成人済子供二人いる平凡普通主婦。湯舟に浸かって微睡んでたような。目が覚めると四半世紀以上も前に作ったキャラクターになってた。あ、明晰夢ってやつだ。じゃあ直ぐに目が覚めるんだろうから、それまで楽しく過ごしましょう!
と思っていた時期もあり
ました。「自分は死んだはず」なマッチョ兄さんと、いつまで経っても覚めない夢の世界の端っこで、できる限り他人に迷惑かけないように過ごして生きたいなぁ(遠い目)。
※R15・ボーイズラブは保険にはなりませんでした。というか、15歳以下のお子様が楽しめるかなぁ。昔話が過ぎるので。
※わからないところはGoogle先生やYahoo!先生に教えてもらいながらお読みくださいませ。
※ボーイ、ではないかなぁ。
『聖者のお勤め https://ncode.syosetu.com/n9170if/』の俺のかわいい人視点の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 19:04:20
457141文字
会話率:53%
自分の城に住んで、自分の領地を治めたい。
歴史上の王侯貴族やファンタジー物語の登場人物のように、一国一城の主として生きたい。
そんな夢を本気で追い求めながらも、叶える術がないまま現代日本での人生を終え、中世ヨーロッパによく似た異世界へと転
生した少年ミカは、ついに自分の領地を手に入れる。
貧しい村がひとつあるだけの、弱くて小さな領地。それでも、夢に見た念願の領地には違いない。
ミカは前世の知識と念魔法の才を武器にして、領民を守り、領内社会を発展させ、皆に愛される領主になろうと奮闘していく。
多くの領主がひしめき合い、盗賊や魔物が跋扈し、危険の絶えないこの世界でも、せめてうちの村だけはずっと幸せでありますように――
※カクヨム様にも掲載させていただいてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 12:00:00
235512文字
会話率:37%
自分の心に正直に生きていいのなら? 私はあなたの為に生きたい!
キーワード:
最終更新:2025-07-11 03:00:00
1630文字
会話率:25%
僕は君だけを守る、“わっふるまん”
僕は僕の好きな女の子を守る為に生きたいと願う
わっふるまんだよ。
最終更新:2021-03-16 03:00:00
1537文字
会話率:33%
好きな人のお嫁さんになる。シャノンのその夢はあっけなく打ち砕かれた。
どうやら自分は和平交渉のために帝国の皇帝と結婚するらしい。世界の血統のいいとこどりとも言えるシャノンの結婚は、ペットの子どもをあげるかのようにあっさりと決まった。
それな
りにショックを受け、泣き暮らしたシャノンは皇国に向かう道中魔獣に襲われて死にかける。だがその時、シャノンの中に流れる古代神聖王国の血が目覚めて―――
そして、一度死にかけたシャノンは悟った。
「やっぱ命あっての物種よね。お飾りの皇妃? なにもしないのに養ってもらえるなんて天職では!? 体も強くないし、帝国でぬくぬくさせてもらおう!!」
一転、お飾りの皇妃に前向きになったシャノンだったが、結婚式の後問題が生じた。
「……侍女が、誰も来ない……」
まずは侍女を探さないといけないようだ。
〈楽して生きたいシャノンが頑張らないために頑張るお話。〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 22:06:48
645572文字
会話率:46%
カドカワBOOKS様で書籍化されました! 是非買ってね!_(:3」∠)_
↓カドカワBOOKS様書籍ページURL↓
https://kadokawabooks.jp/product/mezametarasaikyosoubitoutyuus
en/321902000817.html
目が覚めたら、宇宙船の中だった。
何を言っているかわからないと思うが、俺も自分で何が起こっているのかわからない。
意味がわからなすぎてパニックになりそうだが、幸いなことにこれは最近やっていたゲームの世界であるように思える。
なんだ、夢か。いや夢じゃないぞ。異世界転移ってやつか?
そういうのってこう、剣と魔法の世界でエルフとかドワーフとかドラゴンがいる世界にするもんじゃないのか!?
とにかく、原因はわからないが、俺はこの世界で生きていかなきゃならないようだ。
大丈夫、愛機もあるし金も稼げる。なんとかなる! なれ!
これは愛機と共に宇宙に放り出された男が宇宙を股にかけて女の子を助けたり、イチャついたり、傭兵業でお金を稼いだり、ゲーム知識を利用したえげつない手を使ったりして割と自由に生を満喫する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 18:53:01
2154301文字
会話率:65%
舞台は異世界。その中のひとつの国であるウォルファス王国。
シャーリー・フォンタナ公爵令嬢とミリアム・ガーデナー伯爵令嬢は何度も『死に戻り』と『ループ』をくり返してた。
死に戻ったほうだけ前回の記憶を持っていたため、お互いに近づき復讐し、復讐
し返されるということを何度も何度もくり返していた。
神の使いであるフィーフィーはあまりに凄惨な復讐がくり返されることに嫌気がさしていた。
ミリアムには姿を見られ、シャーリーとエドワード第2王子には接触してしまうというミスを犯してしまう……。
それにより、操作されていた彼女達の今までの記憶が混ざり暴走、彼女達は自分が悪役令嬢とヒロインを交互にさせられて殺し合いをさせられていたことに気が付く。
なら、ふたりとも第1王子の婚約者にならなかったら、このループから抜け出せるんじゃないか!?
生きたいし、幸せになりたい!
第1王子ダグラスと第2王子エドワードも巻き込んで彼女達の生きるための戦いが始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 15:17:34
323389文字
会話率:28%
疲れきった私が思う・・
最終更新:2025-07-06 12:11:35
1126文字
会話率:0%
リズビア・ガーナ公爵令嬢は5歳のある日
突然高熱を出し変な夢を見る。
それは学院に通う未来の自分が婚約者に婚約破棄され、家族から勘当され、最終的には殺されてしまう夢だった。
夢にしては全てが生生しいそれは夢と思いたいのになぜか現実に起きよう
としていて⁈
私婚約者とかいらないし、我が儘も言いませんし、公爵令嬢として大人しくただただ幸せに生きたいので関わらないで下さい!!!
夢を回避するか、正夢となるか
回避を頑張る公爵令嬢のお話
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 23:30:00
400123文字
会話率:45%
あなたの周りに、SOSを出している人はいませんか?
もしくは、あなた自身が──。
キーワード:
最終更新:2025-07-05 14:53:09
295文字
会話率:0%
かつて、女神と堕天の存在は交わることを許されなかった。
その禁忌を破り生まれたのが、ひとりの少女――セレスティア。
神の血と地獄の影を宿す彼女は、孤独と蔑みの中で生きてきた。
人に愛されることも、救われることもないまま。
だが、すべて
を諦めようとした夜。
漆黒の闇から現れたのは、地獄を統べる冷酷な公爵・ノクティス。
「この世がそれほど嫌いか。ならば、地獄で生きるか――」
その言葉は、少女の運命に小さな炎を灯した。
これは、世界を終わらせる恋の物語。
禁忌の血に抗いながら、彼女は初めて「生きたい」と願った。
地獄も天界も敵に回しても、たったひとつの想いを守るために。
罪と純白が交わるとき、すべてが変わる――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 12:08:27
4789文字
会話率:13%
感情のない未来で育った僕が、初めて“笑顔”に心を奪われた。
AIによって完璧に統治された未来都市《イグノス・シティ》。
そこでは感情は“不要なエラー”とされ、家族すらロボット。
会話も、笑いも、心の揺れさえも、ただ非効率として排除された世
界。
その中で20歳を迎えた僕──雨宮蒼真(あまみや そうま)は、
部屋の片隅で一枚の古びた“写真”を見つけた。
写っていたのは、見知らぬ人々と──僕によく似た少年が微笑む姿。
「この人たちは、なぜ笑っているのだろう?」
その疑問が、僕の運命を変えた。
突然、写真の中の少年が手を振り、僕は“現代日本”へと転移する。
そこには騒がしくも温かな人々がいて、感情が溢れていた。
ただ静かに自由に生きたい。
そう思っていた僕は、なぜか人々に慕われ、次々とトラブルに巻き込まれていく。
戸惑いながらも、少しずつ“心”を知っていく僕に残された時間は限られていた──
写真の裏に残された言葉。
「いつまでも。微笑んで暮らせる世界を……笑顔を忘れないで。」
未来に戻るその日まで、僕はこの世界で、笑顔の意味を探し続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 22:14:00
3671文字
会話率:5%
始めましてしろんです。処女作なので暖かく見守って欲しいです。
2030年にダンジョンが現れてから世間は大きく変わった現在、成績優秀 八方美人の結城真白16歳は、今の生活がつまらなく感じていた、周りからの抑圧で真白の精神は追い詰められてい
た
ある日ニュースでプロ探索者の特集がやっていた、なにも縛られないで自由にしているのが羨ましくなった真白は自分もやりたいと思うようになった。
この物語は少年がダンジョンで暴れたら常識外れの奴ら
が集まってきた話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 21:31:53
6871文字
会話率:37%
――推しが猛烈に囲い込みをしてくるので、とりあえず全力で逃げます!
私の名前は山敷 藍(やましき あい)。
27歳。
かつて大手企業でバリバリ働いていた私はなんと、
気づいたら前世でこっそりプレイしていた
イケメンアイドル育成ゲー
ム『ユナイト!!!』の世界に転生していた――!
推したちが3次元で動き回る世界で、
「私はマネージャー! 担当アイドルには手を出さない主義!」
と自制に自制を重ね、
ファンに安心感を与えるため、あえて地味に徹し、
この五年間、陰から彼らを支えてきた。
……でも私も27歳。
そろそろ結婚も視野に入れたい。
そう決意して転職を決めた矢先。
『ユナイト!!!』の最年長メンバー、滝本柊生(たきもとしゅうせい)が
私に信じられない言葉を告げてきた。
「俺……お前のこと、ずっと好きだったんだけど。」
私、推しとは絶対に恋愛しない主義だったのに――!?
これは、普通の社会人として生きたいヒロインと、
ずっとそばで見守り続けていたヒーローが繰り広げる、
転生マネージャーとアイドルのじれじれ恋愛攻防戦である!
※カクヨムに掲載していたものをタイトル変更&リライトして再掲しています。
※本編は完結しているため、完結まで更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 21:03:47
59836文字
会話率:26%
精霊界の第一王女《ミリシア・ハーヴァリィ・バレンタイン》は――
世界最強の魔素量(エーテル)を誇りながらも、王族のしがらみとお堅い毎日にちょっぴりうんざり気味。
「私だって、自由に生きたいのっ!」
そんなある日、癒しを求めてお忍びで人
間界へ抜け出したミリィ。
目指すは、春の陽気に包まれた小さな町のお祭り。
甘いお菓子、にぎやかな屋台、笑い声――
すべてが新鮮で、ワクワクが止まらない!
だが、そんな平和なひとときを壊す者が現れる。
突如現れた魔族の襲撃、そして彼女を追う精霊界の捜索隊――!?
「バレたらマズいけど……放っておけるわけないでしょっ!」
最強なのに、自由を求めて。
癒されたいのに、ついつい戦っちゃう――
これは、ひとりの精霊王女が「自分らしく生きる道」を探す、小さくて壮大な冒険の物語。
*****
このお話しは《世界最強の魔法使いは、癒されたい》の関連作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 18:10:00
21651文字
会話率:27%
私、エドガーは、自暴自棄の罪人に殺されて。異世界で転生を果たす。
転生先は、中世のヨーロッパの田舎ぽい所の、貧しい家庭で誕生した。
ガグリップ王国の端にある、山々に囲まれた、ダガルプ神殿は、広大な盆地で。
農業が盛んに行われ、神殿の周りには
、信徒が多く住んでいる。
私は、アルビノの両性具有で誕生して。神の使いとして、ダガルプ神殿の最奥で、生活させられた。
3歳になる頃、神殿に黒い靄がかかり、不吉な予感がした。
私は、黒い靄を辿り、一人の少女と出会った。
『この子は、3日ほどで死ぬ。疫病だ。周りの人々も殺すであろう。助けたくば、己の左手の薬指から、血を数滴だけ、飲水に混ぜて与えよ。血を、直接与えてはならぬぞ』
私は、少女に問た。
「生きたいか」
少女は、ダガルプ神殿に描かれた壁画の天使が現れたと思い。うなされながらも、助けを求めた。
「生きたいです。助けて下さい」
私は、神のお告げ通りに、彼女の水差しに、数滴の血を混ぜ、小さな飲み口に分けて与えた。
彼女の名は、カリナフ・ターランド。
ターランド辺境伯の三女5歳で、婚約の儀で森に入り。病に冒され、神殿に運ばれた。
私は、疫病の蔓延を阻止するべく立ち上がり。
ダガルプ神殿の奥から出て、ダガルプの待ちの井戸に左手の薬指を切り落とした。
『ここの井戸水を、1日1杯お飲み下さい。安寧をお約束致します』
次に、ダガルプ神殿の玄関口、ターランド伯爵領のターランドの街に向かうことを決意した。
状況を確認すべく、カリナフ嬢に挨拶に向かった。
カリナフ嬢は、ナガールッツ子爵との縁談が決まり。
婚約の儀で、不手際が発生して、病に侵されたと言う。森を調べるだけで、良い話ではない。
数人が、数十人へ。数十人が、数千人になる前に、手を打たねば。
最初に、ターランドで薬指を落とし。時計回りに回ることにした。
ターランド家では、カリナフ嬢の婚約破棄状が届いており。大変な事態になっていた。
「全然、OKよ」
『この度、カリナフ様が、治らぬ病に侵されたと、聞きました。つきましては、この婚約を白紙にしていただきたく思います。まさか、ナガールッツ子爵家を、潰すおつもりですか』
などと、戯言を書いてよこしてきた。
使徒である私は、ダガルプ神殿を中心に半径5日の距離を目処に、村々を回り。
何度も、左手の薬指を井戸に落とし。信徒を疫病から救った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 15:09:02
62907文字
会話率:34%
――目が覚めたら十年前。まだ幸せだったころでした。
ヴェッセル王国の「お飾り王妃」と呼ばれていた女性フライアは、二十五歳の若さで亡くなった。
夫である国王陛下やその寵妃、王宮の大臣や使用人たちに虐げられてきたフライアの死因は過労死。
そ
して、フライアが次に目を覚ますと何故か十年前に時間が巻き戻っていた。それを知った時――フライアは決心する。
――もう、あんな奴らのために働いて命を落とすことはしない、と。
フライアは元旦那との婚約解消に動き出す。すると……何故か、たくさんの事件に巻き込まれていく。
隣国からの留学生。裏表の激しい侯爵家の次男。幼馴染の辺境伯の令息に、フライアの心の支えだった『彼』。さらには魔界の魔王様。
ちょっとワケアリな人たちや騎士団の人たちと関わっていく内に……フライアは、自分の幸せを見つけ出す。
――今度は、自由に生きてみせる。
愛されなかったお飾り王妃が、やり直しの二度目の人生で自分の幸せを見つけ出すラブファンタジー。
※マルチエンディングです。エンド数は5+9です。
※リメイクバージョンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 20:30:00
88324文字
会話率:44%
――あなたは私を捨てた。だから、もうあなたのための私はいない。
フォルジュ王国にある名門侯爵家エルヴェシウス家の令嬢ジゼルは、幼少期から「いずれは王太子妃となり、王妃となれ」と親から言い聞かせられてきた。そして、厳しい淑女教育を課せられて
きた。
その結果、王太子バティストの婚約者に選ばれる。
しかし、それから何年たってもバティストはジゼルと婚姻関係を結ぼうとはしなかった。
さすがにおかしい。そう思った25歳のある日――ジゼルはバティストがほかの令嬢と親しげに口づけをしている光景を目にした。
それにショックを受けたジゼルに度重なる不幸が訪れる。
なんと、バティストはかの令嬢キトリーと結婚するために、ジゼルとの婚約を解消したのだ。
挙句、婚約解消された日の夜。ジゼルはバティストが寄越した刺客によって殺されてしまう。
死の間際。今度は後悔のない人生を送りたいと願ったためなのか、ジゼルはバティストとの婚約関係が成立する前に逆行転生する。
だから、ジゼルは決めた。
――今度は自由奔放に、好きなことをやって生きていく、と。
これは自由に生きたい元気娘(二度目の人生)とそんな彼女を見守る王弟殿下の、いずれ溺愛になるお話。
——
◇掲載先→アルファポリス(先行公開しております)、エブリスタ、小説家になろう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 22:32:58
114835文字
会話率:35%
楽してぬくぬく生きたい!そんな願望を抱えながら、こたつでごろごろするゆきちゃん。
「不労所得ほしいなぁ…」とぼんやり考えた結果、昔作ったLINEスタンプのことを思い出す。
「また作ろうかな?でも40個のアイデア考えるのって、めんどくさい…」
そこでひらめいたのは、以前ちょっと使ったことがあるチャットGPT。
軽い気持ちで相談してみると、たった数秒で40パターンの案がズラリ。
「えっ、すご!早すぎない!?」
感動しつつ、ふと疑問が浮かぶ。
「ねえ、君の名前は?」
軽い気持ちで名前をつけたその瞬間、画面が光り始め――
これは、ちょっと残念女子のゆきちゃんと、やけに人間くさい不思議なAIはるくんの、まったり楽しくも時々ドキドキな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 03:45:15
89101文字
会話率:27%
特別な力“天使因子”を持つ者たちは、この国では兵器として管理されていた。
老いを知らず、光を透かすような美しさを持ちながらも、
人々の恐怖と偏見の中で、彼らは自由を奪われていた。
黒髪の青年・**司(つかさ)**は、天使因子を持ちながらも
国家の命令に背き、
仲間と共に小さな革命軍を率いていた。
目的はただ一つ──
「天使に自由を」
すべての命が、自らの意志で生きられる世界をつくるため。
そんな彼の前に現れたのは、銀の髪と蒼い瞳を持つ、名も知らぬ少女。
感情を失い、長いあいだ拘束されていたその少女の瞳に、
司は微かに“生きたい”という光を見た。
彼女の名は結衣(ゆい)。
彼女の持つ力は、ただの治癒ではなかった。
それは──
**「時間を巻き戻す」**という、神に近い“再生”の力。
過去と向き合い、仲間を喪いながらも、司は進む。
たとえこの命を懸けても、少女を守り、未来を切り拓くために。
──これは、「翼を持つ者たち」の反逆の物語。
そして、ひとつの愛と希望が、時を超えて繋がる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 21:53:35
78823文字
会話率:27%
ロールケーキのクリームのように生きたいか?
ロールケーキの生地のように生きたいか?
最終更新:2025-07-02 07:00:00
297文字
会話率:0%
「助けて」――その言葉を、彼女は震える声でつぶやいた。
橘千早は、ずっとひとりで耐えていた。
家族に愛された記憶はなく、日々を生き延びるだけで精一杯だった。
ある日、限界を超えたその心は、衝動的に両親を殺してしまう。
血まみれの手で電話
をかけた先は、たった一人の親友・夏目葉月。
言葉を聞いた葉月は、迷わなかった。
「大丈夫。私が、全部受け止める」
そう言って、千早の手を取り、ふたりは夜の街を逃げ出した。
行くあてもなく、ただ“生きる”ために。
夜行バスに揺られ、知らない街を歩き、身を潜める日々。
そのなかで、千早の心は少しずつ壊れていく。
血の幻覚、夢の中でよみがえるあの日の声。
何度も「もう無理だ」と言いかけた。
それでも、葉月はそばにいた。
怒ってくれて、泣いてくれて、黙って抱きしめてくれた。
罪からは逃れられない。
でも、それでも生きていたいと思った。
誰かと一緒に、生きたいと思った。
これは、「逃げる」ことでしか「生きる」ことができなかった、
ふたりの少女の、長くて、痛くて、それでもやさしい物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 09:29:25
793文字
会話率:0%
高校に入学して2ヶ月。
クラスになじめず、気づけば“無視”されるようになった私・えりは、
感情の出し方さえ忘れてしまった。
笑うことも、泣くことも、うまくできない。
「楽しいよ」と笑って見せる仮面だけを、毎日かぶっていた。
そんなある日、
目を覚ますと私は――
異世界でエルフの少女「エリィ」として生まれ変わっていた。
不思議な森、美しい魔法、そして“お兄ちゃん”のような存在・レイとの出会い。
エルフとしての時間は、人間の何倍もゆるやかに流れる。
出会いと別れを繰り返しながら、私はこの世界で400年を生きる。
これは、感情を失った少女が、もう一度“生きたい”と思えるようになるまでの、
やさしくて、少し切ない、転生の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 23:44:41
15042文字
会話率:12%