この国には、三人の皇太子妃がいる。
一ノ宮は武が得意な妃、二ノ宮は芸術に秀でた妃、そして三ノ宮には平凡な少女が住んでいる。
三ノ宮の妃であるユーリは、夫である皇太子からは振り向きもされず、使用人からもバカにされていた。
ある日、死の淵を
さまよう彼女の身体に憑依したのは、銀座の女!
クラブのママとして培った才覚と人心掌握術で、自分の人生を取り戻すために貴族社会で奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 10:00:00
45158文字
会話率:51%
前世、職場のパワハラと家族のモラハラに苦しめられた私は
ファンタジーな世界で、意地悪な義姉たちをあしらいながら
家事雑用に特化した特殊スキルで、悠々自適に暮らしている。
いつかこの国をでて、いろいろな国を回るのが夢だ。
ところが王宮から使
用人として徴用されたことから
イケメン王子に目を付けられ、いつしか国の抱える外交問題に巻き込まれていく。
「また力を貸してくれ!」
「私、雑用しかできないんですって!」
雑用を極めれば国も支配できる?!そんなお仕事ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 19:00:00
15008文字
会話率:39%
想いを幻想へと導く世界、VRMMORPG『創世のアクリア』。
蜜風望はそのゲームをプレイしている最中、突然、ログアウト出来なくなってしまう。
ギルドマスターであり、友人である西村有から『ログアウト出来るようになるアイテム』を生成すればいい
と提案されるが、その素材集めに向かったダンジョンで、望は一人の青年に出会った。
青年は告げる。
彼の妹である椎音愛梨に、望のスキルを使ってほしい、と。
これは、二組の兄妹の想いが、奇跡を呼び寄せる物語ーー。
第4話以降からは、ログアウトできるようになり、現実と仮想世界を行き来することになります。
第9話と第26話と第83話と第100話と第106話と第128話と第141話と第202話のイラストを、菅澤捻様に描いて頂けました。
挿絵に使用してもいいという許可を頂けたので掲載しています。
菅澤捻様、ありがとうございます。
☆がついている話数には、挿絵があります。
この小説は、マグネット様とノベリズム様にも投稿しています。
第二百六十八話からの更新は、一週間に一度の更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 07:20:00
755294文字
会話率:42%
進を綾花ちゃんにすればいいーー。
全ては、舞波昂(まいなみこう)のその言葉から始まった。
瀬生綾花(せのうあやか)には他の人とは違う、不可思議な秘密がある。
それは、綾花としての心だけではなくて、昂の友人である上岡進としての心も持ち合わせ
ていることだ。
昂が使った「憑依の儀式」と呼ばれる魔術によって、綾花は進と心を融合させられてしまったのである。
これはいつか、彼と彼女が少女達の想いを繋ぐ物語ーー。
友人の大好きな女の子に憑依させられた男の子とその女の子の話です。
あらすじとキーワードを変更しました。
すみません。
表紙のイラストを、柳祐祐様に描いて頂けました。
本編第二章、第五十二章、番外編第六章、「魔術争奪戦編」の第一章のイラストを、ぐろはみ様に描いて頂けました。
番外編第二十五章のイラストを、ココロ様に描いて頂けました。
「魔術争奪戦編」の第三十章、第三十三章、第三十四章、第四十五章のイラストを、tori様に描いて頂けました。
挿絵に使用してもいいという許可を頂けましたので掲載しています。
柳祐祐様、ココロ様、ぐろはみ様、tori様、ありがとうございます(*^^*)
私のイラストも載せています。
☆がついていますタイトルには挿絵があります。
この小説は、pixiv様とエブリスタ様とマグネット様にも投稿させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 07:20:00
1208711文字
会話率:42%
死んだはずの妹、雅山あかりを生き返させるための条件として提示されたのは、オンラインバトルゲーム『チェイン・リンケージ』の第一回公式トーナメント大会の事実上準優勝者である宮迫琴音を度々、あかりに憑依させることだった。
しかもその影響で、ゲーム
の大会のチームメイトである天羽優香からはあかりを仲間にすることを薦められ、あかりはゲームをしたことがないのにも関わらず、チームに参加すると言い出してくる始末だ。
正直、俺、雅山春斗は少し困惑気味である。
何故なら、憧れのゲームプレイヤー、宮迫琴音が自分の妹になってしまったからだ。
「マインド・クロス」の番外編のサイドストーリーです。
春斗→琴音(進として振る舞っている綾花)の描写があるため、BLのタグをつけています。
第七話と第二十三話と第三十六話と第五十三話と第七十六話と第八十七話と第百話のイラストを、菅澤捻様に描いて頂けました(*^^*)
挿絵に使用してもいいという許可を頂けたので掲載しています。
菅澤捻様、ありがとうございます。
☆がついているタイトルには挿絵があります。
この小説は、エブリスタ様にも投稿させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 16:39:19
469308文字
会話率:44%
──空、太陽を見たい。そして、駆け巡りたい
地下世界で、戦うための教育を受ける俺の夢はそんなものだった。
誰かに買われ、見上げるほどの大きなロボに乗り、命を懸けて戦う。
そんな世界で生きる俺の、夢。
ある日、事故に巻き込まれた俺は
生死をさまよい、どうにか目覚めた。
『よう、俺。空を見たくないか?』
その日から、頭に響くもう1人の俺の声。
戸惑いと、夢がつかめるかもしれないという望みを胸に、前を向く。
目標への道は、戦いの先につながっている。
その道は、一人では進めない……そんな時。
「あの、私と……!」
おせっかいで、どこか抜けていて、危なっかしいお嬢様がやってきた。
謎多き地下世界を、太陽輝く空を目指して生き抜いて見せる!
※自身の既投稿作品より一部設定をベースに使用しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 07:10:00
227672文字
会話率:30%
悪魔が封印されている街、リーマス。いつか封印が解けるその時のために誰もが備えているその街で、「アイテム士」というまるで戦闘に向いてないクラスを得たフェイは、Cランクパーティ『白銀の翼』で酷い扱いを受けながらも必死で強くなる道を探していた。
が、ある日、フェイはダンジョン内の橋でバランスを崩して落ちそうになる。助けを求めるフェイにリーダーであるアバロンは信じられない言葉を放つ。
「この世はクラスが全て。なのに、お前のクラスはアイテム士とかいうクソクラスだ。今までは幼なじみのよしみで我慢してやっていたが、もう限界だ!」
しかも、役に立たないなんて理由でパーティから仲間を追放すれば、俺達の信用はガタ落ちになるため、事故死に見せかけるつもりだというのだ。あんまりな話に抗議をするが、結局フェイは橋から落下。迷宮の最下層へと落ちていく。
だが、〔アクロバット〕というスキルのおかげで助かったフェイは落下した先で宝箱を見つける。
「こんな最下層で見つかるんだ。レアアイテムに違いない」
いや、そうでなくては困る。願うような思いで中身を確認すると、何とクラスチェンジが出来るという激レアアイテム! 早速使ってみるのだが、ついたクラスはなんと「アイテムマスター」!
落ち込みながらも覚えたスキルを確認すると……
◆◆◆
〔アイテム再生〕
今まで使用したことがあるアイテムを再び生み出すことが出来る。ただし、使用するとレベルが1になる。
◆◆◆
これってまさかさっきのクラスチェンジアイテムを手に入れられるってこと? 再度使ったクラスチェンジアイテムで「パラディンロード」にクラスチェンジし、超パワーアップ!
ここから不遇クラスからの逆転劇が始まる!
※この作品はノベルアッププラス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 07:00:00
424934文字
会話率:34%
街に買い物へ出かけたら、偶然森で一匹の犬に懐かれた。
あまりに寂しそうにしているからつい連れて帰ってしまったけれど、それからというもの、セルビアの周りにどんどん増える動物たち。
動物ばっかり連れて来られても、家では面倒見られない、お願いだか
ら一人立ちして!
と言われて、セルビアはついに住んでいた集落を追い出されてしまった。
家を出てからも、外を歩けば歩くほど、どんどん増える動物たち。
みんな大好きだけど、うちはサーカス団じゃないんだよ?
入団審査、必要かしら?
そんな生活をしていると、気付かぬうちに世間では、セルビアがたくさんの動物たちを使役していることになっていた!
だけどそんな、すごい人ではないんです!!
【おことわり】
本作、タイトルの「使役する」という言葉を、「(強制的に)~させる」という意味で使用しておりません。
「動物たちは(強制的に)使役してないのに勝手に忖度して動いている」というイメージです。
強制されていないので、勝手に動くし、勝手についてくるし、その行動が必ずしもセルビアの役に立つわけではありませんが、彼ら的に頑張っているので、温かく見守ってあげてください。
本来と違うニュアンスで使用しておりますが、タイトル変更などを行う予定はありません。
悩んだ末、そのままのタイトルに決めましたのでご了承ください。
■R15は保険です。
■更新は不定期です。基本的には毎週月曜日00:00を目標にしております。
■コメントとか使い方がわからないので設定できてないです。ごめんなさい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 00:00:00
97244文字
会話率:32%
森の魔女の元に、一人のご令嬢が訪ねてきてた。
彼女は「人を美しくして真実の愛を叶える魔法」をかけてほしいと言う。
しかし、そんな魔法は存在しない。
魔女がそう伝えると、彼女は言った。
「それなら似たような条件のものはないのか」と。
そこで魔
女は彼女に、似たような条件の呪いならあると教えた。
すると彼女は自分にその呪いをかけてほしいと言う。
魔女は本人にかけるのならと、それを渋々承諾し、決行することになった。
そして同じ森には魔獣も住んでいた。
人間は魔獣を恐れていたが、基本的に彼らは人間を襲わず、害をなさなければ姿を見せることもないが、人間を好ましくは思っていない者たちだ。
そんな魔獣同士は森の中で静かに仲良く暮らしていた。
魔女は彼らに危害を加えることはしないし、彼らの生活に干渉しない。
そして煩わしい人間との関わりを極力避けるため、この森に住むことにしたのだ。
彼女を気に入ったご令嬢は、魔女を囲い込もうと声をかけたが、その提案はすげなく魔女に却下された。
そうして雑談を交えながらも決まった決行の日。
呪いの矢を預かった者は、彼女の指示通りその矢を使用し、呪いは魔女の言った通りに発動したのだった。
■R15は保険です。
■更新は不定期です。基本的には毎週日曜日00:00を目標にしております。
■コメントとか使い方がわからないので設定してないです。ごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 00:00:00
97409文字
会話率:27%
「守ります。あいつの悲しそうな顔、もう見たくないんです」
二〇三〇年に現れた、感情と力を持つ異形。彼ら異形は『死人(しびと)』と呼ばれ、捨てられた哀しみから命を宿し、深夜に生まれてくる。
強靭な力で襲い来る死人から人々を守るのは『マダー』
と呼ばれる主に十代の少年少女たち。
戦法は連想ゲーム。
立方体『キューブ』によって割り当てられた『文字』から連想し、想像したものすべてが現実に生み出せる。
死人の気持ちに寄り添い、哀しみを知ろうとする少女、相沢未来(あいざわ みく)。
幼なじみである土屋隆一郎(つちや りゅういちろう)は彼女の優しさと強さを尊敬し、同じ姿勢でマダーとして戦っている。
しかし彼女は倒すべき敵と同じ『碧眼』を持っていて……。
✤X(旧Twitter)では作中のイラストなどを載せています。いただきましたFAを眺めてデレデレしながら、許可があれば日々の宣伝にも使用させていただいています。たくさんの幸せなイラスト、本当にありがとうございます!
✤このお話は2024/05/26時点で200話以上あった『碧眼の彼女』を加筆修正して投稿しています。旧『碧眼の彼女』は2024/06/12に作者側のトラブルにより削除されており、現在はバックアップから拾い上げながら執筆しています。一日でも早く最新話まで漕ぎ着けられるように頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします。
最後になりましたが、拙作に興味を持っていただきまことにありがとうございます。
どうぞ、碧眼の彼女、通称『碧カノ』の世界をお楽しみくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 23:54:21
655153文字
会話率:38%
世界で人気を博しているゲーム エンパシスウィザメント
主人公 閃 が属するギルド クロノフィリア によって遂にゲームが攻略された。
だが、次の日になるとゲーム内で使用していたアバターの特徴と能力、所持アイテムなどが現実の世界に現れた。
突然、ゲームの中で使用していた能力が使えるようになったプレイヤーだった者たちによって世界は少しずつ変化していった。
そんな中、ある理由で世界から恐れられる存在となってしまったクロノフィリア。
ゲーム世界に侵食されてしまった世界で最強ギルド クロノフィリアが動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 22:52:17
1951592文字
会話率:53%
<バケモノ>と呼ばれる異形が人の命を脅かす現代。国家公務員の<祓魔隊>と呼ばれる者隊が、バケモノを退治し人々の暮らしを守っていた。しかし、祓魔隊が守れるのは大衆であり、個人ではない。彼、彼女ら一人一人の言葉を聞き、依頼をこなすのは<祓い屋
>の仕事だった。久頭玲司(くとうれいじ)はそんな祓い屋として、助手兼弟子の能登創瑚(のとそうご)と共に、一人の女性から依頼を受ける。その内容は、数年前に起きた大厄災で命を落とした筈の友人が、バケモノになって事件を起こしたといった内容だった。一見不可解な依頼内容だったが、調査を進めるとさらに不可解なバケモノと遭遇する。これらバケモノに対抗する唯一の手段<ペルソナデヴァイス>を使用して退ける玲司は、事件の真相を追うと同時に、バケモノ退治に踏み切る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 21:13:30
48558文字
会話率:40%
コールドスリープからレイヤ・ヨウミが起こされたのは、予定より半年も早くワープアウトしたからだった。しかし宇宙船ハラルドハラルの感情型人口知能ハラルは、間違いなく海王星軌道までおよそ二千三百億キロの地点だと言う。
その先にある地球を偵察
したところ、時間軸は二十世紀後半から二十一世紀前半辺りと判明した。しかも第二次世界大戦では日本・ドイツ・イタリアの三国間同盟軍が勝利した世界だ。
レイヤはそこがパラレルワールドで、元の世界に戻るのは絶望的と結論づけだ。となればあの地球に上陸するしかない。
宇宙船を浦賀水道の海底に隠し、長期間の惑星探査で使用する居住用ポッドで美しい女性の姿を模したハラル型ドールと、彼女の双子の妹として作られた瓜二つのルラハを伴い上陸を果たす。
日出(ひで)村という村のすぐそばの空き地を手に入れて、村民として三人の生活が始まるのだった。
本作は第一章(全十四話)でいったん完結します。
人気が出ればブラッシュアップして改めて連載を開始します。そのためタイトルにプレビューをつけてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 20:48:53
261093文字
会話率:72%
◆本文では基本的に算用数字を使用してます。
※一部例外ありです。
◆長さや貨幣単位は各ページの広告の下にあります。
※ランキングタグでセットしてます。
俺はリュオナール・アキオス。辺境の小規模ギルド、アメインではAランクの冒険者だ。とは
言ってもそれはこのギルドが大陸では最底辺に甘んじているからに他ならない。
アメインのAランクは王都にある大規模ギルドならCランクがいいところだろう。要するに余所の中堅以上のギルドを含めれば、俺なんか下っ端の下っ端というわけだ。
そんなある日、火噴き豚(ファイヤーボア)の討伐に出ていた俺は、身なりは粗末だがドキッとするほど美しい幼女を助けた。
ところがこの幼女、自分は異世界のニホンとかいう国から転生してきたと言う。可哀想に、魔物に襲われた恐怖で頭がイカれちまったらしい。しかし火噴き豚が現れる森に置き去りにするわけにもいかず、行く宛てもないと言うので、ひとまず彼女を連れ帰ることにした。
「私の名はゆりあ、花の百合に愛と書いてゆりあね」
「何だそれ? 意味が分からねえ」
「そっか、こっちの世界では漢字とかないのか。ならユリアでいいわ」
何が違うのか分からないが、とにかくこの幼女はユリアという名前らしい。
ところがユリアは幼女のクセに、神話級の攻撃魔法まで使えるという。
「でもやり方が分からないのよ。女神様も教えてくれなかったし」
俺には何を言っているのか分からなかったが、ギルドで能力を測定したら真実の氷を沸騰させちまいやがった。
文句なしのSランク、というかその上があるならそっちということだ。これは由々しき事態である。王国で唯一のSランク冒険者と言われるオーギュドでさえ、小さなコップ1杯分しか溶かせなかったのだ。俺なんかわずかに表面の一部が溶ける程度だったのに。
そんなわけで、俺は彼女とパーティーを組むことにしたのである。
※タイトル変更しました(2020.8.9)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 06:22:52
84252文字
会話率:74%
悪役令嬢は追放される、それはある種のお約束だ。しかし、それは悪役令嬢とレッテルを張られた女の子だけが悪いのだろうか?
「大きな犯罪の裏には、必ず金持ちの白人がいる」。前世紀のアメリカ映画で使用された台詞だ。
まったくその通りだ。彼
女たちを追い込むもっと悪い奴が他にいて、それは往々にして男なのだ。
現実をそのように比喩的に捉えるオタク気質の女の子が、ある乙女ゲームの世界に転生した。しかし、そこは彼女が1番のクソゲーと評した世界でもあった。現実と同様に男が構造的優位に立ち、愛を得るためには男女共に多くを偽らなければならない。そして、最後には女が悪いことにされる。「誠実」や「真実の愛」が失われた世界。彼女は攻略対象の男たちの欺瞞を論破することで、その世界の仕組みに反旗を翻していく……
※先月投稿した短編版と一部設定が変更されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 20:48:51
280792文字
会話率:38%
わたしの旦那様は、とても素晴らしい方だ。やさしくて、料理上手で、ウィットに富んでいて、しかもなんと天才作家。わたしにはもったいないくらいの、素晴らしい旦那様だ。そして…明日、必ず死んでしまう。
政略結婚で市江家に嫁いだ愛子は、使用人に
告げられる。「普段通りの日常を、普通のお嫁さんとしてお過ごしください」と。結婚相手はバツ9の変わり者で、明日死ぬ病にかかっているという。毎日、明日死んでしまうのだ。そんな素晴らしい旦那様と、愛子の幸せの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 20:11:43
8207文字
会話率:58%
「嘘つきは、魔王に連れ去られる」と大人たちは子どもを叱る。リリアは子どもの時から嘘つきだと言われていた。伯爵家に妾の子として迎えられるが、使用人のように扱われても役に立てるように頑張った。第二王子と婚約させられても、家のためにと微笑を浮か
べて第二王子の機嫌を取っていた。だが、その王子に夜会の場で偽証罪をでっち上げられ、婚約破棄と国外追放を言い渡される。絶望で目の前が真っ暗になる中、「国外追放ならば、俺がもらっても問題ないな」と、姿を現したのは今代の魔王ゼファル。リリアは連れ去られ、魔族の国で新しい生活を始めることになる。
「結婚を前提に友達になってほしい」
その魔王はリリアの幼い頃から鏡を通じて見ていたらしく、国での保護を申し出る。リリアは一時的に魔王城に身を寄せることにするが、次々と明らかになる魔王の問題行動に思わず素が出てくる。倫理と節度はあると主張するストーカー魔王が、人の役に立とうと空まわる少女を溺愛する話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 20:05:00
381575文字
会話率:47%
「初めまして、私」
ある日を境に突然開花する〝属性〟と呼ばれる力を使い人々が生活を送る現代。
20XX年に日本で産まれたユカリは、ある事件で命を落とした両親が担っていた平和な世界へと人々を導く〝光の導き手〟を十二歳の若さで受け継い
だ。
それから三年の月日が流れた頃、ユカリは自身が胸の内に秘めている想いを知る為、己の持つ〝異質〟な属性とその属性が持つ〝特性〟を使用し、ある実験を行なった。
これは、ユカリによって〝創り出された〟一人の少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 20:00:00
717370文字
会話率:44%
普通のサラリーマンがトラックか何かに惹かれ、転生した。初めは視覚、痛覚、聴覚、口を持たない弱いスライムだったが、生き物を食らい、その特徴や力を奪うことのできる力を使用して強くなる、毎日が面倒で暇なスライムに転生したあるサラリーマンの話であっ
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 15:30:00
46874文字
会話率:13%
「精神障害者」と言われている方々に、多くの人々はどのような印象をお持ちでしょうか?誤解はされていないでしょうか?
皇后雅子様は適応障害と言われていました。また多くの有名人もアスペルガー症候群やうつ病、発達障害があると噂されている方々、
自分自身で告発をされている方々もいらっしゃるようです。
これらの病気は精神障害と言われております。
世間で騒がれている刑事事件での、精神鑑定が必要とされている精神障害があっての犯罪の可能性ある事などだけではなく、様々な心の病気で苦しみ、悩みながら生きている人々、死んでいく人などの事を描いていこうと思っています。
(この物語は私が体験したことを元に描いたフィクションです。登場人物、団体、企業、事件などは架空です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 10:04:01
54879文字
会話率:43%
梅村 花(36)はある日、自分が異世界の伯爵令嬢リリアンヌ(5)として生きている夢を見た。
優しい家族と使用人達に囲まれ、幸せな日々を過ごしていたが、父が「新しい家族だ」と連れて来た女の子、デイジーが現れた事で、リリアンヌの世界が一変する。
5歳の幼女デイジーが悪意満点でリリアンヌを陥れ、優しかった家族はいつの間にか欠片も残っていなかった…。
そんなとっても胸くs……とっても腹立たしい夢を見た花は、身体の痛みを感じて目を覚まし……自分が夢で見たリリアンヌになっている事に気付く。
「うぇ~!痛った!身体、痛った!え!?めっちゃ痛った!」
「ふはははは!【梅村花】をDLした【Newリリアンヌ】は、泣き寝入り等せぬわ!」
「むふふふふ。チートの予感、ビッシンバッシン!」
可愛いだけのリリアンヌはもういない!
アラフォ…アラサー女の魂が、リリアンヌを凄まじく逞しくする!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 06:00:00
159454文字
会話率:46%
今よりほんの少し先の未来。
E-Fuel(空気中のCO2とH2を混ぜ合わせる事によって出来る合成燃料)とサーキットに設置された超小型核融合発電所、更には超大容量長距離無線送電システムを使用したモータのハイブリッドを動力とするマシンによって繰
り広げられる「NEXT Race」が誕生し6年目。
昨年、最終戦において辛勝とはいえ勝利を会得した新興チームである武戦レーシングは、会長こと九頭竜豪志の「次はドライバーズタイトルを取れ」との命令のもと、目下メインドライバー「22号車;輪堂凛」に加え、セカンドドライバーに「46号車;土谷恵一」を迎え、マシン2台体制で今シーズンのドライバーズタイトル(プリンシパル)を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 00:23:50
28463文字
会話率:19%
魔女の国――ユリリア国。
住んでいるのは女性だけ、魔法と呼ばれる力を扱う存在。
エネミット王国の孤児院で育ったあたしは伯爵家の使用人として働いていた。
跡取りのウィリアムと婚約を果たし、あたしの人生は順風満帆。
と、思っていた。
それは
たった一夜で壊れていく。
どうやらあたしは”魔女”と呼ばれる存在で、エネミット王国からすれば敵となる存在。
衛兵から必死に逃げるも捕まったあたしは王都へと護送される。
絶望に陥る中、現れたのは白馬に乗った一人の少女。
どうやら彼女も魔女であたしを助けに来てくれたみたい。
逃げるには護衛を倒さないといけない。
少女は魔法と呼ばれる力を使って無力化を図る。
でも、少女が魔法を使うにはあたしとの”口づけ”が必要で――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 00:04:06
106403文字
会話率:38%
主人公・レイアは侯爵家の令嬢として生まれてこの方19年、家族からいびられて育ってきた。妹のフローラばかりを優先する両親、姉を心底見下している妹、主人達に追従する使用人、ただ見ているだけの親戚達……。
それらに傷ついていた日々は今は昔。い
つからか、「この浅はかさ、実に人間らしくて最高では?」と妙な楽しみを見出すようになっていた。
そんなある日、冷酷無比で恐れられている将軍ゲオルクから縁談の話が舞い込み、「私は嫌よ!イヤ!」と案の定フローラは暴れ、レイアが件の将軍と結婚する流れになるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 21:51:28
58073文字
会話率:53%
人類が宇宙への進出を果たした頃、第三次世界大戦に使用されたウイルス兵器により、地球は生物の住めない惑星になってしまった。時は流れ、人類があたりまえにスペースコロニーで暮らす時代。戦争の代わりにVSAという人形決戦兵器による決闘で世界の覇権は
左右されていた。学園コロニーのVSA操縦士養成学校の学生、都原カイトとその友人達は、ひょんなことから学園コロニーの地下研究所で進められていた、地球復活の計画を知ってしまう。そんな折、学園コロニーで謎の殺人事件が発生する。カイト達もその事件に巻き込まれていく。そして彼らは治癒の力を持つ少女、篤国沙耶に出会う。その出会いが、カイト達を全宇宙を舞台にした地球復活を賭けた戦いへと導いて行くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 21:08:50
92999文字
会話率:49%