適齢期に結婚して、普通に子どもが欲しいと思った実頼。気が付けば30代も半ば。
過酷な不妊治療の中、妊婦を見ては心を痛め、友達とも疎遠になっていく、ゴールは一体どこにあるのか?そして実頼はいつの間にか何よりもあこがれていた「流産」に。
不妊治
療と過去の純愛をめぐる物語。あなたが「セックス」に持つイメージはなんですか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-10 21:00:00
18159文字
会話率:33%
高校時代の部活の後輩である玲と結婚した柊吾は、玲の希望により不妊治療を始めた。だが、やっと玲が妊娠したと思えば、それは子宮外妊娠だと言われ、結局は稽留流産であり、玲は胞状奇胎という病になった。
流産と胞状奇胎のショックから精神崩壊を起こ
した玲は高校時代の友人たちとのグループLINEに参加することもせず、ただじっと沈黙を守る毎日。そんな玲をどうにかしてやりたいと思う柊吾は、偶然電車に乗り合わせ席を譲ってくれた少女・結季と、その父親であり玲の従兄である晴眞と水族館へと向かう。玲のためにも子供がほしかったと思う柊吾は自分に懐いてくれた結季を産まれなかった子供と重ね、玲を母親にしてやりたいと更に思い悩むが、晴眞は家族はどんな形でも良いと柊吾に助言する。
本当は結婚したいほど好きだった従妹の玲が、自分が大嫌いだった柊吾と結婚したことに、未だ後悔の念を消せない晴眞。玲が病になったことを知り、過去に自分が別の決断をしていたら玲の今を変えることができたのではないかと後悔を口にするが、巧は違う人生など存在しないと晴眞に断言する。
偶然の約束のおかげで玲の病を誰より早く知ってしまった巧は自分に何かできることはないのかと考えるが、一向にその答えは出ない。そんな巧に押田は玲には同じ家に帰ってきてくれる家族がいるからひとりではない、だから大丈夫だと笑う。
玲と連絡が取れない中で偶然玲の昔の恋人と再会した瀧は玲を好きでいながら彼女と自分が結婚しなくてよかったと安堵し、その自身の思考に絶望するが、玲の使う眠る前の挨拶が元恋人の絢斗からのものだったと知り、自分と玲との関係もこれで良いのだと納得する。
その見た目が好きで玲と友人になった押田は玲が不在になり、今の自分と他の3人を繋いでいるのは玲だと実感する。彼女のその見た目だけを好きだと言い聞かせていた自身が本当は、憶病で認められずにいただけで彼女自身を好きだと確信し、病と闘う彼女を元気づけようとLINEを送る。
1番好きな相手だったのに自分から別れを切り出したことをずっと後悔している絢斗は病み上がりの玲と再会し、かつて付き合っていたころに贈ることができなかったクリスマスプレゼントを贈る。
結婚しなければ、子供を産まなければ、その呪いから解放されたいと願い続けた玲が、最後に気づいたのは・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 20:00:00
83149文字
会話率:49%
無精子症を理由に、妻と別れた主人公は、仕事にも身が入らない空虚な日々を送っていた。見かねた女上司は、異国に飛ばされたくなければ新企画を立ち上げろと彼を叱咤する。
主人公の練った企画は、自分の様な不妊症患者をメインターゲットにした、子を持
たない事が前提の結婚紹介事業だった。
事業は順調に進んだが、予想しなかった顧客への対応に迫られる事となり……
思考実験的な短編です。
※「カクヨム」にも併載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 21:33:19
9931文字
会話率:22%
2021, Japan is now facing to serious population decrease because of unknown male’s infertility. Keiko and Kazuki are co-
working to search for its cause and get an unexpected result.
This story is not a simple Science Fiction but warning the real risk of Micro Plastic affecting human health.
※本作品は拙著「不妊列島」の英語版です。日本語が読める人はそちらをお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 10:31:28
52831文字
会話率:0%
ようやく連載再開です。合計特殊出生率1.3、深刻化するわが国の少子化は密かに進む男性不妊(乏精子症)が原因とする研究報告が発せられた。政府はパニックを収束させるため精子バンクの設立を約束するが、それに異を唱える天才科学者一色修也はクローン技
術の活用を宣言。製薬会社研究員津山恵子と新聞記者山本一輝の2人は、協力して不妊の原因を調べ始めるが、そこには意外な結末が。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-19 10:14:20
65690文字
会話率:50%
ニュースであった時事
キーワード:
最終更新:2022-01-15 07:55:41
1104文字
会話率:0%
むかしむかし。
赤子に恵まれない夫婦がいた。
不妊ではない。流れてしまうのだ。
子を切望する夫婦は、やがてある地域の奇妙な噂を耳にし……
最終更新:2021-10-18 23:00:00
2893文字
会話率:2%
産褥心筋症、周産期心筋症
私が不妊治療を経て、無事出産したあとに起こった出来事のお話
キーワード:
最終更新:2021-10-13 15:55:49
4469文字
会話率:5%
私(宮田千夏)は、不妊と夫の不倫が原因で離婚しバツイチになった。
酔っ払ったはずみで会ったばかりの男性と一夜を共にしたが翌朝その相手が新入社員の木元望と知り、パニックになる。
一夜限りのこととして、なかったことにしようとするが、望からのア
プローチで付き合い始めることになり……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 22:27:45
4312文字
会話率:35%
この国の王位後継者は、配偶者を迎えて一年経っても懐妊の兆候が見られない場合、二人目の配偶者を迎えるという不文律がある。
女王陛下の王配は勇猛果敢な騎士団長ワイアットであったが、子を授かれないまま一年が経とうとしていた。
お互いを愛しながらも
すれ違い二人目の夫を迎えなくてはならなくなった二人……。
・妊娠、不妊に関する内容が含まれますのでご注意ください。
・いつか連載版で書けたらいいなぁと思っていますが、こちらは前後編で完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 12:02:25
9268文字
会話率:40%
ある大雨の日、一本の電話が鳴った。
切迫早産の恐れで入院していた妻の身体が持たず、2か月後に生まれる予定だった子供を今日取り出すというのだ。
僕は取るものもとりあえず妻の入院するクリニックへ向かった。それが、これから続く僕ら家族の壮絶な戦い
の始まりなのだとは全く知らずに……。
歓喜と挫折、絶望と再生、流転する人生。
ブラームスの子守歌が家族の絆の物語を紡いでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 18:10:20
13614文字
会話率:20%
愛理は、玩具を企画製作するブラック企業に勤めている社畜だった。
職場でのパワハラやセクハラ、モラハラに耐えながら「結婚資金を貯めるまでは頑張ろう」と真面目に仕事をしていたが、ある時、婚約者が浮気をしていて結婚資金を使い込んでいたことを知
ってしまう。
絶望した愛理は、会社を辞めて婚約を破棄し、新たな人生を送ろうとしたが、ストーカー化した元婚約者に刺されてしまう。
だが、刺された瞬間に眩い光が愛理を包む。
気がついたら、愛理は豪奢な宮殿にいたのだった。
「ようこそいらっしゃいました。聖女様」
愛理は聖女として異世界召喚をされてしまっていた。
元の世界に未練のない愛理は、愛を告げてくれた王と結婚することになる。
愛理は『愛情の女神』の聖女として、苦しみや憎しみの浄化に努めていた。
国は良くなり、たくさんの夫婦が生まれたが、愛理は妊娠しなかった。そのため、国王が愛妾をめとることになる。仕方がない、後継ぎが必要だからと愛理は我慢して受け入れる。役立たずのレッテルを貼られた愛理を、使用人たちまで見下すようになる。
だが、不妊は聖女と出会う前からの恋人と一緒になるために、国王が考えた策略によるものだった。
怒りが怒髪天をつき、愛理は女神として覚醒した。
愛理は知らなかったが、実は愛理は『愛情の女神』の後任だったのだ!
愛理は決意した。自分の経験やキャリアの全てを掛けて、復讐を決意する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 14:39:05
1974文字
会話率:37%
不妊に悩む遠藤綾の前に現れたのは、泥まみれの男の子。
男の子は帰る家がわからないと言い、綾は交番へ連れて行くが、いつの間についてきて「おばちゃん、かくれんぼ」と一緒にかくれんぼしたいと走り出す。
男の子を追って綾がたどり着いたのは、古びた廃
屋。
「もういいかい」「まあだだよ」
二人の奇妙なかくれんぼの結末は意外な結果に。
ちょっと切ないハッピーエンドです。
薄味ですがホラーです。
不妊の話です。ご注意を
夏のホラー2021参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 20:32:22
4275文字
会話率:21%
今、6組に1組のカップルは不妊で悩んでいる。私は、不妊治療でやっとの思いで子供を授かり、現在は一児の母となった。不妊治療を経験してみて、その過酷さは想像以上のものであった。身体的にも、精神的にも辛い。きっとこの辛さは不妊治療を経験していない
と分からないと思う。そして、この不妊は誰にでも起こりうることである。
また、妊娠したら必ず出産できるわけではない。出産に至るまでに母と子に、いくつもの試練があり、それらを乗り越えて生まれてくるのだ。つまり、出産は奇跡だ。
私は今回、母になるにあたって流産.重度の悪阻.出産の際のトラブルなど、本当に色々経験した。
ここでは、不妊治療から出産に至るまでの素直な気持ちや、どうやって乗り越えてきたかを語り、少しでも誰かを勇気づけられたらいいなと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-17 22:44:34
1325文字
会話率:12%
修道院で一生を過ごすつもりだった貧乏伯爵家の娘、シャルリア。
彼女のもとに舞い込んできたのは、まだ若いながらすでに二度の離婚歴がある資産家レオンヴァルトとの縁談だった。
彼がシャルリアに対して提示した条件は二つ。
一つ、夫婦の子供は望まな
い。
一つ、彼の“娘”を傷つけない。
これさえ守れば、シャルリアの生活と実家への援助は保障してもらえるらしい。
金がほしい高慢なシャルリア、妻がほしい腹黒なレオンヴァルト。
互いの利益が重なって成立した結婚という名の契約は、二人に何をもたらすのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 00:04:13
192471文字
会話率:46%
結婚3年目、猫2匹と暮らしながら妊活中。周りの何気ない一言や内服薬の副作用、旦那の理解してるようでしてない言動にイライラしながらの不妊治療の日々について書いていきます。
最終更新:2021-01-25 00:52:56
617文字
会話率:0%
3年半の間私と常に一緒にいたハルのストーリーです
最終更新:2021-01-23 02:32:05
3421文字
会話率:0%
【R15、残酷描写、不妊、LGBTに関する胸糞描写(予定)もある為、閲覧には注意願います】
「君には種馬になってもらう」
転生後、種馬として職務に励む男。
しかも自身の子に大幅に能力強化できるスキルを持ってる為、重宝され種付けを繰り返し、
1008人の子を成す。
だが、その能力にはデメリットも存在し、自身の子どもたちを苛む。
しかし子どもたちは運命を吹き飛ばすように全力で生きていくのであった。
ハーレムものといいつつ、少しズレてるかもしれません。
いちおう主人公は種馬の男ですが、この話のメインは子どもたちです。全力の生き様をご覧下さい。
(子どもたちの活躍はかなり先になりそうです……)
20201011累計PV1000突破。20201120累計PV2000突破。閲覧感謝!なんとか続きをかけるよう頑張ります。最低更新ノルマの週刊は維持したい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 06:33:38
62970文字
会話率:53%
もう45歳…一度は結婚してみたい…
40代が条件の婚活パーティーで知り合った優子と結婚した。
不妊治療もしたけど、子供は出来ず、20年後、優子は病気で亡くなった。
最終更新:2020-09-13 15:44:44
627文字
会話率:45%
ふたりの視線が交わるとき
世界は桃色に満ち
そして、世界大戦へ……
pixivサマにも投稿しております
最終更新:2020-08-22 09:52:39
1429文字
会話率:0%
ドラゴンメイド(竜化可能だが、普段の見た目は乙女。不妊かつ不老)である主人公は、最高裁裁判官を定年退官した後、弁護士としてのキャリアを始めるために、経験も年齢もずっと下であるフェアリーの弁護士と奇妙な師弟関係を築くことになった。
初事件
として、吸血鬼一家の遺産相続事件に関わるが、その屋敷に住まう強烈な面々に面食らった次の日、とんでもない騒動に巻き込まれ始めることになり……
(約16万字予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 16:48:39
158172文字
会話率:53%