幼少から無能と揶揄されてきた少年、オスカーには才能がなかった。
唯一、最弱スキルと呼ばれる「デバフ」を除いて。
「デバフ」は万国共通の最弱スキル。
命中率悪し、成長率悪し、効力悪し、の三重苦。
それでも彼は諦めずに最弱を磨き続け、規格外の力
を手に入れる。
遂には、勇者という地位にまで抜擢された。
だがそこで待っていたのは、周囲の嫉妬だった。
同じ勇者メンバー達は、平民のオスカーが、自分達よりも高い実力を持っていることを妬ましく思っていたのだ。
平民の分際で、最弱職のクセに生意気だ。
難癖や言い掛かりの果てに追放処分が決定し、彼は一人追い出されてしまう。
しかし、連中は知らなかった。
オスカーの力が、自分達の想像を遥かに超えていた事を。
これは何一つ認められなかった最弱職の少年が、数々の強敵を打ち倒し、真の勇者に返り咲く物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 16:50:59
579173文字
会話率:32%
「貴方は勇者に選ばれました!」
「は……?」
次元の彼方から襲来する八体の魔族によって,人類滅亡の危機が予言される中,一人の青年・ヒロが,星の女神より勇者のスキルを与えられる。
彼は『無能』と言われてパーティーから追放された元冒険者だった
。
それでも,今まで目もくれなかった人々は,勇者となったヒロを崇め奉る。
選ばれた勇者はたった六人。
周りの称賛に浮かれるのも当然だった。
だが後に彼は知ることになる。
『勇者のスキルを三回行使すると,必ず死ぬ』
勇者は気高く勇猛な存在でなければならない。
いついかなる時であっても。
これは『無能』と呼ばれた青年が,『真の勇者』として歴史に名を刻むまでの,刹那の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-14 18:44:49
40545文字
会話率:34%
【ファンタジア文庫より4/20書籍化決定!】
無能と笑われて追放されたおっさんが、
ぶっ壊れスキルで美少女たちを育てて無双する!!
平凡なサラリーマンの鹿角ロク(かづのろく)は、ある日、見知らぬ大学生・片桐龍騎(かたぎりりゅうき
)とともに異世界に召喚される。
強大な魔術を手に入れた片桐に対して、ロクに与えられたのは、外れスキル『魔力錬成』のみ。
「使えねぇオッサンだな! 無能は一生引きこもってろ!」
片桐に嘲笑われ、さびれた後宮に追放されるロクだったが、
そこでなぜか魔術講師をすることに。
可愛い後宮の姫たちは、魔術講師としてやってきたロクに夢中で――
「ロクさま、ニホンの文化を教えてください!」
「ロクちゃんせんせー! この服どうかな、可愛い? セクシー? ロクちゃん、こういうの、好き?」
「疲れたのなら、わたしのあたまをなでるといい。なぜならあなたはわたしのツガイだから」
「ねえロクさま、今日の魔術講座で分からないことがあって……よ、よかったら今夜、ふ、ふたりきりで、わた、わたわた私の部屋で教えてほしいのだけれど……っ」
さらには、ゴミスキルと思われた『魔力錬成』が、実は魔術の根底を覆すチートスキルだということが判明。
ロクは後宮の少女たちを教え導き、少女たちはいつしか大陸最強の部隊に育つ。
一方で、片桐は魔族相手に苦戦し、孤立し、落ちぶれていた。
「オレは本物の勇者じゃなかったのか……」
己の無力さに気付き、ロクこそが真の勇者だと気付く片桐だったが、時すでに遅し。
横暴で利己的な片桐は、誰からも見放されていた。
最強となったロクは、自分を慕う後宮の少女たちと共に大陸の頂点に立つ。
追放された勇者の快進撃が始まる。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
主人公は真摯で善良、少女たちに愛されて報われ続け、もう一人の勇者は勝手に落ちぶれて自業自得でざまぁされます。
寝取られなどは一切ありませんのでご安心ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 18:02:04
354090文字
会話率:38%
テング村という、高山の高台に位置する村落がある。
その村に住む青年ライトは、銅像の中から現れた女神を守る地雷女から、『聖剣の守り人』という役目を拝命する!
聖剣の守り人の使命は「真の勇者が現れるまで聖剣を守る」こと。
聖剣を欲しがって英雄
願望を背負ったやつらがやってくるが、真の勇者とやらは全く現れない。
早く守り人やめたいんだが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 20:33:59
6237文字
会話率:39%
人々は、勇者を見た。真の勇者を。
第八次ドラゴン戦争、通称DWⅧ、が終わってから早、十数年。
平和な時代を謳歌していた僕たちの生活は突如として姿を変える。
某ギルドトップとなった僕たちがその祝賀会を開いている最中に衝撃の事実を耳にして
しまう。そこからだった。僕たちの、長い長い終わりなき旅が始まったのは。
友人の作品、「黒焔の帝は存命中」の文章に少々手直しを加えました。文章が少し読みやすくなっていると思います。原作の方も是非お楽しみください。
この作品は「N5076GM」の二次創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 20:52:19
7711文字
会話率:34%
「貴様みたいな役立たずはこのバ家には不要。さっさと出て行けラカ!」
勇者バ・バ・ジアントの末裔バ家の三男ラカは父の死後、兄二人に遺産である勇者の剣と盾を奪われ、飼い猫ロペと共に家を追い出されてしまった。
途方に暮れたラカであったが、突然ロペ
がしゃべり出し「お前たちの親父さんの本当の遺産は吾輩ニャ!」と真実をラカに告げる。
ラカはケット・シーであったロペの助けを借り、冒険へと飛び出したのだった。
今、始まる!
これは理不尽に追放された少年の勇者までの成り上がり冒険ファンタジー――ではなく、もふもふ腹黒のどこかトボけたロペのお猫様ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 15:30:50
24525文字
会話率:65%
結構な割合の日本人が読んだことのある文学作品『走れメロス』の読み解き方について、国文学をかじった著者が、烏滸がましくも語ります。
「『走れメロス』って熱い友情の物語だよね!」って思っている人には、ぜひ読んでほしいエッセイです。
※『走れメ
ロス』については著作権が既に切れておりますので、書籍を購入しなくても閲覧することが可能です。
※小説の本文は、ちくま文庫『太宰治全集3』より引用しました。なお、各社の教科書の文言は若干修正されている部分があるようです。引用した部分と漢字表記等が異なることもあるかと思いますが、誤字ではありません。また、底本としたちくま文庫版では、歴史的仮名遣いは使用されておりませんので、その点はご指摘くださらないようお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 08:00:00
8565文字
会話率:8%
この国には伝説の剣が存在する。真の勇者のみ扱える剣を求め国民は武芸を極め、魔王や他国との戦いに備える。
そんな中、武術大会で勝ち残った者は剣の手がかりを教えるという触れが国王から出された。
勝ち残った青年は、勇者となれるのだろうか。
この
作品はエブリスタにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 21:00:00
3599文字
会話率:38%
天才高校生、来栖 漣はホワイトクエストというRPGにハマっていた。ホワイトクエストはマルチエンディングであり、激レアなエンディングがあるらしく、探す日々。やり込みまくって見つけたエンディングで、漣はホワイトクエストの世界に転移してしまった!
天才は異世界でも天才っぷりを発揮し真の勇者となれるのか・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 11:43:20
1126654文字
会話率:39%
無敗の魔王に挑む、勇者アレン。
彼は魔王と出会い、真実を知る。
これは、彼が真の勇者となるきっかけになった物語。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。
最終更新:2021-11-17 20:51:15
5243文字
会話率:60%
異世界転生した少年は元勇者だ。
そう、勇者であった。今は違う。
魔王を倒して現世に戻り平凡な生活をおくる予定だった。
前にいた異世界の感覚が抜けておらず、常識の範疇から悪戦苦闘するが本人はどうしたらいいかわからない。
隣の席の女の子がただの
ギャルかと思えば、転生した最愛の恋人だった。
かも、しれない。
彼は疑わない。そんな、彼を世話をする彼女はもう恋人だね。
かも、しれない。
そして、最愛の人は転生から過去の記憶がもどるのか?
それより、これから先のなりふりをどうするか?
剣と魔法の世界がない、波瀾万丈の世界で立ち向かう日常コメディー&ファンタジーボケ。
真の勇者とはなにか?
もしかして奇跡がおこるかも☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 02:28:09
20431文字
会話率:62%
主人公・ランは父を亡くし、彼が残した鍛冶屋を継いでいた。周りが結婚し、
子供を授かる者もいる中、仕事に苦戦しつつも、充足感のある平凡な暮らしを送っていた。
街の中央には真の勇者にしか抜けないと言われる剣が台座に刺さっている。
それ
を抜く者が現れる時、役割を終えた街は崩れ去ってしまうということを
ひょんなことから知ったランは、勇者に剣を抜かせないようにするため旅に出る。
これは勇者の努力を無に帰す無二の旅。
※この作品はカクヨムにも投稿されています。
内容は同じですが、あちらは改行少なめの編集になってます。
また、カクヨムの方が先行配信です。
こちらで最新話に追いついてしまったという方は、よろしければ
カクヨムのほうを覗いてみて下さい。
※上記の理由と私のメインの活動場所がカクヨムであるという理由から、
まとめサイト等で紹介下さる際はカクヨムの方をご紹介下さると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 21:51:53
567555文字
会話率:29%
何の前説もお断りもなく、突然、異世界に勇者として召喚された主人公。
しかし、その異世界は『元勇者』ばかりの世界だった。
異世界の技術文明は、携帯電話やインターネット、銀行や本屋まで完備されており、元の世界と変わりが無かった。それは、
異世界の神『アマテラス』が、『邪の者』に対抗すべく、別の世界から次々に勇者を召喚したからだった。
勇者の使命は、封印された『アマテラスの祭壇』を浄化し、この異世界から『邪の者』を駆逐すること。
その事を知った勇者は、異世界らしくない異世界の環境に戸惑いながらも、祭壇を浄化する旅をする。旅の道程で、勇者は心強い仲間を得、自身のレベルも上がっていった。
魔獣や妖物などの『邪の者』を倒すのはしんどいが、今日もまた彼らは遺跡を探しては、祭壇を浄化する旅を続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 16:00:00
196662文字
会話率:50%
突然異世界に召喚され勇者となった少年。
彼は勇者として旅を続けるうちに、仲間を得、試練を乗り越えるたびにレベルアップして行く。
だが、待ってくれ。何かがおかしい。
住民は全て『元勇者』。世界の雰囲気もファンタジーっぽくないし。
おまけに電気
が通っていたり自動販売機があったり、ホームセンターや牛丼屋まである。
しかも通貨は円で、日本語が通じる。
何なんだこの世界は? 妙な感じはするけれど『異世界』なんだから仕方がない。
少年は戸惑いながらも守護神「アマテラス」の加護を受け、仲間と共に旅を続ける。
これは、ありふれた少年が、勇者見習いから真の勇者になるまでの最初の物語である。
(「小説家になろう」で2013/07ー09に掲載したものに、加筆・修正をしたリブート作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-18 02:12:52
152006文字
会話率:50%
勇者たち一行は、アマテラスの祭壇を浄化する旅を続けていた。ゾンビヘッドを有するゾンビ軍団に辛うじて勝利を納めた勇者は、アマテラスの祝福を得て、真の勇者と認められた。そして、戦いの傷を癒すように訪れた町では、襲ってきた盗賊軍を一掃し、町を守る
ことができた。次のポイントは「ヒョウタン湖」と呼ばれる湖だ。果たして勇者たちは、アマテラスの祭壇を浄化できるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-19 20:58:55
60949文字
会話率:49%
荷物持ちの青年キシシカは不必要と言われて勇者パーティーを追放されてしまう。
しかしキシシカを失った勇者パーティーは落ちぶれていき、やがて犯罪者として全員処刑されてしまった。
一方キシシカは凄腕の冒険者として活躍、天寿を全うしたのだ
った。しかし彼の心では、勇者パーティーたちの存在が心残りとなっていた。
そんな彼に女神は言う。
「タイムリープしませんか?」
かくして彼の人生2周目が幕を開ける。彼の目標は、勇者たちを堕落させないこと!
「俺がお前たちを真の勇者パーティーに育ててやる!あと聖女、結婚してくれ!」
ざまあはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 00:12:43
14055文字
会話率:67%
江越愛人(えごしまなと)は気がつけば異世界転移を果たしていた。
近くにいた3人のクラスメイトと合流した彼は怪我を負いながらも魔物を倒し、身を挺して彼女たちを守っていた。
しかし、同じく転移していた学校一イケメンの修司と再会するとクラスメイト
は修司についていき、スキル無しの愛人だけ切り捨てられてしまう。
絶望に沈む彼を救ったのはただ一人、修司ではなく愛人を選んだ春藤優奈という少女。
優奈に慰められ、彼女を必ず守ると誓った愛人。
すると、彼のスキル欄に今までなかった文字の羅列が浮かび上がっていた。
スキルの名は『真の勇者になりし者』。
愛人が守りたいと思った人物が増えるほどステータスと特殊効果が強化されるといった過去に一度も出現していないレアスキルだった。
※この作品はカクヨム様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 00:06:17
87393文字
会話率:43%
全てを失った勇者のカインはフェインというSランク冒険者を新たにパーティに入れたものの、自己中心的なフェインに嫌気がさし、フェインを追放するが、数年後、フェインに逆恨みされすべてを失う。
最終更新:2021-04-08 22:10:44
7154文字
会話率:55%
突如事故で死んだ主人公が正義の味方に憧れて使い魔となり異世界で守護者として過ごすがいろんな事がありすぎてこまっていた。
『
確か俺は部活があり……学校から帰る途中で・・・その前方に俺の道場の門下生で有名なクズ野郎こと樟葉神と黒須真理亜が歩い
ていた。
「じゃあな……また。」
「うん。また明日。」
お互いそう言って別れたけど、
パァァァ
「ん?なんだ?これ。」
パァァァ
と消えてしまった。まぁいいかと思いつつ歩き出すと前からトラックが走ってきた。なぜ一方通行で!だがすれすれで避ける。
「ふぅートラックで死ぬとか『なろう』の基本だからな。危うく異世界にfly awayだったなぁ」
しかし魔の手は次の刺客を出してきた。ラグビーで鍛えているであろう筋肉マッチョの人たちが走ってきて、押し潰されてしまった。
』
この後から使い魔となり雑草をはやす女や真の勇者となった奴とか色々でてきて守護者となり国を守っていく……
その男はその世界で何を見る……
護るのか破壊するのか……
未熟なのに世界の守護者であるが最強を目指していく使い魔と勇者
のリメイクです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 13:49:48
310775文字
会話率:54%
宿屋の倅であり、将来自分も宿屋になるのだと夢見ているロックは二つの不幸に見舞われる。
一つは好きだった幼馴染と大事な義妹が勇者に惚れて村から出て行ってしまったこと。
一つは学園に通う為に村から出た途端、実家の宿屋が戦火で村ごとなくなって
しまったこと。
嫁さん候補と職場を失い、呆然となるロックに追い討ちとばかりに一年後の退学が宣告させる。
このままでは宿屋になれないと焦った彼は、お金を貯めるべく仕方なく冒険者ギルドの門を叩く。そして宿屋になる為に? ひぃひぃ言いながら体を鍛え始めるのだが――。
※主人公は残念であり変人です。
※ヒロインは2章から登場します。
※ざまぁは四章と蟲の魔王でやる予定ですがそれがメインではありません。
※また即チートになったりはしません。ただ時々ぶっ壊れます。でも敵の魔王の方が圧倒的にチートです。
最後に。
ぶっちゃけストレス発散にチビチビと暇な時に書いていこうと思っている腑抜けた作品なので、壮大な冒険譚とか、爽快な復讐のざまぁ展開とか、俺TUEEEEEとか、一応あるにありますが、あまり期待されると荷が重いです。たまに食べるお煎餅くらいの感覚でどうかお願いします。申し訳ありませんorz
※カクヨムでなろうとは異なったテンプレを意識した別ルートも投稿しています(重複投稿対策折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 21:00:00
590974文字
会話率:36%
死んで目を覚ますと
「勇者が、十分な年齢、能力を手に入れるまで、あと数年間かかります。その間、中継ぎとして魔王から世界を守って」
と言われ、特訓の末、中継ぎの勇者として恥ずかしくない戦いをし、信頼も勝ち得た。そうした頃、ついに真の勇者が現
れた。お役御免で、後は悠々自適でのんびりとは行かなかった。そしていくつかの物語が分岐する。そのどれにも出て、彼に思いを寄せる聖女な王女様とは結ばれないのだろうか? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-15 10:33:16
148688文字
会話率:52%
ダイ(主人公)「※この作品には強烈に下品な表現が多数含まれております。読者の皆様におかれましてはストレスからの解放を求めてない限りブラウザバックを推奨しますとでも言うと思ったかヴァーカもう手遅れでーす。」
リーゼ「はい読者様に対する失
礼な態度によりギルティからの腹筋100回。」
ダイ「――――ッ!?!? 」
【万事屋ダインソ】
それはおばさんとの密室お茶会からAランクモンスターとの追いかけっこなど、どんな依頼でも完璧にこなす何でも屋。
依頼達成率100%と名高いその万事屋の経営者【ダイ】には街内七不思議の一つに数えられるほどのとある謎があった。
それは、【どんなに依頼をこなしても何故かいつまでも貧乏】、だということであった……
次々と万事屋ダインソに訪れる癖の強すぎる客。
逆浮気をかまして浮気厨の彼氏?を精神的に痛ぶりたい正直えげつない迷惑な隣町の御令嬢や、
真の勇者しか引き抜くことのできないという伝説の勇者の剣をまったく引き抜ける様子のない死ぬほど焦った様子の他称真の勇者、
エルフの里最高機密であるハイエリクサーの調合方法を盗み出しドワーフに高値で売ってしまった糞行商人などなど、
次から次へと迫りくる難敵という難敵(依頼主)をなんとか退け、
何故か備わっていた少しチートな肉体と共にどうにかこうにか汗と血と肉とよだれを白目をむきながらまき散らしつつも、
日々の生活の糧の為にこれでもかと奮闘する異世界ドタバタアクションコメディ(本人的にはストラテジーゲームのつもりらしい)の始まり始まり。
・執筆開始:2021/03/10折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 11:05:43
14997文字
会話率:34%
SSS級冒険者ギルドに所属する勇者。シン・クロイロードと錬金術師《アルケミスト》のケビン一行は、人類にとっての〝禁忌〟とされている、勇者(人間)のクローンを影武者がわりに作り出す暴挙にでてしまう。
しかし、作り出したクローンとしては未発達だ
ったため、感情や喜怒哀楽もなく。ユニークスキルも持たない、冒険者には向かない個体が生まれてしまった。
それを見かねた、勇者シンは防御役《タンク》として使い切った上で、旅の最中、西のベルト森林で見捨てて、追放してしまう。
「さて、これから…どうするか」
追放された先の森林の奥で待っていたのは、行き倒れた聖剣の女の子だった。
「見捨てられた今、オレは一体何者になりたいんだ…オレはクローンじゃなく何者かになりたい」
これは、ギルドに見捨てられた勇者のクローンとそれに続々と集まってくる人望厚き人間、精霊たちの《何者かになるための》冒険譚。
そして、クローン人間の彼が〝真の勇者〟になるまでに人々が逆勘違いを起こす軌跡の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 10:32:04
7900文字
会話率:64%