ダンヴェール公爵家の令嬢ユーニスには、ある秘密があった。それは前世が猫であることだった。そのため、ここが乙女ゲームであることを知らずに、ユーニスは十七年間過ごす。
けれど、猫人族のエルヴィン・グラッベ侯爵令息にとある令嬢への嫌がらせを疑われ
たことを境に、自分が悪役令嬢であることを知ることになる。
「アクヤクレイジョウとは、なんぞや?」
※本作は、氷雨そら様主催「モフモフヒーロー小説企画」の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 13:09:51
13922文字
会話率:57%
ある公爵家の令嬢が護衛騎士と共に姿を消した。駆け落ちしたのだ。そして姿を消して十数年、彼女たちの子どもであるミリアは公爵令嬢として引き取られた。
これは万年2位の公爵令嬢ミリアと天才である氷の貴公子ジェレミアの最後の勝負
タイトル通
りだと思います……たぶん。詰め込んだ気は否めないです。
あと間違って消してしまった話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 10:00:00
30854文字
会話率:52%
「メーアルア公爵令嬢!キルクバーム王国王太子、アイルヴァルトの名において貴様との婚約は破棄させて貰う!」
長い歴史を誇るキルクバーム王国。そのキルクバーム王国の王家に代々宰相として使えてきた筆頭貴族であるメーアルア公爵家の令嬢にしてキル
クバーム王国王太子アイルヴァルトの婚約者でもあるセルミア。だがセルミアは突然、キルクバーム王立学園の卒業記念パーティーにて婚約破棄を告げられてしまう。その理由はセルミアが王太子の婚約者でありながら努力をしなかった為だそうだが………。王太子は前提からして間違っている事に気付いているのだろうか……?
※この物語はフィクションですので、『いや、普通は有り得ないだろ』というツッコミは心の中に留めて置いて頂けると幸いです。
一応R15にしてますので、15歳未満の方は閲覧しないようお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 23:51:25
7498文字
会話率:65%
カマーフォード公爵家の令嬢ペイズリーは、聖女かつ第一王子の婚約者となったラリア・コール男爵令嬢に嫉妬して、ネズミになる薬入りの料理を食べさせた。しかし聖女ラリアではなく、ペイズリー自身がネズミ化してしまうのだった。そして驚きの結末が。
最終更新:2024-02-24 07:43:03
5367文字
会話率:22%
公爵家の令嬢であるルシアナは普段の行いの悪さのせいか、会ったこともない王子から婚約破棄され、修道院に入れられた。
教会で普段の行いを悔い改めた彼女だったが、賊に攫われて殺されてしまい、気付けば十数年前にタイムリープしてしまっていた。
何故か
、回復魔法の才能が開花したルシアナは、死ぬ前に彼女を助けようとしてくれた剣士に会うため、冒険者になろうと試みるが、なかなか婚約破棄されたり、公爵家から追放される兆候がなくて……
公爵令嬢と冒険者の二重生活?
王子が婚約破棄をしない理由と、彼女を助けようとした剣士の正体は?
今日も婚約破棄されるために、前世の自分を真似して悪役令嬢を演じるルシアナの異世界恋愛ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 23:25:48
522147文字
会話率:41%
ルイ王国のラズ公爵家の令嬢リーゼはルイ王国王太子のマーカスと婚約破棄を行った。
マーカスの不貞が原因でリーゼの長年の妃教育を加味した慰謝料は
広大な領地、 莫大な賠償金、 リーゼの隣国マーズ王国の王子との婚姻許可と多岐に渡った。
リーゼ
は王都のタウンハウスを引き払っている時
新しい婚約者であるマーズ王国王子のメイズがやって来た。
『マーカスが腹いせで嫌がらせに来るだろう』
そう判断したメイズは多くの護衛を引き連れて来た。
案の定、 マーカスが兵を引き連れてやって来た、 何故か顔を包帯で隠して。
そして嫌がらせに来たのではなく、 シー子爵令嬢の誘拐犯としての逮捕だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 00:00:00
20399文字
会話率:64%
物語は、最果ての森から始まる。ある物を手に入れた私に待ち受けるのは――。
「ユリアナ・オルセン、君は自分がしたことを分かっているのか! 公爵家の令嬢でもあり、僕の婚約者という立場でありながら、なんてことをしているのだ!? 公衆の面前でこん
なことをするなんて、信じられないぞ!」
悪役令嬢である私は、何を手に入れ、そして何を失ったのか。
圧倒的に不利な断罪の場。
孤立無援の悪役令嬢の運命や、いかに!?
◆模倣・盗用・転載・盗作禁止◆
(C)一番星キラリ All Rights Reserved.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 13:01:04
30514文字
会話率:21%
公爵家の令嬢であるリーゼロッテは、どこに出ても恥ずかしくないような完璧な淑女。しかし、婚約者であるアドルフが王女と恋仲になり、全く身に覚えのない罪をでっち上げられて断罪され、悪女の烙印を押されてしまう。
失意の中、リーゼロッテの元に王家から
寄せられたのはラフォン辺境伯であるテオドールとの婚姻の命令。
テオドールは2度目の結婚で、前妻を殺した残虐な男という曰くつき。リーゼロッテは断ることもできずに、辺境の地へ。
ラフォン領に到着した日、案内された部屋にリーゼロッテが大嫌いな蛇が出てくる。部屋の入口で護衛をしていた騎士がとっさに蛇を殺して助けてくれる。
リーゼロッテ、思わず近衛騎士にしがみつき「ああ。最悪の気分だわ。あなたがいてくれてよかった」と漏らし、ちょうど部屋を訪れたテオドールに聞かれてしまう。
テオドールは、リーゼロッテが自分との結婚が嫌で『最悪の気分』と言っていて、早速近衛騎士を誑かしている噂通りの悪女だと勘違いしてしまう。結果、初夜にテオドールは現れず、ふたりは白い結婚となる。
嫌われていると知ったリーゼロッテは、いつか追い出されるかもしれない日に備え一人で生きていけるように生活の基盤を作ろうと考える。法律で離婚が認められる二年後、リーゼロッテはテオドールに離婚を提案するが、彼はそれを拒否。
さらに、偶然のアクシデントからリーゼロッテは幻獣になつかれる珍しい人だということが判明して──。
※冒頭、ヒーローがクズです。また、女性に対する暴力的表現が出てきます。苦手な方はブラウザバックをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 17:00:00
96517文字
会話率:41%
ブロワ公爵家の令嬢アリスは、前世持ちの醜女である。
前世である日本で愛読していた小説、『アカツキ皇国』に転生した事を知ったアリスは、小説の流れに逆らうかの如く立ち向かっていく。
小説通りに進めば、アカツキ皇国で跡目相続争いが勃発し、中立
派であるブロワ公爵家は巻き込まれてしまう。
その結果、冤罪によってアリスは処刑。
第一皇女の夫である兄のルイ・ブロワは難を逃れるが、両親は国外追放の憂き目に遭う。
そして、跡目相続争いによって国は荒れ、他国からの侵略を許し『アカツキ皇国』は滅亡。
そんなあらすじ通りに進んでたまるかと、アリスや兄のルイ、そして両親は運命に抗う。
その結果、アリスとルイは兄妹であるにも関わらず、互いに惹かれ合う。
抑えれば抑えるほど暴れだしそうになる恋心。
自分の想いから目を背け、苦悩し、逃げ、でもやっぱり逃れられなくて。
何をどうやっても諦めきれないと悟ったアリスとルイは、恋心に向き合い覚悟を決める。
すると、両親は衝撃的な事実を口にして!?
そんな中、小説の中でルイの妻であった第一皇女や、パスカル第三皇子が二人の恋路に立ちはだかる。
本来の小説のあらすじから逸脱していく『アカツキ皇国』に、ブロワ公爵家はどう対応していくのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 19:00:00
36873文字
会話率:39%
大資産家であるバーミリオン公爵家の令嬢、ルージア・バーミリオンは突然、王国の皇太子マークスに婚約破棄される。
「前から思ってたんだけど、君って贅沢だよね?」
贅沢に溺れる者は国を滅ぼすと何かの本で読んだマークスは高級品で身を固めているルー
ジアを王室に害をもたらすとして、実家ごと追放しようと目論む。
しかし、マークスは知らない。
バーミリオン公爵家が既に王室を遥かに上回る財を築いて、国家予算の八割を貸しつけていることを。
「平民の娘は素朴でいい。どの娘も純な感じがして良かったなぁ」
王子という立場が絶対だと思い込んでいるマークスは浮気を堂々と告白し、ルージアの父親であるバーミリオン公爵は激怒した。
「爵位を捨てて別の国に出ていきますから、借金だけは返してもらいますぞ」
マークスは大好きな節約を強いられることになる――折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-01-22 12:00:00
55879文字
会話率:39%
ハウルメルク公爵家の令嬢、クリスティーナには88回分の人生の記憶がある。
前世の88回は全てが男に婚約破棄され、近しい人間に婚約者を掠め取られ――悲惨な最期を遂げる人生を繰り返していたのである。
彼女は88回の人生は全て自分磨きに費やして
いた。
美容から、勉学に運動、果てには剣術や魔術までを最高レベルにまで極めたりした。
それは全て無駄に終わり、クリスは悟った。
「男は必ず裏切る」それなら、いっそ絶対に婚約しないほうが幸せだと。
89回目の人生を婚約しないように努力した彼女は、前世の88回分の経験値が覚醒し、無駄にハイスペックになっていたおかげで、今更モテ期が到来して、周囲から溺愛されるのであった。
しかし、男に懲りたクリスはただひたすら迷惑な顔をしていた。
※第二部をスタートしました。お待たせして申し訳ありません。
※アルファポリス、エブリスタにも転載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-14 12:41:11
105834文字
会話率:39%
ジラルディエール公爵家の令嬢ローズモンドは前世の記憶が蘇ったときから奮闘する。
「派手めの女性が好みだな」
そう言われれば清楚な格好を。
「賢くない子が好みだな」
そう言われれば元より力を入れていた勉学にさらに尽力し、
「男に媚びを売れる
子が好みだな」
そう言われれば男性に対して適度な距離を保った。
婚約者であるエルキュール・ヴェルディエ第一王子に婚約解消をしてもらうために彼に好むものと逆を演じる。なぜなら、エルキュールの傍にいればバッドエンドになることを彼女は知っているから。けれど、エルキュールはにこにことローズモンドを愛でるだけで一向に嫌う様子がない。なんで、どうしてと困惑しつつも解消を目標に日々努力する。それは幼い頃から始まり、気づく頃にはヒロインが転入してきてーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 11:09:01
214085文字
会話率:62%
アウストラル王国の裏で動く公爵家の令嬢ステラ・フワイトタニアは婚約した事実のない王太子レオポルトからの一方的な婚約破棄に困惑する。しかし、そんな些細なスキャンダルなんて、これから王太子が直面する真実には前座にすらならない。必要な情報、舞台は
一足早く整えてある。
魔法塔の若き主、アルベルトとの出会いも然り、王国を揺るがす秘密も美談に変えて、ステラは自らの役目を果たしていく。すべては平和な日常のために…。そう決めていたのに、アルベルトとの距離が縮まるのは予想外で…。
こちらの作品は短編「公爵令嬢は身に覚えのない婚約を破棄されたので物申す!」のブラシュアップを目指して長編に仕立てた物になります。短編版と若干、展開が異なる点と新しく書き加えたエピソードもありますので短編を読まれた方も最初から読んでくださると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 18:22:45
125335文字
会話率:45%
兄が公爵家の令嬢に婚約破棄をしたがため、両親の圧政やら汚職やらが露見したカーティスト伯爵家。
「アホくさ」
その伯爵家の妾(めかけ)の子である次男“アルト”は、母を見殺しにされた復讐もかねて没落して行く様を楽しみにしていたが、もう馬
鹿馬鹿しくて仕方がなくなってしまい、16歳の頃に逃亡した。
12歳になると女神より授かるスキルは【黒雷】と呼ばれる強スキル。兄の顔を立てる意味でも使いこなせないフリをしていたが、実は世界でも指折りの実力者である。
彼の逃亡に気付き、すぐに追いかけて来たのは執事長のオーウェンと専属メイドであるレイラ。
「全てを秘匿するぞ」
頑なに側を離れない2人に渋々同行を許可。
王国の貴族間では強スキルのアルトはなかなかの有名人であり、身元がバレてしまえば馬車馬のように働かされる危険がある。
その防止として2人に祖父と妹という役職を与え、辺境都市で量産型の冒険者を演じるという隠蔽生活を送る事となった。
薬草採取にゴブリン討伐、ダンジョン探索。
アルトはスキルを封印し、視線誘導という技術をフル稼働させ、見事、剣士として「冒険者A」として平穏を手にした……はずだった。
「聖女……?」
潜伏を決めた辺境都市のボロ宿。
それは、平民あがりの地味すぎる聖女として勇者パーティーに参加しているエリスの実家であったのだ。
「バラしたら殺すから」
貴族との間に無用な軋轢を生まないため、地味なフリをし続けていたエリスは、冒険者Aに素顔を見せてしまい即座に脅した。
それが、「『王国一の魔導師』になるの可能性を持っている」と王家が必死に探しているアルト・エン・カーティストだとは知らずに……。
「護衛騎士として私から離れる事は許さないから。断ったら強姦されたって通報するし」
「や、厄介な事になった、クソッ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 22:00:00
127863文字
会話率:37%
公爵家の令嬢レティシアは、第一王子であるウィリアムの婚約者だ。人当たりがよく、優しいウィリアムは学園の人気者。そんな彼は婚約者としてレティシアを特別気にかけてくれているけれど、中にはそれを快く思わない女子生徒もいた。
そんな彼女たちから『
殿下の婚約者には、あなたではなく聖女様こそが相応しい』なんてことを、面と向かって言われてしまったレティシアは――。
上っ面はふわふわ中身はちょっぴり悪女かもしれない公爵令嬢と、三つ年下の婚約者を一途に見守ってきた王太子。そんな二人のほのぼのだったり甘々だったりする物語。
◆短編版日間総合1位ありがとうございます(*´꒳`*)
◆第1話から第4話までは短編版を改稿したものです。第5話の投稿は12/14のお昼頃を予定しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 18:10:42
183670文字
会話率:45%
アルトリウス公爵家の令嬢レティシアは、王太子の婚約者。人当たりがよく、優しい王太子は学園の人気者だが、レティシアのことは婚約者として特別気にかけてくれている。
だが、未来の王妃として欠けたものがあるレティシアのことを、王太子の婚約者として
相応しくない。そう考える生徒たちも多く、彼女たちは『あなたではなく聖女様こそが王太子の婚約者に相応しい』と言う。
面と向かってそんなことを言われてしまったレティシアは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 18:52:33
11016文字
会話率:49%
サージェント公爵家の令嬢ティナは第二王子の婚約者。まだ十四歳の彼女はある日お茶会で同席した令嬢から「あなたは色香が足りないからいずれ殿下に捨てられる。そうなる前に婚約を解消してはどう?」と、喧嘩を売られて……。
最終更新:2022-06-11 18:30:42
7817文字
会話率:40%
『次にくるライトノベル大賞2023』ノミネート記念。
『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』が皆様の応援のお陰で『つぎラノ』にノミネートされたのでそのヒロイン、フランの子供時代の外伝作
りました。
フランは公爵家の令嬢だが、家は武のルブラン家で、父は剣聖と並び立つ剣豪テオドール、母は破壊の魔女、領地の館は危険な『魔の森』に隣接しており、遊び場はその『魔の森』となれば、礼儀作法よりは剣や魔術の方が得意なのは仕方がない。そんなフランがお菓子を好きに食べられるとの話に釣られて第一王子の婚約者候補になるけれど、お菓子を食べる時もマナーの練習をさせられて……王子様を巡って今日も女の争いが始まりますが、そんなことよりもお菓子を食べたいフラン。フランに固執する王子。そんなフランがいろんなことに巻き込まれて、いや自ら強引に割って入って起こすドタバタコメディになるはずです。
一話目は以前閑話で更新している分です。
アルファポリス、カクヨムにも掲載としています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 19:33:07
73847文字
会話率:39%
私、小鳥遊由紀美(たかなしゆきみ)、27歳。
某IT企業に勤める課長。いわゆる中間管理職。
男社会が根強い会社からクビにされ、異世界へ転生することに。
転生後は、公爵家の令嬢メリア・アルストールとして生まれる。
前世で習得したスキルが、
異世界でも継承されていた。
メリアは、能力と成長率が10倍になり気づいたら、とんでも少女に成長していた。
メリアは異世界ライフ満喫のため、目立たないための努力が全てにおいて自分を最強にしてしまう。
幼少期から王国の王女セシルと親友となり、萌苦しむこともしばしば……。
7歳になり貴族学校に入学すると、メリアの無自覚の暴走が止まらなくなる。
将来有望な可愛い美少女を取り込んで、友人をそれぞれの分野で最強少女に育成していく。
貴族学校卒業後、サイネリア王国は崩壊の危機におちいり、メリアの父は暗殺未遂で昏睡状態にされてしまう。
父に代わり、メリアは迫り来る悪意から友人たちの力を借りて王国を再建していく。
聖属性の魔法を使えるメリアは、聖女様と言われるようになる。
メリアは賢者の書物で聖属性魔法の研究をして父を目覚めさせようとする。
王国再建後も、メリアの勢いはとどまることはなかった……。
※カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 17:46:05
73299文字
会話率:37%
わたくしは、由緒正しき公爵家の令嬢。ちまたでは、なぜか悪役令嬢とよばれておりますの。転機は突然やってまいりました。帝都の貴族院の卒業パーティ、王子に婚約破棄されたのです。そして、その日とんでもないことがおきましたの。なにがどうなってしまった
のか、わたくしが家畜の養オークのような殿方になってしまったのですわ! しかも、まったく見知らぬ場所で! とはいえ、ただ動揺していても仕方がありませんもの。わたくし、かならず再起してみせますわよ! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 20:00:00
29681文字
会話率:39%
建国以来の犬猿の仲と言われるヒュブナー家とカーマン家。あまりの対立ぶりに辟易した国王がキレて、両家の長男長女の結婚を命じた。
冗談じゃない!とその当事者であるローザリンデは思った。けれどヒュブナーの誇りがあるからこそ、逃げ出すことはできな
い。だから運命を受け入れるつもりだったけれど、相手のディートリヒには想い人がいると知ってしまう。
同情するローザリンデ。だが、ディートリヒにも誇りがあるからこの結婚を受け入れるらしい。
そんな彼は初夜を乗り切るために惚れ薬をのんだようで、おかしな言動を繰り返し――。
◇◇
ディートリヒが主人公の番外編『王命で敵対する公爵家の令嬢と結婚したのだが……。初夜のために惚れ薬を飲まされたと誤解されている。キレてもいいか?』も収録しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 12:00:00
23457文字
会話率:35%
公爵家の令嬢であるリーファは婚約者である殿下のことが好きだった。しかし、リーファは周囲から破天荒な人物として認知されており、殿下との距離もなかなか縮まらない日々を送っていた。
そんなある日、リーファが15歳になった誕生日パーティの当日の朝、
あるメッセージが突然脳裏に響き‥‥‥
※更新頻度は期待しないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 12:55:39
3461文字
会話率:37%
民衆が多く集う都市の広場で死刑が執行されようとしていた。
断頭台に向かって歩くみすぼらしい恰好をした女性ソフィーリア・フォン・イヴァノフ。
元は公爵家の令嬢であったが、長い幽閉生活でくすんだ長い金髪にボロボロの粗末な衣服だけを身にまとってい
る姿から以前の美しさを見て取る事は出来ない。
民衆からの罵詈雑言や投げつけられる石や腐った卵を意に介さず、ソフィーリアは毅然とした態度で断頭台へ一歩一歩進んでいく。
処刑人との最期の会話を終え、その首を剣が切り落とす刹那、ソフィーリアは空を流れていく文字列を見て、この世界が自分が前世、ハマっていた乙女ゲーム『恋は乙女を最強にする』だと気づく。
そして、ソフィーリアとしての意識と前世である田名加智子としての意識を持ったまま、ベッドの上で目を覚ます。
神から与えられたスキル『循環』を用いてソフィーリアは死の運命を回避する為に行動を開始する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 00:40:33
42593文字
会話率:34%