時々、自分の存在が曖昧になる瞬間がある。
鏡に映った姿が、一瞬だけよく分からなくなる。
誰かに呼ばれた気がして振り返っても、そこには誰もいない。
目が覚めた時、自分がどこにいるのかすぐには分からない。
そんな些細な違和感の積み重
ね。
私たちは、そういう瞬間を「気のせい」として片付けてしまう。
目の疲れ、寝不足、ストレス。
理由をつけて、不確かな感覚を遠ざける。
そうやって、世界の輪郭を鮮明に保とうとする。
でも、もしかしたら。
その「気のせい」こそが、世界の本質なのかもしれない。
私たちが「現実」と呼んでいるものは、
ただの習慣的な観測の結果に過ぎないのかもしれない。
通学路の曲がり角。
いつもと同じ景色なのに、時折見知らぬ街に迷い込んだような錯覚。
教室の窓から見える空。
昨日と同じはずなのに、どこか違う色をしている気がする。
放課後の校舎に残る誰かの足音。
振り返れば、そこには誰もいない。
でも確かに、誰かがいた気配だけが残っている。
確かなものなど、どこにもないのかもしれない。
私たちが「現実」だと思っているものは、ただの習慣で、
「普通」だと信じているものは、単なる多数決なのかもしれない。
その「多数決」から外れた瞬間、世界は途端に不確かになる。
写真に写るはずのないものが写り込む。
写っているはずのものが、跡形もなく消えてしまう。
記憶と記録が、少しずつずれていく。
誰かの存在が、まるで霧のように溶けていく。
目を閉じて開けば、また普通の世界が広がっている。
でも、その「普通」が本当に普通なのか、
もう誰にも確信が持てない。
この物語は、そんな「気のせい」の正体に気づいてしまった者たちの記録。
存在の確かさが、まるで波のように揺らめいていく中で、
彼らは何を見出すのだろうか。
そして私たちは、本当に「存在している」と言えるのだろうか。
それとも、誰かの観測が作り出した、
可能性の束の一つに過ぎないのだろうか。
その問いの答えを求めて、物語は始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 18:40:00
30594文字
会話率:19%
夏の香りが戸棚の隙間からするから開けてみると
つやつやの夏蜜柑何処から貰ったのだろう
紫陽花が雨に濡れて泣いているからそっと仏壇の線香の匂いを嗅いだ
死の香りがことりと胸に落ちてくる
梅雨の時期のさみしさはトイレの裸電球のようなものかもしれ
ない
夕べの夢は忘れました皆トイレに流します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 14:32:36
2834文字
会話率:0%
人はどうして想いを捨てられないのでしょうかね
亡くなった恩師が櫻の木の下でそう嘆いていた朧に
先生には誰か戀をして居たのかもしれない
思う人間凡ての戀が成就すればいいのに
そうしたら悲しみも苦しみもあの櫻の下に埋めなくて済むから
櫻の木は今
年も人の想いを吸って薄紅色の櫻を咲かせる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 17:45:06
3691文字
会話率:0%
漫画やアニメの所為で性犯罪が増える論を見ると反射的に思い出す不愉快な話。批判ではなく、似たような経験してるひとの話を聴いたので、結構あることなのかもしれないと思って書きました。
最終更新:2025-02-15 13:21:36
1866文字
会話率:10%
前世では有名なクリエイターだった記憶を引き継いだ少女が他者と関わりながら前世では満たされなかった何かを探していく、そんなお話――なのかもしれない。
最終更新:2025-02-14 20:00:00
303378文字
会話率:48%
「おにぎり食べたい」というお嬢様の呟きをきっかけに、前世を思い出した従者。
(もしかしてこれって、日々、お嬢様の従者として自己研鑽に励んでいた俺への神様からのプレゼントなのかもしれない。ああ、神様、ありがとうございます!)
(お嬢様のた
めなら、おにぎりだけでなく、ラーメンだろうがお好み焼きだろうがトンカツだろうがピザだろうがなんだって作って見せる!!)
お嬢様大好きな美貌の従者と、のんびりした天使のようなお嬢様のお話です。
※※『作戦名は「先手必勝!」 虐げられるとか本当に無理なので、早めに回避します!』の続きのお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 15:27:09
33891文字
会話率:33%
貧しい子供時代に何度も諦める事を学んだせいだろうか?
それとも予想に反して平均以上の収入を得る事ができて満足だからだろうか?
まったく出世には興味がない大人になっていた。
今日も、片手間で仕事しながら、熱心にスペイン語を勉強した後、文化人
類学の本を読み、いつしか異国にわたり異文化に触れう事を夢想した、、職場は理化学研究所だけどな。
社会構造の流れに逆らって無駄な勉強をするのが、俺の生きがいなのかもしれない。
そう思いながら風を肩で切りながら、駅に向かってあるく道すがら、、急に眠るように倒れてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 12:50:13
738文字
会話率:15%
かつての俺、パト・ディカイオス・エウレカは、【帝王神】と呼ばれる最高位神の12人の候補生である【帝王神候補】第1位として君臨し、自身が統括する惑星【エウレカ帝国】で充実した生活を送っていた。
ある日、世界中を旅したいと思い立った俺は、
自身専属の神である【専属神】のメリアと共に太陽系第三惑星【地球】を訪れていた。
『珍しいものだな、こんなに綺麗な星は』
『そうですね!この星は生命に満ち溢れていてとても美しいです!』
何気なく交わす会話。仲間と過ごす楽しい時間。
俺は勉強の日々に疲れ切った体を癒すため、全力で旅を楽しんでいた。
しかしそのひと時は、突如現れた闇の住人により儚く砕かれることになる。思い出すのは、ある凶悪な男によりもたらされた悲劇。明確な殺意を纏っていたその男の目的はーー
『邪魔者の粛清、それだけだ。』
こうして俺は敗北した。自分の力に慢心し過ぎていたのかもしれない。敗北して、帝王神候補であったはずの威厳、世界の誰よりも愛していた専属神、全てを超越する力、技術、あらゆるものを失った。
だが、まだだ。そう簡単に諦めるほど、俺は素直じゃない。俺のことを心配してくれる仲間がいる。帝王神になって世界の頂点を獲るという目標がある。その燃えたぎる心が、再び俺を突き動かす。
これは、全てを失った俺が最強を取り戻すまでの物語。世界を背負った神の、最強を賭けた旅の記録だ。
チャンネル登録者10万人のYouTuber【パトパトチャンネル】による物語を一部改変し、待望の小説化!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 11:01:41
14029文字
会話率:39%
小さいころからずっと一緒だった隼人と咲空が修学旅行でのある出来事によって幼馴染という関係からカップルに⁉最初は何にも思っていなかった隼人も守りたい、大切にしたいと思える人ができた。しかし、咲空は付き合い始めてすぐに直せない重い病になってしま
う。
これは二人の短くて寂しい物語
・・・なのかもしれない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 06:30:00
6261文字
会話率:29%
世はクリスマスイブ。
終わらない残業に追われていた社畜。地井戸呉夫(ちいとくれお)が地震で壊れたエレベータの穴から落ちた先は異世界のダンジョンだった。
罠にはまりダンジョンに閉じ込められていた異世界の女性、エミュと力を合わせ未知のダンジ
ョンからの脱出に挑む。
おや?
もしかしたら俺にはダンジョン攻略のヒントが読めるのかもしれない。
◇
◇
◇
完成している10話分を連続投稿し、以降はマイペース更新になります。
この作品を読んで「おもしろい」「続きが読みたい」と思った方は、是非ブックマーク登録、★~★★★★★評価をお願いします。
いただいたブクマ、評価が続きを書く原動力になります。
よろしくお願いします。
X(Twitter)Darjack51 にて作品更新通知します。
執筆停滞中の前作も気が向いたら覗いてやってください。
https://ncode.syosetu.com/n2141gw/
「屑星だって生きている~誰か教えて!ユニークスキル【editor】の使い方~」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 22:00:00
49612文字
会話率:29%
巻き込まれたならまだ良かったのかもしれない。
なんでおっさんが名指しで異世界召喚なんてされてしまうんだ?ちょっと意味が分からない。
最終更新:2025-02-08 20:00:00
49733文字
会話率:39%
持ち前の超後ろ向きな性格が災いして気づかなかったけれど、もしかしたらこの世界って乙女ゲームなのかもしれない。
ゲームに縁のない生活を送っていた主人公の、「乙女ゲームって多分こんな感じ」というふわっとした知識だけで果たして断罪イベントを乗り切
れるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 06:00:00
311513文字
会話率:37%
鏡に映るのは、いつもと通りの真っ黒な髪と大きく開いた真っ黒な瞳。ただし、髪はなんだかいつもより艶々しているし、大きな瞳を囲む漆黒の睫はやけに上向に長くカールしているような。ピンク色の唇はつやつやしてて、瞳なんかもうるうるとしていて・・・
ど
こからどう見ても女の子・・・な、俺?!?!?!
ここは魔法とファンタジーの息づく世界。
リュカ・ジョレンテ。15歳。
王立魔法学校 中等科3年生。
《世界の最果て》出身で、ばーちゃんがチートな大魔法使いってことを除けば、いたってフツーの男子中学生だ。
ある日、大賢者ガルゼニティの塔での掃除バイト中に、古い冊子を見つけるが、不幸が重なって壊してしまう。
退学を恐れるあまりこっそり持ち帰って補修魔法を試みただけのはずが、朝起きたらなぜか女の子になってしまっていた。しかも親友のロイド以外は、俺のことを初めからから女の子だったと思っている不思議。
チートなばーちゃんの孫の俺も、フツーではなかったのかもしれない話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 00:38:54
81471文字
会話率:19%
ほのぼのなダンジョンのお話
ダンジョンでのちょっとした出来事なのかもしれない
スタートダッシュ
モンスター達が走り出す
それも彼等は闘いながら 攻撃魔法などを繰り広げたのだった。
「いくわよおお ファイアーボール」「アイス・スピア」
魔法を使える亜人モンスター
「ぴぎゃああ」「ふぎゃあああ」「!!!!」
情け容赦ないモンスター達の闘いかも知れない。
特に被害は勿論 足、逃げ足の速い雑魚モンスター達 スライムとかと
ほのぼのダンジョン短編集
他サイトにもあります
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-07 22:11:13
3463文字
会話率:40%
探偵の佐幸輝夜(さゆきかぐや)という女性は、毎回奇妙な物に出くわす。
自らを怪異と称するのっぺらぼうの市松(いちまつ)は、望みがありながらも輝夜を守るも、ある日輝夜に顔を見られる。
のっぺらぼうのはずの顔には、亡き母親の顔が映っていた――そ
の後市松が輝夜の命と顔を奪おうと狙っている事実が判明するも、情がわいた市松は一族を裏切り輝夜を命がけで守る。
輝夜もまた母親の顔を盗んで殺した市松を許し、市松の苦悩を知る。
市松は人間の顔が欲しいと願い、ケサランパサランを使い叶えるも、輝夜がその後死んだ行為によって願いをなかった行いとする。
世界線はそうして輝夜が生きていた軸と戻り、相も変わらず怪異と過ごしていたが、輝夜にはとんでもない隠れた美学があった。
輝夜の美学を知った市松は、輝夜をただの人間に戻したがる。そうでないと、輝夜はきっと人間の輪から外れる。
『そう、それなら貴方は今まで気狂いな偽善を貫いてきたのね』
輝夜の美学に惚れ込んだ者達は輝夜に傾倒していき、まるで信仰のような恋模様も出来上がっていく。
恋心を殺し、味方になった怪異や市松は、輝夜の美学をねじ伏せようとするも、輝夜の友達は告げた。
「行動力がありすぎる善だと思っておけばいいじゃないか。真っ当な善なんてない。狂気なんだよ、善人は」
果たして狂っているのは輝夜か、周りか、それとも人間か。
善について語ろう。これは善とは何かを、吟味し続ける話だ。
何処まで人は犠牲になれるのか、何処まで人は善に狂っていられるのか。
人のために動く心や助けたいと感じる気持ちは、何処までが偽善で善なのか。本心を偽ってでも助けるのは偽善なのか。
その答えが見つかったとき、初めて輝夜は正常となるのかもしれない――。
※一部残酷・暴力表現が出てきます。某所にも載せてます。
※短編集ではありますが、話数が多いため連載にさせて頂きます。
ネット小説大賞第九回、十回 一次通過作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 22:10:00
310936文字
会話率:44%
危険を伴うものかもしれないけれど、そのひとときを味わいたい……。
最終更新:2025-02-07 22:00:00
2235文字
会話率:0%
それは強い願いであり、努力なのかもしれない
最終更新:2024-03-29 19:00:00
3980文字
会話率:0%
スカルファッション。
私が小学生だった時分も、それが流行っていたときだった。
その魅力は、当時の私が想像の上をいっていたのかもしれない。
最終更新:2023-04-17 18:00:00
3122文字
会話率:0%
【書籍版2巻 3/15発売!】 https://www.es-novel.jp/special/parry/
【コミカライズ】ニコニコ https://seiga.nicovideo.jp/comic/50389
コミックアーススター ht
tps://www.comic-earthstar.jp/detail/parry/
///
其れは、【パリイ】を極めし者の物語────。
「全てにおいて、一切の才能がない」
十二歳でそう判定された才能なしの少年、ノールは一人、生まれ育った山に籠り鍛錬することを決意する。
努力すれば、いつか自分だって。
幼い頃に聞いた冒険譚の主人公のようにだってなれるはず。
そんな希望を胸に秘め、ただ一つ身につけた剣技【パリイ】でひたすら目の前の木剣を弾き続けた。
そして、十数年の月日が流れ────。
「パリイ」
やがて、剣を振るわずして千の木剣を弾けるようになった男は思う。
いくら努力しても、望んだ結果は得られなかった。
そろそろ自分も夢から醒める頃合いなのかもしれない。
それでも、幼い頃に思い描いた夢を捨てられず、男は再び街へと向かった──。
◇◇◇
これは、いつのまにか世界最強クラスの力を手にしているのに、一切気がつかないまま強敵を打ち倒していく男の英雄譚である。
※タイトルなど調整中です。
おかげさまで
日間総合ランキング1位
週間総合ランキング1位
月間総合ランキング1位
四半期総合ランキング1位
年間総合ランキング1位 達成(いっとき)
また累計で31位(!)ぐらいとなりました。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 16:01:20
1151569文字
会話率:34%
彼に出会ったのは雨の降る夜。
だから、彼に付けた名前はヨル。
彼に出会ったのは街灯が灯る夜。
向かいから歩いてくる彼にヨルを重ねたのは、夢の始まりだったのかもしれない。
これは猫によって繋がれた、私と彼の物語。
最終更新:2025-02-04 20:00:00
107121文字
会話率:31%
過去にあった出来事が原因で、コミュ障になってしまった主人公。
彼――名を海斗という少年の唯一の友達は、ネットで知り合った一人の女の子だけだった。
その子の素性は全くわからない……もしかしたら、女の子ですらないのかもしれない……。
しかし、海
斗にとっては彼女がどんな人間であろうと、大切な友達に変わりなかった。
彼の事を周りの人間は、「オタク、根暗でキモい、存在感が無い」などと馬鹿にし、事務的内容以外では近寄るものすら居ない。
そんなボッチ生活まっしぐらのある日、父親の再婚が原因で――幸か不幸か、彼の生活は一変する。
美人姉妹と家族になってしまった海斗。
本来なら、喜ぶべきことかもしれない。
しかし、彼はそれに対して絶望し――そして心にある誓いを立てたのだ。
(この女、いつか絶対泣かす!)――と。
海斗は次第に、学園屈指の他の美少女達とも接点を持ち始める。
彼女達のせいで、今までのボッチ生活という名の平穏が一変し、リア充生活という名の波乱に放り込まれる海斗。
果たして彼が行き着く先は、天国なのか地獄なのか――。
※舞台は現代ですが、この世界の登場人物、ルール、価値観、環境などは現実とは少し違うことをご了承下さい。
※作中の人物がしていることは違法行為も含みますので、決して真似しないようにお願いします!
※二巻発売中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 18:29:33
964153文字
会話率:26%
「嫌い」について語ること。
それは現代、もっとも忌み嫌われていること。
嫌いなものはブロックして視界から消す。
今の人はそうする方が好みなのかもしれない。
しかし、あえてここでは自分の「嫌い」について語り尽くしてみたい。
それはきっと自分
を、社会全体を、そして人間そのものを知るカギになると考えているから。
まあ、要は言いたいことを好き勝手言いたいだけですね。
お目汚し失礼いたします。
【「嫌い」を語る上でのマイルール】
①特定の個人・集団を口撃するためではなく、自分を知るために「嫌い」を表明する
②「批判」は「批判」でなくてはならず、「誹謗」であってはいけない
③できる限り客観的に、そして論理的に書くこと。ただしどうしてもそれ以上説明できない感情は、無理な理屈をならべずに素直に「わからない」と言う折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-03 22:22:36
8373文字
会話率:2%
引きこもり令嬢、ツェツィーリアには秘密がある。
それは、満月を見るとうさぎになってしまうこと。
この体質を自分でコントロールできないツェツィーリアは何があっても家から出たくない、でもデビュタントの時期は迫っている。
いろいろがん
ばってはみたものの、結局自分の屋敷でお披露目パーティーが開かれてしまう。そこで偶然出会った双子の王子に“不敬罪”として投獄されてもおかしくない大失態を犯すツェツィーリア。
とうとう首と体が離れてしまうのかもしれないと震えていると、双子の王子が提案してきたのは『不敬罪を見逃す代わりに双子の婚約者になること』だった。
でもこの双子、世間一般で知られていない『腹黒い一面』を持っているようで──?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 16:23:10
22245文字
会話率:38%