…………何も興味がない。
世の中やれば何でも出来る。
小学生の頃に両親が亡くなり保険金があるので金にも困ってない。
いつからだろう……色が見えなくなっているのは……
全てに興味を失っている中、俺は事故に会った……別に避け
ようと思えば避けれたが、この先生きてても何も変わらないのが見えていたので死ぬには好都合だった。
俺は死んだ。
自分が死ぬのにすら興味がないのか恐怖も何も感じなかった……
……………………………
………………
……
__っ!!
目を覚ました。
いや、この際死んでるのに目を覚ました事や自分の周りが異世界になっているのなんてどうでもいい興味ない!!
美しい……可愛い……
なんだこの感覚は……俺はその日__
____一緒に召喚されていた女性に恋をした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 19:18:38
19351文字
会話率:48%
父であるクルース子爵が友人に騙されて背負った莫大な借金のために困窮し、没落も間近となったミラベルの実家。優秀なミラベルが隣のハセルタイン伯爵家の領地経営を手伝うことを条件に、伯爵家の嫡男ヴィントと結婚し、実家と領地に援助を受けることに。と
ころがこの結婚を嫌がる夫ヴィントは、ミラベルに指一本触れようとしないどころか、ハセルタイン伯爵一家は総出で嫁のミラベルを使用人同然に扱う。
夫ヴィントが大っぴらに女性たちと遊ぼうが、義理の家族に虐げられようが、全てはクルース子爵家のため、両親のためと歯を食いしばり、耐えるミラベル。
しかし数年が経ち、ミラベルの両親が事故で亡くなり、さらにその後ハセルタイン伯爵夫妻が流行り病で亡くなると、状況はますます悪化。爵位を継いだ夫ヴィントは、平民の愛人であるブリジットとともにミラベルを馬車馬のように働かせ、自分たちは浪費を繰り返すように。順風満帆だったハセルタイン伯爵家の家計はすぐに逼迫しはじめた。その後ヴィントはミラベルと離婚し、ブリジットを新たな妻に迎える。正真正銘、ただの使用人となったミラベル。
ハセルタイン伯爵家のためにとたびたび苦言を呈するミラベルに腹を立てたヴィントは、激しい暴力をふるい、ある日ミラベルは耳に大怪我を負う。ミラベルはそれをきっかけにハセルタイン伯爵家を出ることに。しかし行くあてのないミラベルは、街に出ても途方に暮れるしかなかった。
そこでミラベルは、一人の少女がトラブルに巻き込まれているところに出くわす。助けに入ったその相手は、実はこのレミーアレン王国の王女様だった。後日王宮に招かれた時に、ミラベルの片耳が聞こえていないことに気付いた王太子セレオンと、王女アリューシャ。アリューシャを庇った時に負った傷のせいだと勘違いする二人に、必死で否定するミラベル。けれどセレオン王太子の強い希望により、王宮に留まり手当を受けることに。
王女アリューシャはミラベルをことのほか気に入り、やがてミラベルは王女の座学の教育係に任命され、二人の間には徐々に信頼関係が芽生えはじめる。そして王太子セレオンもまた、聡明で前向きなミラベルに対して、特別な感情を抱くように。
しかし新しい人生を進みはじめたミラベルのことを、追い詰められた元夫ヴィントが執拗に探し続け……。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-16 17:15:20
156425文字
会話率:42%
王宮で事務員として働く中年男性、カインは異世界からの転移者だった。
転移の際の特典として授けられたのは、スキル「理解力」。
それは、特定の物事への理解が出来なくなる代償に、それ以外の事象については、見るだけで理解出来るようになるというチー
トスキルだった。
「理解力」スキルのおかげで、全ての魔法を使用することが出来るカイン。しかし、カインは自身の凄さを、スキルの代償の方のせいで理解できず、「理解力」スキルも外れスキルだと思っていたのだった。
そのため、カインは前の世界でも慣れ親しんだ仕事をしようと考え、王宮の事務員として平穏に暮らしていた。
そんなカインだったが、王宮でともに働く貴族たちからは、陰で大賢者と呼ばれていた。
その卓越した魔法能力だけではなく、非常に有能な事務員としても、皆から、とても頼りにされるカイン。
そんな平穏な事務員としての仕事はしかし、ある日唐突に終わりを告げる。
王と王太子が毒で亡くなり、辺境の一貴族に過ぎなかったリヒテンシュタインが血筋だけで王へと即位したのだ。
カインの能力を理解できないリヒテンシュタインは、雇用契約満了にかこつけてカインを王宮から追い出したばかりか、カインがそれまで作っていた書類を全て破棄させるのだった。
副業で冒険者としても活動していたカインはこれをちょうど良い機会だと、冒険者として徐々に活躍していくこととなる。
一方カインという優秀な事務員を失ったばかりか、カインの作ったマニュアルまで全て破棄した王宮では大混乱が巻き起こるのだった。
・連載版折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 19:42:52
52071文字
会話率:32%
王宮で事務員として働く中年男性、カインは異世界からの転移者だった。
転移の際の特典として授けられたのは、スキル「理解力」。
それは、特定の物事への理解が出来なくなる代償に、それ以外の事象については、見るだけで理解出来るようになるというチー
トスキルだった。
「理解力」スキルのおかげで、全ての魔法を使用することが出来るカイン。しかし、カインは自身の凄さを、スキルの代償の方のせいで理解できず、「理解力」スキルも外れスキルだと思っていたのだった。
そのため、カインは前の世界でも慣れ親しんだ仕事をしようと考え、王宮の事務員として平穏に暮らしていた。
そんなカインだったが、王宮でともに働く貴族たちからは、陰で大賢者と呼ばれていた。
その卓越した魔法能力だけではなく、非常に有能な事務員としても、皆から、とても頼りにされるカイン。
そんな平穏な事務員としての仕事はしかし、ある日唐突に終わりを告げる。
王と王太子が毒で亡くなり、辺境の一貴族に過ぎなかったリヒテンシュタインが血筋だけで王へと即位したのだ。
カインの能力を理解できないリヒテンシュタインは、雇用契約満了にかこつけてカインを王宮から追い出したばかりか、カインがそれまで作っていた書類を全て破棄させるのだった。
副業で冒険者としても活動していたカインはこれをちょうど良い機会だと、冒険者として徐々に活躍していくこととなる。
一方カインという優秀な事務員を失ったばかりか、カインの作ったマニュアルまで全て破棄した王宮では大混乱が巻き起こるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 07:06:22
10831文字
会話率:29%
白井すず 32歳 保育士 子供大好き
幼い頃、両親をなくし、東京下町に住む祖父母に育てられた。祖父は大工の棟梁。拳と手土産を持たせれば丸くおさまるという持論を持つ祖父。この祖父をうまくあしらうことができる祖母。2人とも祭が大好き。近所の人た
ちも同じような持論の持ち主たち。みんなで話し合い、みんなで子育てをする、そんな環境で育った私。
憧れはクレヨン〇〇の紅サソリ団や俺たち〇〇の明美に憧れる、特にロングスカート。高齢の祖父母が亡くなり、近所の人に助けられ、念願の保育士になった私。
その私が転生?侯爵令嬢?お決まりのここはどこ?私は誰?の状態。初っ端から、目の前の男に婚約破棄宣言。受けて立つ!
それからのドタバタ?ラブコメディ?シリアスもあるかもしれない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 06:00:00
46246文字
会話率:62%
都市の特殊な殺し屋組織「CCAT」に所属し、友人や上司、街中から尊敬される殺し屋として生きるメイドの少女。 街の人々が虐殺されたとの通報を受け、同僚らもすでに現場へ向かっていたが、途中で乗った飛行機が仲間によって撃墜されてしまう。彼を憎んだ
。 行動する時間がなく、最終的には飛行機に墜落し、その場で亡くなりました。
彼が死んだとき、彼は「深淵の童生」による人間世界の破壊を防ぐために与えられた力で、彼を人間界に転生させたいという女神のささやきを聞いた。 その依頼を受けて人間界のICEYとして目覚めたところ、住民に発見される。 また、付属の道具としてではなく、一人の人間として生涯を生きることを約束する折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 13:57:24
6275文字
会話率:7%
「俺」の部屋に現れたのは白い翼を背負った中年男。なんだこれ? コスプレか?
「ですからね、あなたはお亡くなりになりましたので私がお迎えに上がりました」
コスプレ男は至極まじめな顔でさっきと同じことを繰り返した。
「いやいやいや……は
?」
コスプレ男を一刻も早く部屋から追い出したい「俺」だったが、コスプレ男はスーツの懐から名刺を取り出した。
『いつでも真心サービスの安心案内 あなたのお心に寄り添います。
霊界ガイド課 主任 スズキ タロウ』
……は?
★全4~5話です。ほぼ書き上がってはいるのですが、最終話を分割するか迷い中です。
★感想欄は最終話を投稿してから解放する予定です。何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 19:50:00
20300文字
会話率:46%
鏡に映る己の姿に、思わず顔を背けてしまう。
そこには、王国で一番の醜女と蔑さげすまれる、私の姿が写っていました。
歪んだ顔に潰れた鼻、肌は爛ただれていて瞳は汚く濁にごっている。それは、悪しき魔法によって捻じ曲げられた、私の姿。
ただ一人、
彼女を愛し育んでくれた父王は亡くなり、後を、聡明で心優しきルナエレーナに託すのですが、余りにも醜い彼女に、周りは誰も手を差し伸べません。後ろ盾を得られない彼女に取って変わるのは、彼女の叔父でした。
何処にも居場所の無いルナエレーナ。
そんな彼女が、少しでも国の役に立つのであればと受け入れた、望まぬ隣国の王子との婚約も、彼女の容姿を理由に破棄され、それを理由にまた叔父から侮辱を受けます。
そんなルナエレーナの呪いの理由が、その偉大な前世にあった事を知る者は今の世には誰もいません。
*小説家になろう 様にも掲載しています。
*残酷あり、暴力あり、性描写有りは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 18:35:04
21526文字
会話率:28%
児童文学風で、新任のめぐみ先生と6人の生徒の交流、ミステリー謎解き要素もありの長編。でも、メインは、めぐみ先生と数学の天才エドウィンとのラブストーリーです。
八条めぐみが大つた村の小学校に赴任してきて、3年生6人の担任になりました。めぐみ
は25歳ですが、教師になったばかり。めぐみは子供時代をニューヨークで過ごしましたが、母が病気になり帰国したので、高校と大学は日本です。大学の時、母が亡くなり、その後で、昆虫学者中川いつきに恋します。恋は実りそうになっていたのに、彼は山で転落して死亡してしまいます。
ショックで父のいるニューヨークに帰りましたが、ある時、先生になろうと決心。教師免許をとって、この村に来ました。この村を選んだのは、いつきさんがさいごにくれたメールが「見つけた。こうご期待」とあったのですが、そのスマホが見つかっていないので、それを探すためです。
めぐみは生徒と交流をはかりながら、週末には山に行きます。
そんな時、ニューヨークの友達、エドウィンことえっちゃんが日本にやってきます。旧ソ連圏出身の彼はわずか18歳でハーバードに招かれ、22歳で教授になった数学の天才です。
彼はめぐみが山登りが好きだと思い、元旦を冨士山で見ようと提案します。
生徒のひとりの機転で、いつき先生のスマホが見つかり、えっちゃんが直してくれて、スマホがよみがえりました。
そこに映っていたのは、新種のチョウの卵のようです。
そのことをオーストラリアで学会に出席していたいつき先生の同僚リバー先生が急遽発表することになります。
この新種のチョウのおかげで、大つた村は有名になります。
えっちゃんは日本に来たのに忙しすぎて、めぐみとはあまり会えません。富士山に向かったのですが、悪天候のため、途中で棄権。お正月にデートをするはずでしたが、それもできなくなり、えっちゃんはニューヨークにかえって行きました。
でも、そんなある日、えっちゃんから手紙が届きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 00:10:00
123215文字
会話率:32%
湖の大国・ノエール王国。
ノエール王家には、それぞれ、特徴のある
見目麗しい三兄弟の王子がいます。
第一王子であるアルフレート王太子殿下は、
幼馴染のアルメール侯爵令嬢ブリジット様を
お妃に選び、アルノルド殿下が誕生しまして
仲睦まじく
暮らしておりました。
しかし、ブリジット様は、アルノルド殿下が
2歳の時にお亡くなりになられたそうです。
アルノルド殿下が12歳になりました時に
さすがに、王太子殿下に妃が不在なのは……
となりまして、27歳になった今も、独身の
女騎士に、白羽の矢が刺さりました。
キール侯爵家の長女にあたります
アレクサンドラ・フォン・キャルロンテ・
ミーディス・キール。
〈孤高の女騎士〉と呼ばれた彼女とはー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 02:23:01
13815文字
会話率:26%
伯爵令嬢、愚かな王太子に婚約破棄される。
意識体として二百年生きてきた魔法使いのセラは、伯爵令嬢のディアンナと契約をした。
彼女は、王太子(婚約者)の不治の病を治したいという。
セラは王太子専用魔法薬を作るかわりに、ディアンナの死後
、彼女の肉体を貰うことにした。
数年後、ディアンナが馬車の事故で亡くなり、契約通り肉体を貰って憑依したセラ。
しばらくディアンナとして生き、そのうち一人で暮らそうと準備をしていた矢先、王太子が婚約破棄を告げる。
彼の不治の病が治ったのは、婚約者のディアンナがこっそり【王太子専用魔法薬】を飲ませていたからだとも知らず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 20:10:00
45907文字
会話率:28%
母一人子一人で育ったミシェルですが、母親が子連れどうしで結婚し、養父と義兄が出来ました。
しかし兄たちには疎まれ。
それでも養父は優しかったのですが、母が流行り病で亡くなり、優しかった養父も亡くなり、義兄たちには母の遺産は取り上げられ、父の
遺産としても猫一匹を渡されて、家を追い出されてしまいました。
しかしその猫が、普通の猫ではありませんでした。
長靴は履かないけど、何と、しゃべる猫でした。
そんなミシェルと、猫のビルの幸せ探し旅です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 19:35:47
22873文字
会話率:44%
母が亡くなり貴族の父親に引き取られたソフィア、父と義姉から酷い扱いを受けて育ったソフィアが幸せを掴むまで
最終更新:2024-06-22 13:15:07
98992文字
会話率:36%
1000年以上前に生まれた魔王、それを穿つための勇者がなんと亡くなった……!?先代、先々代も亡くなりゆく魔王の強さ……それを見たはぐれ魔族アンディ・ロブが勇者軍に入り自分の平穏のために打倒魔王を目指す物語。
最終更新:2024-06-15 09:12:41
2102文字
会話率:39%
両親を早くに亡くし、頼りにしていた祖母も亡くなり、弟二人と「ぜいたくは敵だ」という祖母の教えの元、つつましやかに暮らしていた千奈は、ある日突然異世界に召喚された。
『国王が異世界人と結婚すれば国が繫栄する』
そんな言い伝えの為に召喚され、
無理矢理に国王と婚約させられたが、国王にはなんと恋人が。
千奈をないがしろにし、恋人に国庫から貢ぎ続ける国王に毎日のように苦言を呈する千奈を疎ましく思った国王は、彼女を「お前のような鬼嫁はいらん!! 出ていけ!!」と、己の義兄である魔王との強制結婚をさせ、魔界へと追放した。
が──?
夫となった魔王ゼノンは悪い人ではなさそうだし、魔界の住人達も人間よりはるかに心優しい者たちばかり!!
「あーもう、人間滅びろ」
「悪魔か……」
「悪魔? いいえ、鬼嫁です」
果たして鬼嫁と呼ばれた千奈は再び元の世界に戻ることができるのか?
そして人間界を無事(?)滅ぼすことができるのか?
ゆったりと心を通わせる魔王と鬼嫁の魔界スローライフラブストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 21:06:12
34213文字
会話率:37%
10歳の時に愛する母が亡くなり、それから、5年間冷たい父と兄と一緒に暮して来た公爵令嬢のディア。なんとかこの家から出ていきたいと思っていたが、婚約者になったアーノルド王子は女性にだらしない最低野郎だった。名ばかりの婚約者として1年間惨めな
日々を過ごし、結婚式の当日、王子の愛人にわざとドレスの裾を踏まれて、階段を転げおちディアは16歳の若さで死んでしまう。
「最低な人生だった」と思い気が付つくと、ディアは神々により『前世の記憶』と『自分に好意を寄せている人の心の声が聞こえる』という能力を授けられ、14歳から人生をやり直すことになった。
ディアの望みはただ一つ「アーノルドに徹底的にざまぁしてやる!」のはずが、いろんな人から溺愛されるお話。(※ざまぁはアーノルドにではなく、人と神々との平和的解決方法として最後に出てきます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 15:09:34
131926文字
会話率:29%
「鷹山彩音は、僕の光だった。彼女が、僕を輝かせてくれた」
その彩音が亡くなり、主人公の現実には大きな変化が訪れてゆく。
思い出される彩音との過去。そして、目まぐるしく変化する現実。
さらには、『女子高生連続殺人事件』により更なる混沌を招く。
女子高生連続殺人事件の犯人は? なぜ、彩音は死んだのか?
果たして、究極の愛とは、愛慾とは?
究極の愛を証明するためならば、命を懸けられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 09:10:00
120485文字
会話率:34%
両親が亡くなり東京でアイドルをしている兄の家で暮らすことになった凪。そんな凪の兄であり推しである兄との生活のお話。
最終更新:2024-06-03 01:18:59
888文字
会話率:10%
お母様が亡くなり、お父様が再婚して新しい義母と義妹が出来て――――わたくしはいつしか使用人同然の扱いを受けていました。
それでも懸命に過ごし――――という、よくあるチープな物語みたいな状況に、わたくしはつい数ヶ月前までおりました。
けれ
ど、これまた物語のような展開で、とある高位貴族のご子息とお知り合いになり、あれよあれよという間に、彼がわたくしの状況を、境遇を、待遇を全て変えてしまったのでした。
正義感が強くて、いつもみんなに囲まれて、人気者のあなた。わたくしを助けてくれた、王子様みたいな優しいあなた。彼と婚約できて、幸せになれると信じておりました。
けれど、いつの間にか彼は別の……以前のわたくしと似た境遇の女性と親しくしなっていました。
「……彼女は、以前の君のような境遇にある。彼女のつらさを、君ならわかってあげられる筈だ。だから、そんなことを言わないでくれ。俺は、彼女を助けてあげたいんだ。邪推はやめてくれ。俺は、君に失望したくない」
そう言われ、わたくしは我慢することにしました。
そんなわたくしへ、彼の元婚約者だった女性が問い掛けました。
「ねえ、あなた。彼が愛でるは、龍胆か水仙か……どちらだと思います?」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 20:23:25
4242文字
会話率:16%
フーゲンベルク大陸で、長く大陸の大半を治めていたバッハシュタイン王国で、最後の古龍への生贄となった第三王女のヴェンデルガルト。しかしそれ以降古龍が亡くなり王国は滅びバルシュミーデ皇国の治世になり二百年後。封印されていたヴェンデルガルトが目覚
めると、魔法は滅びた世で「治癒魔法」を使えるのは彼女だけ。南の国の戦を収めるのに協力し、バルシュミーデ皇国の反乱を未遂に解決した彼女は、彼女を愛する五人の薔薇騎士、眠り続けている南の国バーチュ王国の王子、東の国のレーヴェニヒ王国の王達に溺愛されて幸せな生活を送る。
(このお話は、『【本編完結】五人のイケメン薔薇騎士団団長に溺愛されて200年の眠りから覚めた聖女王女は困惑するばかりです!』の続編の攻略対象相手との溺愛ルートの短編集です)
この作品は、アルファポリスにも掲載しています。
表紙背景画像:かなめ様(pixiv)
人物紹介背景:ヨシュケイ様
人物イラスト:カリカリ様折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 18:30:00
47376文字
会話率:48%
フーゲンベルク大陸で、長く大陸の大半を治めていたバッハシュタイン王国で、最後の古龍への生贄となった第三王女のヴェンデルガルト。しかしそれ以降古龍が亡くなり王国は滅びバルシュミーデ皇国の治世になり二百年後。封印されていたヴェンデルガルトが目覚
めると、魔法は滅びた世で「治癒魔法」を使えるのは彼女だけ。亡き王国の王女という事で城に客人として滞在する事になるのだが、治癒魔法を使える上「金髪」である事から「黄金の魔女」と恐れられてしまう。しかしそんな中。五人の美青年騎士団長たちに溺愛されて、愛され過ぎて困惑する毎日。
この作品は、アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 18:00:00
238825文字
会話率:52%
誰もが魔法を一つ使える、スペルバウンド王国。
両親が亡くなり、『ポンコツ魔法』のせいで、婚約破棄までされた……ひとりぼっちの、ローズマリー(ロージー)男爵令嬢。
いきなり乗り込んで来た、義母と義理の姉二人に、メイドとしてこき使われる毎日。
「昔、お母様から聞いた『灰かぶり』のお話にそっくりだけど。
わたくしは、ガラスの靴なんか、いらないわ!」
※シンデレラルートの令嬢が、自分から飛び込んだ、新たな生活の中で。
運命の人と出会い、恋に落ちる……ハッピーエンドのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-01 13:12:56
42480文字
会話率:43%