ふと目を覚ますとそこは知らない天井だった。「知らない天井だ。」一度は行ってみたいセリフランキング10位以内には必ずはいっているだろうセリフ。知らない天丼ではないよ。間違えないように。
自己紹介をしておこう。俺の名前は、五木樹(いつきいつき
)。アラフォーの独身貴族という高貴な身分のとこである。決してやせ我慢だということはない。ないったらないんだ。うっ、目から水が・・・。
周りには寝てりゅ・・・噛んだ。寝てる男女が7~8人。そして白い世界に立川にいそうなお兄さん風のお爺さんが一人いる。
「これってまさかアレか!異世界転生か!」そう、おれは異世界転生モノの小説を片っ端から読む読書家なのである。オタク?いや読書家です。大切なことなのでもう一度言います、読書家です。
「お主たちはこれからわしが(趣味で)作った世界に転生してもらう。返事ははいか是かYESのみ認めよう。」
そう、これはありふれた異世界転生の物語の中で生きる心はおっさん、体は新しく生まれ変わったおっさんが異世界を生き抜くおはなし。最強とかそういう話ではありません。生前、2階の部屋に本を集めすぎて、1階のドアが重さで開かなくなって大目玉をくらったという苦い経験を持つ読書家のおはなしである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 22:54:49
5736文字
会話率:45%
ゲーテ原作『ファウスト』のその後の物語。
最近のマニアックな読者の間では、「アタマを空っぽにしてそのまま無防備に読んだり、観られるラノベやアニメが多すぎ」、「カタルシスがなくて困る」などとの声が上がっています。
あなたはどう思いますか?
私は個人的には脳の負担にならないのでそれもそれで好きなのですが、少し調べてみると、「飽き飽きしてきた」、「作画だけで内容がない」、「なろう系」など多く言われていることが判明しました。そう言われてみると、確かに時には異世界ものでも、少し頭を使って考えるものがあってもいいかなぁと............
ですので、あなたも少しだけアタマを使って考えるような物語で、哲学者になりませんか? コロナ期間中は一緒に本の虫になりませんか?
振り返ってみると、現代と近世、今も昔も我々人間が「日常」に抱える問題――デマ、フェイクニュース、いじめ、女性差別、身分差別、同性愛に対する偏見と誤解、大量虐殺(ジェノサイド)、イデオロギー戦争、経済危機、命に関わる流行病などなど、は変わっていないようです。ですので、主人公がこれらの問題に苦しみ、挑む王道異世界ファンタジーラノベテンプレ物語を、ゲーテ作『ファウスト』を題材にして書いてみたいと思います。
舞台は16世紀ヨーロッパをモデルにした架空の世界です。ウィンナワルツ等、その時代に存在しないものも登場しますがご了承ください。
----以下あらすじ----
『ファウスト』の物語は終わっていなかった。ファウストの魂は実際には天界に召されず、以降もずっとメフィストの手中にあり続け、物語を見せ、楽しませ続けなければならなかった。
そのせいで彼の魂は幾多の世界で人生を送った後、悠久の時に耐えられず、精神が崩壊した。そうして魂の自由を嘆願した次第だったのだ。
それを見かねた神はファウストに贖罪の機会を与える。
その内容は、次の世界で「自ら問題を発見し、定義し、解決」すること。
そうしてファウストは、いじめ、身分差別、デマ、フェイクニュース、経済危機、自然災害、同族嫌悪、同族狩り、ジェノサイド、イデオロギー戦争などの問題であふれる異世界に魔王を倒す勇者として召喚される。しかし彼を待ち受ける謂れのない誹謗中傷、過酷な試練の数々......果たして彼は見事、自由を手に入れることができるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 16:47:25
144152文字
会話率:40%
ラブコメは不可思議である。
ラブコメは不毛である。
ラブコメは不透明である。
「これは何かの罰なのだろうか?」」
「これには何の意味があるのだろうか?」
「これで何かを得られるのだろうか?」
僕はラブコメを否定する。
「
でも、僕の周りには魅力的なヒロインがいる」
まるで否定する僕を嘲笑うかのように。
「それでも僕は否定する」
いくら笑われようとも自分だけは否定したくはないから。
「これが僕だと笑ってやろう」
《※注意※》
この作品は地の文のみ、会話のみ、そしてその両方(通常の文体)という三つの構成に分かれています。タイトルがカッコのないものは地の文のみ、「」で囲われているのが会話のみ、【】で囲っているのが通常の文体となっています。
それぞれ異なる形式で物語を進めるという一風変わったラブコメとなっております。ヒロインは違えど物語は繋がっていますので、それを踏まえて読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-09 16:00:00
33847文字
会話率:56%
人々の乗り物が、馬車から自動車へと移り変わりつつある時代。本が好きなエリーゼは、自動車の製造で財を成したロードシュタイン家の令嬢。だが家業は傾き、家は没落寸前。そんな折、同業の富豪との縁談が舞いこむが、その直後、エリーゼは異世界転移してしま
う。その世界で命を狙われたエリーゼは、スカーレットという青年に助けられるが……。本の虫だけど行動力はあるお嬢様が、騎士に護られながら悪戦苦闘する話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-05 08:10:18
64873文字
会話率:39%
袖振り合うも他生の縁。太陽系の片隅の、本の虫たちの物語。
最終更新:2019-11-24 23:08:07
19992文字
会話率:31%
更新再開しました!
【概要】
真面目で本の虫なヒロインが、婚約破棄されつつも
おっとり天才系ドラゴンの花嫁になる純愛ファンタジーです。
ハッピーエンドです。ドラゴンに甘やかされまくります。
現在約十七話、六万字で連載中。
更新時間は自由
です。書きあがったら投稿しています。
【あらすじ】
≪本の虫ヒロイン・アイノ≫は、本で婚約者を殴って婚約破棄され、
その上実家も追い出されたせいで、逃げ込んだ夜の森で、
≪ドラゴン(龍人)・シュロ≫と出会う。
シュロはアイノの事情を知ると、彼の住まうアルハンゲリスク共和国で
彼の入国管理局の仕事を手伝わないかと提案。アイノもそれを受けて、
シュロの国へ向かうことになった。
ところが。
アルハンゲリスク共和国でアイノが暮らすには、
シュロの≪花嫁≫になる必要があった!?
持ち前の真面目さ、本への知識でアイノはシュロを手伝い、
入国管理局でも一目置かれる存在になってゆく。
そうして、かりそめの≪花嫁≫だったアイノは、
いつかシュロに惹かれてゆくようになる――。
――これは、真面目なヒロインが、報われるハッピーエンドのストーリー。
【その他】
感想・レビューは大歓迎です!
ポイント評価をしていただける場合は、
最新話ページの下部からよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-06 20:16:57
65333文字
会話率:52%
高校卒業後、本田静恵は図書館のオーナーになった。しかし、その図書館はいわゆる普通を逸脱した図書館だった。そこから出ることのできなくなった彼女は、次第に職務以外、そして本以外に興味を持たなくなる。そんなとき、彼女のもとを訪れた一人の女性がいた
。彼女もまた本の虫だった。本の話、日常を語る彼女に惹かれた静恵は、この気持ちは届かないと知りながらも言わずにはいられない。でも、それでも大丈夫なはずだった。だって、その場所は記憶を持ち出せないから。覚えていられないから。
静恵は彼女を決死の覚悟で見送る。次また会う時までにこの気持ちを整理しておかなくてはと・・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-05 22:43:27
16819文字
会話率:46%
友人に誘われ、遊んでみることにしたVRMMO。初心者に戦闘センスなんてある訳が無い!
やると言った手前すぐにやめるわけにもいかないし、引きこもってやる。
ご都合主義が嫌いなそこの貴方、読まない方が良いですよ。
作者の気まぐれ
更新であるという事をご承知ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-19 06:00:00
47677文字
会話率:17%
本の虫だった私と不器用さんな彼の話。
「結婚は決まっているけれど、好きになれるかは分からないわ」
「それなら頑張って振り向かせるだけだ」
出会いをやり直したかったふたりのお話。
最終更新:2019-08-30 17:43:45
2237文字
会話率:29%
亮は22歳フリーター貯金無し。かっとなって客を殴ったせいで住み込みで働いていた店をクビになり、住む部屋を探していた。不動産屋の掲示板で見かけた物件は即入居可で格安の家賃一万二千円/月、敷金礼金なし。日当たり良好、徒歩圏内に総合病院あり、コン
ビニ真横――ただし幽霊付き。/全9話予定/アンソロジー「僕らはいつだって本の虫なのサ4」に寄稿したものの再録です。他サイトにも転載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-03 18:00:00
30030文字
会話率:31%
"つまるところあの女は男から粗略に扱われることに慣れていて、慣れているのだからそのように扱ってもかまわないと、男に思わせるような女だった。"
罵られても馬鹿にされても口答えひとつせず、いつもただ不幸せそうに笑っていた女
は、出て行くときも恨み言のひとつもなく、残していったのは短い書き置きひとつと、古びた文庫本が2冊きりだった。/アンソロジー「僕らはいつだって本の虫なのサ6」に寄稿したものの改稿版です。/他サイトにも転載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-30 17:31:46
9755文字
会話率:17%
円谷 円(つぶらや まどか) 16歳。
肩書きは女子高生。
もうひとつの肩書きは恋愛小説家。
幼馴染みの玲くんはハーフで天使のような見た目。そんな玲くんとラブラブの幼少期を過ごしていたのに玲くんは途中でお菓子に目覚め日に日に丸くなり、私の恋
心は縮んでいきました。代わりに私はママの読んでくれている絵本に夢中になり、読書に目覚め、来る日も来る日も読書に明け暮れ本の虫になりました。ひょんな事から自分も小説を書き始めそこから日常が変わり始めます。
青春ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 15:21:32
66180文字
会話率:60%
ずっとずっと、カーテンを半分閉めたこの部屋で本を読んでいるんだと思っていた。
王位だとか、外交だとか、僕には関係ない。
ただ本を読んでいるだけでよかった。
現実の世界とは違うところに行ってしまえるような気分がするから。
((人はなりたい
ものになれる))なんて、そういったのは誰だっただろう。
もし本当にそうだったとしたら、僕は本の虫になりたいな。
なぁんて考えていたら、隣国の強国の最強チート女王陛下……あの、[イバラの女王に嫁ぎました]!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-27 01:22:29
9185文字
会話率:44%
かの竜王は、目覚めていた。
故に、二度と厄介事に巻き込まれたくはない。
王としての自覚も責務もまだあるが、それを差し引いてもその楽園から出たくはなかった。
そう……。
図書館という楽園からは!
一歩も!
そんな一歩も出たくない竜王と、魔
法使い学校を落第した創作作家が国を巻き込んだ一悶着を起こす!
かもしれない。
そんな冒頭。
続きはない。
※アルファポリスさんにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-31 12:00:00
5631文字
会話率:39%
友人により心霊スポットに連れていかれた竜崎。あらわれた悪霊に殺されかけた時に現れたのは同級生の間で本の虫と呼ばれる酒倉 かなだった。
刀を腰に差した酒倉は自分を死神と名乗るが……?
最終更新:2019-03-27 22:33:31
531文字
会話率:19%
中学1年生の冬、田舎から街中に出てきた引っ込み思案な孝和は慣れない街で半年以上も友達が出来ない事に焦りを感じ始めていた。
そんな時、孝和は友達がいないのに寂しそうな顔を見せない同じクラスの徹に興味を惹かれて、彼が1人で平気な理由を探り始
めた。
それからすぐに、孝和は徹と徹の師匠を名乗るクラスメイトの美少女から彼等が魔術や巫術の類を使えるということを打ち明けられ、彼等を通して神と異類異形の世界に触れていく。
友情・恋心・魔法。自身が未だ知らない感情と経験を求めて、冴えない少年孝和は未知の世界へと飛び出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-15 16:03:17
42319文字
会話率:63%
筆者が2018/12/15にプレイしたTRPG「クトゥルフの呼び声」のリプレイ小説です。
全3話です。
この話は「セルバンテス」様にも同じ物を投稿しています。
≈-≈-≈-≈-≈-≈-≈
新社会人として入った会社が6ヶ月で潰れてしまった十二
原唯智子(とにはらいちこ)。
幸いにも本社に引き取られ、北海道から東京へ転勤となった。
東京で出会ったアルバイトの青年と共にザイクロトランに導かれながら、シャッガイから来た昆虫に立ち向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-07 00:00:00
20779文字
会話率:35%
恋の矢印が乱れ飛ぶ、中学生たちの熱い夏休み、プラスアルファ。
プロの囲碁棋士を目指し囲碁に夢中な女の子、閃(せん)に、本の虫の光佑と、光佑の親友でイケメンの隆は、同時にひと目惚れしてしまう。
隆には美人な彼女がいるのだが、それでもモテ
モテ。そんな隆に長年の片思いをこじらせている幼なじみ理沙と、ひっそりと片思いをしている閃の親友りっちゃん。
行動派の隆を横目で見ながら、初恋に翻弄されてうじうじしている光佑は、なぜかりっちゃんと仲良くなり、囲碁の全国大会に出る閃の応援へ一緒に行くことになる。
そこで光佑は囲碁の棋士たちとひょんなことで知り合う。囲碁界の重鎮のおじいちゃんプロ、美人女流棋士向坂プロ、向坂プロに恋する囲碁界のプリンス十六歳の田代晃プロ。
理沙は思い余って、隆に告白まがいのことをしてしまったあと、隆から花火大会に誘われて喜ぶが、そこで友人を紹介したいと言われてしまい大ショック。
気持ちを切り替えて行った花火大会で、理沙はプロ棋士の晃と出会う。隆への思いを抱えたままで、理沙は晃と親しくなっていく。
一章の初恋なんて信じないは光佑目線、二章の初恋なんていらないは理沙目線になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-07 21:34:22
69949文字
会話率:44%
第1章
VRO(ヴァーチャル・リアル・オンライン)というシンプルな名前のVRMMOの中で、やや変人な家族がそれぞれの事情やらを持ってのんびりまったりプレイするお話となっております。
VRMMOやってみたいから基礎になるシステム作っちゃった
父、御幸。
ゲーマーな専業主婦の母、望。
シスコンかつバカップルな長女、暁美。
社会人でかつマザコンな次女、雪奈。
一見普通の女子高生な三女、暗雨。
本の虫で読書中の寝落ちが当たり前の末っ子、雫。
他、クラスメイトや同僚達。
息抜き的に、しかしやや本気で書くため、一話が大体1000文字程となります。
第2章
第1章から10年の時が経ち、オープンワールド+固定されたシナリオとルートが存在しないという自由度最高潮の新たなVRMMO、OWOが誕生。1章の主人公の娘、優がたまに死戻りしながら楽しむ日常である。
5の倍数の話数こなした後に掲示板やチャットを数話挟む事にしています。基本1000文字は変わらないのでお気軽にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-06 08:10:25
1343686文字
会話率:48%
「伝説の寓話集」を探す旅に出た本の虫ウィリアムは、その旅の中で不思議な少女エリザに出会う。見た目とは裏腹にやんちゃなエリザに振り回されるウィリアム。やがて、彼らは思いがけない真実と向き合うことなって…?!
最終更新:2018-10-18 00:11:23
16581文字
会話率:49%
ループしていることに気が付いたペリドットは、魔法発動者を突き止めるべく、動き始めた。
でもあれ? なんで逆ハーレムになっているの?
最終更新:2018-10-15 09:09:05
43242文字
会話率:48%