10歳でうける『属性』診断の日。
孤児院で育った、冒険者を夢見る少年──ライトは、1000人に1人の確立で出るというレア属性【光】を授かった。
しかし、レアではあるが光属性は『ハズレ属性』と呼ばれていた。
……なぜなら、光属性で覚える光魔
法には攻撃力が一切なかったのだ!
──やがて、念願の冒険者となったライトは、「寄生専門」「歩く松明」と馬鹿にされながらも、光魔法を極限にまで鍛えていた。
そして、
カンスト間近の【光】属性Lv9に達した時──。鍛錬の末、膨大な魔力をもっていたライトのもとに幼馴染のサーヤが現れて、難易度AAAダンジョンへの同行を申し入れたのだった……。
それが、ライトにとって最悪の探検行になると知ったのは後の話……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 12:35:33
139955文字
会話率:29%
今年で38になるこの俺、野村立樹は所謂ブラック企業に務める底辺サラリーマンだ。
低賃金で夜遅くまで残業させられ、土曜も出勤を強要されそれに歯向かう事も忘れた底辺社畜、ソレが俺だ。
毎日うまい汁を吸う事に長けた先輩上司にコケにされ、媚を売る事
に長けた後輩からは体の良いカカシにされている。
後輩は彼女でも作れば良いと言うが俺には高校時代に苦い思いをした最悪な黒歴史がある。
当時付き合ってた幼馴染の彼女を教師に寝取られるなんてエロ漫画みたいな事を実際に経験した過去がある俺は恋愛に対して何処までも後ろ向きだ。
今思えばあの頃のボロ雑巾なメンタルを引きずった結果が今の俺なのだろう。
そんな俺が1人暮らしする格安アパートには1人の女が寄生している。
それは俺を手酷く裏切った筈の元恋人の幼馴染だった。
そして上司から半ば強引に押し付けられた後輩の教育だがそいつは所謂大学とかのサークルでよく見かけるオタサーの姫みたいなので、なんとなく地雷系を匂わせる美女だった。
最初こそ俺を警戒し下に見ていた彼女の態度は俺に依存している態度に変わっていって……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 17:30:14
99861文字
会話率:35%
植物×機械!
植物に寄生し、爆発的に増殖するエイリアンによって強制緑化された地球。
人類は植物と機械を融合させた人型ロボットで反撃を開始する。
最終更新:2024-12-05 00:10:45
118212文字
会話率:35%
社内恋愛から同棲を始めた私達だけど、カレは女癖が悪く、得意先の若い女性を釣りに誘った様なのだが……
最終更新:2024-11-20 15:52:37
1589文字
会話率:46%
高校生のリオン、キラ、エイト、アオが屋上でサボって話すのはTmitterで出回ってる〝ニセモノ〟のこと。
リオンにじっと見つめられたキラが問いかける。
「リオン、中の人変わった?」
■1955年黒い沼の出現から始まる異界寄生生物の侵食を
8千字以下で書く短編ホラー【それ】シリーズ#11
※この作品はCC BY-NC 4.0ライセンスで提供されています。このライセンスのコピーをご覧になるには、https://creativecommons.org/licenses/by-nc/4.0/ にアクセスしてください。
※エブリスタ、星空文庫、noteにも公開折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 17:36:46
2197文字
会話率:61%
孫の康夫が精神病院に入院した。記憶をなくし、言葉も喋れず、服の着方も食事の仕方も忘れたと言う。その後無事に記憶を取り戻したが、康夫のように振る舞うそれは康夫ではない何かだった。
■1955年黒い沼の出現から始まる異界寄生生物の侵食を8千
字以下で書く短編ホラー【それ】シリーズ#10
※この作品はCC BY-NC 4.0ライセンスで提供されています。このライセンスのコピーをご覧になるには、https://creativecommons.org/licenses/by-nc/4.0/ にアクセスしてください。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-17 19:44:33
7151文字
会話率:31%
冬真とAnRi(杏梨)はSNSの友人。
大学生の杏梨はスマホゲーム〈Angelic Descent〉β版にハマり、ゲームをPRするための〝天使〟に採用される。
天使になることが決まった杏梨は合宿に向かうが、冬真に届いたメールは彼女の危機
を知らせるものだった。
■1955年黒い沼の出現から始まる異界寄生生物の侵食を8千字以下で書く短編ホラー【それ】シリーズ#9。
※この作品はCC BY-NC 4.0ライセンスで提供されています。このライセンスのコピーをご覧になるには、https://creativecommons.org/licenses/by-nc/4.0/ にアクセスしてください。
※イラスト:Microsoft Copilot作成折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-14 15:43:30
7966文字
会話率:62%
“マシーナウイルス”という寄生細菌に侵され、怪物へ変異する病に侵された人類と、変異者を討伐するためにウイルスを技術転用して作り上げられた“デバイス”が流通する世界。
諜報員の少女リーレニカは、単身である国が隠し持っているとされる古代兵器
――“生体型デバイス”を盗み出す任務に就いていた。花屋を経営する年下の少女フランジェリエッタの下で、共に働きながら情報を集める日々。
そんな中、とうとう国内で発症者が現れ、リーレニカは正体を隠しながら殺害を演じる羽目になる。
それだけでは留まらず、『特殊な花』を取り扱う生花店には、マシーナに魅入られたワケありの来客が後を絶たず――。
〈感染〉と〈隠密〉が交差するスパイファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 23:12:06
251535文字
会話率:31%
気づけば、私はダニだった。
大きさ1ミリくらいの哀れな虫ケラ。
自分がどこにいるのかもわからず、ただただ血を欲して這い回るだけの存在。
でも、これが割と快適でね。
血も美味しいし、飲めばスキルもゲットできる。
ちょっと惨めな見た目だけど
、それでも私は生きてゆく。
血吸って、乗っ取って、少しずつ強くなってゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 09:01:22
85560文字
会話率:21%
色の研究をしているとある生物の日記。
色を分類していく任務に着いた生物は、思考能力の高いエイリアン、「人間」に寄生し感情を知ることになる。感情とはなにか、そして任務である色の分類をしながら、己を知るために研究に没頭していく日々を紡ぐ。
最終更新:2024-11-06 21:48:37
14649文字
会話率:16%
天才シェフ天海大地は、史上最年少で三つ星という栄光を手に入れようとしていた。しかし、大病を患って味覚を失い、同時期に元同僚の内部リークにより炎上したレストランは閉店。
絶望の最中、味覚のない人生に意味がないと自ら命を絶った彼が目を覚ましたの
は、「神々が究極の美食を堪能するためだけに創り出した世界」だった。
この世界では、多種多様なモンスター(食材)たちが独自の生態系を築いており、料理人は「魔力」を利用して料理をする。
しかし、この世界における「人間」という種は、過去に神々に叛逆した罪よって「害獣」として忌み嫌われており、魔力を行使する器官の剥奪と料理という神聖な行為に携わることさえも絶対的な禁忌とされていた。
目が覚めた先でその世界の最高位の食材とされる《ハイエルフの心臓》を食べてしまったことで、謎のエルフの霊に取り憑かれてしまう。
人間という劣悪な種族が寄生した主だと知るとあからさまな嫌悪を見せるエルフの霊体だったが、次第に天海大地の体に隠された能力を認めていき——。
異世界の未開地で繰り広げられる、魔法とモンスター料理の頂点を目指す壮大なグルメ無双!天海大地の新たなる料理人生が、いま幕を開ける――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 18:35:26
5638文字
会話率:15%
鬱病で自殺した男性が異世界で転生し女だった。
魔法や魔獣がいる世界で特殊な体質と特殊なスライムをティムしたことで家業の冒険者をすることになった3人の兄妹の末っ子。
クォード・ゲン・ファーラ。
・・・先に姓が、ミドルネームが貴族であることを示
す。
冒険者見習いの5歳。
特殊な能力は寄生/強制型スライムの変形と宿主の強化。
外見も特徴的で特異体質の美幼女のファーラ。
その体質は脅威的な特殊能力。
果たしてどこに向かうのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 17:19:06
3626文字
会話率:0%
『花病』
それは体中から花が咲き、肉体を蝕み、最終的には死に至る病。
そして『花病』に侵され死んだ生き物は体を覆う花に操られ、寄生を広める。
人類はこの『花病』によって大きく数を減らし、土地も、人も、財産も、あらゆる物を失った。現在残された
土地は天空か地下のいずれか。
人類に残るのは絶望のみ。もはや衰退するのみか…
否、人類に残ったのは絶望のみではない。
『花病』は確かに人類の全てを奪い、余すことなく絶望に変えてきたが、
それだけではなく、多少の恩恵も与えた。
花病に侵されながらも人の姿形を保ち、それでありながら人とはかけ離れた力を持つ。
人の理の外を生きることになった存在。
言うなれば、次世代型人類。
〝ブルム・クランケ〟
人々は彼ら彼女らをそう呼んだ。
畏れと、希望と、皮肉を込めて。
人類を超越し、神格化された偶像として、状況を打開できる最後の希望として、自分たちが選ばれなかった憎しみとして、
「ブルム・クランケ」
あらゆるあまねくすべての願いと呪いとを持ちながら、縋りつく。もはやそれしか人類には許されてなどいない。
待ち受けるのは人類の絶滅か、はたまた微かな光に導かれ、生き残るか。
終わりは誰にも分からない。
【栗田青空】
彼はそんな世界に放り出された。
彼はただ普通に生活していたはずなのに、気づけば見知らぬ少女の体になっていた。自身が何者であったのかの記憶を失くして。
殆どの記憶と自分自身の本来の体を失った彼は、失ったものを取り戻すため、行動をし始める。
しかしこの世界はあらゆる人類に優しく無い。
彼の行く手に困難が溢れる。
「———絶対に生き残って見せる…!」
これは人類滅亡目前の世界で、自分が何者であったのかを思い出すまでの物語———折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 00:48:27
12125文字
会話率:24%
ちょちょぷりあんは何を繋いだのか…
最終更新:2024-09-13 20:00:00
8978文字
会話率:91%
働きたくない。
それは誰しもが、一度は抱いたことのある想いだと思う。
俺こと葛原和馬はそのことを考えたのは小学生の頃のことだ。
絶対働きたくないとは思ったものの、ではどうすれば働かないで済むのだろう。
そのことに悩んでいた時、俺の前に二人
の女の子が現れる。
二人はとんでもない美少女で、同時に俺の幼馴染でもあったが、相談したところでどうにも…いや、待てよ?
「なぁ、二人に相談があるんだけど…俺、働きたくないんだ。俺のことを養ってくれないかな?」
本来なら絶対頷かれるはずのない生涯寄生発言。
それを受けた二人は十年後の現在、アイドルになっていた。
俺のことを生涯、養ってくれるためになぁっ!
そんな勝ち組確定ウッヒョーイな青春を送っていた俺のもとに、次々と新しい女の子が現れて…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 18:30:00
280840文字
会話率:44%
働きたくない。
それは誰しもが、一度は抱いたことのある想いだと思う。
俺、鹿島裕司がそのことを考えたのは、幼稚園の頃のことだった。
「ユウくん、なにしてるの?」
そんなことを考えていた俺の顔を覗き込んでくるのは、幼馴染の木ノ下観月だっ
た。
同い年の中でも飛び抜けて整った容姿の持ち主で、何故か俺によく構ってくるやつだ。
そんな彼女を見て、俺の頭に悪魔的発想が浮かんでくる。
「あのさ、俺、働きたくないんだ」
「働きたく…?」
「うん、絶対働きたくない。働くなんて絶対にごめんだ。だからさ、観月に俺の代わりに働いて欲しいんだよね」
「私が?ユウくんの代わりに?」
「そう。そして生涯俺のことを養って貰いたいんだけど」
ダメかな?そう問いかける俺の言動は、子供ながらに間違いなくクズのものであっただろう。
普通なら決して頷かれるはずのない一生寄生宣言。
だが、観月はこれを受けて一瞬キョトンとした表情を浮かべ、
「うん、わかった!私が一生、ユウくんのことを養ってあげるね!」
すぐに満面の笑みで、そう答えてくれたのだった。
そしてあの約束の日から十年。
俺は普通の高校生になり、観月はアイドルになっていた。
俺のことを、生涯養ってくれるためになぁっ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-19 00:00:00
15440文字
会話率:42%
第16回GA文庫大賞(後期)・二次通過作品!
〜欲に飢えた彼らは愛する人をも喰い殺す〜
人に寄生し『欲』を増幅させ貪る人造寄生虫『欲の虫』。
一家心中で家族を失った灰枝新は、その事件のせいでまともな食事ができない体質になってしまったが
、ある時、薬と誤って欲の虫『腹の虫』を摂取してしまった。
その虫の性質により重度の飢餓状態になった新は襲ってきた欲の虫を造る組織の工作員を欲のままに喰い殺してしまう。
その成果もあり公安所属の美女・進藤才に半ば無理やり勧誘され、組織打倒のため欲の虫の開発者であり新の叔父の灰枝茂を捜索することになる。
その任務の中、死んだはずの姉・灰枝色と対峙する。
欲の虫摂取者だった姉と敵対することになった新は戸惑いの中、一家心中事件の真実と欲の虫の謎に立ち向かっていく。
※「カクヨム」様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 20:10:00
124214文字
会話率:25%
高校生の茉莉(まつり)は17歳の夏、地元を離れて関東の北部にある安神沢市へやってきた。SNSで知り合った女子大生の花咲里(かざり)に誘われて連れて行ってもらった喫茶店で初めてコーヒーを飲んだ茉莉はその味に感動し、喫茶店のマスターの少女、有栖
(ありす)とも親しくなる。有栖は「フリティラリアの柩」という新興宗教団体の村で生まれ育ったという。そして茉莉が街に来てから、失踪事件や変死事件が相次いで発生するようになる。教団が研究していた幻の花「リリィ・ブロッサム」の種子が飛散し、その花は強い欲望や願いを抱く人に寄生し願いを叶えるが、吐いた花に触れた人々を次々と狂気に感染させていく呪いの花であった。茉莉は喫茶店で働きながら、この街の様々な人と関わり、街に潜む闇や怪異にも触れていく―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 12:03:47
4239文字
会話率:6%
あなたのことを許さない。怪物に喰われ続ける私を見捨てたのだから。
あの頃、僕たちのすぐ隣で暗闇は生きていた。悪意を持てない少年メロスと暗闇に喰われ続ける少女かふかの懐かしくて哀しいジュブナイルホラー。
5月の連休初日。メロスが部屋で起き
ると母親は失踪していた。母の遺した一万円札を持ってモール型ショッピングセンターに行くと学校一の嫌われ者である永井かふかがクラスメイトにいじめられる場面に遭遇する。メロスはこっそりとかふかを助けるが、逆にかふかに逆恨みされ善意をつけこまれる。メロスにはかふかに決して逆らえない負い目があった…。
「メロスはかふかを見捨てた。かふかはメロスに殺されたの」
その夜、アパートのベランダで永井かふかが暗闇の怪物に生きたまま喰われるのをメロスは見る。それはまるで夕暮れの校舎で少女を見捨てたときと同じように―――。
ちょうど同じころ、モール型ショッピングセンターで幼児失踪事件が起きていた。かふかが言うにはその事件にはかふかを喰らっていたクラヤミの怪物、晦虫が絡んでいるという。
晦虫は人の悪意を喰らう。ショッピングセンターの奥に捕らわれた少女の絶望を美味そうに食べているが、もうじきその絶望の灯も消えるのだと。
少年は耳たぶを報酬に晦虫の毒である少女の助けを得ると、晦虫に捕らわれた女の子を助けに深夜のショッピングモールに潜入するのであった。そこで少年と少女が見たのは大人の悪意に寄生した晦虫の群れと巨大な晦虫の王、そして、■■の裏切り―――。
ヒトの悪意は怪物にとって蜜の味、じゃあ、ヒトの善意はどんな味?
※本作品はホラーです。性的描写、身体欠損など猟奇的描写はできるだけ抑えめにしていますが、人によっては不快と感じる描写が多数あります。ホラー、サイコサスペンスが苦手な方はご注意してお読みください。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 16:00:00
69898文字
会話率:38%
人に寄生し、侵食していく植物が蔓延した世界。究極の環境下で、2人の男女は何を思う━━
キーワード:
最終更新:2024-09-06 18:49:41
2392文字
会話率:43%
「女ばかりを好んで喰うモノの怪が出ております」
「食事中に聞きたくないです」
猫の右目にヒトの左目、大きな平笠をかぶった呪い師ユエ。
その右目にして相棒のリールー。
そしてユエの下腹に寄生している居候。
飢えれば宿主に食らいつく居候をな
だめるため、三つの魂を抱えてユエは水牛車に揺られ行く。
聞けば、満月の夜に女の腹が喰われると言う。
満月に照らされた水田に化け猫が跳び、荘園の呪いに齧りつく。
喪失と再生の亜熱帯怪奇譚、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 13:30:00
15204文字
会話率:19%
この世界には3つの力が存在し、世界を支配しています。技術はテクネチャによって支配され、魔法は魔法の生物によって支配され、魔法技術はマグテックによって支配されています。
すべての生物は、この3つの力のいずれかに属して生まれ、それぞれのタイプ
は他の力に対して自然な嫌悪感を持っています。しかし、子孫はこの3つのタイプのいずれかとして生まれることがあります。そのため、3つのタイプはある程度の調和の中で共存することを強いられています。
力の間に不均衡が生じると、自然に何かがそのバランスを回復させるために現れます。すべてが調和しているように見えましたが、奇妙な2つの存在が人々の中に現れ始めるまでは。一つは魔法の生物に寄生してメカニズムを提供し、もう一つはメカニズムに寄生して魔法を提供します。
この2つの力が組み合わさったとき、人々は恐怖を目撃することになるでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 23:52:54
210文字
会話率:0%
「お前には姉が十九人いる」
主人公アイビーは十二歳の誕生日に父親から突然そう告げられる。
伯爵である父の後継者として認めてもらうため、アイビーは女剣士クローと共に十九人の姉を訪ねる旅に出る。
この世界では、十二歳を迎えた者は《ヤドリ
術》ーー身体に植物や魔獣を寄生させる能力により、身体に別の命を植え付ける事が出来る。
アイビーも《ヤドリ草》の種を自身の手に植え付けたのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 00:00:00
167566文字
会話率:36%