母1人子1人で暮らしてきた佐藤美月は新卒2年目の24歳。仕事にも慣れ、これから親孝行しようとした矢先、母の真由美が仕事先で倒れて亡くなる。
悲嘆と後悔に暮れるなか、美月が真由美の遺品を整理していると1通の封筒を見つける。そこには真由美からの
手紙と、若い頃の真由美と見知らぬ男性が笑い合う写真があった。手紙には、写真の男性•雅人は美月の父であること、雅斗と真由美は職場で出会い、恋に落ちたこと、エリート営業マンだった雅人は海外に赴任することになり、それをきっかけに真由美はプロポーズされたが、慣れない環境への不安が勝った真由美はプロポーズを断り退職したこと、退職してすぐに美月を妊娠していることに気付き、1人で産んで育てる決心をしたことが綴られていた。手紙の最後には雅人の家の住所が書かれていた。
美月は悩んだ末に母の死を父に伝えることに決め、住所を訪ねる。父は亡くなっていて、妻の紫乃が対応する。雅人は帰国後、紫乃と結婚していた。紫乃から異母妹•雪乃の存在を伝えられる。姉妹の存在に憧れていた美月は、雪乃に会いに行く。紫乃は、雪乃は就職して1人暮らしをしていると言うが、実際は彼氏と同棲していた。雪乃の彼氏は大手企業に勤めているが、何かと雪乃を見下している。美月は彼氏と別れるように説得し、同居を始める。初めはお互いにどう接してよいか分からず戸惑っていた美月と雪乃だったが、同居を通して2人の関係に変化が生まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 08:15:35
16514文字
会話率:50%
「王国の平和のため、この結婚を白い結婚にするわけにはいかない」
「……わかっております、旦那様」
王命による愛のない結婚。結婚式で初対面だった夫は戦地へ旅立っていった。初夜で授かった可愛い双子を私に残して。
――それから五年、双子と案外幸せ
に暮らしていた私の前に夫が帰ってきた。
悪意ある噂により死神騎士と呼ばれていた夫は今や救国の英雄であり、騎士団長。穏やかな暮らしは一変、ただし夫と双子からの溺愛つき。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 08:01:24
41327文字
会話率:39%
剣姫リーゼは、戦場でラズフィルト王国第一王子ディレイに一騎打ちを挑み敗北する。その直後、何者かに矢で打たれ絶命、五年前に巻き戻る。かつてのリーゼはこの日、第一王子ディレイに嫁ぐことを拒否し騎士になる道を選んだ。代わりに妹ミーシャが嫁入りする
が、隣国へ向かう途中事故で命を失う。妹を助け、運命を変えるためリーゼはディレイに嫁ぐことを決める。
「俺は妃を迎えるつもりがない。早急に国にお帰り願おう」
「とりあえず決闘しましょう」
(やり直し前は絶対に勝てないと思ったけれど、今なら勝てそうね?)
ツヨツヨ母性愛ヒロインと五年後最強になるかもしれない妻溺愛餌付け系ヒーローの政略結婚ラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 08:32:37
23127文字
会話率:41%
【連載版】夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、私の目の前に現れた女性は夫と愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、夫を前にもう彼の瞳の色のドレスは
着ないことに決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 08:48:02
63389文字
会話率:46%
川村麻衣は、結婚に失敗したバツイチのシンガー。高身長にショートカット、見た目は女性ファンを取り込むための、外見をしていた。三十六歳になり、新たな出会いに戸惑う。彼女に積極的に誘いを掛けるのは、同い年の男性デュオの一人、浅生嘉隆。彼もまた、バ
ツイチで結婚に失敗していた。
その二人が、出会い、恋愛に躊躇い、それでも、恋を育むお話。
散りばめられた、宮城と広島に共通するお話を楽しんで頂けたら嬉しいです。
作者、芸能については詳しくはありません。実際の地名、人物等が出て来ますが、すべてフィクションです。方言色濃いです。広島弁詳しくはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 08:00:00
710733文字
会話率:58%
領主の娘クレアに、突然舞い込んだ高名な魔術師との縁談。実はクレアには、秘密があった。昼と夜とで、その姿が大きく変貌してしまうのである…。
変化する姿のせいで人との関わりを避けて生きて来たクレアが、一風変わった天才魔術師に見いだされ、自分を
信じて広い世界へと足を踏み出していく過程を描きます。
ちょっと変わった二人の、風変わりで、次第にハッピーな結婚生活をどうぞお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:57:05
175166文字
会話率:57%
結婚わずか1か月で未亡人になってしまった、美貌の令嬢ロクサーヌ。
喪服に身を包んだロクサーヌが、本当に手に入れたいものとは?
最終更新:2025-06-28 13:51:23
4560文字
会話率:57%
高校一年生の葉菜は、二人暮らしの姉の結婚が決まったことを期に、転校して、女子高の寮に入ることになった。
入寮の日、寂しさと不安のあまり、涙する葉菜だったが、上級生のルームメイトたちはみな、親切にしてくれる。
寮内に同い年の友達も出来てほっと
したのも束の間、教室に不穏な空気が流れていることを知る。
転校早々、朽木先生に気に入られた葉菜の教科書が失くなり、その後も、葉菜の周囲で次々に不可解な出来事が起こる。
やがて、クラスを「牛耳って」いる人物が、葉菜を陥れようとしていることがわかり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:30:00
51273文字
会話率:46%
結婚式を三か月後に控えたある日、婚約者である侯爵子息スコットに「セシル……君のことを好きになれなかった」と言われた。私は驚きそして耳を疑った。(だってあなたが私に告白をして婚約を申し込んだのですよ?)
スコットに理由を問えば告白は人違い
だったらしい。ショックを受けながらも新しい婚約者を探そうと気持ちを切り替えたセシルに、美貌の公爵子息から縁談の申し込みが来た。引く手数多な人がなぜ私にと思いながら会ってみると、どうやら彼はシスコンのようだ。でも嫌な感じはしない。セシルは彼と婚約することにした――。他サイトでも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:20:00
137292文字
会話率:41%
ロジェはジゼルに言った。「ジゼル。三年後にここに来てほしい。僕は君に正式に婚約を申し込みたい」と。平民のロジェは男爵令嬢であるジゼルにプロポーズするために博士号を得たいと考えていた。彼は能力を見込まれ、隣国の研究室に招待されたのだ。
そ
して三年後、ジゼルは約束の場所でロジェを待った。ところが彼は現れない。代わりにそこに来たのは見知らぬ美しい女性だった。彼女はジゼルに残酷な言葉を放つ。「彼は私と結婚することになりました」とーーーー。※他サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 20:52:29
17843文字
会話率:44%
『月の妖精』と美貌を謳われるマルティナは、一年後の結婚式までに無口で無表情の婚約者トリスタンに「愛してる」を言わせたい。「そのためにわたくしは今、誘拐されています!」
婚約者が大好きで彼を喜ばせるために無鉄砲な方法で頑張るマルティナのお話で
す。※他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-22 21:40:00
78465文字
会話率:49%
フェリシアが結婚して、フェリシアの子供が侯爵家を継げばいい」
女侯爵である姉が言い出した。
3姉妹が10代のころに両親がなくなり侯爵家の建て直しで、この国では行き遅れと呼ばれる部類に入っているシャルロッテ(長女)、フェリシア(次女)、ジャ
クリーン(三女)の美人三姉妹。
今日まで3人で頑張って侯爵家を建て直し、落ち着いたからそろそろ後継者をと、フェリシアが姉に結婚を薦めれば、そんな言葉が返ってきた。
姉は女侯爵で貿易で財を成している侯爵家の海軍を取り仕切る男装の麗人。
妹は商会を切り盛りする才女。
次女本人は、家内の采配しかできない凡人だと思っている。
しかしフェリシアは姉妹をけなされると、心の中で相手に対して毒舌を吐きながら撃退する手腕は、社交界では有名な存在だ(本人知らず)。
なのに自慢の姉妹は結婚に興味がないので、フェリシアは姉妹の相手を本気で探そうと、社交に力を入れ出す。
フェリシアは心の中で何か思っているときは「私」、人と喋るときは「わたくし」になるのでご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:20:00
47144文字
会話率:52%
メルローズ・ドレンテは16歳の伯爵令嬢。子供の頃のある事件により肩に大きな傷を持っている。更には自称「幼馴染み」の男性に広められた噂により『傷物令嬢』と陰で言われ、結婚を迫られている状態だ。
その彼女がパーティーで出会ったのは隣のオソラン
サ帝国の最強の武人にして『血塗られた皇子』と呼ばれ恐れられていると噂の皇太子、ノア。だがノアは強面の見た目に反して優しい人だった。
メルローズは彼に「君に傷をつけた責任を取るつもりだ」と言われて……?
※ヒーローは獣人です。
※わりとシリアスめ(作者比)。ハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:10:00
65812文字
会話率:52%
どうしても彼の最愛になりたい。でもあの人はもうすぐ他の女と結婚してしまう。
だから私は魔法の薬を手に入れた。これを飲ませれば、彼は今までのしがらみから解放されて私を愛するようになる。
注※バドエンです
最終更新:2025-07-01 07:43:50
615文字
会話率:23%
作り物のような美しさを持つデボラ。彼女は婚約者だった王太子にパーティで婚約破棄を告げられる。でっちあげの証言が次々と飛び出すも、デボラは反論。しかし王太子妃の座にしがみつく女と罵られ、立場は劣勢に。
(仕方ないわ、これは損切りね)
彼女
は割り切って婚約破棄のみを受け入れる。
が、デボラの不幸はこれで終わらない。彼女の父と兄はデボラを切り捨て、王家との取引材料にする事で家の繁栄を取ったのだ。
哀れ隣国の侯爵の後妻として無理やり嫁に出された彼女。体の良い国外追放である。
(でも本当に国外追放で放り出されるよりはマシね。それにあのバカ王太子と結婚するより幸せかも)
更に嫁入り先のイケオジの侯爵に「君を愛することはない。実質人質だ」と言われてしまう。
(困ったわ……私に人質の価値はないのに。せめて何かお役に立ちたいわ)
これは、不幸な運命に困惑しつつも前向きに進んだ結果、周りも自らも変わっていき、夫に愛された令嬢の話。
※アンジャッシュ系すれ違いが少々ありますが、かなりシリアス寄り(作者比)です。
※第18回書き出し祭りにて投稿した書き出しを少々改題&続きを書いたものです。不定期更新。
※カクヨムで連載している物を転載しています。36話まで1日3話更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 07:00:00
178785文字
会話率:51%
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたこと
が明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:10:00
638645文字
会話率:59%
王女であるアンジェラはわがままで、毎日のように豪遊をしているという悪評が市井で飛び交っていた。
そんなある日、アンジェラは、王城で下男をしている平民のアルと結婚させられたうえに、城から追い出されてしまった。
果たして、このわがまま元王女は平
民として暮らしていけるのだろうか…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:10:00
23048文字
会話率:42%
エバンズ伯爵家の若当主ライナーは、少々気まずい関係にあるオランジエ伯爵家の娘であり、かつてじゃじゃ馬と噂された女性ヘレネとの結婚が決まる。しかし、現れた彼女はおとなしく従順で、何かがおかしかった。
闇は安息と精神作用、土は生命と成長の魔法、
くらいのファンタジー要素があります。全然メインではないです。
ライナー・エバンズ/代々魔力量が少ないのほほんとした一族の一人息子。
ヘレネ・オランジエ(ヘレネ・エバンズ)/土の魔力を持つ一族の末娘。魔力量がかなり多い。以前は気位が高かったが、見る影もない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:00:00
6847文字
会話率:58%
豊臣秀吉とその妻ねね(高台院)との間には子供ができませんでした。
小説やドラマの中には、結婚直後にねねが流産した結果、子供が産めなくなった、という描写をしているものもあります。
そこで「もし子供が無事に生まれて、ねねが亡くなってしまっ
たら」という発想から、今回のシミュレーション小説を書いてみました。
果たして、「戦国最強の賢妻」であるねねがいなくても豊臣秀吉は天下を取れるのか?残された子供はねねの代わりが務まるのか?日本の歴史はどうなるのか?
楽しみながら書けるよう、頑張っていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:00:00
1643285文字
会話率:51%
「おまえとの婚約は破棄させてもらう」
そう言われて現在エリート街道を驀進中の婚約者に捨てられたFランク錬金術師のカレン。
自棄酒に溺れたカレンは、弾みでとんでもない条件を付けてとある依頼を受けてしまう。
それは『血筋の祝福』という、受け継い
だ膨大な魔力によって苦しむ呪いにかかった甥っ子を救ってほしいという貴族からの依頼だった。
依頼内容はともかくとして問題は、報酬は思いのままというその依頼に、達成報酬としてカレンが依頼人との結婚を望んでしまったことだった。
王都で今一番結婚したい男、ユリウス・エーレルト。
前世も今世も妥協して付き合ったはずの男に振られたカレンは、もう妥協はするまいと、美しく強く家柄がいいという、三国一の男を所望してしまったのだった。
ともかくは依頼達成のため、錬金術師としてカレンはポーションを作り出す。
仕事を通じて様々な人々と関わりながら、カレンの心境に変化が訪れていく。
錬金術師カレンの新しい人生が幕を開ける。
※アルファポリスにも投稿中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:00:00
743091文字
会話率:43%
てんかん性の少女は、
訪問看護の、訪問看護師は、
家族の、事を、話し…、
そして…。
ぜひ、読んで見てね。
最終更新:2025-07-29 07:00:00
1024文字
会話率:13%
長編6作目です、前作までは「守」と「好美」の現実世界での過去の話を書いてきましたが、これからは「その後」としての話を書いていきたいと思います。
ずっと心の片隅にいた恋人の好美と異世界で再会した守、当時「真帆」という恋人がいましたが別の世
界に飛ばされて結婚していました。
そんな訳で再会した者同士で同棲する事になったという話です、ただ好美は異世界でかなりの起業家なので守にとってハチャメチャな生活が始まって行きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:00:00
920415文字
会話率:62%
「いつかフィルを守れるようになって、必ず会いに行くから、それまで――待っていて」
強くなる、そう言ってくれた大事なあの子を、自分も今度こそ守れるように。そうして、必ず彼女を見つけて、今度こそずっとずっと一緒にいる――。
8年前の夏に出会
った優しい親友との約束を胸に、剣と共に生きてきたフィルは、16になった春、育ての親であり、剣の師でもある祖父を失った。
「従えないのであれば、出て行け。以後ザルアナックの名を名乗ることも、周囲に関係を疑われることも慎んでもらおう」
王都に戻ったフィルは、剣を捨てて着飾り、結婚相手を探せという父に逆らい、騎士団へと入団するが、右も左もわからないことだらけ。
しかも、相方兼同室となったアレクサンダー・エル・フォルデリークは、威圧感いっぱいの厳しい雰囲気の騎士。進退窮まったかに思えたのだが、生まれと冷たい言動で周囲からも敬遠されまくりの彼の本性は実は優しいようで、しかも親友の彼女にちょっと似ている気がする。
生まれと性別、2つの隠し事を抱えたフィルは、騎士団で無事自分の居場所を作り、誰より大切な親友を見つけることができるのか?
※本作品は、以前自サイトにて公開していたものの、改稿版となります。※主人公の職業上、残酷/グロ描写があります。※直接的・具体的な描写ではありませんが、登場人物の関係性の表現のため、性描写があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:00:00
1084592文字
会話率:37%
小国ハイドランドに舞い込んだ縁談は、ソフィーナの初恋の相手、大国カザックの王太子フェルドリックから。
美貌で名高い姉姫への求婚と思いきや、兄の政務を手伝うことだけが取り柄の、冴えない妹姫ソフィーナあてだった。
本人も含めて、誰もが「人
違い」と思う中、やってきたフェルドリックに「一目惚れした」と言われ、舞い上がって承諾を返したソフィーナだったが、実際は、政略+着飾らせる必要がない地味姫だから――
結婚を「仕事」、ソフィーナを「都合のいい相手」と言い放つフェルドリックに、これ以上みじめになりたくないソフィーナは、公務と引き換えに契約結婚を願い出、カザックでの生活を開始する。
不釣り合いだと皆に嘲笑され、辛辣なフェルドリックに振り回される、真っ白な新婚(?)生活の中、フェルドリックがソフィーナにつけてきた護衛騎士2人は、なんだか妙。
その上、隣国からやってきた愛人候補には正妃の座と一緒に命を狙われ、挙句、祖国にまで不穏な気配が……。
「生憎だったね、それでも君はここに――僕に縛り付けられる」
やるべきことを終えたら、認めよう、あなたが好きだ、と。
そして、伝えよう――だからこそ、あなたに縛り付けられてなどやらない、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 08:20:32
323686文字
会話率:45%
自分のお店を持ちたい銀髪赤目のエイラと借金を返済したカイ。2人はお互いの利益のために偽装夫婦の契約を結ぶ。
エイラは学んだ薬菓を、カイは得意の算術と得意の商売の才でお店を盛り上げる。
共同生活を送りながら2人の心は少しずつ近づいていく。
し
だいにカイの優しさでエイラの凍った心が溶けていくエイラ。
エイラの意地っ張りだけれど不意に見せる可愛さに心惹かれていくカイ。
若い2人は町の人々に見守られながら偽りから始まった関係を本物の愛に育てていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:00:00
122635文字
会話率:20%
階段から落ち、気づいたら貧乏伯爵家三男になっていた。これは転生?
両親は元近衛騎士団副団長、母は元第三王女。魔法属性のない母は王族である家族から魔法が使えなくても生活できるようにしつけられたが、周囲の貴族から魔法属性がないことで虐げられて
いた。兄である王太子のご学友であった父と一目会ったその日からの熱愛後結婚。しかし周りからは大反対。王家からは何があろうと頼るなという約束をさせられ結婚に至った両親である。それでも家族、領民と貧乏ながら楽しく暮らしていた。
そして、俺、いえ、僕(僕と言わないと怒られる)魔法属性がないが膨大な魔力量とスキルで今世おいしくない料理と領地の生活改善をしていこうと奮闘。しかしあくまで陰で、誰かを盾にして、家の脛かじり生活を望んでいるやらかし系少年ケビン。周りを巻き込みながら、虎視眈々と将来の昼行燈生活を夢見る、普通?の日常生活を送る少年の話です。
王道中の王道、ありきたりな転生のお話
ゆるゆる設定です。気軽に読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 07:00:00
531390文字
会話率:55%
「すまない、私はクララと生涯を共に生きていきたい。離縁してくれ」
大富豪 伯爵令嬢のケイトリン。
領地が災害に遭い、若くして侯爵当主なったロイドを幼少の頃より思いを寄せていたケイトリン。ロイド様を助けるため、性急な結婚を敢行。その為、旦那
様は平民の女性に癒しを求めてしまった。この国はルメニエール信仰。一夫一妻。婚姻前の男女の行為禁止、婚姻中の不貞行為禁止の厳しい規律がある。旦那様は平民の女性と結婚したいがため、ケイトリンンに離縁を申し出てきた。
旦那様を愛しているがため、旦那様の領地のために、身を粉にして働いてきたケイトリン。
その後、階段から足を踏み外し、前世の記憶を思い出した私。
離縁に応じましょう!未練なし!どうぞ愛する方と結婚し末永くお幸せに!
*女性軽視の言葉が一部あります(すみません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 07:00:00
43619文字
会話率:52%
パンが好きで、声が好きで、2次元の美形が大好物。
だけど何より大切だったのは――
初孫・すーちゃんの笑顔と、家族の何気ない日々だった。
高城由美、五十七歳。
持病もなく、元気だと思っていたその日。
突然見つかった悪性腫瘍は、もうどうにもな
らなかった。
──あっけない最期だった。
せめて、あと少しで結婚だった息子の門出を見たかった。
すーちゃんの「ばぁば」って笑う声を、もっと聞きたかった。
そんな思いを胸に閉じた目を、ふたたび開けると……
そこは美しい山河と霊気あふれる異世界「玄辰仙界」。
見知らぬ男たちが自分を囲み、呼ぶ声は低く優しく、
その視線の先にいたのは、琥珀の瞳を持つ美しい青年だった――。
魂はそのまま、容れ物だけが若くなって。
私は、第二の人生をもらったらしい。
不思議な力、仙術、そして学院での学び。
人ではない存在たちとの出会い。
過去を持ち、それでも今を生きる者たちとの絆。
これは、人生の続きをもらった一人の“元・おばさん”が、
もう一度「好き」を胸に歩き出す物語。
⸻
美しき仙界で、心を取り戻していく――
中身オタクおばさん、外見イケメン。
異世界で始まる、ちょっぴり切なく、優しい再出発。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 06:39:42
4110文字
会話率:22%
政略結婚をしたリリーシス。子供も1人夫も優しい…けど不満は…ある!
産後レスに悩むリリーシスが脳筋夫を諦めイチャイチャする愛人をゲットするため夜会に行く話。
初めてのお話ですのでお手柔らかにお願いします…。メンタル豆腐ですので。
最終更新:2025-07-29 06:30:00
11184文字
会話率:26%