※この話(https://ncode.syosetu.com/n8432id/)に出てきたある魔女の過去話。
※カクヨムにも掲載しています。
卯月楓(うつき かえで)は勇者として異世界に喚ばれた。
家族や友人から急に引き離され勇者とし
て持て囃されながらも孤独の中に居た楓は魔王を倒したら帰れることを心の拠り所にし日々を戦い抜いていた。
そして、念願叶い、魔王を倒した直後。
「貴方には死んでもらいます」
背後から仲間の一人である魔道士にナイフで心臓を貫かれる。
薄れゆく意識の中、元の世界に帰れないこと、魔王を倒したら用済みだったことを聞き、楓の心は怒りに染まる。
「許さない、許さない、許さない!!!!!!」
こうして彼女は魔女になった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 23:02:26
10430文字
会話率:30%
「命に代えても、必ず無事に御子を産みます。お喜び……頂けませんか?」
「分からない」
王室へ嫁いで五年。待望の世継を授かった王妃へ言い放ったのは、王の無情な一言だった。
愛する許嫁を想い続ける王の元へ、政略結婚で王妃となるべく嫁いだのは
、北の国出身の地味な王女。
王に避けられている内に、いつしか王妃の感情は見えなくなっていった。
そんな王妃が心の拠り所としているのは、歴代の妃達の遺品が納められている古い一室。
ある日、突如姿を消した王妃を探しに、部屋へ足を踏み入れた王が見つけたのは……
二冊の哀しい日記だった。
遅過ぎた愛に気付いた王が、凍った池から王妃を救い出し、心を通わせる物語。
※少しホラー要素があります。
※三話で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-20 01:32:08
15954文字
会話率:24%
リンスレッド・ウィンチェスターは愛されて育った侯爵家の令嬢だった。幸せであふれた日常は、ロザリーという両親の友人夫婦の子供を引き取ったことにより終わりを迎えた。
両親も使用人も皆ロザリーを愛するようになり、孤独になったリンスレッドはある夜
ロザリーに襲われる。しかし、ロザリーに襲われたといっても誰も聞いてくれず、絶望し失踪する。
失踪後、男装してレジーという偽名で暮らしていると、森で倒れている少年エミリオを拾う。目を覚ましたエミリオは記憶喪失で、お人好しなレジーはエミリオを放っておけず共に暮らし始める。
寂しがり屋のレジーと心の拠り所を求めるエミリオはゆっくりと惹かれあっていく。
ゆるふわ設定です。
本編完結まで書き上げ済み。全51話。1日2~3回更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 20:47:41
125465文字
会話率:46%
家でも学校でも攻撃され、居場所がない少女。そんな少女の唯一の心の拠り所は、図書館にある本だった。
そこにあった風景写真を見た少女は、自分の目でこの風景を見てみたいと強く願った。
だがそんな思いも虚しく、少女は事故で死んでしまう。
しかし、少
女の『本で読んだような景色を見たい』という思いが天に届き、いろいろあって能力を持って異世界へと転生することになった。
そこで少女が願ったのは
「どんな攻撃にも耐えられる結界を張る能力。」
この能力を使い、少女は異世界の風景を見るため、魔法の花の咲く花畑、月の泉、いろいろな場所を巡っていく旅人となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 22:50:26
20091文字
会話率:45%
小さいながら強い軍事力を保持する王国レースノワレに生まれた伯爵令嬢ユースティーツィアことユツィ。彼女は周辺各国が集まる騎士学舎で頭角を現す。武力侵攻を行い、いくつもの国を併合してきたウニバーシタス帝国の第二皇子というだけで差別されていたヴォ
ックスにユツィは平等に接する。互いに切磋琢磨しあうライバルでありつつ互いに惹かれあう二人だったが、帝国がレースノワレに侵攻し関係は終焉を迎えた。敗戦日、ユツィは専属護衛をしていた心の拠り所である王女を失う。
その後、帝国穏健派皇弟が各国の騎士達の腕を競う親善試合を設け、ヴォックスが勝利を収めた。皇弟はヴォックスに褒賞を与え、彼はユツィとの婚約を申し出る。ユツィはショックを受けた。生き残ったレースノワレ王国民への示しと牽制にはなるものの、政治的に利用価値のある婚姻を申し出るとは思っていなかったからだ。
この日を境に二人の関係は悪化するが、ヴォックスはユツィに誠実に婚約者としてアプローチを始めた。彼の姿に踏ん切りのつかないユツィ。お互い好き合っているライバル同士なヒーローヒロインが敵同士になって戦った後もだもだする話。割とシリアス多め、たまにコメディもあり。
前作【元ツンデレ現変態ストーカーと亡き公国の魔女】の登場キャラ、ヴォックスとユツィのアナザーストーリー。
前作を読んでいると大変おいしいはず(前作ヒーローヒロインはあまり出ません)。全52話予定。
※アルファポリス、ノベルアップ+にも投稿しています。※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-17 20:00:00
107533文字
会話率:60%
web小説家の東山文は教室で1人で本を読むタイプのぼっちであった。そんな彼女の心の拠り所は新人声優の星ヶ丘未来だった。
同い年の未来の活躍に胸を打たれ、未来を追ううちに、いつの間にか文にとっての推しは未来になった。
貯めたお小遣い
をはたいて握手会へ参加した翌日、なんと推しの未来が自分のクラスに転校してきた! しかも隣の席!
それだけでなく、未来は文の小説を毎日読んでいるらしい。つまり、文の推しである未来の推し作品の作者が文なのである!
これは推しの推しが自分だと知った文と、推されていると思っていたら自分も推していた未来の百合物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 17:18:51
64138文字
会話率:54%
3年前に妹から婚約者を奪われた凛子は、様々な問題がありつつも平穏な日常を過ごしていた。
平穏な日常は異動でやってきた部下の水津のせいで終わりを迎えた。
水津の悪意のある態度に凛子は悩むようになっていった。
そんなある日、凛子は水津と酔っ
た勢いで一夜だけ関係を持ってしまう。
仕事を心の拠り所にしていた凛子は、水津に言われるままに付き合うことになる。
アルファポリスさんでホラミス大賞で読者賞を受賞しました。
改稿して投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 11:10:34
3141文字
会話率:14%
俺には一人、血の繋がらない妹がいる。
俗にいう『義妹』である涼香は、才色兼備な学校のアイドル。
そんな彼女の存在が、俺にとっては心の拠り所であって、救いだった。兄妹仲も悪くなく、むしろ良好だったのだが、ある日の事件を境に様子が変わって
いく。
「あ、あの……義兄さん……」
「どうした、涼香?」
「や、やっぱりなんでもないですっ!」
そんな感じで、涼香はどこか俺のことを避けるようになった。
それはあの日――スマホの検索履歴を見られた時から。
俺はもう一度、以前のように仲良い関係に戻ろうと試行錯誤するのだが……。
※数話完結予定。頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 20:04:18
20945文字
会話率:35%
言霊。言葉に力が宿る。
彼女が教えてくれた。僕の唯一の心の拠り所。
ひと時の心地よい一瞬。
その先には...
最終更新:2023-01-17 14:07:12
3428文字
会話率:44%
《簡単あらすじ》
前世が魔女だった主人公が、魔女時代の飼い猫(転生後の人間)と幸せになるまでの物語。
《しっかりあらすじ》
400年前に実在した魔女は世界から孤立した生活を送っていた。
魔女の唯一の心の拠り所は共に暮らす『猫』。
名前をクロと呼んだ。
しかし、クロは魔女にとって心を満たす存在では無かった。その真意は『人』と共に暮したかったから。
猫であるクロは魔女に恋心を抱いていた。だが、ただの『猫』であるクロのその恋心が魔女に伝わる事は無く、魔女は大聖女イリアスによって討伐された。
400年後、魔女は人間へ生まれ変わった。そして、魔女を改めてハンナ・スカーレット(主人公)は、今世こそ幸せになりたいと願った。
ハンナは王国屈指の名家エドワード公爵家の嫡男ヴィルドレット・エドワードとの結婚が決まった。
しかし、ヴィルドレットはその結婚に乗り気では無かった。何故ならヴィルドレットの前世は魔女に恋した猫……クロの生まれ変わりだったから。その心には未だに魔女への恋心をもっていた。
故に妻となるハンナに向かって「愛さない」宣言をしてしまう。
妻となった女性……ハンナ・スカーレットこそが、魔女の生まれ変わりとも知らずに……。
完結まであります。本日1月8日は5話ほど投稿する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 19:05:40
101588文字
会話率:32%
《簡単あらすじ》
【主人公目線】前世が魔女だった主人公が、魔女時代の飼い猫(転生後の人間)と幸せになるまでの物語。
《しっかりあらすじ》
400年前に実在した魔女は世界から孤立した生活を送っていた。
魔女の唯一の心の拠り所は共に
暮らす『猫』。名前をクロと呼んだ。
しかし、クロは魔女にとって心を満たす存在では無かった。その真意は『人』と共に暮したかったから。
猫であるクロは魔女に恋心を抱いていた。だが、ただの『猫』であるクロのその恋心が魔女に伝わる事は無く、魔女は大聖女イリアスによって討伐された。
400年後、魔女は人間へ生まれ変わった。そして、魔女を改めてハンナ・スカーレット(主人公)は、今世こそ幸せになりたいと願った。
ハンナは王国屈指の名家エドワード公爵家の嫡男ヴィルドレット・エドワードとの結婚が決まった。
しかし、ヴィルドレットはその結婚に乗り気では無かった。何故ならヴィルドレットの前世は魔女に恋した猫……クロの生まれ変わりだったから。その心には未だに魔女への恋心をもっていた。
故に妻となるハンナに向かって「愛さない」宣言をしてしまう。
妻となった女性……ハンナ・スカーレットこそが、魔女の生まれ変わりとも知らずに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 12:04:37
5847文字
会話率:16%
伯爵令嬢のアニア・パルシスは婚約者であるバイル王太子に王宮へと呼び出されると、なぜか妹のリゼラとバイルとのイチャイチャを見せつけられるのでした。
そしてバイル王太子の口からアニアとの婚約破棄を宣言されるのでした。
さらにはバイルはアニア
の心の拠り所である聖女の地位まで奪ってしまうのでした。
アニアは父のパルシス伯爵に助けを求めましたが、アニアの父までバイル王太子の肩を持ちアニアの追放に賛成してしまうのでした。
アニアは最後に妹のリゼラに助けを求めましたが、リゼラこそがこの追放を企てた首謀者だったのでした。
アニアはリゼラの自分への悪意を目の当たりにして愕然しますが、リゼラは大喜びでアニアの追放を見送るのでした。
信じていた人達に裏切られたアニアは、絶望して当てもなく宿屋生活を続けるのでした。
そんな時運命を変える人物に再会するのでした。
それはかつて同じクラスで一緒に学んでいた学友のクライン・ユーゲントでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 17:22:19
32370文字
会話率:43%
ある日、前触れもなく突然見知らぬ場所に来たアラフォーサラリーマン、仲条アキラ。一緒に来た山手線一両は仲間にならないが、元の世界に帰るための心の拠り所でもある。魔法はないが人間、精霊、異種族はいる奇妙なセ界で、生き残り日本に帰ることは出来るの
だろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 10:39:04
2657文字
会話率:21%
弟子の魔法使いは世界の常識を崩壊させる!(師匠談)
その昔、別世界で行われた『神々の戦い』。
神から闇堕ちした存在――『魔神』との頂上決戦の中で、異世界の超越者たちは激戦の末どうにか勝利するが……。
そして物語の舞台は魔法文化が浸
透された現代世界。
日本でも優秀な魔法の家系でありながら、魔法使いとして致命的な欠陥を抱えて、最終的には勘当された青年――龍崎刃(りゅうざきじん)。
唯一の心の拠り所であった幼馴染や妹からも見放され、十歳半ばで心を閉して孤高に生きていた彼だが、ひょんなことからの別世界である『魔法世界のダンジョン』の製作者――『神の魔法使い』の弟子になる。
さらに彼に興味を抱いだダンジョン最下層の住人の『鬼神魔王』からも強制的に弟子されてしまう。
かつては宿敵同士だった化け物二人からの地獄の猛特訓。
日数も忘れる程の濃縮されたダンジョン生活の末、彼は見事にダンジョン制覇を果たす。
帰還後、現代世界と魔法世界のゴタゴタに巻き込まれて、静寂だった彼の日常が大きく一変する。
手に入れた現代と異世界の『魔法と魔力』……そして自分の中の【モノ】と向き合いながら、彼は自分らしさを見つけようとする。
*作者は文章に自信がありません。どうかご了承ください。
*誤字脱字やおかしな文章があると思いますが、ご了承ください。
*基本は不定期です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 22:00:00
410613文字
会話率:47%
フルバート侯爵家長女、アロナ・フルバートは、婚約者である国の第三王子ルーファス・ダオ・アルフォンソのことを心から愛していた。
両親からの厳しすぎる教育を受け、愛情など知らずに育ったアロナは、優しく穏やかなルーファスを心の拠り所にしていた。
彼の為ならば、全て耐えられる。
愛する人と結婚することが出来る自分は、世界一の幸せ者だと、そう信じていた。
しかしそれは“ある存在”により叶わぬ夢と散り、彼女はその命すら失ってしまった。
はずだったのだが、どういうわけかもう三度も同じことを繰り返していた。四度目こそは、死亡を回避しルーファスと幸せに。そう願っていた彼女は、そのルーファスこそが諸悪の根源だったと知り、激しい憎悪に囚われ…ることはなかった。
愛した人は、クズだった。それでも確かに、愛していたから。その思いすら捨ててしまったら、自分には何も残らなくなる。だから、恨むことはしない。
けれど、流石にもう死を繰り返したくはない。ルーファスと離れなければ、死亡エンドを回避できない。
そう考えたアロナは、四度目の人生で初めて以前とは違う方向に行動を移したのだった。
「辺境伯様。私と契約、致しませんか?」
そう口にした瞬間から、彼女の運命は大きく変わりはじめた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-26 18:55:42
144441文字
会話率:43%
女子高生のトウコは退屈な日常を送っていた。
学校には居場所がなく、家庭は崩壊している。
唯一心の拠り所としているバイト先も失われようとしていた。
失意のトウコが自宅の冷蔵庫を開けると、そこは――ゾンビがあふれかえる、死のダンジョンになって
いた。
そして、トウコは死んだ。だが、死は終わりではなかった。
銃のスキルを駆使して、生き残りを賭けた戦いが始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 12:02:54
25097文字
会話率:27%
家族から疎まれて育った伯爵家令嬢のセレスティーヌは30歳以上歳の離れた侯爵に嫁がされることになった。
セレスティーヌの産まれてから今日迄の17年間で唯一の心の拠り所は『騎士と貴族令嬢』というタイトルの本である。
本に恋焦がれていたセレスティ
ーヌに明るい未来はやって来るのか。
これは恋愛小説の皮を被った【心情劇】である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 12:00:00
3754文字
会話率:44%
私の婚約者は外国に留学している。
彼がもうすぐ帰ってくるというので、私は再会できる日を心待ちにしていた。
ある時、私は不運にも暴漢に襲われてしまう。悪いことは続くもので、その後すぐに病気になってしまった。
体調が優れない中、私は婚約者との再
会だけを心の拠り所にしていたが、帰国した彼は開口一番こう言った。「君との婚約を破棄したい」と。
気持ちが離れてしまったのなら仕方がない、と私は後ろ髪を引かれる思いで承諾する。でも、その代わりに一つだけわがままを言わせてもらった。
「別れる前にもう一度だけ私を抱いてくれませんか?」とお願いすると、彼はわがままを聞いてくれた。
そして、半年後。私のもとに彼の訃報が届いた。さらに、彼の新しい恋人も後を追うように亡くなってしまったそうだ。
──主治医が言うには、二人が死んだのは私が原因らしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 21:25:52
6406文字
会話率:31%
幼い頃に魔物化の呪いをかけられたシェリルは、その異質な姿のせいで村人達から虐げられてきた。
小さな薬屋を切り盛りするシェリルの心の拠り所は、魔王討伐の旅に出た勇者パーティーの活躍を耳にすること。
そんなある日、憧れの存在だった勇者ロイドが負
傷し、村に運び込まれてきた。
何とかロイドを元気付けたいシェリルは、正体を知られないようにこっそり手紙と薬草を届ける。
そして、ロイドと手紙のやり取りをするようになったシェリルは彼との親交を深めるが、ある日「あなたに会ってみたい」と言われてしまい……?
これは、健気で不憫な村娘が手紙のやり取りによって憧れの勇者と心を通わせ、やがて報われるシンデレラストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 10:13:15
17020文字
会話率:21%
「こんな世界を…私は愛しちゃったんだよ。」
人は、求めるものである。
ソレが実体化しているかは問われず。力、富、名声、衣、食、住、心の拠り所、負の感情のはけ口。なんでも求めた。
求めることによって、人は幸せを享受してきた。
多少の苦しみが
あっても、耐えることができた。
しかし、人々は知らない。
求めすぎることによって、自らを滅ぼすということを。
求める『モノ』にも、心があるということを…
そう、あの物語のように…
これは、ある一人の、心理を知った少女の話。
いつの日か人類を調停する、女神のお話。
カクヨムにも連載中!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 08:47:13
8652文字
会話率:27%
人と関わらない生活を送る私は、ラジオが心の拠り所です。特にお昼の番組はからりと明るい雰囲気なので気に入ってます。ラジオのお陰で、普段、他人としゃべってなくてもコミュニケーションスキルは人並みにはあると思います。ちょっと試しに私とお話してみま
せんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-07 21:37:42
854文字
会話率:0%
ホッジは、そこそこ実力のある魔術師だった。
凶悪な魔物をものともせず、未知の領域をいち早く探索する。
刺激的で充実した日々を過ごしていた。
――仮想世界、『ロストワールド』の中では。
偉大な魔術師が、世界を巡って冒険を繰り広げたのは過去の
話。
魔法社会は高度に文明化され、現実のホッジは、魔術のコーディング作業にこき使われるだけの存在だった。
そんなホッジにとって、ロストワールドは唯一の心の拠り所だった。
とある日、いつものようにロストワールドへログインすると、見知らぬ部屋に転移する。
そこにいたのは数十人のプレイヤーと仮面の男。
仮面の男は、プレイヤー達に「これから命を賭けてゲームをしてもらう」と告げる。
唐突に始まったデスゲームへ否応なしに参加させられるプレイヤー達。
……しかし一人だけ、「現実より悪くない」と思っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 21:32:29
52771文字
会話率:28%