尾鷲 玖人(おわせ くひと)は、一般的な日本人の男子高校生だった。
だから、猫を庇って事故に遭った玖人の魂は普通ならば仏に導かれる……はずなのに、目覚めた場所が天使たちが生まれる“ゆりかご”の中だったために、天使の一員として天界に組み込ま
れることになる。
でも、ちょっと待って?
「俺の前の体、まだ生きてるんですけど!? できれば、元の体に戻りたい!!」
迎えに来た天使に帰天されそうになりつつも、何とか猶予を勝ち取った玖人は、元の体に戻るために“奇跡”を起こせるという力天使を目指すことを決意する。
しかし、ここでまたもや問題が発生。
それは……支給品が黄金の矢と鉛の矢だったこと。
「俺、もしかして天使じゃなくて……ギリシャ神話に出てくるキューピッドなんじゃないの??」
そう。玖人が庇った猫は、実は、ギリシャ神話の愛と美の女神・アフロディーテだった。
アフロディーテの善意といたずらのせいで、玖人はキューピッドの正体を隠しながら、期限内に力天使を目指すという二重の試練に挑むことになる。
これは、天使たちの中に紛れ込んだキューピッドが、その能力を駆使して天界を成り上がっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 23:49:04
53047文字
会話率:22%
「いやいやいや、この村人強すぎじゃない!?」
中肉中背で地味な高校2年生の田中剣(たなかつるぎ)。彼は下校中車に引かれそうになったが、突然全体が白くて何もない空間に連れていかれた。目の前には自分は女神だという美女が立っていた。その女神は彼が
もといた世界とは違う世界を救ってほしいと懇願する。彼はチート武器&チート身体能力を授かり、自信満々で異世界に転移するが……。
異世界コメディ物を書こうと思います。
カクヨムにも連載しています(二重投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 15:22:05
6682文字
会話率:25%
2022年2月24日にウクライナへと本格的な侵略を開始した国では、オリンピックに類似した国際大会がおこなわれていたそうです。
パリ2024年夏季オリンピックは、7月26日から8月11日まで開催。オリンピックと比べると、本作品で扱う国際
大会は不自然さがすごく、そこに着目しました。日本で開催された東京五輪との比較もあります。
※内容は投稿時点での情報です。数字などが間違っている可能性もあります。一定の配慮のため、国際大会の正式名は出していません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 02:20:41
1676文字
会話率:37%
小さなコンパクトが教えてくれた、彼の秘密。謎めいた恋人の正体を知っても、それでも私はあなたといたいから。この選択を後悔しない。だから、つれていって。
最終更新:2024-07-25 18:38:10
2298文字
会話率:47%
「王太子が公爵令嬢に婚約破棄するのを他人事で見ていたら後日まさかのとばっちりを受けました」の番外編です。こちらの作品は本編を知らないと分からない作品です。
溜めてから投稿していないので、間が空くかもしれませんm(_ _)m
ご感想で刺繍の回
のヴァングラス視点のお話を読んでみたいといただき、想像したら楽しくて一気にヴァングラス視点で書けたので投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 09:16:31
9645文字
会話率:33%
診断メーカー『あなたに書いてほしい物語』より
キーワード:
最終更新:2024-07-13 17:34:33
755文字
会話率:6%
「殺せ」
捕われたその娘は、恐れる風もなくキッパリと言い切った。
「殺さねえ」
張飛は動じることもなくそう返す。
「敵に囚われておめおめ生きてなどおれぬ。この首を刎ねて手柄といたせ」
「どこの誰だか分からねぇと手柄にもならねぇな。そ
れに小娘一匹斬ったとあっちゃ、この張益徳様の名折れにならぁ」
素性が分からぬと言われた娘は、胸を張って名乗った。
「わが名は夏侯珠。字はまだない」
◆三國時代、劉備陣営にその人ありと謳われた燕人張飛と、後にその妻となった夏侯氏の物語。正史準拠ですが若干の創作を含みます。
◆歴史好きのくせして歴史ジャンルは初投稿、それも最近主流の歴史改変ものでなくて単なるエピソード紹介……あっ待って石投げないで!(爆)
◆ン十年前に書いてnetの片隅に放置していたものをサルベージしてさらに放置していたもので、5年ほど前に若干の手直しをしてさらに放置してました(爆)。
現状で都合よく上げられる作品がないので、仕方なく放出します(笑)。
◆ひとまずなろう限定公開です。気が向いたら他サイトにも上げるかも。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 18:30:00
2370文字
会話率:42%
目の悪い人、ちょっとだけ気にしといた方が慌てずに済むやもしれません…
最終更新:2024-06-30 20:00:00
4390文字
会話率:12%
はだかバンザイ!!裸族最高!!さあみんなで仲良くご一緒にすっぽんぽんライフ!!
※童話にちなんだお話ですが、とても児童向けの内容ではないので純文学扱いといたします※
最終更新:2024-04-05 20:00:00
3994文字
会話率:19%
主人公の誠が恋人の瞳といた部屋に、義理の妹の美幸が就職して上京したから同居したいと突然押しかけてきます。誠と美幸は幼い頃から仲の良い兄妹でしたが、二人が大学生のころに両親から義理の兄妹と知らされて、将来の結婚を意識するようになっていました。
美幸と自分が似ていると気づいた瞳から、誠は別れを告げられます。誠は美幸から「恋愛ごっこ」をして一人の男性として好きかを確かめたいと言われて「恋愛ごっこ」が始まるのですが、誠はしたたかな美幸に翻弄されていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 06:00:00
36784文字
会話率:60%
リニューアル前に書きかけていた物語を幾つか、こちらへと併せて掲載しようと思っております。
2作目以降の投稿は不定期です(^_^;)
始めの二つは、
もともと交流相手の方との雑談から生まれたものであり、600文字のショートショート企画として
書き始めましたが、
ネタが600文字に収まらず、別の形で出そうと置いてあったものでした(・・;)
今回ネトコン企画に併せて投稿といたしました。
お気軽に見ていただけると嬉しいです(*^^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 05:47:13
5944文字
会話率:26%
この出会いが、誰も運命だとは思わない。
この春が、素敵な風を運ぶというのなら、花粉だけは勘弁してくれよと思う。
憂鬱な始まりを、気だるげな意地悪で繋ぎ、そこから終わりまで甘酸っぱい匂いがする。そんな青春時代の切り抜き。
あの子といたあの坂道
には、あの時しか分からない匂いがした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 11:23:13
3170文字
会話率:23%
俺こと如月修は中学校の卒業式を終えて家に帰宅したが、家にいるはずの親がおらず、ダイニングテーブルの上には『修、お前ももう中学卒業だ。もう一人で生きていけるだろう。俺と母さんは旅に出てくるよ。高校一年分の学費と生活費は銀行の口座に残しといたか
ら、それで頑張ってくれ。また会おう』と書かれた手紙が、
と今はここまで。続きをあげたら言えるところまで順次足していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 17:00:00
94017文字
会話率:43%
義母からひどい扱いされても我慢をしているアンジェリーヌ。
メイドにも冷遇され、昔は仲が良かった婚約者にも冷たい態度をとられ居場所も逃げ場所もなくしていた。
そんな時、アルコール入りのチョコレートを口にしたアンジェリーヌの性格が激変した。
ま
るで別人になったように、言いたいことを言い、これまで自分に冷たかった家族や婚約者をこぎみよく切り捨てていく。
実は、アンジェリーヌの中にずっといた魂と入れ替わったのだ。
それはアンジェリーヌと一緒に生まれたが、この世に誕生できなかったアンジェリーヌの双子の魂だった。
新生アンジェリーヌはアンジェリーヌのため自由を求め、家を出る。
アンジェリーヌは満ち足りた生活を送り、愛する人にも出会うが、この身体は自分の物ではない。出来る事なら消えてしまった可哀そうな自分の半身に幸せになってもらいたい。でもそれは自分が消え、愛する人との別れの時。
果たしてアンジェリーヌの魂は戻ってくるのか。そしてその時もう一人の魂は・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 21:35:40
97196文字
会話率:45%
何としても三分以内にヤツとの決着をつけなければならない。
何故ならば……。
※虫、黒い悪魔がダメな人は閲覧やめといたほうがいいです。
※この作品はプロフィール記載の各投稿サイトにも重複投稿しています。
最終更新:2024-05-11 15:23:35
1315文字
会話率:12%
コシル国を興した4人のうちの一人、大賢者の血筋のメヒレス伯爵家の朝は、名前と年齢の確認から始まります。最初は母国語で、次に古代語で。
赤い羽根をつけている人は古代語が流暢なので、古代語をマスターするといただけるのではないかと思います。多分
。
赤い羽根持ちに憧れる侍女見習いリナが、知ってしまったメヒレス家の秘密とは?
◇◇◇◇
連載として投稿していましたが、ご指摘をいただいたので短編として投稿し直します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 06:46:44
3896文字
会話率:29%
あいつは黒くてでかくて何考えてるかわからないやつだけれども、ニゴーチなんて伝説上の魔物に似ていないし、その名前で呼ばれる筋合いはないぞ。
※『真実の愛ソムリエといたしましては、それは星なしですわ』のランドルフとルーカスの学園時代のお話です
。この物語だけ読まれても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 14:14:04
5171文字
会話率:40%
2年ほど前から流行り始めたこの「真実の愛」に目覚めてからーの婚約破棄パターンの物語は小説や舞台が大成功するたびに、より身分の差が激しくありえなさが加速していっている。
子爵令嬢のリーチェは流行る前から注目していたいわゆる古参である。ありとあ
らゆる真実の愛パターンを読み比べ、吟味し採点することが趣味になってしまった。
でもねー
と、いっぱしの自称・真実の愛ソムリエとしては、やっぱり恋に落ちる根拠は納得できるものが欲しいし、あまりに荒唐無稽な設定ではふとした時に我にかえってしまうので、それでは味気ないと思ってしまう。
婚約者のルーカスさまに婚約破棄されるとしたら、どんな設定が萌えるかしらーなんて妄想していたらバチが当たるかしら?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 22:42:42
7980文字
会話率:43%
私は獣人です。私は獣人だからみんなと仲間はずれにされました。居る意味あるの? って言われました。私もそう思います。
関係ない!私たちでチームを組もう!きっとそれが楽しい!1番楽しい!!
ボクは……まだ喋れない、勉強中。チーム、難しい。や
めといたほうがいい。
ごちゃごちゃうるさい! 私とチームを組もう!
俺は普通に人間なんだけどな……お前人間じゃないって言われてさ。俺は人外なのかな? 俺は人間だと思ってるんだけど
知らん! うちのチームにそんなのは関係ない。どうせみんな人外なんだぜ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 22:34:14
12674文字
会話率:57%
「イチゴンザレス、です」
「いや、それは ‥ 」
‥ 分かる。
なんで、イチゴンザレスが、『現実化して、存在してるか』と云うのが、問題。
イチゴンザレスは、ミカッパと並ぶ、ゆるキャラ案。
有力候補にまで上がったが、最終的にプレゼンに出
したのは、ミカッパ。
イチゴンザレスは、ミカッパに比べて、かわいさが足りなかった。
「なんで、イチゴンザレスが、生きてここにおんねん?」
「分かりません」
「ワシも、分からんねヤ」
ヨシノとイチゴンザレスが、揃って答える。
ミラノ(ミカッパ)のプレゼン資料は、リュースケのノートパソコンで、
イチゴンザレスのプレゼン資料は、ヨシノのノートパソコンで、
各々、独立して作っていた。
‥ ああ ‥ なんや分かったような気がする。
「ヨシノ」
「はい」
「お前の使っていたプレゼン・ソフトは、何や?」
「センパイとおんなじやつ、です」
「いつも使てるプレゼン・ソフト、やないんか?」
「こっちもプレゼンに掛ける可能性あったから、
『センパイのソフトと合わせといた方が、ええかな』と思て、
センパイからもらったソフトで作ってました」
‥ ああ ‥ それでか。
「 ‥ それやな」
「どれです?」
「PP」
「えっ?」
「プレゼン・パスポート」
「センパイから、もらったソフト」
「元凶は、そいつやな」
ヨシノは、小首を傾げる。
「はい?」
「いや、PPが元凶」
「いや、意味が分かりません」
「俺もよう分からんのやけど、
PPに載ったゆるキャラは、現実化するらしい」
「そんなアホな」
ヨシノが笑い飛ばそうとした時、リュースケの胸元が震える。
ガサゴソと、微かに音を立て、動く。
リュースケのYシャツの、第二ボタンが外れる。
ジリジリ、ジリジリ、外れる。
第二ボタンが外れると、一呼吸置く。
一呼吸置いて、そいつは急に、顔を出す。
バッと云う風に、顔を出す。
オレンジ楕円形で、頭に水平に乗せた、緑の五芒星。
確かに、ボタンを外さないと、顔を出せない。
「よっ」
そいつは、ヨシノに挨拶する。
ヨシノとそいつの眼が、合う。
ヨシノはそのまま、眼をズラして、リュースケの眼を捕らえる。
「センパ~イ」
「なんや?」
「これ、何ですか?」
ヨシノは、リュースケの視線を捕らえたまま、黒目だけをピョコンと一回、下方に動かす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 10:35:16
25317文字
会話率:43%
「本来選ばれるのは私じゃない」と思い悩む乙女ゲーのライバルキャラ、「あの方とは住む世界が違う」と諦めた身分差の恋、「私なんかといたら彼は幸せになれない」と自信なく不安がる少女……。
こ の 世 界 に そ ん な も の は な い !
! !
葛藤!?謙遜!?憂慮!?んなのに惑わされる暇があるならさっさと告って幸せになれ馬鹿野郎ども!!!!
これは、そんな物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 21:00:00
13447文字
会話率:92%
高校2年生の萩野海斗(17)は同級生の宮園姫奈にずっと憧れ、恋心を抱いていたが、勉強ばかりしてきたせいで女子と話した経験はさほどなく自分に自信がもてず、話すことすらできずにいた。
しかし、掃除当番で一緒になったことをきっかけに少しづつ距離が
縮まっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 01:57:38
42470文字
会話率:45%
僕は大人の記憶を持ってこの異世界に転生した。
こ、これはもしかしてこの世界では英雄になれるんじゃないか?
僕は将来に大きな期待を持っていたのであるが、6才になった日に僕の希望は打ちくだかれてしまった。
それは僕に与えられた<ギフト>
が、この世界で知られている限り最悪なBRDだったからだ。
これは、BRDギフトの謎を少しづづ解明することで希望を見出していき、やがて最強へといたる僕の物語である。
初めて物書きにチャレンジしてみました。
少なくとも物語に一区切りが付くまでは頑張って投稿していきたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 15:00:00
329496文字
会話率:47%