星が降り注ぐ美しい帝国で双子は凶兆のあかしであった。
それは大昔、双子の兄弟が生まれたことで国が滅びる寸前だったからだ。
そして双子の兄弟が生まれる度に国は禍に見舞われた。
やがて双子が生まれたらどちらかを必ず殺すことが帝国での決まりとなっ
た。
そして星歴450年、帝国で皇子と皇女が誕生日した。双子の兄妹であった。
死んでも死ぬことが出来ない妹と殺される運命の妹を守りたい兄。
星が定めた運に逆らおうともがく兄妹と護衛騎士の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 13:18:28
5036文字
会話率:18%
穂村久遠ことエンドレス・ファイアーは「小説家になろう」上にホラー作品を書いたことで念願の書籍化を果たした。彼は担当編集者・桐島乙葉と共に出版作業を行うが、実は書籍化は華々しいゴールなどではなく、むしろ地獄への片道切符だった──希望がうち砕か
れ、小説に希望を失って行く穂村。人生何もかも上手く行かなくて、だからこそ本作りに心血を注ぎ、折れた穂村の心に火を付けたい桐島。これはそんな崖っぷちの二人が本に救われようともがく、ラノベを巡る地獄と救済の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 09:03:25
123400文字
会話率:49%
これは、終わりへと向かう世界の記録。名も無き者たちの声の集成、観客の一人もいない演劇。
壊れゆく世界で少年少女は、運命に抗い、もがく。
最終更新:2024-02-20 22:49:28
515851文字
会話率:48%
この物語の主人公 間宮悠里(まみや ゆうり)は少し変わった高校一年生。彼女の持つ裏と表。消して理解されることもなく理解させることの無い歪で繊細な思い。それら吐き出したいために始めたSNS。そこで出会った少女 樹菜は自身と全く同じ思いと感情を
抱いていた持ち主だった。そんな悠里と樹菜が言葉にしがたい自身達の思考を共有し、生きることにもがくような物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 20:18:21
696文字
会話率:0%
『追放』…、『ざまあ』…、『婚約破棄』……
今日も無意義な時間を過ごした『君』は一人、スマホ片手に癒しの物語を求める……
この作品は、前書き・後書き部分も本文の一部です。
どうか読み飛ばさず、全ての文章をお楽しみいただけたら嬉しいで
す。
ちなみに、この作品はカクヨム、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 18:07:21
92436文字
会話率:20%
前世で家同士が政治敵だった元夫と私は、結婚できたものの、周囲から猛烈に反対されたため、最終的に心中してしまう。天国で幸せになる予定だったのに、生まれ変わってしまった。
今世では元夫と関わらないようにしよう。そう心に誓っていたのに、私達は出会
ってしまった。
元夫に前世の記憶がないようだけれど、ある深刻な悩みがあるようで……。彼が幸せになるために、一肌脱ごうとしたけれど、どうしてか元夫との距離がどんどん近くなってしまい!?
元夫が大好きすぎるご令嬢と、前世の記憶がなくてもがく騎士の、恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 12:00:00
131910文字
会話率:44%
偏屈な性格の主人公が
両親離婚を期に、合わなくなった従妹と大学卒業間際に再開し
静かだった人生が狂いだしていく。
偽善嫌いの主人公が、罪悪感を俯瞰で捉えようともがく物語。
最終更新:2023-12-29 00:57:57
30722文字
会話率:23%
この世界には二割、クレオメと呼ばれる特殊な能力をもつ者がいる。
若いクレオメたちが本当に大切にしたい人のためにもがく。
ある日公園で知り合ったひとつ下の少女に思いを寄せる少年と、
いつもそばにいてくれた年上のお兄さんに思いを寄せる少年。
い
ままでしてこなかった、なれないことをしてでも守りたい時間。
大きななにかが起こるわけでもないが、どこか息苦しい世の中を生きる彼ら彼女らの
健気な人間愛を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 01:22:54
2190文字
会話率:44%
......物語の始まりを説明しよう。
とある男が異世界に放り出された。
どこか知らない場所、今いるところでさえわからない現状......
持っているのは携帯機器だけ......
普通に考えれば絶望的、こういう展開の前には天界のようなお空の
上で女神様だの神様が現れて「あなたは死にました」なんてベタベタのテンプレ台詞を吐き捨てて異世界に転生させるのだろう。
だが、この男......カイコは違う。
何の説明もなく突如として異世界に放り出されたのだ。
このカイコ、元の世界では名の知れた企業の社長であり、2週間ぶりに再開した友人と談笑したりなどして優雅な時を過ごし、会社にまさかの徒歩で帰っている最中だった。
だけども、何が彼を引き付けたのか? 突然自分の立つ地面が大きく穴が空き、もがく暇もなくあっさりと穴へと落ちていった。
そして今、カイコは目を覚まして辺りを見渡す。
そこは大自然溢れる森の中や草原といった緑一色の場所ではない、土色が広がる薄暗い洞窟だった。
軽く体を捻ったりその場で飛んだりとウォーミングアップをし、カイコは洞窟の中を歩くことにした、どこが出口なのか考えながら......
さて、ここから彼の物語は始まりを迎える。
ここから先、壮大な冒険が待ち受けており、愛と友情を謡い、可愛い美人の女の子とのラブロマンスを繰り広げ、時には辛く厳しい戦いを強いられ、友と呼べる者との出会いを果たし、パーティを組み共に巨悪を打ち倒す......
なんてことはない。
彼の道にそのような甘い蜜は存在しない。
彼にとってはいつもの事、先へ進めば辛い出来事が待ち受けている。
友と呼べる者も、ヒロインもどこにも居ない。
頼れるのは己の身一つ。
なぁに、君はこれまで何度も死を繰り返したんだ、今回も行けるさ。
さぁいってらっしゃい、君が来るのを心待ちにしているよ。
蚕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 16:48:40
82661文字
会話率:42%
僕の名前は|曇隠陽陰《くもがくれひかげ》。
前々世と前世の行いが良すぎたおかげで、地球で死んだ僕は記憶はそのままに異世界へと転生する事になった。
神様曰く、(もう死んじゃったけど)今世は普通だったらしい。
(記憶引き継ぎだけど
)普通に転生させるだけだと過去の行いに見合わないからって、異世界にスキルを授けて転載させてくれたんだ。
そのスキルは『量産』。読んで字の如く、物を増やすスキルだった。
機械のない異世界においては異質なスキルを持つ僕は、それなりの大きさの商人の次男として産まれた。
中流の、それも商人の家庭に産まれた僕は、そのスキルを使って家業を手伝ってたんだけど…。
「王命によって、貴殿、シヴィ・ダンシャクを御隠居として扱い、王城にて余生を過ごされたし」
まあ、早い話しが市場を荒らしすぎたらしいんだよね。マイダディが。
「王命によって、貴殿、ホーマー・ダンシャクに対し、3ヶ月の営業停止処分を課す。尚、この文が読み上げられた時を以てしてから、命は執行されるものとす」
こうして僕は、齢10歳にして隠居の身になったのさ。
それも、国1番のお偉いさんからの命令だから、破れば投獄されるだろうし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 23:00:00
176049文字
会話率:42%
3秒ごとに死ぬ───
その状況から打破するために生きもがく脱出劇!
最終更新:2023-10-19 18:04:59
659文字
会話率:4%
ある日突然平穏から外に出る人がいる。
それは自分から望んで出ているものもいるが、大抵の人間は望まずに平穏という揺籠から放り出されるのが常だろう。
彼、星野一人は地獄を見る。
その地獄は醜悪で悍ましく、唾棄するべきものだろう。
彼がどんな選
択をして、どの様な目に遭うのか、一つネタバレをするのならばろくでもない目になるだろう。
さぁ、地獄の底でもがく人間たちを見よう。
勿論ポップコーンとコーラを用意してね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 11:30:54
8527文字
会話率:27%
【簡単な紹介:引きこもり令嬢と感情なし魔法使い少年が触れ合い成長していく、心の掛け合いと恋愛要素が強めのファンタジーです】
虹色の髪を持つ子爵令嬢、パステル・ロイドは、色を見分けることができない。
パステルは人との関わりを拒否し、社交シー
ズンでも領地で少数の使用人とのんびり過ごしていた。
閉ざされた世界で静かに暮らすパステルの元に、ある日、突然空からセオと名乗る少年が降ってきた。
セオは、感情を持たず、何処から来たかも分からない不思議な少年だった。
他人に必ずと言っていいほど憐憫や嫌悪、好奇の目を向けられるパステルは、何の感情も向けずに真っ直ぐ自分に向き合うセオに、徐々に惹かれていく。
だが、セオには「好き」の意味が分からない。
そしてパステルの眼と、セオの感情には、隠された秘密があった。
不器用に、一歩ずつ、それでも成長しようともがく二人。
欠けている二人の、不思議な関係が始まるーー。
*不定期更新となります。毎日更新できるよう頑張ります…!
*パステルは虹色の髪、灰色の瞳。セオは水色の髪、金色の瞳です(色を識別出来ないという設定上、人物描写が物語後半になりますので、混乱を避けるために載せています)。
*「カクヨム」様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 17:00:00
446614文字
会話率:40%
恥の多い一生を送って参りました。
この言葉は太宰治が「人間失格」で書いた有名な言葉です。
自分の半生を思い返して思い出す言葉はこれのみです。
私はネットにもリアルにも、そして何より自分自身にすっかり失望してしまいました。
そんな私
の個人的な思いや半生などについてただひたすらぶちまけるエッセイ。
この作品を見て勇気や自信をもらえることは一切ないと自負しております。
この作品の目的は底辺で無様にもがく私という人間を知ってもらうということのみです。
ブックマーク、評価などはしてもらえるとありがたいですが、強制はしません。
まあまずありえないことだとは思いますが、何かの間違いでこの作品が大量のポイントを獲得してしまうようなことがあれば小説家になろうという小説投稿サイトの恥になるような気さえしております。
現在アラフォー、無職、未婚、田舎実家暮らし、の恥を思いっきり晒したこのエッセイで思いっきり笑っていただけると嬉しいです。
では「絶望エッセイ」のはじまり、はじまり!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 16:38:03
16163文字
会話率:1%
北条徳子はごくごく普通に女子高生。都下立東村山高校に通う東村山をこよなく愛する乙女だ。ある日突然未来へと飛ばされてしまう。そこは八千年経った世界、巨人が生活している特殊な社会だった。
徳子と仲がいい浪人生の神宮寺祥太郎は、徳子が失踪した事を
知り、行方を追い始める。そしてある組織の所為で徳子が未来へ飛ばされたと確信し、行動を起こす。
徳子は未来でもがく。翔太郎は現代でもがく。その糸は繋がる事はあるのだろうか?
最近流行りのウィルス、戦争、タイムスリップ等盛りだくさんなストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 18:35:56
94289文字
会話率:61%
~生まれなおしてから、人形みたいね~といわれることもあった、それは記憶を取り戻せなかったから。 ある人間の記憶を持つアンドロイドが人間らしさを取り戻そうともがくものがたり。
最終更新:2023-07-20 19:07:22
39130文字
会話率:55%
何かの特別になりたいわけじゃない。
絶対的な力も、圧倒的な財力も欲しいわけじゃない。
面倒を被るくらいなら、村人Aのままを望む。
責任なんて負いたくないし、後から他人に何かいわれるのも嫌な青年は「仕方なかった」ので異世界に贈られる。
隠れたがりな青年が選んだ生き方はいかなるものか…
「望んで表舞台になんか立ちたくないよ!僕は僕のやれるとこまでしかやらないからね!」
陰キャが描く陰キャ。生きづらそうでももがく姿をどうかご堪能あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 19:04:31
34518文字
会話率:27%
生命金属という科学の結晶により、より精密なロボットが作れるようになった人類は地下に人工天国を作ることに成功した。だが、人の欲は留まることを知らずロボットを使った代理戦争を続けている。
幼い頃、幼馴染を庇って右腕を失った黒瀬クロノは改造人間と
して戦場に駆り出されていた。生きる希望もない中、世界一の歌姫であり幼馴染の白川フロウから連絡を受け、彼女のコンサートに招待を受ける。しかし、そのコンサートでフロウが襲われてしまい大怪我を負う。トラウマを刺激されたクロノは生命金属と共鳴してしまい化け物に姿をかえてしまう。
しかし、化け物になってもクロノの気持ちは変わらず、それを汲み取ったフロウの行動によって、二人は素直になることができ、二人が入れる世界を目指して飛び立つのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 13:08:09
10142文字
会話率:29%
何者かになりたい。大物になりたい。人気者になりたい。頭の片隅にそんな変身願望こびりついた生き方、決して悪くない。その為の努力を怠らないし必死にもがく頑張りも忘れない。生活に張りがある、そんな表現ピッタリじゃないですか。
最終更新:2023-06-14 18:49:47
535文字
会話率:0%
『これぞ、復讐劇回避!! 虐待回避令嬢、キタァァァァ!!』
公爵令嬢は父から溺愛されたため、我がままな令嬢に育ちつつあった。
そんな折、両親を一度に失った遠縁の子供がやってくる。
ともに暮らすことになるが、才能の片鱗を見せ始めたこ
とから、公爵は彼を教育することに決めた。
ひとり娘である公爵令嬢は自身の立場が脅かされることを危ぶみ、義弟を追い出そうと虐待する。
そして、逆境にも負けずに成長した義弟に、復讐される。
これは、乙女ゲームの一攻略対象者である義弟とそのルートのライバル令嬢であるふたりの物語である。
いずれ訪れる悲劇を回避するため、魔導書の助言を受けた公爵令嬢は努力する。
実際は、定めから逃れようともがく変わり者令嬢の物語であり、娘を溺愛する公爵と、姪を盲愛する宰相補佐とに認めさせ、愛を勝ち取る義弟の物語でもある。
そして、今度もまた導き手となる魔導書はついに奇跡を起こす。
教え導く少女たちを愛し、彼女たちから愛される、笑いと笑いの物語である。
※全26話です。
※ハッピーエンドです。
※オネエが幅をきかせています。
※「オネエな魔導書に導かれ、婚約者とヒロインの回避を目指していたら、氷の公爵子息に溺愛されました。」の続編となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 19:00:00
69137文字
会話率:27%