――1番になれない――
神埼来人(かんざきライト)。彼はどこにでもいるごく普通の高校生。そう、普通すぎる高校生。その平凡さゆえに自分が何物でもない事にコンプレックスを抱いていた。
そんな実情にふてくされ、授業をサボり廃ビルの屋上で寝ている最
中、彼はいつの間にか異世界へと転移されてしまう。
西洋風の建物が燃え広がり戦場と化した街中で来人(ライト)は悪党に襲われ決死の思いで立ち向かうも「アルス」という金属を弾く特殊な能力に阻まれ殺されかけてしまう。そんな彼を『リディアス』という軍一番の兵士が身を挺して守り、彼はなんとか一命を取りとめる。
だが自分の命と引き換えに“一番”が死んでしまった事に耐え切れなかった少年は再び悪党へと立ち向かうことを決意する。
自分が英雄の代わりになるべく戦うことを決めた世界にて覚醒する「自然回復(リザレクション)」の能力。だが異世界かと思われたその世界は70年後の未来であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-21 12:07:02
4486文字
会話率:37%
逃げて、逃げて、逃げ続けて、でも逃げ切れなかった私――兎束遥姫(とつかはるき)は、ボロボロになって街の片隅でうずくまっていた。
――もう……ううん、やっと終わりかな。
そう覚悟をし、ゆっくりと目を閉じようしたとき、一人の大学生が偶然を装
って飄々と私の前に現れた。彼――黒廼刻矢(くろのときや)は、非合法且つ営利最優先団体である何でも屋『パンドラボックス』の所長であり、そして――
「ねぇ、お嬢ちゃん。その命、捨てるつもりなら俺にくんないかな?」
悪そうな魔法使いだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-07 19:00:00
14689文字
会話率:50%
無気力ですが やる時はやります
人は一部例外を除き基本的に自分のやりたいこと以外はやる気を出さない、又は自分の回りの環境等が変わりそれに適応仕切れなかった場合である。
主人公の笠置疾風かさぎはやては両親をなくし更にいじめによって人間不信に
なり何事にも無気力になってしまった。
中学の時の友人桜芽咲光おうがさきみつると矢熊夏海やくまなつみと共に谷中高等学校に入学する
クラスの担任 南風樹茜はえきあかね先生の頼みによって万部よろずぶの部員になる。
これは万部に入った三人が奮闘し成長していく話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-07 04:26:20
1188文字
会話率:57%
「SO WHAT?!」シリーズ、本編で書き切れなかったアレとコレを、その後のアレを中編仕立てで。「2nd.season」までをお読みいただいた方向けの内容です。★この小説はスマホ閲覧用にホームページ『N.riverの食っちゃ寝、創作!@HO
ME』より転載したものです。★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-19 23:41:53
60233文字
会話率:31%
父から虐待により、この世を去った少年 不剛 志門
碌でもない人生でも、幸せに生きると言う小さば夢があったが、かなえられず死んでしまった。
死に切れなかったシモンは、目がさめると驚くことに異世界にいた。
そこにはシモンと同じく死に切れなかった
亡者達が集められていたのだ。
彼らに与えられたのは、『死因を具現化する能力』
シモンの死因は狼に食い殺されたこと。
そしてシモンは他人を喰らうことで他人の『死因』を奪う能力を手に入れた。
シモンはこの力で、今度こそ夢を叶えるために異世界を生き抜く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-11 00:08:59
10237文字
会話率:37%
――運命に、抗え。
異世界で女の子を救う。ただそれだけ。
……だったはずなんだが。
密接に関わり合い並列に並ぶ二つのセカイ。
時がずれた二つのセカイ。
人々は、互いの存在を知らない。
二つのセカイは運命を共有する。
曰く、その運命とは「
出会い」「別れ」そして「死」の類、あるいはその他の細かいものである。
すなわち、人々は運命の共有を利用して、未来を変えることも容易である、ということだ。
少年、白井騎士《シライナイト》(18)もまた、二つのセカイのしがらみに捕らわれ、運命に抗っていく主人公である。過去に失ったモノ、守り切れなかったモノ、それら全てをまとめて手にしようと異世界で運命に抗う彼は、やはり傲慢なのであろうか?
そして、異世界と現世界の経験を経て、彼が手にするものとは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-12 20:00:00
118760文字
会話率:44%
あのとき見た月見草の花言葉は、打ち明けられない恋、だった。
あなたと別れて、新しい道を選んだのに、どうしてもあなたとの関係を切れなかった。
だけど、今日でもう最後。
最終更新:2018-10-12 00:31:08
1595文字
会話率:25%
室町時代。戦国のきざしが見える、危険な時代。
それは刀鍛冶にとって、本望かといえば、そうとも言い切れなかった。
これまでの質を求めた特注ではなく、量を求めた数打ち物。
技ではなく効率を欲するその姿勢は、生粋の匠たちにとって、簡単に受け入れ
られるものではなかった。
そんな時、知り合いの鉱山師から不思議な報告を受けた鍛冶師が、現地に向かったところ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-10 20:59:14
3949文字
会話率:15%
これは、有限が無限に語る上で語り切れなかった些細な御話……。
こちらは『有限は無限に語りだす。』のサイドストーリーです!
本編読んでからの方が、何となく御話的には面白いかと思うので、
そちらを読んでから、サイドストーリーも読んで頂ければ幸
いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-24 21:00:00
13092文字
会話率:25%
とある王国に暮らす、王女様と元平民婦妻のいちゃいちゃ話や、二人に仕える近衛騎士婦妻のラブラブストーリー、王女様の友人である他国のお姫様と元メイド婦妻の初々しい新婚生活など、本編で語り切れなかった番外編やアフターストーリーを収録しています。
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語り尽くさず完結させてしまった作者の自己満足による、不定期かつキャラ愛の強いお話です。
作者主催の百合アンソロジー、イノセンス用に書いたお話も収録しています。
性描写の強いお話(※R15)は保険でその部分のみ除外しています。カクヨムに完全版を掲載しています。
【本編】
バレンタインデーの夜に
(カクヨム)https://kakuyomu.jp/works/1177354054880410139
(なろう)https://ncode.syosetu.com/n1392dd/
【アンソロHP】
百合アンソロジーInnocence―イノセンス―
https://innocencelily.tumblr.com
【カクヨム】※リンク先R15
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885381173折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-14 17:00:00
6705文字
会話率:43%
彼は恋の別離に耐え切れなかった。チョコレートコスモスが見ていた結末。
最終更新:2018-01-29 14:09:06
983文字
会話率:0%
現代社会に退屈、失望していた瀬戸彰はある日から自殺を考え始め自殺志願者となる。しかし死というものはとても怖いものであり彰はなかなか自殺に踏み切れなかった。
そんなある日、彰は横断歩道でトラックでひかれそうになる少女を助けるためにその命を落と
したはずだが目が覚めると目の前には神様と名乗る少女がいて異世界に転移させられる。死に損ねた自殺志願者が新たな人生で成り上がっていく物語
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一部設定が変更になる可能性があります。変更の際は終始報告させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-28 14:15:27
29646文字
会話率:27%
歴史に名を遺す『夜鬼』、それらを仕留めるべく派遣された調査団の団長になった聖職者エレナは、夜鬼が住まうという島で驚きの光景を目の当たりにする。そして邂逅した夜鬼とは……。
食人百合目指して書いたけどイチャイチャし切れなかった感じですね。
最終更新:2018-01-03 11:03:36
8518文字
会話率:43%
参加していたモバイルサイトのサークルで執筆させていただいた、500文字小説の改訂版です。
500文字では詰め込み切れなかった要素を肉付けして、短編として書き直しました。
サークル主さんは練習という枠でやってましたが、私はかなり本気で(ただ
しその場の勢いで)書いてました。
お題はタイトルに、タイトルがネタバレとなる事も多かったので、タイトルは最後に書き込んであります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-26 00:46:54
1245文字
会話率:11%
好きな作品について語りたい。
でもレビューの400字じゃあ足りない。
天啓「じゃあ好きなだけ書けばいいんじゃない?」
! それだ!
そんなこんなでとりあえずは今まで自身がレビューを書いた作品について、レビューで書き切れなかった事などを
字数を気にせず好きなように書いていこうと思います。
特性上更新は不定期かつ亀になると思います。あらかじめご了承ください。
紹介上まずい部分などありましたらお手数ですが教えて頂けると幸いです。
※人によってネタバレと感じる内容が含まれる場合があります。ご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-15 14:34:44
24431文字
会話率:3%
人に頼ることすら、やめてしまったウォンは通常の冒険者より弱く、さらに誰にも頼ることすらできなくなってしまった。人を信用することもできない最弱の冒険者。
ある日の朝、自分の罠に掛かった人間は、国王の娘兼魔王討伐隊隊長だった?!しかし、彼女のス
テータスは、彼と同じように初期ステータスに戻っていた。
ただいまのステータス
生命力:757
魔力:739
腕力:794
守備力:760
瞬発力:713
賢さ:776
運:659
LEVEL:8
Ex:2839
ランク:F
現状:alive
これからもこの物語を見てくださるとありがたいです。
ブクマを付けてくれた方、読んでくれた方、これから読もうとしている方。これからお願いします!!!
えーっと、ストックが切れたり切れなかったりするので、少なくとも週4くらいは更新できそうですけども、今日出来てなかったら、すんません!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-31 23:06:02
100795文字
会話率:32%
苦しくて、悔しくて、そして情けなかった。
そんな想いだけが空っぽの体に残された唯一のものだった。
腕には無数の傷跡。失くした記憶、消えた過去。
女性の記憶は、水の中で溺れていたところから始まった。
助けてくれたのは、女性とは雰囲気の違う服
に身を包む美しい青年。
「何も……わからないの」
何故、溺れていたのだろう。自分の名前は何だろう。わからないことだらけの彼女に手を差し伸べたのは、
「なら、僕と一緒に来ませんか」
溺れる身を助けてくれた青年だった。
そこから始まるのは、優しい旅路の物語――だけではなかった。
――ルカは、とても優しいのね。
何故だろう、あなたみたいな人を私、昔傷付けてきた気がする――
記憶が戻ったとき、エヴァは残された想いの根源を思い出す。
「私、思い出したの。思い出しちゃった……こんな情けない、汚い過去なんか忘れていたかった……っ!! エヴァとして、ルカがくれたエヴァとして、ずっと、ずっといたかった!!」
新しい、自分になれた気がした。
あんな馬鹿みたいな人生から、新しい人生を歩めていける気がした。
――馬鹿みたい。そんなことないのに。
結局、私は『私』を断ち切れなかった。
※注意※
この物語は、リストカットなどの描写が含まれています。そして、それに対する不適切な発言がある可能性があります。揶揄や批判をしているわけではないことをここに明言し、そしてその文章で不快になられた方にはお詫び申し上げます。
少しでもリアリティを出すための描写が過剰であるかもしれません。閲覧される方はそれらをご理解の上、閲覧していただければ幸いです。
浜花 采沙
※※※※※※※
この作品は「E☆エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-11 21:01:21
24052文字
会話率:50%
『さあ、明日はどこに行こうか?』に掲載できなかった、細かい話ばかり集めました。
基本的に多すぎて書き切れなかった設定などをスピンオフとして掲載します。
最終更新:2017-01-01 17:01:33
2667文字
会話率:40%
国土交通省の大臣である太田は、自動運転の導入にどうしても踏み切れなかった。
最終更新:2016-09-19 05:00:00
1002文字
会話率:21%
つきあい始めてからずっと続いている、麻由美の部屋で開かれる僕の誕生祝い。
今年は、今まで渋り続けていた妹の優月が参加することになった。
「優月ちゃんの婚約祝いもかねてだから」 という麻由美の誘いを、断り切れなかったらしい。
彼女は大喜
びで優月を迎え入れ、いつになくはしゃいでいる。
「今日は素敵なバースデイになるわよ」
「どうせ、優月の婚約祝いのおまけだろ」
「おまけは婚約祝いのほう。メインはあくまでも和樹の誕生日祝いよ」
主役の座を奪われてむくれる僕に、彼女は満面の笑顔で言った。
「綾子と二人で考えて、とっておきのプレゼントを用意したんだから」 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-03 21:00:00
11324文字
会話率:46%