久し振りに実家へと帰って来た山村一哉。
ふと立ちよった近くの神社、ちょうどその日は夏祭りだった。
『懐かしいな』
祭り囃子を聞きながら一哉は呟いた。
脳裏に浮かぶのは忌まわしい過去では無く、新しい未来への希望だった。
『一哉なの?』
そんな一哉に声を掛ける一人の女。
忌まわしい過去に顔を歪ませる一哉を他所に女は一方的な言葉を投げ掛けて来るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 19:06:47
1000文字
会話率:55%
伝説の殺し屋として極道の人間を100人以上殺めてきた男、山村蓮。
その男が突如として、謎の人物に殺されてしまう。
彼が死んだ先に待ち受けているものは、、、
最終更新:2022-12-10 08:13:17
639文字
会話率:27%
※最初にですが、芥川龍之介氏の『蜘蛛の糸』とはまったく関係ございません。よろしくお願いします。
※この作品は2010年4月に創作イベントにて出品した作品になります。設定もその時代に合わせたものになっています。
あらすじという名の作品解説
大学生の主人公が所属しているゼミの学生たちと教授に連れられて、とある山村へフィールドワークへ行くのが物語のはじまりとなります。
もともとは『妖姫』を退治する伝奇物を考えていましたが、退治するという要素をはぶき、ホラー要素を強くすることにしたのが今作です。
後に大学生三部作として連作で二作作りましたが、その最初の作品となりました。後の二作は街中を舞台にしているなか、この作品だけ山村を舞台にしています。
妖姫というのは妖怪のようなもので、この作品に出てくるのは人繰(ひとくり)という女郎蜘蛛をモデルにしたものです。
人繰は人間を喰らいますが、喰らった人間を縫合して元の形に戻して操り人形にします。人繰は操り人形を村の外に出して、あの手この手で村に招き入れます。それが蜘蛛の糸のように広がり、絡め取られるという様相を描き切ることで、タイトルの伏線が回収されるという仕組みになっています。
一方で主人公とヒロインは神様のような存在の助力で人間として生き延びることになりますが、実は慈善で助けられたのではなく、どう足掻いても決して克服できない恐怖を記憶させ持ち帰らせるという目的のために生きながらえさせられたにすぎません。
以上が作品の重要な要素であったと記憶していますが、久々に読んでみたかぎりは「まあ伝わらないだろう」というのが率直な感想です。
世界観や設定については固まりきっているとは言いがたいところですが、怪姫伝説についてはとても気に入っている設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 17:00:00
26302文字
会話率:39%
青鳥文子は五歳の女の子。文子の父は自然美をこよなく愛する画家で、風景しか描かない。美しい風景を求めて日本中を飛び回っている。
道東の山村から戻った父は、一枚の絵画を描き、姿を消した。
描かれたのは、木漏れ日に包まれる森の中、ヤグルマギクの花
が咲き乱れる、美しい風景。
それら自然美を背景にして佇む、背筋が凍る程、美しいこども。
文子と母は父の行方を追って、父が失踪前、最後に訪れた道東の山村を訪れる。
そこで、文子は父が描いた美しいこどもーー神様と邂逅する。
文子に与えられるもの。それは愛か、それとも祟りか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 23:52:30
36632文字
会話率:41%
上泉信綱の門弟に今坂志摩守包則という人物がいる。通称、彌太郎。私はそのことを、ドイツ生まれの米国人で著名な物理学者でもあるE.serger博士との偶然なる邂逅から知った。私は、博士と今坂志摩守との関係を長い期間、明らかにすることができずに
いた。しかし、それから半世紀近くが経った頃、その今坂彌太郎の剣法を、今も継承しているという人物がいるということを知り、私は岩手県盛岡市から離れた山村を訪ねることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 19:48:00
7990文字
会話率:54%
戦国乱世、尾張の山村の、名もなき領主の生涯。
最終更新:2022-02-22 13:34:52
1795文字
会話率:43%
本作品は「風の国のお伽話」の続編であり、同作および「風の国のお伽話(幕間)」をお読み下さった方々に向けて書かれたものです。
風の国のお伽話:https://ncode.syosetu.com/n1147go/
風の国のお伽話(幕間):htt
ps://ncode.syosetu.com/n0966gw/
未読の方はそちらを先に読んでいただいた方が楽しめると思います。
むかしむかし、あるところにあったヴィンティア王国という名の風の国の、山村での戦いの後の物語。
小さな子爵領の臨時領主を国王から命じられた王族ユーキと、ユーキに戦いの才能を見出され生まれ育った愛する村を出て仕えることになった村人ケン。
前領主の遊蕩とその悪徳代官の放埓のために乱れた領をを立て直すため、周囲の者達や不思議な森に棲まう妖魔にも支えられながら、懸命に努力する二人。
やがてケンはユーキに命じられ、王都で近衛軍の訓練を受けてさらにその才能を磨く。
しかし王都には胡乱な貴族達もおり、国の権力の座を奪い取ろうと怪しげな企みを始め、ついには王家の人の動きに乗じて大事件を引き起こす。
魔法は無い。ジョブもスキルもアビリティも無い。そんな世界にもヒーローが必要になる時はある。
力を合わせて国の危難に立ち向かう二人と、二人を支える周囲の人々を描いていきます。
魔法っぽいものは妖魔にしか使えません。人間の戦いは剣や弓矢などの武器だけで行われる世界です。
妖魔は気に入った人間以外に関わることは好みませんが、その領分を侵せば容赦はしません。その強さは、人間は到底太刀打ちできないほどのものです。
戦闘で人が死傷する描写がありますので御注意ください。
第二部ではケンの恋愛が描かれますが、第一部同様に甘っチョロいです。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
表紙絵は雪丸ぬん先生作。使用許諾を得ております。
※ノベルアッププラスと同時掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 17:00:00
754349文字
会話率:48%
むかしむかし、あるところにあったヴィンティア王国という名の風の国の、王都と小さな山村で起きるありきたりかもしれない小さな事件。
だが当人たちにとっては生死にも関わる重大なその事件の前後で、王族の連枝の末の王子ユーキと村長の養子ケンが試練に立
ち向かう物語。
他領からの養子である自分を優しく受け入れてくれた村を愛して止まず、無法代官の非道から村人たちを懸命に守ろうとして戦いに臨むケン。
国民の幸せを信条として修行に励むうちに、ケンたちの訴えを取り上げた国王に命じられ、監察使の見習いとして現地へ向かうユーキ。
魔法は無い。ジョブもスキルもアビリティも無い。そんな世界にもヒーローが必要になる時はある。
それぞれに困難に向き合う二人と、二人を支える周囲の人々を描いていきます。
魔物は少し出て来ますが、人間がその領分を侵さない限りは手を出して来ません。
魔法っぽいものは魔物にしか使えませんので、人間の戦いは剣や弓矢などの武器だけで行われる世界です。
闘争や人が死ぬ描写がありますのでご注意ください。
恋愛部分は甘っチョロいです。
※ノベルアッププラスにも転載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 17:00:00
498231文字
会話率:54%
トリントル高等魔法学校を次席で卒業したソルトくんは、どこのギルドにも就職できず、田舎の山村に帰ることとなりました。
山村で魔道具店を開いたソルトは、山の奥にて進行していた危機を知るに及んで、その解決に協力していくことを決断します。
最終更新:2022-10-09 00:00:00
101002文字
会話率:25%
不倫をして、しまうが本気になる、主人公花と山村の物語です。
最終更新:2022-08-23 18:43:09
9592文字
会話率:39%
あの時の飲みの席で話してみてもよかったのかも、と思っている、武田信玄と長野県南部にまつわる、無茶苦茶な話。
最終更新:2022-08-21 11:30:36
1288文字
会話率:5%
職を転々とする33歳・独身が、甥っ子と遊んでいたところに宇宙人と遭遇。見たことを通報しない代わりに侵略時の身柄の安全を保障する、と約束。侵攻当日、約束は反故されていたことがわかり、どうすることもできずにいる。
最終更新:2022-08-14 03:34:47
2211文字
会話率:23%
いづれの御時にか──
山城国にそびえる松焔山には、昔から天狗の群が棲みついていて、近隣の人々に恐れられていた。
尾栗郷の娘・真朱は、友人たちとともに山から帰る途中、天狗に襲われる。
この出来事こそ、真朱の行く末を大きく変え、秋の松焔
山を真っ赤に燃やした、ひとと天狗の騒乱のはじまりだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 22:32:52
101999文字
会話率:32%
山村で暮らす少年レヴィン。村を襲ったあの事件から数年が経った。
「レヴィンの剣」の後日談です。
最終更新:2022-07-22 20:41:37
3848文字
会話率:63%
長野の山村に住むごく普通の少年、ケンイチ。
彼と同居する少年型アンドロイド、アキオ。
二人の生活は、謎と冒険に満ちている。
* 大正時代は第56、60話のみ
* 陰陽師は第56話のみ
最終更新:2022-07-11 21:21:35
57830文字
会話率:45%
小さな山村で生まれた少年が、ある日弱ったゴブリンを倒した事でモンスターハンターを目指す。
そんなありふれた、普通の物語
楽しかった日々は永遠ではない、だが辛くとも生きなければいけない。
必死に生きようとすれば、何かが見つかるのだと信じて…
…
基本的には理不尽な展開が多く、残虐なシーンがありますので苦手な人は読まない事をお勧めします。
あと、読書がついていけない展開とか、時々書くのを休んだりしますが、仕様ですのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 19:55:37
588946文字
会話率:13%
とある山村、生贄として川に沈められた幼女は、生き延びるため前世の記憶を思い出す。
命からがら逃げ延びた先で出会ったのは、前世で夢にまで見たもふもふの妖狐。
妖狐とまったりもふもふライフが始まるかと思いきや、幼女はあることに気づいてしまう。
あれ?これ、ただの転生じゃなくない?
所謂、乙女ゲーム転生なんじゃない?
そんでもって私は、途中でヒロインに討伐される中ボス、「川辺の亡霊」……だと!?
せっかく転生したのに、幼女のまま死ぬなんて嫌!今世は長生きしたい!
これは、幼女(in20歳の女子大生)がラスボスのイケメン妖狐に溺愛されたり、攻略対象を味方に引き入れたりしながら、生き残る道を模索する物語である。
※本編完結しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 18:06:12
336698文字
会話率:33%
10畳ない一間にちゃぶ台を囲んだ4人の家族いた。
「ねぇねぇお母さん!お父さん!」
テレビに向かい合って座っているのは小学生の実(みのる)。
「コロッケってのは、肉より芋だ。精肉店のコロッケなんて邪道だ」
テレビに文句を言っているこの人
が俺の父親。
「あら、カニクリームコロッケですって。本物のカニかしら」
実の呼びかけよりもテレビのカニクリームが本物のカニかどうかの方が今は重要らしいのが俺の母親。
「わぁ〜美味しそう!これが有名な山村精肉のコロッケなんですね!」
そしてこの元気な声はテレビのリポーター。
さて、時として子供とは残酷なものだ。
好奇心ゆえに、
「ねぇねぇ、どうしてオジさんっててっぺんだけ髪がないの?」
とか、
「ねぇねぇ、どうしてオジさんは道で寝てるの?」
などと、平気で聞きにかかってくる。
だがしかし、俺は長男だ。弟であるお前の疑問は全て受け止めたいと思う。
さぁかかって来い弟よ!俺は兄として、峰山家の長男として、お前の全てを受け止めてやる!
・・・と、これが、(決して)貧乏(じゃない)峰山家の今月のお話。
「見てー!兄ちゃんがテレビ出てる!」
半分に切られていないまぁるいコロッケを頬張る実、
「やっぱりカニクリームコロッケはカニバサミがついた本物じゃないとね」
カニバサミを持ちながらコロッケにを食べるのが母親、
「やっぱりコロッケはジャガイモより肉だ。牛肉に限る」
肉汁の旨味を堪能しているのが父親、
「月刊スター発掘!好評発売中」
そして、この声がテレビの中の峰山家長男の俺。
これが、消して貧乏じゃない峰山家の来月の話だ。
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スター街道 ~決して貧乏じゃない峰山家長男の俺~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 21:33:36
1679文字
会話率:47%
彼女いない歴25年の村田和夫はこれまで女性と縁のない生活を送ってきた。ある日、和夫は同じアパートに住む川村日向に出会い、胸の高揚を感じる。それまで恋愛に興味のなかった和夫はいても経ってもいられなくなり、マッチングアプリを始め、山村渚と出会う
。趣味の合う二人は急速に惹かれていく。そんな最中、職場で知り合った木村理科に好意を寄せられる和夫。恋愛経験ゼロの不器用な男がそれぞれの女性と真剣に向き合っていく。果たして村田和夫は春をつかみ取ることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 19:23:36
5685文字
会話率:43%
架空のファンタジー世界が舞台のお話。
主人公は田舎の山村出身の魔法使いである元気いっぱいのカンナという少女。
彼女の夢は偉大な大魔導士として大成し、故郷に錦を飾る事。両親に楽をさせてあげる事。
そしてついでに都会へ出て素敵なフィアンセを見つ
ける事。
そんな彼女は必死の勉強の末、国の首都にある王立魔法学園への入試に合格する。
学園のクラスメイトは一癖も二癖もある魔法使いばかりで・・・!?
果たしてカンナは偉大な魔法使いとしてこの学校で成長できるのだろうか?
道中で出会った物腰柔らかな貴族の少年・テルとの関係も気になる所だ!
バトルあり、時々ラブコメありの王道ファンタジー作品です。
※ノクターンノベルズにR-18版もあるぞ!(スケベシーン以外は内容共通)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 16:25:42
81714文字
会話率:51%
川越左門は、死した魔王の血でできた『常夜の欠片』を回収し、妖魔を滅する使命を帯びている。
山村での怪異を耳にして、左門は、『不知火の村』に向かう。そこでは、一人の女性を人身御供にし、怪異を鎮めようとしていた。
左門は、女性を助け、怪異の正体
を暴こうとする。
この作品は『アンドロメダ型企画』参加作品です。
※コテコテ、王道です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 13:44:14
9298文字
会話率:29%
頭脳明晰で運動神経抜群の完璧超人。その整った容姿から『学園の王子様』という二つ名までついた柴山日向。
山村空はそんな日向と中学時代からの友人である。日向と一緒にいる内に、いつの間にか空は友人達の間で『日向の友人キャラ』や『日向のお世話係』と
して定着してしまった。
そんなある日の放課後、友人の三村悠里と3人で一緒に帰っていると、その場で立ち上がることができないぐらいの大きな地震に巻き込まれてしまう。
その地震は終わりの始まり。今までの平穏な日常からモンスターと呼ばれる化け物が闊歩する弱肉強食の世界に変わってしまった。
「大丈夫だよ。何があっても絶対に僕が何とかするから」
「日向、その根拠はなんだ?」
「僕は勇者だから、何があっても皆を守るよ」
「不安しかないな」
スキルという特殊な技能が備わったゲームみたいな世界。そんな変わってしまった世界で、数々の凶悪なモンスターや人間達の思惑に翻弄されながら、日向とその友人空の戦いが始まるのだった。
2020/9/5 あらすじの内容を一部変更しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 07:18:55
1038255文字
会話率:61%
とある山村、歳は違えど三人の親友の前に得がをした少女が現れる。
その少女を助けるため村の掟を破った三人は村を去らなければならなくなる。
その村は、歴史に置き忘れた村。そこを出た三人にどんな運命が待っているのか・・・
エブリスタにも掲載
最終更新:2022-02-18 20:52:01
52082文字
会話率:44%