「なんでこうなったし…」
青年は輿に乗せられて過美では無いが仕立ての良い服を着せられて、椅子に座らされている。沿道には青年の名を歓喜の声で叫ぶ人達で沸き立っている。
隣には、どうよ!と言わんばかりに、借金取りの女が傲然と胸を張っている。
「王様万歳!王妃様万歳!」
「…なんで…こうなった…」
これは大精霊に気に入られ強大な力を手にしたお人好しの青年が人助けの放浪の末、やがて王になる物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-03 10:12:06
50528文字
会話率:66%
ー貴方は、自分が本物だと胸を張って言えますか?
それは本当に"貴方"なのでしょうか?ー
もう1000年以上前の話。
世界には人間以外に沢山の種族が存在した。
それらの種族は人間が使えない『魔法』が使えた。
種族
達を人間達は恐れ、「化け物」と呼んだ。
人間達は愚かだった。
種族を虐め、殺し、痛め付けた。
それを非難し、
種族達は森の中へとそれぞれ姿を眩ませた。
ごく少数の種族が
人間達の目から逃れるように集まり
出来たのがこの妖桜館だ。
館主のミカエルと、彼女の妹ルシファーは
双子なのに全く似ていない。
そして二人共幼い頃の記憶がない。
彼女達は自分が一体何者なのかを知らない。
*この作品は、作者が数年前、うごくメモ帳で漫画として投稿していたものを小説化したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 20:10:22
72072文字
会話率:17%
高校時代。全ての青春をラノベとアニメに捧げていたが、ある事をきっかけにそれらから距離を取るようになった俺。
大学に進学した後は今までの自分を黒歴史と断じ、思い出すことすら無かったが町で偶然、旧友と出会う!しかも、二人一緒に異世界転移に
巻き込まれる!
いきなり異世界に吹っ飛ばされおろおろしていると、旧友は胸を張って言う。
「任せて下さい。君がオタ活を引退してからも僕は続けましてね。いわば異世界博士ですよ」
この旧友がオタ知識を大活用!
「最近流行りの悪役令嬢転生じゃなくてよかったですよ。男に囲まれても困りますからな!」
「最初の話は聞かなくていいのです。どうせ魔王うんぬん、スキルうんぬん言うだけですよ」
「外れスキル?The主人公のやつじゃないですか!なかなかやるなぁ」
二人は面白可笑しく異世界ライフを楽しめるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 22:00:00
5242文字
会話率:30%
綾瀬《あやせ》沙依《すい》が万引きを始めたのは。中学に上がって直ぐだった。仲がいいグループの中で万引きをする子がいたから、誘われて一緒に始めた。最初は驚きもしたが、それがいつの間にか沙依の日常になって行った。毎日のように万引きを繰り返してい
た沙依だが路上ライブで恋音《れん》というアーティストの歌を聞いたのをきっかけに、変わりたいと決心して万引きをやめることにした。万引きを通じて、友達と繋がっていた沙依は、繋がりを失って孤立してしまう。
そんな時に知り合った瀬央《せお》菫恋《すみれ》もまた、家族の不仲に苛《さいな》まれ万引きに手を出してしまいそうになるが沙依のおかげで未然に終わる。
菫恋と仲良くなっていった沙依だったが学校での自分の立場が好転することもなく毎日が過ぎて行く。忘れてしまいたいことばかりな毎日の中で、菫恋や幼馴染、SNSで知り合った友達彰人との交流を通して、人の心に触れて行く。
日は落ちて、幾分かの涼しさを連れて来る、じきに本格的な夏とは言え、夜の風はまだ少し、冷たかった。「君は、どうして恋音が好きなの?」 それは……。「恋音のようになりたいって思った事ない?」すぐ脇を通り過ぎる車のベッドライトが時折眩しくて、目を細めてしまう、彰人の顔は店にいた時の、陽気な印象より少し憂いを帯びている気がした。
「恋音のように、自分の音楽に胸を張って、好きなものに向き合えたらって、僕はいつも思う。あんなに胸を張って生きられたらって。」
ああ、それは私の想いだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-03 00:55:56
98197文字
会話率:40%
僕は美少女魔法使い! そして――今年で14歳! そう! 14歳!
ん? なんで年齢にこだわるか? ふっふっふー。そう! 冒険者として登録できるのが14歳! 今日、この日! 僕はついにその念願の領域へと足を踏み入れた!
そしてここが――
冒険者ギルド! 念願の場所! 何度も何度も追い返された夢の場所……。
だけど――それは今までのこと。今なら胸を張って堂々と踏み入れることが許される場所! だから、再びここにやってきた!
さあ! 冒険の始まりだ!
それで僕は、そのまま普通にギルドで登録して、普通に仲間が増えて、普通にダンジョンに入って――
――なんか普通に解散した。
え? え!?なんでー!?
ああ、もう! こうなったらソロだ! 冒険しながらのんびりライフを送るんだ! イエイ!
――ッはーー勇者PT? 嫌だ! そこまで危険な旅はしたくない! 僕は一人で引きこもるのおおおおおお!?
――その叫びも虚しく、能力をかわれた少女は冒険に付き合うことになるのだった。
これは、そんな少女がなんかしていく物語。
※こちらは<なんか普通に解散した。>の増量版です。ファンタジーと言ったらやっぱりギルドにやってきたところからの方がいいかな? と急遽内容を増量致しました。
場合によっては、通常版とは内容と描写、設定等を変更するかもしれません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 00:31:15
3856文字
会話率:52%
僕を僕と定義する要素はなんなのだろうか。
遺伝子、思想、個体名、社会での役割。様々な要素があるだろう。
果たして僕は、この体を構成する分子全てがヒトの手によって創造されたモノだとしても、胸を張って僕だと言い切れるのだろうか。
いつも通りの
日常。仕事に向かう途中のバスで爆発に巻き込まれた主人公。
それを境に価値観に揺らぎが生じた主人公は、自身が所属する社会になにを思うのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-21 23:49:41
1948文字
会話率:16%
加速する情報化社会の申し子。金田一(かねだ いち)は中学三年生。特殊能力『えしゅろん』〔史上最強の盗聴]と、黒いスキル『はーぷ』[華麗なる頓絶法]という2つのアレな能力者。「俺は積極的ぼっちであり上昇志向のぼっちであり、故に『でいだらぼっち
』だ!!階級は低いが神だ!!!」脳内世界でオラオラな金田のクラス3年B組には、あらゆる暗黒歴史を光の速さで大量生産していた【あの頃】のメンバーがもれなく揃ってしまっている。かつてのメンバーに声をかけられることを境に金田の日常が急激に崩壊!
ラブコメ展開?は?え?青春?あれ?これって、、現実じゃね?え?ちょっ、ちょっ!怖い!!
気づいた時にはナンバーファッキンワンの金田VS超現実世界へと発展!!!
努力と友情と勝利が明後日の方向へぶっ飛んでいった結果のトンデもグロリアスレボリューション!
あれ?これ、もはや世界、詰んでね?、、、チェッ、チェックメイトォォっ!!
全ての中二病に贈る!
「だ、大丈夫?」から、『大丈夫だ!』と胸を張って誇れるための怪文書!ここに爆誕!!
是非ブックマーク登録していただけたら幸いです。いや、ほんと。すげえ良いことあります。
助言とかも下ちい。あざっす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-18 23:12:14
21808文字
会話率:22%
刃を用いてしか傷つけることのできない『泥』との闘い。主人公ヴァルツはグンター王国の対泥機関としての第0騎士団の団長として日夜怠惰に働いている。自らを世界最強といって憚らない傲岸不遜、傍若無人を地で行く彼はある日、ある剣士と出会い、人生で初め
ての敗北を経験する。
胸を張って最強と言えるようになるために、己を知り、世界と戦う男の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-24 12:46:53
3756文字
会話率:25%
目が覚めたとき、少しだけ迷子になる。
見馴れた場所なはずなのに「ここはどこ」って。夢の中では別人だったから。まるで2人の私が奇妙な偶然から繋がって、宇宙人のテレパシーみたいにつながっているみたい。
あまりにも長く遊んでいたら、きっとおじい
ちゃんとおばあちゃんは心配する。それにみんなも。だから、もうそろそろ。
全ての辻褄が合わさったから、もうお役御免って、あの現実に戻される瞬間が何よりも怖い。目覚めた私は覚えてはいないのに、私は私の心配をしてしまう。それでも胸を張って言わなくちゃいけないね。いってらっしゃい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-30 15:58:02
19772文字
会話率:73%
皆さんは『プログラミング』が何なのか知っていますか? そうゲームやアプリを作る時に使われる英語や記号ばっかりのアレです。勿論それだけではありませんが。
恐らく、多くの人が言葉を知っていても詳しい事まで知らないと言うでしょう。かくいう私
も言語が複数あり小難しいイメージしか持っていません。今回はタイトル通りド素人の私がゲームを作れるまでの学習過程を綴る小説……日記となります。
昨今は小学生にプログラミングを教えるのが必修化になる等聞きます。危機感を覚えるわけではないですが、現在の私は胸を張って社会人と言える立場にいないので、兎に角思い立ったが吉日と覚えていき就職に役立てたいと思いました。
こんなの小説じゃない、と思われるかもしれませんが、何分性格が性格な上友達って何? というボッチなのでせめてこの場をお借りしてモチベーション維持に当てさせてもらおうと思いました。相変わらず豆腐メンタルで精神が不安定なので長続きするか分かりませんが、可能な限り続けていきたいのでお付き合いのほどよろしくお願いします。
プログラミングを知っている方、若しくはプロの方、目に留まり覗いてみてくれるとありがたく、ご指摘やアドバイス等を下さるととてもうれしく思います。勿論私と同じく素人の方からの感想や初めたいけど不安という方もぜひ覗いてどのようなものか一緒に考えてみましょう。
ジャンルは不明なのでエッセイにしておきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 21:51:17
111633文字
会話率:5%
株式会社『ブラック魔王コーポレーション』。
社長は魔王という特徴的な会社。
しかし、それよりも特徴的なのは…「ウチはブラック企業でしゅ。皆の者。馬車馬の様に働くのでしゅ。」
魔王がでしゅっ子……では無く、悪びれもしないブラック企業。
本当に
ここは恐ろしい。
何と言っても、社長が居る限り、帰宅出来ないからだ。
嗚呼、可愛い。愛おしい。社長………………。
どんなに見ていても飽きない。というか、目が離せない。帰宅したくない!
「こや!仕事が終わったなら早く帰るでしゅ!これは命令でしゅ!」
「はい!解りました!帰ります!」
「ふふーん、こえぞブラック。帰宅を強制する横暴な社長でしゅ。」
胸を張って得意げになる社長………可愛い!
これは魔王経営のブラック企業のダークファンタジー………では無く、ただただ可愛い社長にキュン死にするだけの物語である。
この作品は『カクヨム』『NOVEL DAYS』『小説家になろう』の3つに投稿しています。
なろうラジオ大賞応募作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-24 15:36:05
1000文字
会話率:56%
新たな人生、人に恥ず堂々と胸を張って謳歌していた。
なのに、まさか突然見知らぬファンタジー世界に行くなんて…
…と、思っていたけど、どうやら何か知ってる様な気がしてきたぞ。
あれ、同室の腐女子がやっていたBLゲームじゃなかろうか?
確か主
人公が二人いて、その二人は兄弟じゃなかったか?
………あれ?
ちょっと待って、その冗談笑えないんだけれども!
※女性軽視や多少のグロ、社会的不適切な表現が出てきます。苦手な方はご遠慮下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-30 00:00:00
127203文字
会話率:73%
庶民の家に生まれ、幼い頃に両親を亡くし、歳の離れた兄に養われて育った。騎士になった兄の稼ぎがあったが、少しでも負担を和らげたいと、冒険者になった。だが、その稼ぎは多いとは言えなかった。
汎用で、若すぎて、経験不足――先輩冒険者には、そう
言われた。チヤホヤされたい訳ではないが、英雄になれるような人間であれば、もっと胸を張って生きられるだろうにと、思わずにはいられない。
平凡な、ただの冒険者の筈だった。幼なじみの、突然の一言が、彼の運命を変えていくのか……?
「レイ。アンタ、英雄になりなさい!」
その時、レイ・ガーラントの平凡な日常は、終わりを告げた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-16 18:00:00
103086文字
会話率:44%
いいか?俺たちは決して、星のような誰もが憧れる星になんてなれやしない。俺たちはチリだ。宇宙の無数に散らばる誰からも関心を持たれず、誰からも好かれたりしない。でもな、それでも俺らは輝いているんだ。誰よりも気高く、誰よりも美しく、なら恥じること
はない、胸を張って輝けばいい。いつか認められるその日まで…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-02 22:14:00
4200文字
会話率:67%
多種多様な種族が住まう"幻想世界アルカ・オルト"
モンスターが跋扈し魔法と剣戟
が飛び交う世界で最硬の種族である人龍族の青年のしょうもない日常を描いていく。彼はやがて胸を張って帰れるのか…それとも人知れずモンスターの餌になるのか…
「俺は帰らねぇ!でも、働きたくねぇ!ダラダラして一生を終えたいのに…ッ!!!その金がねぇ!!!!!!」
「かかってこいよクソモンスター共が!皆金にしてやる!」
「おや…よく出てきたねゴブリン。え?なんで私の斧が大きいかって?お前の頭をかち割るためだよ…オラァ首よこせ!!!」
そんなどうでもいい意地を張って家出をやめられない馬鹿な男の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-18 22:36:55
142904文字
会話率:57%
エッセイだが、まるで最近のライトノベルのタイトルのようではないかぁっ!どわっはっはっは!!!!
キーワード:
最終更新:2019-02-19 13:56:00
1221文字
会話率:0%
俺は前世じゃ不治の病のせいで暗くてつまらない人生を送っていた。不条理だった。やりたいことも満足に出来ない、そんな世界だった。
だから死に際に俺は願った。次の人生は明るく楽しく生きたいと。
そんな願いを女神様は叶えてくれました。
俺
、いや私は今異世界への転生に加えて、まさかの女の子として人生を送っています!
幸せです。身体は元気だし、可愛い女の子と仲良くなれたりの刺激がたくさん、そんな世界です。
だから胸を張って私は言います。今の人生は明るく楽しく生きてます!どれもこれも女神様のおかげです!
※登場人物紹介は、本編のおまけとしてお楽しみ頂けると幸いです(登場人物の増加、変更等の際に随時更新予定)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-07 00:47:56
96500文字
会話率:55%
高校二年生である坂川奈月は友人がほぼいない学生生活を送っているという自負があった。彼にとって胸を張って友人と言えるのは高校一年生の時に仲良くなった、ちょっとした事情を抱えているハーフの女の子、鹿宮エリスただ一人だけ。
お互いに大事に思いあう
も気持ちを伝えるまでには至らないそんな煮え切らない関係であった。
ある日、いつもと変わらないように奈月とエリスは二人して夜通し遊ぼうとするもその時のエリスの様子は少し変わっていて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-28 00:00:00
257349文字
会話率:38%
「やあ、少年。私と付き合いなさい」
彼女は公園の中心部に位置する噴水の縁に立ち僕にそう告げるのだった。
僕、立原智は地元高校に通う何でもない高校三年生。少し偏差値が平均より高いってだけで他にはなんの取り柄もない。スポーツだってこれ
といって得意な種目も無いし、趣味も特技も嗜む程度で熱中することもまずない。
そんな僕が高校からの帰途にとある女子高生に出会う。傲慢、不躾、堂々と胸を張って生きる彼女の姿に僕はいつの日か心惹かれゆく。
しかし、僕と彼女との間には隠されたものが…………
読み終えた後にタイトルが分かる物語。どうぞ先を急がずお読みくださいませ。。
※去年投稿した「誰も知らない僕らの遠距離恋愛」の改編版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 00:22:12
6110文字
会話率:47%
高校生になった江坂健二は悩んでいた。胸を張って好きだといえるような何かだとか、絶対になりたい将来の職業だとか、そういうのが全然わからない。
けれど心は勇み足に何かを訴え、モヤモヤとしたものが溢れ続ける。
そんな彼は一人の少女を見つけ
た。不自然に人当たりが良くて、不自然な自身に満ち溢れた車塚晶という少女。
ある日そんな彼女がヤンキー臭い少女と一緒にいるところを見つけ取り敢えず会話を盗み聞きすることにするが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-29 21:03:58
13500文字
会話率:37%