☆アルファポリス様にて完結済
1時間おきに更新されます。
昔、滅びたアルカルディア王国には、宝石姫と呼ばれる大変美しい白金の髪にサファイアの瞳のけなげで可憐で物静かな姫と、王国最強の黒衣の聖騎士といわれる漆黒の髪に深紅の瞳の朴訥ですが
照れ屋で凛々しい騎士がいました。
二人は心から愛しあい、結婚と永遠の愛を誓い、互いの両親はもちろん、国民からもほほえましく温かく見守られていました。
しかし、二人の結婚式の日、同盟国のうち2つが、魔王を復活させアルカルディア国を滅ぼしてしまったのです。
これからの幸せを願っていた二人は、美しい婚礼衣装に身を包んだまま永遠の愛をお互いに誓い、共に命を落としました。
で、私がその運命の相手?!
しかもあなたがお姫様?!
そんなこと言われても困ります!? 人違いです、私じゃないですぅぅ!!
★よくある転生のお話です
★完結しています(約13000文字)
★ものすごくゆるゆるふわっふわなお気楽能天気設定なので、突っ込み入れないでください
★あまり考えずに書いているので、気にしないでください
★ほかの作品と温度差があると思いますが、えぇそうです、その通りです。
★誤字脱字誤変換、もう本当にごめんなさい!!! これでも!これでも! 10回は見直しをしているのです! もう、直し方を教えてください!
★ほかの小説をちゃんとかけ? そうですね、でもちょっと疲れてたんです……溺愛に程遠かったり、スローライフと程遠かったり……
☆アルファポリス様にも投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 00:00:00
14000文字
会話率:40%
野間初男は水晶を買い求める為に山梨県の昇仙峡の水晶房に行く。主人和田健二から水晶のペンダントをプレゼントされる。そして故郷の和田村の和田健一に荷物を持っていってくれと頼まれる。
和田村の和田健一の家に立ち寄った野間は和田健二がくれた水晶は
この近くにある物見石山の麓ににある石山部落でしか採れない貴重な水晶だと教えられる。石山部落に行くことを和田健一から勧められる。
石山部落に入った野間は村長の石神家に立ち寄る。そこで“しの”という妙齢の女性に引き合わされる。しのと共に物見石山の麓にある湖を巡り歩く。そして石神家で一泊してしのと一夜を共にする。
常滑の自宅に帰った野間のもとにしのがやってくる。2人は1年間夫婦のような生活を送る。しのが妊娠して、出産間際に野間の家から姿を消す。
彼女は物見石山の麓の湖の地下深くにある水晶宮に帰ったと知る。それからしばらくして、東京で暮らしている野間初男の伯父が死亡。葬式の為に野間は東京に行く。
葬式後伯父の娘が婚約者と一緒に、婚約者の実家の山梨県石和町に行く。そこで婚約者の祖母が和田村の出身であること、出稼ぎで和田村を出る前に石山部落でしのに会っていることを知る。といってもそれは大正時代の事である。祖母の話から野間はしのが水晶の精であると知らされる。
翌日婚約者の家から和田村まで直行して、徒歩で石山部落まで行く。
しのに会うためには湖に飛び込んで地下深くにある水晶宮に行かねばならないと教えられる。死ぬことも予想される。野間は死を覚悟で湖に飛び込む。
必死の思いでしのの待つ水晶宮に入るが、そのとき野間の肉体は消え去り、魂の世界でしのとの永遠の至福の世界に入る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 15:32:44
49335文字
会話率:13%
下級貴族令嬢であるエミリア・ゴッドフレイは、前世の記憶を思い出した。
今から百年前、西の国の姫ジェシカは敵国である東の国の王子アーサーと恋に落ちるが、侵略戦争の中で二人は永遠の愛を誓い合って命を落とす。
今もなお「王子と姫の悲恋物語」として
語り継げられるそのジェシカ姫が、エミリアの前世だった。
魔術の研究と開発に明け暮れることに、生き甲斐を見出していた天才魔術士エミリアの元にある日、前世で恋人だったアーサーの生まれ変わりである、自国の王子エルヴィンから結婚を申し込まれる。
「前世での約束を果たしに来たよ! さぁ、今度こそ永遠に愛し合おうじゃないか!」
色恋より魔術優先のエミリアに、イケメン王子の婚約話に乗るはずなく。
相手がアーサー王子の転生後の姿とはいえ、百年も前の約束を果たすなんてどうかしている、時効よ時効と考えるエミリア。
そして幼馴染のように一緒に育った義弟マルクと共に、なんとか前世での約束事を白紙にする為、国王に直談判しようと考えるエミリア。
そこでエミリアの師匠である宮廷魔術士クリフトから、恐ろしい真実を聞かされる。
*カクヨム様にも投稿してます。
*こちらの作品は、まだ書籍化やコミカライズのご依頼は来ておりません。ご縁があれば是非ともよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 17:09:42
16902文字
会話率:25%
('ω')感想を頂いていたようなので、あらすじを少し付け足しました。ほんの少し。
【毎週金曜 夜更新】
某年、実験中に人がデータ化してPCに取り込まれるという大事件が起こった。
歴史に類を見ないその事件は、対処する術が見つからず、
一人、また一人と、次々に被害者を増やしていった。
だがある日、一人のプログラマーが対抗策として人体データの変換及び転送プログラムを提示した。
それにより、取り込まれてデータとなった人々は再び現実世界へと戻ることが出来た。
事件は解決され、その事件を機に電脳世界の存在を人類は認知した。
そして三年後、その出来事を乗り越えた一つの企業が、事件を解決したプログラマーを有するゲーマー集団と手を組み、電脳世界に自分たちの世界を作り、娯楽として公表した。
その世界の名は『バーチャルリンク』。
始めは、事件が記憶に残る人々から批判が多かったが、今ではゲームの世界に自由に入れるとして中高生を中心に少しずつ顧客を獲得していった。
『バーチャルリンク』内には複数のシュミレーターもしくはゲームが用意されており、その中でも王道MMORPGという『ゲーマーズ・ドライブ』は少しずつ人気を得ていた。
――――そして、一般に電脳世界がそれなりに受け入れられた頃、
デジタルゲーム全般をしたことがない一人の少女が、仲の良い友人に誘われて初めての電脳の世界へ。
初心者ながらに電脳世界の中を遊びながらも、学校の先輩やそこで出会った仲間たちと共に、時に冷静に、時に他人事のように新たな世界を冒険していく。
※これはただのゲームプレイ動画をだらだらと垂れ流すようなノリの何かです。
作者はこの手の題材は好きですがMMOゲームと言うものを実際にやったことがありません。そもそもMMOの概念が思っている物で合っているのかも分かりません。
なので、軽い気持ちで見てやってください。
あと、自分に合った書き方がまだ定まってませんので、結構文法がブレます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 22:00:00
779542文字
会話率:52%
悪魔の軍勢に襲撃され国を奪われた少女が魔術師と共に異世界に希望を託した。
救援を受け異世界に降り立った少年少女たちが悪魔を相手に革命の風を巻き起こす。
最終更新:2017-06-23 00:00:00
18458文字
会話率:44%
運命の糸によって繋がれた若い魔法使いたちが、神秘的な人形たちと共に運命を操る戦いに挑む。魔法使いの少女たちは、糸を操る力を持つ人形たち「運命の織姫たち」の力を借り、運命の悪意に対抗する。しかし、彼女たちが直面する試練は、運命の糸の絡み合った
陰謀と真実を探ることになる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-03-18 16:59:27
1212文字
会話率:0%
『トワイラン』ー少し人里離れた自然に囲まれた地に存在し、生命の源・・虹色に輝く大樹から、春夏秋冬の季節に応じて自然を操る力を持って生まれ永遠の命を授かり、共に生まれたものは家族となり共に生きていき、生まれた命一つ一つに妖精がやどり育てていく
。
また各地に中継地を設けトワイランと見えない糸でつなぎ働きに出かけるものもいる。
その力を糸を通じて他国繁栄を願い数々の世界に息吹を届けている。
ある日そこに生まれたのは永遠の命を絶たれた世界を破滅に導く力を持った少女ークオン
死んでしまうと世界が破滅してしまう
その時彼らは・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 22:37:47
3592文字
会話率:67%
「死なないペットが欲しい」
誰かが願った。誰もが願った。
だから叶った。死なないペットが生まれた。彼らは動くぬいぐるみであり、ぬいぐるみになれる動物だ。
そういう呪い、おまじない。
人間の心を癒すため、動物やぬいぐるみには永遠の命が与えられ
た。
怪我はするけど大丈夫。綿を詰めて縫えばいいから。
けれど、そうしたら、今度はペットが飼い主に置いていかれるようになった。ペットたちは慕った飼い主が亡くなっていくのを見て、次第に心を壊していった。
自らぐちゃぐちゃに壊れて死のうとする。けれどどんな怪我をしても、直ってしまう彼ら。
それを憐れんだ修繕の魔術師コロンが、彼らに新しい呪いをかけた。
「主人と共に逝けるように」
飼い主が死んだら、彼らがただのぬいぐるみに戻る魔法をかけた。
そんな穏やかで温かくて幸せな世界で、ずっと一人でいることを選んだぬいぐるみがいた。
これは哀れな人間とペットを見送る喋るぬいぐるみドットの物語。
冬童話2023参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 12:00:00
42790文字
会話率:39%
神様は大きな過ちを犯した。それで生まれたのが醜いゴブリン。
ゴブリンは当初、謙虚だったが、やがて神様に怒り、神様を崇める人間に仇なすという過ちを繰り返すようになった。
争いの絶えない世界の中で、生き永らえていた原初のゴブリンは、人間でありた
いと願うもう一人のゴブリンと共に、森で平和に暮らしていた。それがずっとずっと続く──はずだった。
二人のゴブリンが棲む森には、火が放たれた。ゴブリンは人に仇なす存在とされ、抹消しようという風潮が人間にはあったのだ。譬人間に害なさないゴブリンでも、例外にはできない。いつ翻るかわからないから。
火を受け、湖に逃げる二人のゴブリン。片割れがもう一人を逃がすため、一人、矢を受けた……
湖に潜り、一人助かったゴブリンは、片割れの亡骸を抱いて泣き伏した。それを憐れに思い、過ちを悔いた神様は、原初のゴブリンのためだけに、永遠の魔法をもたらした。
片割れの亡骸を納める箱と、供える花を永遠に美しく保つ魔法。
しかし、ゴブリンは生き物。やがて原初のゴブリンも死を迎える──
世界に紡がれた、優しくて残酷な物語。
ゴブリンキス大賞応募作品。
この人はまだ本気を出していなかった←
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-14 12:00:00
48924文字
会話率:19%
ノアの罪人~例えばそれはラスボス撃破後の凱旋世界で、レベル0から裏ボス四人を倒すような譚~
世界を救った英雄ナナシ。言わばこれは、ラスボスを倒した後に迎えるクリア後の世界の物語。とある日、悪神ガレスを敵対視する世界樹とその守り人は、英雄
であり魔法学徒と成ったナナシにこう告げる。
『――思想を継し災厄の苗床が四つ、その芽を摘まねば悲劇が起こらん。』
悪神ガレスの遺志を継いだ危険人物ら、通称{災厄の苗床}の存在を知ったナナシは、その思惑を潰すべく、世界樹の守り人である少女{エルノア}と少女の動かす不思議なキャラバンと共に、災厄の苗床を倒すべく旅を始める事となった。
討伐対象は四人
・深淵の死霊姫
・天命秤の交易人
・絶対無双の狂戦乙女
・永遠の放浪者
これは魔法を使えない魔法学徒ナナシと、少女エルノアが始める"ただ四人を殺すだけ"の冒険戦記。
「何故、戦っているんだろうか?」
{災厄の苗床}を倒し行く運命に翻弄されるナナシ、それを冷徹に見届ける魔女エルノア。陰謀と謀略の血塗れに交差する彼らが旅路の、その結末は如何に。。。
※本タイトルは"戦闘"に主軸を置いています。どんな奴が出て来て、どれだけ強いのかを楽しんでやって下さい。
※本タイトルは『ノアの旅人』の派生タイトルですが、特段読了を求めません。気楽に楽しんでって下さい。またノアの旅人の深刻なネタバレは御了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 19:34:33
39389文字
会話率:51%
世界を救った英雄ナナシ。言わばこれは、ラスボスを倒した後に迎えるクリア後の世界の物語。とある日、悪神ガレスを敵対視する世界樹とその守り人は、英雄であり魔法学徒と成ったナナシにこう告げる。
『――思想を継し災厄の苗床が四つ、その芽を摘まね
ば悲劇が起こらん。』
悪神ガレスの遺志を継いだ危険人物ら、通称{災厄の苗床}の存在を知ったナナシは、その思惑を潰すべく、世界樹の守り人である少女{エルノア}と、少女の動かす不思議なキャラバンと共に、災厄の苗床を倒すべく旅を始める事となった。
討伐対象は四人
・深淵の死霊姫
・天命秤の交易人
・絶対無双の狂戦乙女
・永遠の放浪者
これは魔法を使えない魔法学徒ナナシと少女エルノアが始める"ただ四人を殺すだけ"の、罪深き冒険譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 08:08:32
26870文字
会話率:57%
かつて兄弟であった人類と樹木。しかし樹木たちの必死なサインも空しく人類は森林を減らし、異常気象を招き共滅に向かっている。事態を食い止めるために、樹木たちは眠れる偉大な南方熊楠の脳「KUMAGUSU」に白羽の矢を立てて願いを託す。宇宙脳と繋が
り目覚めた「KUMAGUSU」は、彼の言葉を伝えるために人間の娘で、かつて樹々と共にあった一族「名草」の子孫の娘みわを見出し同調する。「KUMAGUSU」は粘菌たちを向かわせて森林開発現場や企業などを覆い機能不可能とさせてしまう。それでもまだその意味がわからない人類。粘菌たちは遂に国会も官庁も覆いつくす。世界中が注目する中、みわと、みわの理解者であり協力者となった植物生態学者の脇坂とは、「KUMAGUSU]のメッセージを通訳するのだが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 23:01:03
7063文字
会話率:9%
ある日突然孤児だったミールに、イケメン執事が押しかけてきて!?
自分は魔女だと伝えられ、その上、「永遠の命」の源である世界に1人だけの特別な魔女である事がわかり...
愉快な学校仲間と共に残酷かつ愛のある運命に立ち向かうミール!
ラストはき
っと涙するはず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 16:58:01
1059文字
会話率:0%
昔から女運が悪く、突如刺されて死んでしまう。
どうして何も悪いことをしていないのにこんなことをされなければならなかったのか。ならば、来世というものが在るとするのなら今度は自由に生きてやる。
そう思いつつ永遠の眠りについたはずが、昔
ハマっていた小説の登場人物になっていた。
それも敵役……しかも中ボスの子供時代に。
何か、過去とか凄まじいらしいし、実際にヤバいけど、とりあえず自由に生きていこうと思う。
これはとある小説の敵役に憑依してしまった男によって振り回される周囲と規定の運命からずれていく世界を記したものである。
「は!?ちょっと待って、掲示板ってなんで!?」
他の転生者(同じ世界とは限らない)と共に
※この物語は題名にも書いてあるように主人公が俺TUEEEするためのものであり、チートと言える能力を多数保有しています。いや、あり得ないだろ……というやつでもタグのご都合主義という文字を免罪符に進めていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 12:00:00
21700文字
会話率:23%
幼いころ、いつも共に遊んでいた色違いの小鬼達。
笑顔に満ちた平穏な日々は、大人たちの疑いの心によって崩れていく。
離れ離れとなり、戦いに巻き込まれていく中で、一度は見失いかけた仲間との繋がり。
苦悩の中、選んだ道の先に待ち受ける未来とは?
※子どもさんでも分かりやすいよう書かれています。
※絵はありませんが、絵本感覚で読める物語です。
※一応15禁としてありますが、戦いがメインではないのであまり残酷描写はあまりありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 00:00:00
7327文字
会話率:14%
オルガは目覚めと共に理解した。
自分が創造主の巫女として選ばれた、名誉ある女だということに。
永遠の若さを手に入れ、天上人の一員となったオルガだったが、次々と起きる試練に、いつしか心はボロボロになっていく。
そんな彼女の支えになっている
のは、恋人であるキリルの存在だった。
しかし時間は無情にも、オルガを愛する者から引き離していくのだった。
熟女クエスト・スピンオフ作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 22:14:13
8500文字
会話率:21%
私、春風咲来のペット(家族)達への愛を綴った詩です。
今皆さんの隣にいる子も、虹の橋を渡ってしまった子も、動物と暮らしていない方も、この詩と共に色褪せる事のない思い出を振り返り暖かな気持ちになっていただけたら嬉しいです。
最終更新:2022-04-03 10:24:13
453文字
会話率:0%
中国の墓泥棒家族の物語は、ネットで見られる他のトレジャーハンター小説や、ホラー小説とは全く違う。
これは、私自身が墓泥棒をした経験を記録した本だ。私は高校卒業後、家族と共にウイグルの砂漠にある、楼蘭に行き、実際にお墓に入り、トレジャーハント
をしたのだ。その後、私は四川にある大学に進学して、四川で師匠に弟子入りし、一緒に盗掘作業をする仲間を集めた。
私は龍穴を見付けることや、陰陽五行と八卦、歴史推理、古美術鑑定などが得意である。
ところで、日本人なら誰もが一度は目にした事がある、中国のお宝文物、お茶碗、刀、古代絵画、金や玉の飾り物などについて、実はその中には、古代のお墓から盗まれた物が多数あるのをご存知だろうか?
それでは、本当の盗掘はどうやって行うのか、何があったか。この小説の原作は200万字あまりあるので、どうぞごゆっくりご覧いただきたい。
この本は、20回に及ぶ盗掘作業の実際の体験を詳しく記録したものである。見つけた宝物は、天然の金塊、古い刀剣、肉形石(肉の塊に見えるよう掘り出されたメノウ類の石)、ミイラ、太歳、五帝幣(清王朝の皇帝、順治帝、康熙帝、雍正帝、乾隆帝、嘉慶帝の時代の銅銭)、幾重にも連なった城と同じ値打ちがある玉の杖、高僧の金剛菩提子など。ある時、マニ教(明教)のお墓で、一つの夜明珠(いったん光にあたると闇のなかで何日間も神秘的な光を放ち続けることから、永遠の生命とパワーを祈願する王族の埋葬時にも使われた。)を手に入れた。
もちろん、墓泥棒は極めて危険な職業である。私は水銀の毒にあたったことがあるし、見えない所に矢が仕込まれた宝箱に出会った事もあった。そして一番命拾いした体験は、大きなお墓の中でのことである。そこには十数個の棺桶が安置してあり、主な棺桶の材質は極めて珍しい楠木だった。棺桶の中には、明かりを手に持つ男の子の彫刻があった。男の子の腕はお墓のからくり仕掛けを起動させるスイッチだったのだが、私はそんなこととは知らずに、ナイフで彫刻像の腕を切り取ってしまった!
では、作者はどうやってこの危険を回避する事が出来たのか?お墓の中にはどんな驚くべきお宝があったのか?そもそもお墓の持ち主は誰なのか?ぜひこの本をお読みになって、あまり知られていない古墳文化を味わっていただきたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 18:03:38
8438文字
会話率:45%
中学生最後の夏。
近藤未来は、試合の帰りに事故に遭った。
目覚めたときにはその記憶を失っていた。
記憶を失いながらも、彼女は竹刀の感覚だけは覚えていた。
そして高校生となった未来は、熊本県立銀杏台高等学校剣道部の門をたたき、仲間
と出会う。
自分の弱さを突き付けられた少女。
大切な人と永遠の別れを経験した少女。
共に戦ってきた仲間に背を向けた少女。
仲間の喪失を目の当たりにした少女。
これは、剣を持つ少女たちが未来へと進む物語。
12月より毎週月曜日に更新予定!
この物語はフィクションです。実際の人物・団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 23:22:12
219817文字
会話率:41%
エルフの偉大なる王、ミーナ
死の間際、彼女はかつて共に冒険の日々を過ごした一人の男を思い出す。
最終更新:2021-10-11 18:01:37
9536文字
会話率:19%
同種の殺害は永遠の罪である。それは、この世界にかつて存在した神が言った言葉だ。例えば、人間が人間を殺せば、その殺人者の魂は輪廻転生の輪からはずされ、二度と生まれ変わることはできない。殺意とはあるきっかけで偶然発生するもので、それをコントロー
ルできない弱い者が罪を犯す。かつて人間は共に助け合い、文明を開花させてきた。時には戦争が起こり、殺し合いが起こった。しかし、その汚れた魂は浄罪師によって処分され、罪人の魂はこの世に戻ってこれないようになっていた。しかし、300年ほど前に突然浄罪師は消えた。理由は不明。噂では反逆者に封印されたとか。
神といっても過言でない存在の浄罪師が消えた世では、汚れた魂はそのまま生まれ変われるようになり、まるで生物濃縮のように罪が重なり、いつしか殺人は当たり前のように起こるようになった。中には人間とは思えないほど凶暴化し、人を食らう悪魔のような者も生まれた。
人々は彼らをこう呼んだ「囚われのカルマ」。前世から持ち込んだ罪を背負って生まれた哀れな生物。彼らはその残酷な定めに抗えず、ひたすら罪を重ねるのだ。意思とは関係なく止めどない殺意にさいなまれ、いつかは誰かに殺される運命。
だが、人間もバカじゃない。罪を持たずに生まれてきた者達で巨大な組織「アンダーグラウンド」を作り、「囚われのカルマ」達を牢獄に監禁し始めた。彼らは街に散らばる罪人を捕まえ、地下牢獄に閉じ込めている。このおかげで何とか人々は地上で生活ができるようになっていた。しかし、死と隣り合わせの生活。治安は最悪である。しかも自分がいつ殺意を発症させるか分からないのだ。汚れた魂をもって生まれてくると、遅かれ早かれいつか必ず、殺意が芽生え、人を殺す。
魂の清潔さを知れるのはこの世には神である浄罪師とその使徒である「死神」しかいない。
死神は人の魂の情報をすべて知っている。飼い主である浄罪師が不在の今、彼らはアンダーグラウンドの人々と手を組み、汚れた魂狩りに協力していた。
死神の好物は汚れた魂。彼らにとって、アンダーグラウンドの保有する地下牢獄は格好の餌場だ。年中殺し合いが行われ、汚れた魂が楽に手に入るのだから。
死神と手を組んだ人類の行く末は、、、彼らに希望の光は見えるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 23:51:59
11302文字
会話率:55%
ある時、魔法使い見習いの少年であるクロは、命を落としてしまう。その師匠である魔女・ヒスイはその命を救う代償に、クロと共に死ねない体になってしまった。
二人は永遠の旅をする。永遠を生きる。
それでも、その生涯は、地球から見れば一瞬のこと
だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 22:21:32
2801文字
会話率:56%
人類文明は滅びを迎えた。しかし、まだ人類は生き残っていた。
永いコールドスリープから目覚めた遠藤クロノ。彼の前には滅びた世界があった。そして、クロノは両親の遺した言葉を胸に。そして、共に目覚めた存在と共に滅びた世界を駆け抜ける。
新時代を駆
け抜ける。王道英雄譚、堂々開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 16:25:39
246995文字
会話率:35%