ラブコメは不可思議である。
ラブコメは不毛である。
ラブコメは不透明である。
「これは何かの罰なのだろうか?」」
「これには何の意味があるのだろうか?」
「これで何かを得られるのだろうか?」
僕はラブコメを否定する。
「
でも、僕の周りには魅力的なヒロインがいる」
まるで否定する僕を嘲笑うかのように。
「それでも僕は否定する」
いくら笑われようとも自分だけは否定したくはないから。
「これが僕だと笑ってやろう」
《※注意※》
この作品は地の文のみ、会話のみ、そしてその両方(通常の文体)という三つの構成に分かれています。タイトルがカッコのないものは地の文のみ、「」で囲われているのが会話のみ、【】で囲っているのが通常の文体となっています。
それぞれ異なる形式で物語を進めるという一風変わったラブコメとなっております。ヒロインは違えど物語は繋がっていますので、それを踏まえて読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-09 16:00:00
33847文字
会話率:56%