小学生の女の子、みのりちゃんには、最近悩んでいることがありました。
それは、ここのところ毎晩、悪夢を見てうなされてしまう、ということでした。
でも、そんなある日。夢の中で、不思議な生き物に出会います。
バク、と名乗ったその子は、夢に
出る怖いものをやっつけてくれて、夢を楽しいものに作り変えてくれて、それから――――
公式企画「冬の童話祭2024」参加作品。
※バク君の言う電子云々は実際に現実で証明されているものを織り交ぜた、私個人の『創作』です。
※後書きがありますが、内容は本編とほぼ関係ありません。精々掠っているくらいです。
※解釈はご自由にスタイルなので、解釈の固定を防ぐため、感想への返信はできません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 20:08:04
10109文字
会話率:35%
貧乏子爵家四男の私に、公爵家から縁談の話が来た。子爵家の我が家が大貴族からの婚約打診を断れるはずもない。なぜ身分差のある縁談が来たのかというと、その公爵令嬢が『ゴブリン令嬢』と呼ばれる醜女で、婚約者探しに公爵家も苦労しているからだ。会ってみ
ると、令嬢は噂通りの醜女だった。だが私には前世の記憶がある。そう。キモメンとして散々バカにされてきた苦い記憶があるのだ。容姿で差別される辛さを知っているから、私は容姿で扱いを変えたりはしない。令嬢は優しくて聡明な人だった。私はこの縁談を喜んだ。ところが令嬢は縁談を破談にするつもりだった。権力で無理矢理婚約させられる私を哀れんでのことだった。「このような醜い女と結ばれるのはお嫌でしょう?」と彼女は寂しげに笑う。聞けば、もう結婚は諦めているという。キモメンだった前世の自分と令嬢を重ね同情してしまい、私は彼女を幸せにしようと決意した。◆これは、醜い令嬢を何とか幸せにしようと、彼女の婚約者が頑張る話です■■■全29話。完結まで予約投稿済です。毎晩0時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 18:10:02
255566文字
会話率:17%
戦場に旅立った婚約者の無事を、宇宙の秩序と調和をつかさどる女神コスモス様に、毎晩、私は祈ります。でも、彼は真実の愛に目覚め……
最終更新:2023-12-07 12:00:00
955文字
会話率:29%
結婚した夫には愛人がいた。辺境伯の令嬢であったビオラには男兄弟がおらず、子爵家のカールを婿として屋敷に向かい入れた。半年の間は良かったが、それから事態は急速に悪化していく。伯爵であり、領地も統治している夫に平民の愛人がいて、屋敷の隣にその
愛人のための別棟まで作って愛人に尽くす。こんなことを我慢できる夫人は私以外に何人いるのかしら。そんな考えを巡らせながら、ビオラは毎日夫の代わりに領地の仕事をこなしていた。毎晩夫のカールは愛人の元へ通っている。その間ビオラは休む暇なく仕事をこなした。ビオラがカールに反論してもカールは「君も愛人を作ればいいじゃないか」の一点張り。我慢の限界になったビオラはずっと大切にしてきた屋敷を飛び出した。
そしてその飛び出した先で出会った人とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 13:42:16
4356文字
会話率:24%
北方の竜と謳うノルデヴィング連合と、南方の虎と称されるエルギア帝国。南北の両雄に挟まれ、大陸中央部の諸国が次々とどちらかの勢力圏に取り込まれていく中、グリュナス王国は独立の孤旗を守っていた。
剣ヶ峰を渡る小国の舵取りをしているのは、「眠らず
の君」と呼ばれる王弟グントラム。最近結婚したのだが、新妻の手やくちびるに触れたのは結婚式のときだけだ。
ほったらかしにされている王弟妃ヒルトのほうはといえば、閨を訪れることのない夫に恨み言を漏らすでもなく、さりとて恋しがる素振りもなく、毎晩ぐっすりと眠っていた。「安眠姫」というその二つ名に偽りなし。
実は激務に追われて寝不足なだけのグントラムと、政争の具とならぬ家柄ゆえ王弟妃に選ばれたことを知っているので出すぎる気のないヒルト。ふたりが時間と遠慮の壁を越えて、自分自身の言葉で語り合うとき、いったいなにが起きるのだろうか…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 20:04:55
17493文字
会話率:35%
【天空の神ウラノス】を討ったクロノス王家がカナンの民を収める『中の王都』で。
一人の女性が毎夜毎晩、寂しく夫の帰りを待つ暮らしが続いていた。
気を紛らわす為に友人は、【初級魔法教室】に誘ってくれたり、名前にあやかりたい程の偉大な【魔菓匠
】の新作ケーキをご馳走してくれる。
それでも元気の出ない彼女はある白いスーツを着たある少年を頼る事になる。
そう。
笑顔を絶やさない【闇商人】を……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 18:00:00
7648文字
会話率:28%
ある日を境に毎晩、死神を目撃するようになった一人の男性。
その死神は自分を迎えにきたのだと悟り、死ぬまでの間その奇妙な出来事を日記に記そうと決めた。
しかし死神は彼の前に現れ続けるも一向に彼の命を奪う気配がない。そんな中、彼の身の回りで不
可解なことが起こり始める―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 11:54:53
5868文字
会話率:0%
主人公の「千春」は、難病を患っていた姉を、ある日突然、失う。
悲しみに暮れる中、少しずつ毎日を取り戻していくが、姉が死んで数か月経ったある夜。
奇妙な姉の出てくる、夢を見る。
毎晩毎晩続く悪夢に、怯える中。千春に、ある医師が近づいてきて…―
不器用な千春が、真実を追い求め、やがて辿り着く「真相」とは―?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 22:33:20
57727文字
会話率:34%
彼女のスマホという令和版パンドラの箱には知ってはいけない秘密が入っていた。
『ゆー君にバレちゃうかもだから、今度からは急に会うのは辞めようね。けどすごく幸せだったよ』
彼女の裸の写真と共に保存されていたそんな【秘密のメッセージ】を知って
しまった俺は、翌日には耐えられなくなっていた。
学校の屋上でグラウンドを見下ろし心の中で家族に最後の挨拶を告げていた時、屋上の扉が開かれる。
「私の……未来の旦那様になって欲しいの」
そう言って俺を助けてくれた少女との同棲生活は、毎日の予行演習()によって俺の理性を溶かしていく。
耐えろ俺、せめてゴ〇だけは!ゴ〇だけはつけておかないと……!
「大丈夫、子供が出来たら私が養うから安心して?」
なんて、そんな誘惑はやめてくれ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 20:26:25
70750文字
会話率:44%
私、保坂さおり!小さい時から毎晩悪夢を見ちゃう高校2年生!
いつも通り裏道を通って登校していると、変なサラリーマン風の男性に声をかけられて異世界転移させられちゃった!
パニックで逃げ出すとあら大変。サラリーマン(?)の姿が変わって
いあいあ言いそうな化物に!
めちゃくちゃ追いかけてくる化物(元:サラリーマン)から助かったと思ったら命の恩人は異世界の私(自称:異形)!!??
これから一体どうなっちゃうの~~~~~~!!!???
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
的なハイファンタジー伝奇です。お楽しみください。
隔週更新予定(書きためていないので予告なく遅れることがあります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 01:19:51
12117文字
会話率:27%
階級制が当たり前のこの世界。
貧しい村の出身であるソニアは、成り上がりの為にメイドとして毎晩夜会で令息たちを狙う。
とある夜、誰もが認める一流貴族の王子が夜会に参加した。
果たしてメイドに王子はオトせるのか。
ちょっと異色なシンデレ
ラストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 12:28:37
5262文字
会話率:32%
『ねぇ、知ってる?人魚姫のお話。』
僕が朝の音楽室で出逢ったのは、周りより少し背が低い、華奢な少女。
彼女はいつも笑っていて、まるで太陽。
ひょんなことから僕は、そんな彼女と連絡先を交換することに。
人魚姫の話が好きで、毎晩寝る前にチャッ
トで少しづつ話してくれた。
彼女のテンポに流されるまま一緒に過ごす毎日。
それは僕にとって、とても幸せな日々だった……はずなのに。
【ごめん、もう、会えない】
彼女から突如として言われた一言。
翌日から彼女は学校を休むようになった。
電話もチャットも音信不通。
僕は彼女を探すために、立ち上がったーー。
これは、音楽が友達だった僕と、ある秘密を抱えた明るい女の子の、切なくて、悲しい、恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-05 15:04:23
2763文字
会話率:26%
栗原 類(くりはら るい)は医学部に通う平々凡々で生真面目な大学三年生だ。
スーパームーンの夜、不思議な声を聞いた直後の事故をきっかけに、彼は毎晩ある夢を見るようになる。
それは、ルイス=クリフェードを名乗り、月巫女(つきみこ)という巫
女姫を守る騎士として過ごしつつ、彼女へ想いを募らせるファンタジーな夢。
どこかリアルな夢の中には、彼の身近な人間も出てきて、それは少しずつ彼の現実と夢の境を曖昧にしていく。
そんな中、大学教授の紹介で家庭教師として彼が出会ったのは、月村 莉音(つきむら りおん)。
類が見る夢の中に出てくる巫女姫に瓜二つの彼女との出逢いが、周りを巻き込み大きな変化をもたらしていく。
これは前世で身分差を乗り越え結ばれた騎士と巫女姫が、生まれ変わった現代で再び出逢い、新たな関係と絆、想いを紡ぐ物語。
すれ違い、時に傷付きながらも、二人が手を取り合い、幸せになるまでを描くちょっぴりファンタジーな恋と愛情の物語です。
※ この話における前世はシリーズ作品中の『月夢』という作品にあたります。
その関係上、一部、月夢本編のネタバレも含みますのでご注意ください。
月夢を未読でも読めるように書いていますが、詳細が気になる方は、シリーズリンクまたは下記URLからどうぞ。
(現在、月夢本編は改稿作業中で、2章まで完了しています)
【 https://ncode.syosetu.com/n0342fk/ 】
※ なお、同タイトルでノベルアップ+様、カクヨム様にも掲載する予定です。
※ タイトルは【ゆめうつつのそうれんか】と読んでいただけたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 00:28:18
142391文字
会話率:51%
名うての殺し屋。ある日、とある殺しの依頼を受けたことをきっかけに、毎晩夢に恐ろしい怪物が出るようになる。最初は「しょせん夢だ」とあまり気にしないようにしていたのだが・・・
最終更新:2023-10-02 22:34:21
1107文字
会話率:23%
毎晩勇者となり魔王討伐の冒険の夢を見る高校2年生の悠久。
ある日文芸部の勧誘を行っていると、夢の中で同じパーティーメンバーである女僧侶が現れる。
彼女が言うには、僕にとっての現実が彼女にとっての夢であるようで!?
夢と現実が入り乱
れるドリームファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 00:34:22
281454文字
会話率:39%
「私が絶対に、史記を更生させてやる。ひも男になんかするもんか!」
好きだった男がひもになって、知人に養われていた。
ある日偶然新幹線で高校の頃片思いしていた史記と隣の席になったチアキはその事実を知る。
偶然の出会いから彼女のチアキの記
憶は呼び覚まされ、その日を境に毎晩やけにリアルな夢を見るようになってしまう。舞台はチアキの通っていた高校。夢の中で出会う人も起こることも昔一度体験したことで……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 19:19:03
1336文字
会話率:39%
花園楓は、毎晩不思議な夢を見る。夕暮れの坂道をひたすらに歩く夢。
この夢に何か理由があるのか、この夢の終末はどこへ向かっているのか。
この夢(物語)のラストを、ぜひ、見守ってください。
最終更新:2023-08-12 15:35:05
1847文字
会話率:2%
白髪・隻眼の女性は、毎晩空に広がる星々を眺めていた。
飽きることさえ忘れ、静寂と月明かりの中、じっと一つの瞳で空を見つめる。
そこへやってきた腐れ縁の男に彼女が溢す言葉とは——
最終更新:2023-08-10 06:43:13
2464文字
会話率:57%
病気の妹・星と約束を交わした少年・太陽は、星のために毎晩夜空を見上げ、祈り続ける。星の病状は悪化し、彼女の優しさと強い意志に触れながら、太陽は約束を果たすために尽力する。
キーワード:
最終更新:2023-08-05 22:57:31
1102文字
会話率:31%
ゼーは、荒廃したビルの一室でひとり過ごす少年。 彼はなぜそこにいるか、そして自分が何者なのかを知らない。彼の暮らす街では毎晩紛争が勃発していた。
ある日、ゼーはひょんな事からイニャと名乗る少女とともに暮らすようになる。ゼーはイニャと友情
を育み、質素ながらも穏やかで楽しい日々を過ごした。
しかし、そんな日々も長くは続かなかった。
その街を牛耳っている組織に目をつけられ、抵抗する間もなくゼーとイニャは命を落とした。
しかし彼の物語はそこで、終わらなかった。
死後の世界でゼーは女神(アイオン)に出会う。彼はもう一度、地上(シェオル)に降り、そして仲間を増やし始めた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 18:14:26
95275文字
会話率:39%