王女の元に、隣国の公爵令嬢、ミシェルがやってきて友情を温めていく。
ミシェルから自分の世界がいかに狭く偏見に満ちたものだったかを知るヴィクトリア。
ーーもう男なんていらないけど、ミシェルには一生側にいて欲しい
そう想ったヴィクトリアは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 01:40:28
8782文字
会話率:39%
かつて臣下たちに裏切られ、愛する者とも引き裂かれ、ありもしない罪を着せられ処刑された姫
彼女は呪霊となって復讐を果たした
その後数百年間地上を彷徨い続け、払い師によって退治される
気が付くと彼女は異世界にいた
現世で読み漁り遊び
つくした知識によって
(異世界転生キタコレ!)
そう思っていた姫だったが
(あれ? この体まだ呪霊じゃない?)
気づいてしまった
樹齢のまま異世界転移してしまったことに!
これは呪霊の姫が奮闘し、生前つかめなかった幸せをつかみ取るまでのお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 07:00:00
2041文字
会話率:6%
グランディス王国の辺境の町カルンで暮らすリリーアは、十日以前の記憶を持たない。
記憶を失って倒れていたところを町人に助けられ、町はずれの一軒家を借りて住んでいる。
自分が何者なのか気になりつつも、のどかな日々を満喫する中、突然白馬に乗った王
子様(ではなくその臣下)がリリーアを迎えにくる。
フィオレンツィオという超絶イケメン騎士の話によると、リリーアは隣国デモネイラの王女コンスタンツェで、この国の王子アルノルトの婚約者であり、結婚前の顔見せに王宮へ来ていたのに、突然姿を消してしまったらしい。
ようやく見つけたと感涙に咽ばれても、リリーアにはまったく実感がない。
家事も自分でこなせるので、王女のはずはないと思う。
率直にそう伝えると、フィオレンツィオの側近から取り引きを持ちかけられる。
それは本物のコンスタンツェ姫を見つけ出すまでの間、身代りとして王宮へ来てくれれば、リリーア自身の身元を調べてくれるというもの。
切実に自分の正体を知りたいわけではないが、姫の護衛役だったフィオレンツィオがすっかり落ちこんでいるのが気の毒で、リリーアはその提案に乗ることにする。
しかし、事態は思わぬ方向に……?
※ この作品はアルファポリスにも重複連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 21:00:00
60306文字
会話率:39%
ユーグリッドは父を殺し、裏切り者の王となった。
アルポート王国が覇王軍10万の軍に囲まれた時、海城王は開戦の決意をした。
だがユーグリッドは覇王に恐れ慄き、海城王を殺害して覇王にその首を捧げた。
その後アルポート王国は覇王の奴隷国家となり
、ユーグリッドは失意のままに王となる。
臣下たちの誰もがユーグリッドを忌み嫌い、親殺しの王から離心し、反逆者までもが現れた。
だがユーグリッドはその神算鬼謀の頭脳を駆使して、王として覚醒する。
アルポートの反逆者を裁き、アルポートの有力者を懐柔する。
そしてアルポート王国は再び若き王によって統一された。
やがてアルポート王国は覇王に反旗を翻す。
ユーグリッドは覇王に宣戦布告をし、亡き父が掲げた大義を受け継いだ。
「父上、あなたの遺志を継ぐ時が来た。
俺は覇王デンガダイを倒し、アルポート王国を守る真の王となる!」
★☆★☆作品の魅力紹介★☆★☆
・複雑に人々の思惑が絡み合った政治劇
・英傑たちが熱い活躍を見せる英雄譚
・壮大な謀略の果てに栄光を掴む歴史ドラマ
●完結まで毎日投稿します。いいねや感想で応援していただけると大変ありがたいです。
※この作品はノベルアップ+及びカクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 20:00:00
478486文字
会話率:32%