これはある一人の聖騎士、アキューズ・ベアリルが魔王の呪いによって暗黒騎士へと堕ち、そして副団長の罠にはまって国を追放され、その全てに復讐を誓う物語の序章である。
最終更新:2024-12-08 17:10:00
9316文字
会話率:53%
義姉が聖女になったことで義家族に捨てられたステラは、大喜びで家を飛び出し、憧れの魔術師になるべくこっそり王城へ赴くも、あれよあれよとなぜか王宮侍女に!?
優しく麗しい魔術師団副団長になんだかとっても構われながら、いつか一緒に働ける日を夢見て
頑張るステラ。
「仕事ができると思われれば行きたい部署に行けるわよ!(侍女としての配属先)」
「なるほど、希望の部署に行けるように頑張ります!(魔術師団のこと)」
ステラ本人も勘違い!侍女仲間も勘違い!魔術師団員も勘違い!王都の民も勘違い!王族までもが勘違い!
全員が全員ステラを取り巻くあれやこれをほんの少しずつ勘違いしているのに、なぜか全てが不思議と噛み合って誰も勘違いには気づかない。
そして、勘違いの中から勘違いじゃ済まされない恋心が育まれていく……
「君に側にいてほしいんだ」
「私があの人のことを好き!?いやいや、きっとこれは勘違いだわ!」
果たして勘違い令嬢ステラは夢も恋も叶えることができるのか??
※タイトルは変更する可能性があります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 06:50:57
55065文字
会話率:32%
グンダハール帝国の皇太后宮で、女官長を務めるウルスラは、主人の叱責を受けてやむなく、古巣でもある紋章院へ赴いた。
元同僚コリーナの労いを受ける最中、叱責の元となった『白い結婚』の当事者と遭遇する。彼は役人たちに向かって、二十年以上前に消
えた、入婿先の伯爵家の女性後継者から生まれたと主張した。
紋章院が総出で真相究明に乗り出すと同時に、当事者の入婿が行方不明になる。
同じ頃、宿下がりの途中、ならず者の襲撃を受けたウルスラを、市中を警邏していた騎士団の副団長、マクシミリアン=カーディナル子爵が助けた。
養父ダヴィッドの心配をよそに、ウルスラは皇太后の密命で事態収拾に乗り出す。それと同時に、彼女はマクシミリアンと意に添わない婚約をすることに。
惰性で始めたマクシミリアンとの交流で、彼も己と同じ『訳ありの私生児』だと知る。
過去の事件の真相が明らかになる過程で、ウルスラとマクシミリアンの出生が因果の如く絡み合う。
果たして二人は、同じ未来を歩むことが出来るのであろうか。
カクヨムにて、先行連載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 12:44:20
67525文字
会話率:45%
病弱引きこもり少女のミルピィ(偽名)は、異世界に転移した。
そして、あっという間に力尽き、倒れているところを盗賊に助けられて、何やかんやで仲間入り。
・盗賊は町に入れない
・町の外は魔物が生息しており危険
・盗賊には討伐依頼が出される
いろ
いろ厳しい職業だけど、チートがあればなんとかなる。
盗賊団副団長となったミルピィは、スキルを駆使して今日も町に忍び込む。
(タイトルは念のため仮で)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 01:55:52
442106文字
会話率:46%
女ばかりの騎士団で、副団長にまで上り詰めた主人公。しかし武辺者の自分と、平和な世に適応した騎士団との在り方の違いに、自分を押し殺すクセが付いてしまった… でも、ひょんなことから自分のやりたいことを自覚して…
※旅立ち編としていますが
、習作としての作品ですので続くかは未定です。
※固有名詞は出していますが、人物名はあえて出していません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 18:47:04
6006文字
会話率:34%
まるで人形の様に可愛らしい・・のは見た目だけ。横暴でわがまま、怒り出すと手が付けられない7歳のエミリアは国でも有数の名家ゴールドスタイン公爵家の一人娘だ。
ある日屋敷に執事見習いとしてやって来たルーカス・ウォーデンにエミリアは恋をする。でも
ルーカスは60過ぎのおじいちゃん! そんなルーカスに対する恋心を初めは否定するも、一旦自覚してからはルーカスのハートを掴もうとまっしぐらに突進するエミリア。
一方ルーカスはエミリアを諦めさせるために屋敷を離れる決心をする。
8年後、エミリアはアカデミーでルーカス・ロスラミンという同じ名前の少年と出会う。
エミリアを慕う新入生のイライザとルーカス。生徒会長のアレクサンドルもエミリアに好意を寄せてくる。おまけに母親のゴールドスタイン公爵は騎士団の副団長アーノルドとエミリアをくっつけようと画策しているよう。
エミリアは誰を選ぶのか、選ばないのか?! そしてルーカス少年の秘密とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 19:10:00
124351文字
会話率:50%
ストレングス王国の国王フォース=インパクトの息子
フォース=キングアーム。国を護るフォース騎士団の
副団長として団長である弟のフォース=カインドや団員と過ごしていたが、ある日父から各地で凶暴化している魔物の殲滅という命を受ける
しかし、彼を
待ち受けていたのはーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 20:03:34
25810文字
会話率:81%
王国近衛騎士団 副団長 宮川丈太郎。
常に戦場で第一線を駆け抜け、王国最強の神剣を相棒とし、その圧倒的な剣術で350戦無敗。 ハシビロ王国最強と言われた男。
しかし、魔王との直接対決で敗北し、利き腕である右腕と、神剣を失ってしまう。
相手が
魔王とはいえ、はじめての異世界での敗北。まわりからは、お前が勝っていれば国は将来安泰だったのになぁ、と戦犯扱いされ丈太郎は、王国からひどい扱いを受けるようになった。丈太郎の右腕には、剣力創造という、凄まじい能力が宿っていて、それとハシビロ王国の神剣の相性が抜群で、丈太郎は一時代を築いた。その両方失った今、丈太郎はただの凡人。
そしてついに、丈太郎の王国近衛騎士団副団長という肩書きがなくなった。つまり、丈太郎は、近衛騎士団に捨てられたのだ。輝かしい成績も、一瞬で全てなくなる。完全な実力主義王国。
そこから左腕一本で、ハシビロ王国を飛び出した丈太郎の物語が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 20:06:11
5355文字
会話率:33%
レーヴェンス神聖国の次席聖女セシリアは、誰もが憧れる完璧な聖女だった。
容姿端麗で才色兼備。
誰にでも分け隔てなく優しく、慈愛に満ち、国内ではおよそ彼女を知らないものなどいないのではないかというほどに人気のある彼女には、とある秘密があった。
それは――仕事を頑張りすぎるあまりに、一度仕事を離れて自室に戻ると途端に無気力女子になること。
外では完璧な聖女を務めきるセシリアは、部屋に帰るとなんにもできないへろへろふわふわ女子になるのだった。
そうしてそれがある日、聖騎士団の副団長であるヴィクターにバレてしまう。
セシリアと双璧をなす、レーヴェンス神聖国の未来の星、ヴィクター・ドヴォルザーク。
ドヴォルザーク公爵家の跡取りでもあり、その柔らかい物腰と優しい笑顔、整った顔立ちで女性からの絶大な人気を得ている彼は。
セシリアの秘密を知り、そのギャップに萌えながら、自らも知らなかった新しい性癖の扉を開けることとなるのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 18:00:00
109075文字
会話率:29%
伯爵令嬢のアディルは王宮魔術師団の副団長サンディル・メイナードと結婚しました。
でも婚約してから婚姻まで一度も会えず、婚姻式でも、新居に向かう馬車の中でも目も合わせない旦那様。
いくら政略結婚でも幸せになりたいって思ってもいいでしょう?
こ
のまま幸せになれるのかしらと思ってたら⋯⋯アレッ?旦那様が2人!!
どうして旦那様はずっと眠ってるの?
唖然としたけど強制的に旦那様の為に動かないと行けないみたい。
しょうがないアディル頑張りまーす!!
複雑な家庭環境で育って、醒めた目で世間を見ているアディルが幸せになるまでの物語です
ご都合主義、誤字脱字、未熟者ですが優しい目線で読んで頂けますと幸いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 09:00:00
136789文字
会話率:22%
「ソル・ストークス、聖赤獅子騎士団副団長の任を解き無期謹慎を申し渡す!」その強さ故に全てを失った人斬り伯爵ソルと、叶うはずのない身分違いの初恋を実らせるチャンスを得た少女ルナ。失意のどん底に沈む彼は、裏山の祠で神のスキル「政治コマンド」を手
に入れる。ところがソルの政治力はたったの5。しかも彼自身の悪政のために民忠誠度は限りなくゼロ。二人でスキルを共有することで何とか村の再建を始めるが前途は多難。それでも徐々に村人も力を貸してくれるようになり順調に村の復興は進んでいくが、そこに迫る隣国クリムゾンコースト王国の侵攻部隊と、国家転覆の陰謀。人斬り伯爵は無事に全てを取り戻し名君になれるのか? そしてルナは伯爵夫人に成り上がる夢を叶えることができるのか? これは強さ以外何も持たなかった青年が、強さすら持たなかった少女と二人で願いを叶える物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 18:00:37
6342文字
会話率:31%
完結済み長編小説『賢者はいつもお腹が痛い』の番外編。本編のキャラクターによる短編集です。
本編の内容はこちら↓
胃腸の弱い主人公(男)が、聖職者の女の子と仲良くなったり、王子様に口説かれたりしながら異世界の公衆衛生と栄養状況を向上させる召
喚ファンタジー。恋愛要素は一方通行。人を信じる心が薄い主人公の成長のお話です。
※本編にはシリーズのリンクからお入りください。
<メインキャラクター>
城崎亘希(きのさきこうき):主人公。常にトイレの位置を把握したい。
イオリス:快楽主義の魔術師。性格が悪い。好奇心には勝てない。
エルファム:苦労性の騎士団副団長。自覚はないが手の掛かる子が好き。
スフェン:人当たりの良い治癒師。皆に好かれる優しいお兄さん(仮)。
ラディオ:ゆるチャラ系騎士。周囲の愛が重い。いつも困っている。
ユークリート:手が早い王子。気になる子には粉をかけるタイプ。
セラフィス:笑顔が怖い宰相。ヤリ手の美形。何事もコスト管理。
※この作品は他の投稿サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 09:42:27
30615文字
会話率:54%
ある日、家庭教師の先生が言った。
「いいですか?貴族に嫁いだばかりの女性が求められることは先ずは男児を産む事です。次に次男を産む事。高位貴族であれば女児を産む事も求められるでしょう。但し、数は1人です。次女はいりません。無駄にお金がかかる
だけですから」
その日、姉と一緒に授業を受けていた私は眠るまで一度も口を開かなかった。
姉は家庭教師の言葉に私がショックを受けたんだろうと両親に報告したみたいだったけど、実際はその真逆。
私はただ感銘し自分の将来をひたすらに考えていただけ。
ある日私は言った。
「私、騎士様になります!」と。
お父様が教えてくれた。
「フィオ…女の子は騎士にはなれないんだよ」と…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 22:54:57
14004文字
会話率:52%
大陸の主権国家から通称「勇者パーティー」と呼ばれる騎士団副団長が引率する十人のメンバーが大陸の半分を占める闇属性の強い地域へ清浄化に向かう。
聖域から暗黒地の中でも最強と言われる魔物が生息する地域に存在する「最後の塔」の主を討伐するため、最
後の塔と思われる塔にたどり着いた。
城門を抜けてダンジョンを通り建物の玄関先に立ったとき、闇属性の衛兵に「何しに来た」と問われ「塔の主を討伐しに来た」と言いながら切り捨て入塔した。瞬間、討伐隊がバラバラに石壁の個室に飛ばされた。
そこから「最後の塔の主」との戦闘ではなく個別の対話がすすめられていく。討伐目標だった「最後の塔の主」の目線で展開される対話をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 18:20:07
20534文字
会話率:43%
国境騎士団の事務係として働く真面目一筋のマリィレーヌ。
いつものひとり残業中に、美形で既婚の上司である副団長レオナールがやって来て、マリィレーヌに絡み始める。
鬱陶しく思い、思わず、甘えられる男性を紹介して欲しいと頼んでしまう。
後日、レオ
ナールから紹介された人物は、もうひとりの上司である生真面目な騎士団長アキゼスだった。
マリィレーヌとアキゼスの初お祭りデートは、予想もしない甘々で騒がしい展開が待っていた。
この作品は、楠 結衣さま初主催『騎士団長ヒーロー企画』の参加作品です。
トッピング要素:短髪ヒーロー・溺愛・頭ぽんぽん・キス・花束を贈る(予定)
結衣さまのなろうバースデー、コミカライズ単話配信、企画初主催のお祝いをしたくて、参加させていただきました♪
作者にとりましては、初めての異世界恋愛作品の投稿となります。作者都合の緩い世界観と設定です。温かい目でお読みいただけましたら幸いです。
楽しく書いていますので、続きもどうぞよろしくお願い致します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 10:41:39
27986文字
会話率:38%
ボーフォール侯爵家には、壁の中に住まう乙女がいる――
ラスガーナ王国の社交界では、そんな噂が流れている。
この国の有力貴族であるボーフォール家は、侯爵家でありながら三大公爵家に勝るとも劣らない影響力を持つ家柄。
その名家の一人娘・ウェンデ
ィは、家族に愛され可愛がられている、いわゆる『箱入り娘』。デビュタント以来、その姿を社交界に現したことがほとんどないので、謎に包まれているご令嬢だ。それゆえ『箱入り』よりもガードが固い『壁入り娘』と噂されていた。
そんなウェンディの周りを固めるのは父と三人の兄たち。
第一の壁――父・アーサーは数多くの武勲を立てた伝説の総騎士団長。「剣聖」の称号を持ち、未だ国内最高の騎士と名高い。
第二の壁――長男・ブラッドリーは父の後を継ぎ、ボーフォール侯爵となっている。王立学院を過去最高の成績で卒業した秀才でもある。現在は国防省大臣。
第三の壁――次男・セシルはシャンベルタン侯爵家の婿養子で、近衛騎士団副団長。
第四の壁――三男・ドミニクは未だ独身だが国一番の商会を営んでおり、いずれ父が叙爵されていたラングル伯爵を受け継ぐ予定。
彼らは異母妹であるウェンディを溺愛し、外の脅威から守ってきた。
しかし兄たちの知らない間にウェンディの婚約が決まってしまった。相手は三大公爵家、スティルトン家の次男・ロードリック。国内の独身貴族令嬢の憧れの的だ。
兄たちは自分の眼鏡に適わない男には妹を渡せないと、ロードリックに試練を課すが――
ウェンディを巡る兄と婚約者の対立&共闘&溺愛のお話。
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ふんわり設定の世界観です。
R15は念のため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 14:24:22
40799文字
会話率:40%
戦闘狂で狂戦士と呼ばれる中年騎士団長のバーレットと、彼を支える若い副団長のクレア。子どもの頃に誘拐事件に遭ってバーレットに救出されてから一途に彼を想い続け、魔物討伐専門で荒くれ者が多いと有名な『黒獅子騎士団』の副団長にまで上り詰めたクレアの
想いの行方は?そんなとき普段と変わらないはずの魔物の討伐任務が。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 23:35:22
8574文字
会話率:28%
ノモナコ王国に五つある騎士団のうちの一つ、第五騎士団の副団長へと突如として見合いの話が持ち上がる。
その見合い相手は調べた結果、どうやら難のある相手らしく見合いの話を壊すために団長達は動き始める。
副団長の運命は? 見合いはどうな
るのか? 大切なものを取りこぼすことなく済むのか。
結末は如何に!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 22:22:49
31055文字
会話率:64%
バールステッド大陸のグレゴリア皇国第一騎士団副団長ワーウィック・エキスピアス、通称、双剣のワーウィックは、王都テレアデスに迫るアンデッドの大軍と交戦し、ハーミットという名のエルダーリッチとの戦闘で相打ちとなる。
死の間際、ハーミットは転魂
という秘術を使用し、二十年後に再び蘇ると口にする。
そして、ワーウィックは、ハーミットと一緒に紫の光の中に消えてしまう。
ワーウィックが目覚めたとき、彼はノルドという名前の赤ん坊になっていて、まったく知らない国にいることが分かる。ノルドは、赤狼傭兵団団長であるアランと、その妻リリアの子供であった。
ワーウィックはノルドとして新しい人生を歩み始め、再び蘇るであろうハーミットとの再戦を決意する。さらに、前世での経験や知識を生かし、子供の頃から戦闘の才能を開花させていく。
これは、ワーウィックがノルドとして生まれ変わり、また、騎士から今度は傭兵として活躍していく物語である。
※第一章完結の第23話まで毎日18時に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 10:25:56
191793文字
会話率:29%
宮廷庭師の私は、騎士団副団長のオリバー様に見初められ、結婚をする。
最初の半年は幸せな結婚生活を送れたものの、戦争が始まってしまった。
オリバー様とは離れ離れになり、戦争は何か月も続いていく。
結婚して一年後の記念日にも、まだ彼は帰っ
てこなかった。
そして、当日、彼から一通の手紙を私は受け取るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 10:29:25
4594文字
会話率:0%
ガルド村のラウズ・アリアドネは魔法植物や魔法薬に心を奪われ、それらに没頭する二十五歳の青年である。
気分転換に外で本を読んでいた彼は、友人であるリュー・ドラッカからラウズ宛の手紙を受け取る。その手紙の差出人は、リューと同じ友人のガルム
・ニーズホッグからであった。
王都が擁するヴァハムル騎士団副団長にまで上り詰めた彼女の近況報告に若干引いたりしながらも手紙を読み進めていたラウズは、彼女が自分のことをヴァハムル騎士団の『魔法薬指導顧問』に任命したという旨の内容を確認し、断るために王都へと向かうが……
前にいるなら何でも切っちゃう鉈を振り回し、後ろにいるなら魔法植物や傷を癒したり、炎を刃に乗せたりする魔法薬を使って味方を援護するという、敵に回すと厄介すぎる青年の物語が、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 15:14:16
32947文字
会話率:60%