ルーリア・バスカイルは出生時に黒精霊から祝福を受けた。それによる魔力の暴走を恐れて伯父が施した小さな世界の中でひっそりと生きてきた。
ある日、“虹の乙女”として既に名を馳せている妹のアメリアと一緒に、王妃の誕生日パーティーに出席することにな
り、そこでルーリアはカルロスと再会する。カルロスはルーリアが子どもの頃、黒精霊に襲われているところを助けてくれた男性で、再び会いたいと思っていた相手だった。
しかし、パーティーで魔力が暴走しかけ、黒精霊を呼び寄せてしまう。その場は再びカルロスに助けられたルーリアだったが、それを境に魔力が不安定となってしまう。ルーリアは生きるために小さな世界を飛び出して、カルロスと縁を結ぶことになるが……。
愛のない結婚のはずだった。けれど、不器用でも温かな想いが確かな絆を深めていく。そんなふたりのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 08:26:20
141080文字
会話率:40%
同窓会に出席した私はふと昔おばあちゃんから聞いた物語を思い出した。
題名も細かい内容も忘れてしまったが、粗筋だけは覚えている。
雑巾の話、知ってますか?
最終更新:2024-04-05 09:00:00
924文字
会話率:8%
日常をテーマとしたショートストーリー。
4階の教室、少し緊張した空気。
高1の春、窓際の後ろから2番目の席が、僕の定位置となった…
最終更新:2024-03-31 05:00:05
1027文字
会話率:0%
イ・ルーエ・ロダンは、上司に連れられて貴族の夜会で「壁」になっていた。
そこで再会したのは、令嬢として出席していたエリーだった。
エリーは街で流行っている『ふるふるプリン』を食べ行きたいと言う貴族子女のためにルーエに助けを求めてきた。
彼女
らと出かけることになったルーエは…?
「大人」すぎて距離が縮められない二人の恋愛未満物語…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 12:00:00
19380文字
会話率:42%
”骸骨公女”――
呪いにより骨だけの姿となった公爵令嬢フロレンツィア。
それを知る者たちからは化け物と嘲笑われ、名ばかりの婚約者には冷たくあしらわれる日々だった。
嫌々ながらも出席した夜会の場を抜け出した彼女は、そこで見知らぬ青年と出会
う。
フロレンツィアの姿を恐れることなく接してくる彼と踊るうちに、彼女の姿に変化が――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 20:33:45
13656文字
会話率:32%
生徒会長は式典ではっちゃけるものという伝統のある高校の卒業式にて、生徒会長の一条歩は思いを寄せていた前生徒会長の姫野椛へ告白をする決意をしていた。
大勢の出席者が見守る中、歩は送辞という名の愛のメッセージを読み上げる。
最終更新:2024-03-11 19:50:07
9399文字
会話率:25%
梅雨入りがすぐそこに迫った六月、水際小夜子(みぎわさよこ)は大学での講義を終えて、六義園(りくぎえん)の下見もかねて、駒込駅方面へ歩いて行く。
大手素材メーカーの数少ない女性研究者としてのキャリアを積んできて彼女は、50を過ぎた今年度から、
大学で非常勤講師として講義を担当することになった。テーマは「女性のリーダーシップと企業文化」。子どものいない彼女は、大学で若者に接することで知的好奇心や母性本能をくすぐられていた。
駒込の駅前に、いかにも昭和という喫茶店があり、ディスプレイのチョコレートパフェとプリンアラモードに小夜子は心を奪われ中に入る。
店の中で、講義に出ていた学生に声をかけられた。彼は坂井と名乗った。彼女の授業の出席者は女子ばかりで、男子は数えるほどしかいない。男ばかりのなかでマイノリティの女子として学生時代を過ごしてきた小夜子は、坂井に良い印象を持っていた。
「先生に訊きたいことがある?」と言われて、小夜子は坂井と同じテーブルに座る。
坂井は穏やかな表情と穏やかな口調のまま、嫌な質問をしてくる…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 21:36:23
8774文字
会話率:44%
伯爵令嬢のエスカは友人のミーナに「婚約者が仕事ばかりでパーティーのエスコート役がいない。このままでは恥をかいてしまうからエスカの婚約者のロナルドを一日だけ貸してくれ」と頼み込まれて、渋々ながらもロナルドが乗り気だったこともあって了承してしま
う。エスカの不安は的中し、ミーナとロナルドは急速に仲を深めていく。エスカの誕生日の夜、エスカは誕生日をすっぽかしたロナルドとミーナが出席しているパーティーに単身乗り込むが、そこにはミーナの婚約者である次期公爵令息もやって来ていて…。タイトルそのままの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 21:33:35
6972文字
会話率:54%
「エミリア・ミュレーズ! お前との婚約破棄が決まった!」
それは、関係者が予想していた中でも最悪の類のものが的中した瞬間であった。
中央世界暦1655年8月、アズーリア帝国首都カエルレウムにある国立高等学校。
その創立100周年を記念
する式典の後の夜会で、秋からこの学校の5年生に進級する高等学校生にしてこの帝国の第3皇子でもあるジルド・カエルレウスが、突如このようなことを喚き出したのだ。
周囲の出席者達は困惑し、名前を出されたミュレーズ公爵令嬢エミリアとその父フェルナンドも唖然とした。
発端は、この事件から1年前に遡る――。
*
「カクヨム」にも投稿しています
全22話、毎日19:00投稿を予定しています
世界観の設定はそんなに深く考えていないのであまり深く考えずにお読みください
我々の知る地球ではない世界ですが、技術や産業のレベルは我々の知る戦間期に似ています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 19:00:00
97996文字
会話率:27%
僕、林道 幸太郎は憧れていた陽毬学園の入学式に出席しようと門を潜ろうとする。
そこで僕の横を横切った少女が入学式に似合わない言葉を発する。
「クソみたいな日だな。」
だけど少女は楽しそうにスキップしながら学校に向かっていく。
発言と行動の不
一致さを見た僕はその少女に興味を惹かれる。しかも偶然にもその少女とクラスが同じなことがわかり、それから僕はその少女と友達になろうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 17:54:41
2934文字
会話率:16%
精霊に愛される王国ルピナスは精霊が死に絶えたナスタチウム帝国から侵略戦争を仕掛けられていた。
しかし、王立騎士団と守護団が力を合わせて防衛している中、煌びやかなお茶会が王城にて行なわれていた。
そのお茶会に出席していた貧乏男爵家ティフ
ァニーの令嬢カルセオラリア。
彼女は滅多なことでは食べられることのないスイーツを前に、家で待っている弟たちのためのお土産を見繕っていた。
その背後から迫る手に気が付かぬまま……。
後日、平民御用達の公園にある池にて明らかに高貴そうな不機嫌な男性を発見。
そーっと通り過ぎるが、犬の散歩ついでにまた様子を伺ってみると……。
「というわけで行きませんか?」
眉間のしわ、少しはとれると思いますよ?
女嫌い真面目殿下と腹ペコ貧乏男爵令嬢の勘違いし合いつつ、恋愛音痴二人でぽけぽけして始まる(?)恋!
「女性なら誰でもいいから殿下をその気にさせてー!」
陛下と殿下に板挟みされた悩める侍従の悲痛な叫びと共に見守り隊!
短中編くらいで終わる予定です、不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 09:25:57
27665文字
会話率:35%
「私、王子様と結婚する!」
この台詞が少女の言葉であるならば、とても微笑ましかろう。しかし残念なことに、この言葉を吐いたのはキャロル・ニューベリーの姉、メアリ・ニューベリー。
年は二十歳である。
王子様との結婚を夢見て婚約もしない姉・メ
アリに遠慮して、未だフリーのキャロル。
ある日、国王陛下から公爵家で合同主催のパーティーに出席するように手紙が届く。
「これは王子様と公爵家ご子息の花嫁探しに違いないわ!」と色めき立つメアリ。
だとしても我が家にチャンスはほぼない。だってうちは男爵家ですよ?!
それなのに辺境伯に婚約を申し込まれた?!
私が?!
※短編『男爵令嬢は姉にさっさと結婚してほしい。』の続編連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 21:00:00
208640文字
会話率:35%
「私、王子様と結婚する!」
この台詞が少女の言葉であるならば、とても微笑ましかろう。しかし残念なことに、この言葉を吐いたのはキャロル・ニューベリーの姉、メアリ・ニューベリー。
年は二十歳である。
王子様との結婚を夢見て婚約もしない姉・メ
アリに遠慮して、未だフリーのキャロル。
ある日、国王陛下から公爵家で合同主催のパーティーに出席するように手紙が届く。
「これは王子様と公爵家ご子息の花嫁探しに違いないわ!」と色めき立つメアリ。
だとしても我が家にチャンスはほぼない。だってうちは男爵家ですよ?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 19:06:04
6434文字
会話率:26%
公爵令嬢の専属メイドが主人の代わりに舞踏会に参加して、美少女の断罪追放を阻止する。ほか全三章。
【あらすじ】
普段は、公爵令嬢の専属メイドとして働くマキナ。見た目は地味で、特徴が無い事が特徴のような控えめな女性である。だが、その正体は
特殊な才能を持って問題解決に当たる公爵家のエージェントであった。
ある日、お嬢様からマキナに一つの指令が下される。
「あなた、私の変装をして舞踏会に出席しなさい」
かくして、周囲にばれないよう変装して舞踏会に参加するのだが、国家の安全にかかわる問題が発生する。
マキナは、お嬢様になりきって美少女の断罪追放劇を阻止するため頑張るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 08:00:00
25275文字
会話率:34%
クレス・オーデルは最弱で、不遇な少年だった。
母親を亡くし、父親には捨てられ、生まれつき身体が弱く。そのことを周囲から嘲笑われ、多くの辛酸をなめてきた。唯一、心根の優しさだけが取り柄ではあったが、そのようなもので数多のハンデを覆すことな
どできない。
それ故に、クレス自身も半ば諦めていた。
そんな折に、少年は『授かりの儀』に出席する。
これは成人となることを神々に認められ、各々にスキルを与えられるものだった。もっともクレスは期待をしていなかったが、そこで彼は女神の声を聞く。
多くの苦難を労われ、同時にクレスは【倍速化】の力を授かるのだった。
――【倍速化】は他の追随を許さない。
誰よりも圧倒的な効率性で努力したクレスは、いつしか最強の魔法剣士となっていた。神速に至る剣技に、高速詠唱による魔法。
さらには治癒術による異常な回復速度。
それでも、クレスの人柄は変わらない。
弱き人々を守るために少年は戦い、周囲に認められるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 07:00:00
8657文字
会話率:37%
「若者よ、成人式になんて行くな」
そう訴えるのは筆者、大萩おはぎだ。彼には成人式にまつわる凄惨(せいさん)な過去があった。
“成人式に出席したら自分だけ誘われてない同窓会にみんな行ってしまい、ひとり取り残された”
もはやコントとしか
思えないぼっちムーヴ。
つらすぎる現実に直面した筆者を待ち受ける運命とは……これは創作(フィクション)ではない、壮絶な実話(ノンフィクション)である。
※本エッセイはnoteにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 19:00:00
3629文字
会話率:7%
隣国に魔法の研究のために留学していた公爵令嬢であるオリヴィアは婚約者である王太子ノアの出席する夜会に出席するため、王国へと帰ってきた。しかし、その夜会で告げられるのは、自身とノアの婚約を破棄するというものだった。ノアの隣には知らない令嬢がい
る。オリヴィアがそれを受けて放った言葉は「この程度で王太子や私をどうにかできると思っていたのか?」という言葉だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 07:00:00
9131文字
会話率:46%
わたしの出席したお葬式の話。
最終更新:2023-12-31 14:45:24
21585文字
会話率:14%
和菓子作りで有名なとある町の小学校では、何十年も昔から、生徒たちに和菓子を作ってもらう授業が行われています。
今年もとあるクラスの生徒たちが、和菓子を作るための授業に出席していました。
ですが、ある一人の生徒が、担任の先生にむかってこう質問
したのです。
「先生、焼きいもは和菓子に入りますか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 22:21:04
1000文字
会話率:52%
ここはとある人と竜達と共に生きる大陸。
二つの国が長らく覇権を懸けて争っていたが、戦争は両国の和解として終結した。
そして更に結びつきを強固にするために、南のイルスデン帝国の皇子シンヴレスに、北のべリエル王国の姫君サクリウスが嫁ぐこと
になった。
シンヴレス皇子発案の完成したばかりのコロッセオで結婚式は行われ、イルスデンの侍女、ユシュタリア侯爵の娘であるヒルダも付き人として式に出席した。
だが、ヒルダはそこである男と出会うことになる。
これが、ヒルダの空への憧れの第一歩となり、平凡だったはずのヒルダの人生を変えるきっかけとなるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 20:39:34
108267文字
会話率:44%
侯爵家の三女として生まれたティナは政略の駒となる道を早々に諦め、王太子妃付きの侍女として生涯独身を貫く決意をしていた。
そんな中、職場の同僚と暑気払いに行った際にうっかり一夜の過ちを犯してしまう。
頭が真っ白になったティナだったが、月日
が流れると相手の顔も朧気となり『そんな事もあったな』としか感じなくなっていく。
王太子妃が西部へ視察に行く事が決まり、会議に出席をしていたティナは会議終わりに視察へ共に同行する銀狼騎士団長へ挨拶をする。騎士団長の隣にいる副団長がやたらとティナを見てきて不思議に思っていたら、その男こそティナの一夜の過ちの相手だった!
『結婚してくれないか』『え、無理です』追う男と逃げる女。追いかけっこラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 06:26:21
67678文字
会話率:34%