創造し造られた星はでは大陸は三つ、西方域・中部域・東方域と別れて独自の文化が発展していた。
現在ヘルビーク大公家はヘンダーク王国の中部域の中でも特に大きな国であったが、ヘルビーク大公家はヘンダーク王国の誕生時に国王やその臣下がシツコク争い
のない中部域を作る為に協力して欲しいと言ってきた。
余りにもシツコくるヘンダーク王国を滅ぼすかを本気で悩んだが、ヘルビーク公国(皇国)初代当主に自分から戦争を仕掛ける事を禁止されていたので仕方なく五分の対等な立場でならと承諾した。
だが愚かな人間だ時が過ぎヘンダーク王国はヘルビーク大公家を家臣として扱い、横柄な態度が見受けられたのだがパーティーで愚かな王太子が「当主自ら戦い戦死などヘルビーク大公家が如何に弱いかを世間に知らせるだけだ、兵の強さでなく兵士の数で勝っているだけだ」と言ったバカ者に俺の御爺様は「何様の心算で我がヘルビーク公国が弱いだと、兵力の差で勝っているとか貴様らの軍はどうなのだ職業軍人は確かに優秀だが敵国の領土を切り取りその後になぜ維持できないのだ。
それと貴様らを主と思ったことはない。それに今更だが国を創ったときに貸してある莫大な金銀財宝にモンスターの核やら素材他にもあるが返してから言いたいことを言ってこい、独立時には全て返してもらう出来ない時には我が一門が力で返してもらうからな」と王宮でのパーティーで大きな声で言ったことも過去に現在の国王にだがある。
公国としての公王としての立場がある、それに政治経済・軍事力・人口比は10:1で国土は5倍(5億人)と誰が臣下と言えるのか不思議に思う事がある。
魔の森のモンスターや隣国との戦争で「矢面に立ち」300年以上戦いに身を置いてきた一門だ、敵国の領土は切り取り自由であり既に二か国を滅ぼしている。
ヘンダーク王国からその臣下の貴族は不満を口に出しているが、約定が魔法誓約でしており面と向かって文句は言えないのだった。
だが新国王が即位すると必ずその約定の再契約をとの話が出てくるが、ヘルビーク大公家が一門が血を流し当主や一門の当主達が命を散らした結果だ。
それを殆んど何もしてない、ヘルビーク大公家の戦果に対しての比較だがそれは戦場に出ているヘンダーク王国の軍人は知っている。
そして今回は13人の一人がヘルビーク大公家の若き当主として転生した事で歯車が大きく動き出した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 15:04:37
16711文字
会話率:32%
葉辰(ようしん)は誰からも見下されていた婿入り婿。しかし、その真の正体が頂点に立つ一族の御曹司であることを誰一人知る者はいなかった。彼を見下した者たちには、いずれその足元に跪いて頭を下げ、震えながら「旦那様」と畏れ多く呼びかける時が必ず訪れ
るのだ!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-05 13:44:49
26234文字
会話率:49%
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深め
てハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 12:00:00
78648文字
会話率:36%
「思い出した……!」
ある日、俺は自分がスマホRPGの悪役貴族レイヴンに転生していることに気が付いた。
レイヴンはまったく努力しないが超天才魔術師の少年で、ゲーム内では必ず死ぬ役回り。
絶対に死ぬ運命なんて冗談じゃない――。
俺は運命を変え
るために動き始めた。
レイヴンは基本的に主人公との戦いに敗れて死亡する。
なら主人公よりブッチ切りで強くなってしまえば……。
そう考えた俺は魔法の修行を始めた。
本来なら決して努力しないレイヴンが、『努力する天才』となったとき、その力は想像を超えた圧倒的な魔法能力へと進化する――!
これは俺が死亡ルートを打ち砕き、神や魔王すら軽々とブッ飛ばす史上最強の魔術師へと成長していく無双の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 12:00:00
132445文字
会話率:39%
数千年にわたり続く魔族と人類の戦争。かつて奴隷にまで落ちた人間たちは、一人の賢者によって『魔法』という奇跡の力を得た。その力と剣術を組み合わせた究極の技『バルグラント』を操る名門・天風(アマカゼ)家。だが、後継ぎである少年・カグロは、その剣
の力を受け継げず、落ちこぼれと呼ばれていた。
しかし運命の夜、家族を奪われ、絶望の淵に立たされたカグロの手に、伝説の聖剣が舞い降りる。その刹那、少年は目覚め、そして誓う。「必ずすべてを取り戻す」と――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 09:10:17
3264文字
会話率:38%
三國志に登場する英雄のひとり、劉備玄徳の嫡男・阿斗こと劉禅を主人公に迎えた物語。史実に登場する人物は数多く登場しますが、話の内容は必ずしも史実には沿いません…残念ながら悪しからず!これは主人公・劉禅が面白可笑しく人生を歩んで行く過程で、偶然
と必然を味方につけて、国を導いて行けるかのIF戦記物です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 05:00:00
1632784文字
会話率:41%
必ずしも幸せとは言えない家庭で育った「さき」。
常に孤独感に支配されながら生きている。
そんな苦しんで生きていた彼女が、出会いを通じ大切なものを見つける物語です。
最終更新:2025-06-05 03:10:00
876262文字
会話率:78%
中学3年の早瀬霞(はやせ かすみ)は毎夜同じ夢を見る。城北門校の制服である紺のブレザーを纏った少女が巨大な龍や鳥と戦っている。そして最後には必ず「あの子を間違った道に行かせないで」と告げられ目が覚める。
謎めき、豪快な夢とは裏腹に霞の現
実はイジメという過酷な日常に心が蝕まれていた。
ある日、シナトと名乗る不思議な女の子に霞はイジメられているところを助けられる。
「私の巫女になれば、あなたの願いを叶えてあげる。人があなたにひれ伏すほどの力を与えてあげる」
女の子の言葉を受け入れたとき、霞は巫女の強大な力を手に入れ新たな世界へと導かれていくことになる。
一方、実菜穂の周りでは、不気味な動画の噂が広まっていた。「呪われた村」忽然と村人が消え、廃村となった地。そこに足を踏み入れた人は帰ることがないという噂。その噂の検証として、面白半分に動画撮影に入ったグループが逃げ惑い最後は断末魔の叫び声を上げて撮影が途切れる動画がサイトに流れていたのだ。
真相を確かめるため、実菜穂たちは「呪われた村」にみなもと足を踏み入れていく。そこで実菜穂とみなもが見たものは・・・・・・
実菜穂、陽向、琴美、そして4人目の巫女、霞を迎え、「呪われた村」に伝わる物語に迫っていく。そのなかで少女たちは巫女として目覚め、神々の戦いに巻き込まれていくことに・・・・・・。
舞台は「呪われた村」そこにある秘密とはなにか、実菜穂たちは無事に帰ることができるのか。
みなものみたまシリーズ第3段。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 22:08:00
514212文字
会話率:42%
【連載中】1章:魔法少女とは出逢わない
弥堂優輝は普通の高校生である。そんな彼はある日の放課後に魔法少女と出会う。
日常生活の中で魔法少女と出会ってしまった時の準備を怠っていた弥堂は諦めて死を受け入れるが、その魔法少女はなんとクラスメイトの
女子であったため特に何事もなかった。
ありえない出来事ではあるが、まぁ、起こってしまったのなら仕方ないと日常生活に戻る弥堂に風紀委員会より指令が下る。
『放課後の道草はやめようね週間!』だ。正常で優秀な風紀委員である弥堂は当然その指令を忠実に実行する。
まず手始めにと考えたのは、「街の平和を守る!」などと世迷言を言って毎日遅くまでおかしな仮装で街を徘徊する学園の面汚しを取り締まることだ。
だが解せぬ点もある。それは魔法少女に変身をするとどんなパンツを穿いていても必ず『しましまおぱんつ』に換装されることだ。どう考えてもそんな必要性がないため、弥堂はどうしても魔法少女のおぱんつに納得がいかなかった。神は無駄をお許しにはならないはずだ。
こうして狂犬は街へ解き放たれ、魔法少女と魔法少女のおぱんつの謎が明らかになっていき、そして思わぬ事態へと発展していく…。だが、弥堂優輝という男にはそんなことは関係ない。
例え世界の危機に直面しようとも、魔法少女などという非行行為に手を染めるクラスメイトを必ず更生させる。
その為の手段は問わない。
※1章の前日の話の序章が、同シリーズ別作品として投稿されています。1章からでも読めなくはないと思いますが、更新を待つ間にでも読んでいただけたらうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 22:05:42
4525377文字
会話率:47%
伯爵令嬢のクラリスは、婚約者のネイサンを支えるため、幼い頃から血の滲むような努力を重ねてきた。社交はもちろん、本来ならしなくても良い執務の補佐まで。
ネイサンは跡継ぎとして期待されているが、そこには必ずと言っていいほどクラリスの尽力があった
。
しかし、クラリスはネイサンから婚約破棄を告げられてしまう。
彼の隣には妹エリノアが寄り添っていて、潔く離縁した方が良いと思える状況だった。
「俺は真実の愛を見つけた。だから邪魔しないで欲しい」
「分かりました。二度と貴方には関わりません」
何もかもを諦めて自由になったクラリスは、その時間を満喫することにする。
そんな中、彼女を見つめる者が居て――
※他サイトでも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 21:17:08
35753文字
会話率:40%
目を覚ましたら、カラスになっていた。しかも、鏡の中!?
大切にしていたコンパクトは、なぜかフリーマーケットで売られていて、見知らぬ女子高生、美咲の手に渡ってしまう。
「ふざけるな!なのです。ここから出すのです!」
口調はおかしいし、羽は黒い
し、姿は完全にカラスだけど、私は「レイちゃん」
コンパクトを通して美咲に呼びかけるが、なかなか想いは伝わらない。
でも、私は諦めない。大切な人との想い出も、名前さえも忘れかけているけれど……必ず思い出してみせる。そして、彼にもう一度会うのです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 21:01:20
8515文字
会話率:52%
命を救ってくれた追放聖女サリアと共に、ジェイはコックとして静かに暮らしていた。
だが仕入れの帰りに見たのは、火刑台で炎に呑まれるサリアの姿──そして嘲笑う王子と“偽聖女”だ。
その瞬間、かつて 最強の“審問官” と恐れられた伝説の教会騎士
ジェイは封じた殺意を解放する。
血刃と拳を武器に、ジェイは王都を影のごとく駆ける。
腐敗した近衛、騎士団長、王国暗部組織〈黒蛇〉――立ちはだかる者はすべて無音で屠り、玉座を目指す。
狙うはふたり。
“聖女を奪った王子”と“地位を欲した偽聖女”。
──報いは必ず受けさせる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 19:45:13
42206文字
会話率:25%
「一つの意志に従え。いかなる手段をもってしても、遂行せよ。」
全ては一つの旗のもとに、
一つの評議会のもとに、
一人の最高指導者のもとに再建された世界。
服従は美徳などではない――
それこそが、目的だ。
そこで動くのが──エージェント
88。
階級も、過去も、持たない。
あるのは、ただ命令だけ。
元名誉ある軍人キャプテン、ジャン・ヴェルヴォーは、
今やO.S.Iの第88作戦要員──
調査し、介入し、修正することで統一を守る精鋭執行者。
最高指導者の指令は絶対。
その“遂行方法”こそが、この物語のすべて。
ブリーフィングルームには菓子をつまみに登場。
将軍用テーブルにはだらりと寄りかかり、
裏切り者が震える中、チョコレートをひとくち。
声は低く静かに、感情は凍りつき──
しかもチームは全員女性。
「もう、軍隊のオッサンたちの宴会にはうんざりだ」
機械か亡霊か──
空のチョコ包装だけを残して去る男、ジャン・ヴェルヴォー。
だが、ひとつだけ確かなことがある。
エージェント88が姿を見せるとき、
“何か”は必ず――正される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 15:01:10
59600文字
会話率:26%
人類の敵である魔王は勇者と聖女の手によって葬られた。
人々が魔王の消滅を望む中で、ただ一人の悪女だけはそれを悲しんだ。
「私、強くなります、今度こそ貴方を守る為に。時間が巻き戻り私が全て忘れてしまっても、必ず貴方に会いに行って貴方を救い
ます」
少女は自らの命を捧げて時を巻き戻し全てをやり直す事を望んだ。
産まれてきた先は、魔王を封印した英雄の一人である魔法使いの娘?!
虐げられていた幼少期……なんてフラグは全てへし折ります!
闇の大精霊と契約したり、王子様達に好かれたり、魔王に溺愛されたり、はたまた強くなる為に筋肉を愛する日々。
「夢では好きな人がいたみたいなの。でも、目が覚めるとその感情が思い出せないんだよ、なんでかな……」
最悪なバッドエンドの未来をハッピーエンドに変える為に、メンタル鋼少女が未来を切り開いていく!
「悪役令嬢は魔王と婚約して世界を救います!」
これは「乙女ゲームの世界に転生した」というお話……だけでは無いのかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 12:06:22
1562791文字
会話率:55%
清峰高校の2年生、麻生翔太は、皮肉屋だが仲間を見捨てられない少年。学園祭を1週間後に控えた秋、旧校舎の音楽室で10年前の先輩たちが残した楽譜とカセットテープを見つける。そこから流れる未完のハーモニーと「本音を響かせて」という声が、10人の女
子生徒に奇妙な現象を引き起こす。佐倉美月は声がエコーになり、高橋葵の声は聞こえず、三浦彩花は仲間が見えなくなる。それぞれの現象は、親の圧力、ネットの誹謗中傷、グループの孤立など、現代の思春期の悩みとリンクしている。翔太は、10人のヒロインたちと協力し、現象の謎を追う。音楽室で明らかになるのは、10年前の先輩たちが本音を偽り、互いに「見ず」に解散した後悔。翔太の「俺が見てるぞ」という言葉をきっかけに、ヒロインたちは本音を叫び、葛藤を乗り越える。学園祭のステージで、10人の「本音のハーモニー」が響き合い、現象は消え、絆が深まる。夕陽の校庭で、翔太と10人は「次はどんな本音を歌おう」と笑い合う。誰かが必ずあなたを見ている――そのメッセージが、読者の心に温かい涙を残す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 10:46:36
2501文字
会話率:42%
「マジっすか?」
と父親に向かって言う小学5年生に父親は
受験が終わったら「必ず埋める」と誓うのであった。
最終更新:2025-06-04 10:00:00
15092文字
会話率:23%
貴族が支配し、魔法が血と性格で決まる国。
魔力量と感情によって“属性”が決まり、激情を持つ者は「炎」を宿し――そして、裁かれる。
俺はその世界を“ゲーム”として知っていた。
タイトルは『カルマ・オブ・フレイム』。
そこでは、紅蓮の魔法を
持つ少女――エレナ・フィレールが必ず火刑に処される。
ヒロインの兄の妹として、悲劇のイベントの中で燃やされる存在だった。
だが今、俺はその“兄”としてこの世界に転生している。
そして、彼女は“俺の妹”になっていた。
光の魔法を持つヒロイン――クロエ=ルミナリアは祝福され、王に近づく。
炎の魔法を持つエレナは、罪とされ、断罪される。
その矛盾に、俺は耐えられない。
クロエは、俺と母を同じくする異母妹だ。
名前も血も、すべてが人を選別するこの国で――
俺は、この物語を壊す。
俺の名前は、リヒト・フィレール。
今度こそ、見殺しにはしない。
妹の未来を、俺が選び直す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 22:16:59
1459文字
会話率:4%
魔力が支配する世界「ユグリス」。
空を翔ける青年・蓮也は、かつて奪われた“唯一の存在”――舞を追い、法と命に背きながら空を駆ける。
異能の武器《糸霊器》に宿る使い魔と、血を操る外科医・柚葉を相棒に、彼はただ願う。
「俺が必ず、お前を助けに行
く」――これは、澪(れい)に舞う、命と絆の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 20:30:00
103329文字
会話率:47%
錬金術学生ナロンチャイ・ジャイデッド、またの名をタケル。
タケルはある時病院の霊安室で目を覚ます。左手に刻まれたのは『11』という数字。いくつもの矛盾する記憶を抱えながら、タケルは病棟を脱出し、人生を取り戻すことを誓う。新入りの検査技師マリ
ウス、暴れ者の実験体ミッシェルをはじめとする病棟の反逆者とともに。
一方、タケルの蘇生は病棟の管理者にも伝わり。
「必ず生かしたまま捕らえろ。ナンバー11は貴重な生存例で、それでいて再教育さえ済めば我々の戦力となる」
病棟の職員、幹部はタケルの捕縛へと動く。
タケルや実験体による人生を取り戻すための戦いはやがて大陸全土を揺るがす出来事となる――
錬金術、魔法、『イデア』という異能力の存在する隔絶された大陸で何が起きるのか……?
※この小説には暴力シーンやグロテスクな表現が含まれます。
※差別的な表現が多数出てきますが、作者は差別がなくなることを望んでおります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 14:30:40
261650文字
会話率:34%
四十二歳のおっさんにして村の英雄、グレアム・ウォード。
グルザルム王国の辺境にあるフーロ村で生まれ、一度も村から出ることなくこの歳まで生きてきた。
平穏に暮らせていたのなら良かったのだろうが、このフーロ村は魔王領の真隣に位置しているという史
上最悪の立地の村。
魔王領からやってくる魔物の数は半端ではなく、更に魔王軍が王国を攻めてくる際には必ずこの村を通る。
グレアムには王国を守るという気持ちは一切なかったが、村を守るために魔王軍とは幾度となく戦い、一度でも進行を食い止めれば勇者と呼ばれるであろう偉業を、これまで五度に渡って魔王軍の進行を食い止めた。
ただ、グルザルム王国は地図にもないフーロ村のことを把握しておらず、影の英雄の存在には気づいていない状態。
このまま人知れることなく、フーロ村で密かに死ぬ運命であったグレアムだったが、五度目の魔王軍の進行を食い止めた時に片腕を失ってしまった。
英雄であろうと農業を強いられる村であり、片腕となったことで以前のように体が動かせず足手まといになると悟ったグレアムは、四十二歳にして村を出る決断をした。
世界中の誰も知らなかった英雄が今まさに井の中から飛び出し、グレアム・ウォードの名を大海に知らしめることとなる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 12:10:00
484247文字
会話率:47%
ヒーロー好きな女子高生・天城ひよりは、ある日、街で謎のブレスレットを拾う。
ただのコレクショングッズかと思い腕にはめた瞬間、眩い光と共に変身。
目の前に現れた謎の怪人を本能的に打ち倒してしまう――!
その直後、街の片隅で別の女性・早乙女レ
ナもまた「もうひとつのブレスレット」を拾っていた。
彼女の中の“何か”がそれに反応し、彼女は悪の戦士として覚醒する――。
「ヒーローが生まれれば、必ず“悪”が目覚める」
それはこの世界の理(ことわり)だった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 11:00:00
5914文字
会話率:32%