「マリィ・スカーレイト、ただ今をもって、貴様との婚約を破棄する!」
「――!」
多くの貴族が出席している庭園での茶会の最中。
【断滅の魔女】の二つ名を持つ稀代の魔術師マリィは、婚約者であるウォーレン王太子殿下に、突如婚約破棄されてしま
う。
「自分で何言ってるかわかってんのかお前? お前とアタシの婚約は、お前の親父が決めたことだぞ? それを勝手に反故にしたら、大目玉を喰らうのはお前だけどいいの?」
「ええい、うるさいうるさいッ! 僕ももう大人だ! 自分のことくらい自分で決める! きっと父上もわかってくださるさ!」
ウォーレンは未来の国王である自分に対する敬意が感じられないという理由で、マリィとの婚約を国王に無断で破棄したのだ。
そして今後は、聖女であるメルアと共に、真実の愛を築くと宣言する。
王太子の婚約者でなくなってしまったマリィは、最も殉職率の高い過酷な騎士団として有名な、西方騎士団に左遷されてしまう。
そこでマリィは、【金色の奸雄】の二つ名を持つ、一人の男と出会い……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 20:00:00
60672文字
会話率:48%
こちらも小分けにしてのせなおします。
ホーリーがこどもの姿をしているのはわけがある。
そのおおむかし、キラ種族のホーリーは横暴で残虐、好き放題していたのだが、ノーム種族のジャックの頭も破裂させ、その城をうばったところから、なにかが変わっ
ていった。
ホーリーの世話をさせるために置いて行かれた少年と、ホーリーの知らなかった存在と、よみがえったジャック。 それらをあやつる、目玉たちの存在。 ホーリーが、ホーリーになる前のむかしばなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 20:00:54
43401文字
会話率:52%
クコ皇国には心葉堂という老舗茶葉店がある。かつては病にも効く『丹茶』を目玉商品にしていたが、先代たちが亡くなってからは『普通に美味しい茶葉を売る店』になってしまっている。
そこを切り盛りするのは、修行半ばで戻ってきた十六歳の新米茶師の蒼、そ
して店長代理の兄の紅だ。
先々代かつ国の魔道最高役職の祖父がいるものの、なぜか茶葉の生成には関与しない。おまけに、蒼自身は両親の死のショックで丹茶は生成できなくなるし、修行から戻ってくると六歳からの幼馴染である十歳上の紺樹は硬派から胡散臭い敬語キャラになっているしで、精神的に踏んだり蹴ったり。
おまけに、首都中央に皇族公認の敵対茶葉堂である『華憐堂』が開店してしまい、さらにその一人娘が紅に惚れてしまう始末。悪いことは重なるもので、首都全体の気候も不安定になり、人々の様子もおかしくなってきて……。
溺愛はされているものの、甘やかされてばかりでは成長できない!世界の謎だろうが、皇族の陰謀だろうが!大事な人を守るためなら戦います!
※「クコ皇国の新米茶師と、いにしえの禁術~心葉帖〜」の改稿版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 20:41:21
732280文字
会話率:36%
〈伏魔殿(ふくまでん)〉――魔物が蔓延り宝物が眠る地下迷宮(ダンジョン)。
そんな〈伏魔殿〉が点在する国――龍塒国(りゅうじこく)。
野兎(ノト)は、国を巡る雑技団に身を置く女性である。
目玉の演舞劇では男役を担う、大人気の凜々しい
麗人。そして、かつて現代日本で暮らしていた前世の記憶を持つ、“転生者”でもある。
ある日、団長夫婦の不祥事により雑技団が潰れてしまい、幼い弟分・妹分達を養うため野兎は後宮の宮女になることを決心する。
しかし、野兎は妃嬪の一人――梅衣(メイ)に粗相を働いた同僚を庇ったため、彼女の逆鱗に触れてしまう。
機嫌を損ねた罰として、宮廷の外れにある〈伏魔殿〉――通称〈宮廷伏魔殿〉へと落とされてしまう事に……。
だが、野兎は幼い頃から雑技団の団長夫婦に折檻を受け、しょっちゅうあちこちの〈伏魔殿〉に放り込まれていた。その度に、前世で学んだサバイバル技術と今世で培った武闘術を駆使し生き残ってきたため、全く恐れること無く、むしろ〈宮廷伏魔殿〉を攻略していく。
その最中、野兎は離れた場所にいる人間と通信ができる宝物――〈神鏡〉を発見。
〈神鏡〉の力により彼女の活躍が国中に配信される事に。
思わず梅衣の横暴ぶりまで暴露配信される形になってしまい、宮廷は大混乱。
しかし、皇帝陛下は〈伏魔殿〉の〈魔物〉をも凌駕する野兎の姿に強く興味を惹かれた様子で……。
“後宮“と“ダンジョン”をダブルで攻略!? 転生女子による宮廷シンデレラストーリー開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 07:00:00
41053文字
会話率:32%
自由な時間をおさえつけられるのはなぜなのか。
それは自由にしたら、自由が終わるときなのかもしれません。
最終更新:2023-08-13 18:00:00
3016文字
会話率:0%
『君は空がどんな色をしているか覚えているかい?』
ある日、事故に巻き込まれた主人公青は願いを叶え生き返らせる代償として色を一つ失った。
黄身のない目玉焼きに白ばっかりの色鉛筆…
願いを叶えるたびに、一つまた一つ色を失っていく。
真っ白な
世界に願う思い。
例えこの空が白くなっても、その色を覚えていられるのか…
死に戻り系色彩恋愛劇がここに!
君はいくつの色まで耐えていられるか‼︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 18:00:00
31039文字
会話率:25%
「悪女オリヴィア! 白い結婚を神官が証明した。婚姻は無効だ! 私は愛するフローラを王妃にする!」即位したばかりの国王が、宣言した。式典に出席していた貴族たちは拍手をおくる。
近衛騎士に腕をつかまれ、悪女オリヴィアは泣きわめきながら退場した。
「やだやだ。私が王妃よ! 私はえらいのよ〜。うぇーん」
花びらが舞う中で、真実の愛で結ばれた王とその恋人は永遠の愛を誓いあう。
何百回も上演された演劇だ。
国王と王妃の真実の愛の物語。
ハッピーエンドの幕が降り、観客たちはすばらしい芝居に歓声をおくる。
彼らは何も知らない。
そこに大きな秘密があることを。
王に命じられた神官が、白い結婚を偽証したことを。
この時、悪女オリヴィアが娘を身ごもっていたことを。
そして、生まれる娘こそが予言の王女、光の精霊王の契約者だと言うことを……。
第一部 貴族学園編
私の名前はレティシア。前世の記憶を持つ5歳。
政略結婚した王太子と公爵令嬢の間にできた娘なのだけど、真実の愛を叶えようとした父によって、私の存在は、生まれる前になかったことになった。だから、いとこの双子の姉ってことになってる。
この世界の貴族は、5歳になったら貴族学園に通わないといけない。わたしと弟は、そこで貴族の子供と一緒に、契約獣を得るためのハードな訓練をしている。
私の異母弟にも出会った。彼は、私に「目玉をよこせ」なんて言う、わがままな王子だった。
第二部 魔法学校編
失ってしまったかけがえのない人。復讐のために精霊王と契約する。魔法学校で再会した貴族学園時代の同級生。毒薬を送った犯人を捜すために、パーティに出席する。修行を続け、勇者の遺産を手にいれる。
前半は、ほのぼのゆっくり進みます。後半は、どろどろさくさくです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 10:25:34
165413文字
会話率:39%
目玉、巨大、意味のわからない物体との戦。
最終更新:2023-06-12 06:00:00
3112文字
会話率:7%
【挑発】【蝶の舞踊】スキルを軸とした回避タンクのドミニクは、その性格の悪さから勇者パーティから追放される。
実力は神鉄級(自称)のドミニクだが、冒険者ギルドの規定により最低4名集まらないと高額の依頼を受けられないため、やむなく仲間を探し出
す。
しかし勇者パーティを追放されたドミニクに近寄る者はいなかった。
主にドミニクの日ごろの行いで。
仕方なく簡単な依頼をこなすドミニク。
そこで出会った仲間と絆を結び、何とかパーティを結成するのであった。
「奇麗な目玉……その目であーしをずっと見てほしいから、えぐるね♡」
「はわわわわ、どうしようお兄ちゃん。……はひぃ、小職頑張りましゅ……」
「聖女の力。それは女神の教えにより鍛え上げたこのお筋肉とお拳ですわ!」
視線を求めて目玉を欲しがる呪術師。スライムを『兄』と呼ぶ自己評価底辺テイマー。拳で殴る聖女。
そんな個性豊か(?)な女性達と共にドミニクはドクズなままに生きるのであった。
行き着く先は一攫千金大英雄? それともクズの末路?
決まってんだろ、読者(きょうだい)。期待して待ってな!
拙作『追放される回避タンク! ~魔物のヘイトをとってた俺がいなくなって大変だろうけど知ったことか! 俺は俺の伝説を作るのさ!』(https://ncode.syosetu.com/n5736hu/)を続けてみた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 16:00:00
106942文字
会話率:50%
★18:00に更新されます。最終話まで投稿済みです。
白石瞳は虐められている。
同級生の赤川聡子に目を付けられ、複数からの暴力を受けていた。
いじめの流れで万引きを強要されるもすんでのところで踏みとどまるが、店長の青木に万引きの冤罪をか
けられ、身体を穢されてしまう。
肉体的精神的に限界を迎えた白石は、自分の腕に百の目玉があることに気づく。
目玉は白石にあらゆるものを見ることができる能力を与えてくれた。相手の秘密さえも。
瞳はこの目を使って、復讐に走る。秘密を握り、SNSを使って相手を追い込んでいく。
復讐の果てに、得られたものは……。
この物語は令和にとある妖怪が生まれるまでの話――
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 18:00:00
99568文字
会話率:43%
「『ツンギレ恋愛経験ゼロのっぽ』は、好きな子と協力して、余命五日の運命を打ち破れますか?」
片思い相手の「不知火林檎」が、ひょんなことで悪魔「アスタロト」を召喚してしまった! 対価として、彼女の命か、俺が作った絶品マカロンを要求されて?!
期限はなんとあと五日!
マカロンどころか、目玉焼きも作れないってのに、どうしろっていうんだ!
アスタロトはケーキ屋で売ってるマカロンじゃ納得しないらしいし、彼女は悪魔を召喚したなんてすっかり忘れたみたいに日常を過ごしているし……。
不知火はなんであんな態度なんだ! 二人の心が通じ合うことなんてあり得るのか? 何より俺は絶品マカロンを作って、彼女を助けられるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 23:00:00
11211文字
会話率:53%
ウチ(私)が生まれて、はや5か月余りになろうか? 生まれたころの記憶はないが、その後の何日かを暗い箱の中で過ごし、前の飼い主さまから今の飼い主さまのもとにやってきた。
新しい飼い主さまの名前は、宮本大輔(みやもとだいすけ)という。
飼い主さまはウチに、‘すず‘という名前を与えて溺愛(できあい)してくださり、毎日共に食事をして、夜は同じ布団に潜り込み一緒に眠る仲である。その飼い主さまが、このたび高校2年生というものに昇進され、それはとても苦難の道のりであったということであるらしい。
飼い主さまは狩りが不得意のようで、いつも朝は何かの目玉を焼いたものに、サダラ(サラダ)、それにトースター(トースト)などというものばかりを食べている。ウチも猫年齢では立派な大人であるらしいゆえ、狩りの下手な飼い主さまのために、今宵(こよい)はスズメでも狩ってくることとしよう。この前、ネズミを狩ってきたときには散々と叱られたものだが、飼い主さまが鳥を好物としていることは、妹の陽菜(はるな)殿との会話に猫耳を立てて調査済みである。今夜のうちにスズメ共の寝床にロックオンし、日の出とともに一網打尽(いちもうだじん)とするのだ。ネズミなどより難易度は高いが、鳥好きな飼い主さまのためである。因みにロックオンとは、飼い主さまが、たまに四角い平らな箱と会話されているときの話し言葉で、見つける!ということであろうと理解している。ここは飼い主さまの家の近くだが、道幅が狭く、両脇には背の高い草がはえている。自動車はまず通れない私道である。たまに自転車や人が通るが、ウチを見ると近寄ってきたり抱き上げようとしたりする事があるので、飼い主さまの母殿がいつも妹殿に、知らない人についていってはいけないと言っている事を思い出し、視程内全方位の警戒は常に怠りなく行っている。ここは既(すで)に、スズメ共との主戦場である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 20:10:59
998文字
会話率:0%
ルックスが良く、モテていた高校生の羽田卓(はねだすぐる)は自分が世界一のイケメンだと思っていた。彼はしきりに鏡の前でヘアスタイルを気にする外見が“命”の男。調子をこきっぱなしの卓。イケメンは何をしても許されると思い込んでいた。
ある夜の
消灯後、毛むくじゃらな猿のような生き物が卓の部屋をベランダから覗いていた。その夜以降、卓の視界に大きな目玉のついた醜い球体が表れ、
“お前は醜い、お前は醜い、お前は醜い…”
という幻聴が聞こえるようになる。やがて、卓は身体醜形(しんたいしゅうけい)障害に陥っていく。
身体醜形障害とは、特に容姿に欠陥部分が無くても自分自身を醜いと思い込む精神障害。
そして、卓の周りの人間たちもおかしくなっていく。
彼の住む美船市には人々の精神を狂わす“何か”が存在する。その魔物の正体とは…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 10:04:48
56733文字
会話率:30%
ギョロギョロしてて怖いよね。
最終更新:2023-03-31 06:33:33
1826文字
会話率:30%
弟が拾ってきたと思われる気味の悪い日本人形。私はその人形に呪われたんだ。
最終更新:2018-07-06 09:42:12
3120文字
会話率:38%
錯理ステラは15歳の男子高校生であった。
いじめの蔓延る世界に絶望し、身を投げた彼。
死んだはずの彼は、なぜか牢屋で目覚める。
そこではステラは「悪魔の子」と呼ばれて忌み嫌われていた。
処刑台にかけられ、その上で拷問を受けるステラ。
ステラは転生した世界ですらもこんな仕打ちを受けなければいけないことを嘆き、人間を恨む。
無情にも目玉をくり抜かれそうになった、その時…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 16:38:45
6441文字
会話率:32%
私立高校に通う壮馬(そうま)は、女の子とおしゃれが好きな、どこにでもいるような普通の男子高生。
入学式の日。壮馬は、一人中庭でヴァイオリンを弾く海(かい)に偶然出会った。クラシックとは無縁の人生を送っていた壮馬だったが、海の音楽に心を動かさ
れ、自らもヴィオラを手に取り室内楽団を立ち上げる。
物語の舞台は夏へ。
まだ同好会の段階である室内楽団には、壮馬・海の二人の他に、お調子者の耕介(こうすけ)やワイルド系の浦野(うらの)、そして女顔の愛沢(ラブさわ)がメンバーに加入済み。
アンサンブルを編成し、部活動として承認を得るために奮闘する中、好きな子との思い出を作ったりと、壮馬は青春を謳歌する日々を過ごしていた。
しかし、とあることがきっかけで、当たり前に過ぎていく日常に不自然さを見てしまう。
ラノベストリートにも載せる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 18:18:41
10140文字
会話率:51%
ある日、地球に一つの生命が生まれた、だがその生命は周りから忌み嫌われ、目玉をえぐり取られ死んだ…だが死んでいった悪の魂達…およそ1億を超える魂がその目玉に宿り、異形の生物となった…最初に神をなぶり殺し、その次に殺した者…最後に1億の悪しき魂
が恨む人間に襲いかかった…約71億人を殺した…異形の生物は1億と一つの魂に分裂し、隠れた者達や動物等を殺し、遂に人類は約二千万人程までに減った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 01:37:00
4199文字
会話率:29%
――ただ、きみの喜ぶ顔が見たいだけ。
週末の朝、僕はひとり目玉焼きづくりに励む。すべては、『女王様』であるきみのために。
さくっと読める恋愛小説です。このおいしさが伝わりますように。
最終更新:2023-02-27 07:02:59
2267文字
会話率:38%
目玉のみで覚醒した私と、自分を粘菌と言う粘性体との融合から始まる転生物語。
最終更新:2023-02-24 07:09:21
416223文字
会話率:37%
深夜に目玉焼きを作って食べるだけの話です。
最終更新:2023-02-08 19:16:34
2186文字
会話率:3%
佐倉愛佳15才。亡くなった友達の不動産王おじいちゃんの墓守やってます。
祭祀承継者として預かった墳墓は現代のタージマハル。都心にオープンしたばかりの高層ホテル兼商業施設、そして空中大庭園が目玉の櫻森シアーガーデン。
櫻森グループ中枢持ち株会
社櫻森ホールディングスを祭具に、まずは目指すは四九日法要。さらにその先一回忌。
愛猫とぼんくら御曹司を相棒に、狩人系女子高生、親族やら他企業狩りつつ墓守始めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 22:36:33
24945文字
会話率:35%