小学生の女の子、みのりちゃんには、最近悩んでいることがありました。
それは、ここのところ毎晩、悪夢を見てうなされてしまう、ということでした。
でも、そんなある日。夢の中で、不思議な生き物に出会います。
バク、と名乗ったその子は、夢に
出る怖いものをやっつけてくれて、夢を楽しいものに作り変えてくれて、それから――――
公式企画「冬の童話祭2024」参加作品。
※バク君の言う電子云々は実際に現実で証明されているものを織り交ぜた、私個人の『創作』です。
※後書きがありますが、内容は本編とほぼ関係ありません。精々掠っているくらいです。
※解釈はご自由にスタイルなので、解釈の固定を防ぐため、感想への返信はできません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 20:08:04
10109文字
会話率:35%
ついにおっさんも異世界へ転生することになりました。
わたしはおっさんに「異世界で過ごす、あなたの人生のコンセプト」を訊いてみました。
「もう付き人で頑張るしかないから、できれば『カッコいいやつ』になりたいな」
「異世界でよく思うのは『
……え~、これってどんな無理ゲー?』ってシビアさだ」
「まあ、戻りたくても戻れないし『世の中はあきらめが肝心』の精神で、精一杯頑張っていこうと思う」
異世界で暮らすのも大変なんですね。
ポテチでも食べて、ゴロゴロしながら元おっさんを応援しましょう。
彼の道先案内人をつとめる獏(バク)は、声高らかにこう告げます。
『お主が努力を重ねれば、可愛い勇者の付き人になれるかもしれぬぞ?』
異世界に行っても勇者になれない人生は、とても大変そうです。
冴えないおっさんの異世界転生ストーリー。
風にゆらゆら流されて、真正の変態ベイビーが道をゆく。
はたしてそれは王道なのか、珍道なのか。
そもそも道なんて上等なものがあるの?
道は「自分で作れ」って言われているような……。
この物語は、とある「きまぐれナイト」の英雄伝。
著者 ツキシロ
☆カクヨムにも投稿することにしました☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 09:18:37
162143文字
会話率:23%
安眠のためならどんなことでもする少年が異世界に獏(バク)として転生する話です
最終更新:2017-01-28 22:32:13
1398文字
会話率:29%
――0番地区。
社会の裏と、底辺を生きる者たちが集う街。国からも見放された無法地帯には、ごく一部にのみ伝わる不可思議な噂があった。
「この街で誰かを殺すと、殺した相手が亡霊となって復讐しにくる」
人生のどん底に堕ち、薬の勢いで人を殺めて
しまった男の前に、ふたりの少女が現れる。獏(バク)と名乗り、彼の殺人を見破った少女たちは亡霊の魔の手から男を守ると申し出るが……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-10 00:38:40
8577文字
会話率:52%