最強の殺し屋と呼ばれた者が居た。その人物の名は一殺羅。
これまで数々の人を殺して来た彼は当然、何度も警察に追われてきたものの、いつも消えるように警察の目を欺き、逃亡する。
そんな殺羅には殺しをする上であるルールを設けていた。それは、依
頼を受けていない相手は例えどんな相手だったとしても殺さないという物だった。
ある日、殺羅は何者かに撃たれて死にかけた。その中で殺羅は中学校の頃のクラスメイトと共に異世界転移してしまう。
本来ならば召喚されると特典が一人一人渡されることとなっているが、殺羅だけ満身創痍で異世界に召喚されたため、神は傷の回復こそしたものの、殺羅に特典を渡すのを忘れてしまい、殺羅だけ特典無しで異世界の地に降り立つことに。
しかし、勇者として特典無しは認められず、追放されてしまう。
そんな殺羅はある青髪、青眼でみすぼらしい服装の少女と出会い、殺羅の異世界冒険譚が始まる。
殺羅は元の世界で培った殺しの技術で異世界にその名を轟かせる。
これからもタグを追加するかもしれません
2021/2/3、投稿開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 07:00:00
60550文字
会話率:43%
ある日捨てられてしまった一枚の毛布。
よたよたでみすぼらしい毛布に一体何が起きるでしょうか。
MAGNET MACROLINK、カクヨムにも掲載中。
最終更新:2021-01-21 22:04:16
2468文字
会話率:52%
思い返せば色々なことをイザベラに仕掛けたものだ。
言葉遣いを嘲笑った。服装の汚れを嘲笑った。
髪の毛が跳ねていたのを大声で嘲笑った。
教科書を忘れてきたことを大声で嘲笑った。図書室へ行けば貸してもらえることをわざと教えて、恥をかか
せた。
教科書とノートにくだらないパラパラまんがを描いてやった。さぞ勉強するときに邪魔だったろう。
テストの点数を大声で嘲笑った。テスト勉強で時間を潰す姿は滑稽だった。
風邪を引いたあの子の体調管理を嘲笑い、頭に響く高笑いを浴びせかけて医務室へ惨めに追いやった。
席の横を通り過ぎる時に足を引っ掛け…たのはあそこの令嬢Aだったか。セコい女だ。
得意の風魔法でスカートをめくり上げた…のも令嬢Bだな。私は炎魔法しか使えない。
みすぼらしい弁当をここで食うなと教室で責め立て、屋外の一人か二人でしか食べられないベンチへ追い込んだ。いつもその姿を間近で笑ってやった。
最終的には階段から突き落とした。あそこの令嬢Cが。怪我でもしたらどうするつもりだったのだあのバカ女Cは。
他にも色々やったが、どれもあの子を追い詰めるものだった。
そして大半は私がやった。ええ確かにやった。
考えつく限りの悪逆非道だと思う。
とても楽しかった。ええ、それはもうとっても。
涙を流すあの子の顔は今思い出しても笑えるわ。
今思い出しても笑顔が抑えきれないほどに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 18:00:00
6610文字
会話率:34%
これはいつかどこかの誰かが語り記したもの。
四つの文明が世界を争う時代に、山のような男がいた。
男はかつて戦に生き、今は『答え』を求め、隠者を探して旅をしている。
ある街で気まぐれに男はみすぼらしい少女を拾った。
こうして男に初めて旅の仲間
ができた。
それは男の旅路に初めて彩を与えるものだった。
『色』持つ者たちがひしめくこの世界で、男は今日も『答え』を求めて彷徨い歩く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 20:24:02
105926文字
会話率:35%
「この不細工でみすぼらしい女は聖女ではない」
“聖女”として召喚された二人の女性のうち、平凡な容姿をしていた紗代を見た王子様は、聖女ではないと彼女を冷たく切り捨てた。
聖女ではない紗代は「不用だ」とされ使用人としてお城で働くことになり、不当
な扱いを受けていた。
ある日、森で偶然見つけた転移門をくぐり抜けた先でもふもふ毛並みの獣と無愛想な魔術師の少年を出逢い、彼の身の回りの世話をするという契約を結ぶのだった。
最果ての地に建つ魔術師の塔で美少年魔術師に翻弄されながら、もふもふに癒やされるオマケ女子、紗代の異世界家政婦生活が始まる。
*活動報告に頂いた紗代のイメージイラストがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 18:13:37
114325文字
会話率:35%
私は稀有な光系統魔法を持っているだけで平民ながら有名貴族の巣窟である王立魔法学園に特待生として通うことになったんだけど、毎日といっていいほどある人物に絡まれていた。「おほほ! 相変わらずみすぼらしい格好をしていますわね、ティアさん!!」シン
シア=ゴールドリリィ公爵令嬢。もう絵に描いたような高慢な彼女はとにかく自慢ばかりで腹が立つことこの上ないのよね。本当それだけで、美人さんだなとか、実は優しいんじゃないかとか思ってないんだから!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-07 12:08:41
8879文字
会話率:45%
大陸最強の名声を欲しいままにした、歴代最悪の黒魔導士レイア・フォールン。
あらゆる魔法に精通し、魔獣すらも従わせる彼の悪名はとどまることを知らず、遥か海を超え大陸の外にまで轟いていた。
当然、そんな彼を野放しにしていいはずがない。大陸
中の名のある大国が精鋭を集め、彼の討伐に奮起したのだ。その中には数千年の時を生きる賢者や、人智を超えた大精霊、誇り高き獣人の王までもが重い腰を上げた。
しかし、彼を止められる者は、誰一人としていなかった。
いかに優れた魔法でも彼を傷つけることはできず、いかに堅牢な封印でも彼を縛ることは叶わず、いかに研ぎ澄まされた牙でも彼を敗ることなく無残に散った。
時を巻き戻し、死すらも回避するおぞましき魔法。
《暴君の帰還(リザレクション)》
それが彼を最強たらしめる、彼だけの魔法であった。
のちに不滅の魔導士と呼ばれる彼は、悠久の時間を持て余した末、大陸最古の魔法を求め迷宮の最奥を目指す。
彼は己を阻む全ての障害を蹴散らし、瞬く間に最下層へと辿り着く。
そこで彼を待ち受けていたのは、なんともみすぼらしい一人の少女だった。
強者との戦いを望むレイアは、淡い期待を裏切られ、がっくりと肩を落として嘆いた。
馬鹿らしくなり少女ごと迷宮をぶっ壊そうと力任せに魔法を放つが、次の瞬間、レイアは迷宮の外にある湖畔で目が覚めた。
我に返ったレイアは湖に映った自身を見て驚愕する。
そこには先程のみすぼらしい少女と同じ年頃にしか見えない、目つきの悪いガキの姿があった。
それはレイアの魔法が発動したということ、つまり、時間が巻き戻ったことを示していた。
「……あのクソガキ、俺を殺しやがったのか?」
吐き捨てるような言葉とは裏腹に、レイアの口元が隠しきれぬ高揚感でだらしなく歪む。
不敗を重ねて数百年、とうに忘れかけていた敗北の味が、じわりと何かに火をつけた。
ーーかくして、不滅の物語は幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 01:06:35
1587文字
会話率:34%
むかしむかし、ではなく、ちょっとだけ昔。
あるお屋敷に、ゼゾッラと呼ばれる結構勝ち気な大公の娘が住んでいました。
彼女は、王子の許嫁。
美しくも愛嬌のある顔立ちをした彼女は、剣聖と呼ばれる腕前の父と精霊使いの母に愛され、幸
せに暮らしていました。
ですがしばらく経ったある日、病を患った母が亡くなり、悲しむ彼女を不憫に思った父親が、後妻を迎え入れました。
同じく夫を病で亡くした、かつて『氷の剣姫』と呼ばれた義母は、二人の娘を連れて共に暮らし始めます。
しかしその後、隣国へと出かける途中。
ゼゾッラは馬車ごと谷底に落ちて、父と共に亡くなってしまいました。
その葬儀が終わって、数ヶ月。
後妻と二人の娘が遺された屋敷に、一人の侍従が姿を見せるようになりました。
いつも灰に汚れた長い髪で顔を隠し、みすぼらしい服装をした彼女は、義母と二人の娘の身の回りの世話をしていると言われていましたが。
何故かほとんど、お屋敷から出ることを許されていないようでした。
義母と二人の娘は、彼女をこう呼んでいました。
ーーー『灰被り』、と。
その少女を冷遇する後妻と、二人の娘。
許嫁の死が、何者かの陰謀ではないかと疑う王子。
剣聖が持っていた地位を継いだ弟の、現大公。
思惑入り乱れる、今宵。
顔も知れぬ者同士が剣舞の美しさを魅せ合い、強さを競う王家主催の『仮面舞闘会』が開かれます。
その最中、王子の前に姿を見せたのは、灰色の仮面を被った細身の舞闘士。
剣聖の血筋にしか操れぬ硝子の双剣を振るう者に、王子は剣を掲げます。
「私と踊っていただけますか? ーーーゼゾッラ」
問いに答えぬ灰仮面と、青髪の王子の輪舞。
決着がつかぬまま、十二時の鐘が鳴り。
その、残された硝子の双剣の片割れを王子が手にし、持ち主を探すお触れを出した時。
ーーー十年前の謎の扉が、音を立てて開くのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 23:08:31
25413文字
会話率:38%
「マッチ……マッチはいりませんか」
みすぼらしい身なりの少女が一人、マッチを売っていました。
その悲壮な姿を撮影した動画は瞬く間にSNSで拡散され、世界中でマッチ売りの少女を支援しようとする気運が高まります。が、しかし……。
あまりの黒
さに童話ジャンルでの投稿を断念した問題作、ホラージャンルにて御披露目!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 06:22:52
1818文字
会話率:8%
「ストロングゼロ……ストロングゼロは要りませんか?」
衰弱したみすぼらしい少女は一人、寒空の下で酒を売り歩いていた。
人々はそんな彼女を無視して呆気なく通りすぎてしまう。
おお、神よ……彼女が幸せになる方法は無いのですか!?
いや、あ
る!
ストロングゼロだ!
ストロングゼロのストロングな力が奇跡を生む!
名作童話をアレンジした感動的短編!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-05 06:32:15
1669文字
会話率:49%
メカフィッシュ・バトル!それは22世紀の若者達が己の青春を賭けて挑む究極の戦いである。
新人メカフィッシュバトラー、田代太郎は、藁でできたみすぼらしい手製のメカフィッシュであるストローハイムと共に強敵、水麗院・アンドレ・杏子に挑む!
最終更新:2020-10-28 22:27:02
6046文字
会話率:60%
【あらすじ】
辺鄙な土地にある集落で、意地悪な継母や義姉たちから嫌がらせを受け続ける少女。彼女はいつもみすぼらしい格好をし、灰にまみれていたことから「灰被り」と呼ばれていた。しかし、彼女の正体は国の一部を守る役目を持つイーストプレイン家のお
嬢様だった……?
彼女を慕う使用人たちに救われるも、ある呪いをかけられた直後。
呪いを解決するため、そして貴族として立派に育つため、庶民癖が抜けないお嬢様と彼女を溺愛する(?)使用人たちの返り咲き生活が始まります。
【舞台】
舞台は龍に支配されたテイル王国。この国は金龍に支配されたセントラルランド、黒龍に支配されたノースキャニオン、青龍に支配されたイーストプレイン、白龍に支配されたウェストデザート、赤龍に支配されたサウスポートという五つの土地に分断され、セントラルランドを王族が、それ以外を土地の名をもらった四つの家系が守護している。王国内でも文化の差が激しく、電子機器が発達した土地もあれば呪術が深く根付いた土地もあるが、これには支配する龍の影響も強い。また、土地を守護する家系は龍と民、二つの存在を見守る重大な役目を持っており、彼らが不安定になると土地にも大きく影響を及ぼすとされている。
【小説情報】
・毎日更新実施中!
・登場人物名は2話以降の各話後書に記載
【見どころ】
灰被りとして育った優里はお嬢様の自覚なし。それでもなんとか使用人たちの気持ちに応えようとした結果無意識たらしが発動します。各地からやってくる個性豊かなキャラクター、そして優里の恋の行方を見守り下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 17:00:00
203644文字
会話率:46%
十分な光がない ・ 暗い ・ 周りが見渡せない ・ 杳としてようとして ・ 暗いくらい
かげりがある・光が十分でない まっ暗やみ ・ 暗い ・ 闇夜 ・ 文目も分からない ・ 冴えない ・ みすぼらしい ・ くすんだ ・ しょぼい 陰
気な どんよりした ・ やぼった見栄えのしない ・ 華がない ・ 見劣りのする 夜陰 ・ 薄闇 ・ 暗夜 ・ 光の届かない 照度ゼロ ・ 墨を流したような ・ 黒々とした 視界不良 ・ 視界が晴れない ・ 視界が悪い ・ どんより ・ 暗欝な ・重苦しい 灰色 ・ 鉛色 ・ 曇天 ・暗色 あやめも分からない ・ 漆黒の闇 暗やみ 不可視 ・ 見えない ・ 無明の闇 ・夜の闇 ・ 夜のとばり ・ 黒々と ・ 漆黒 ・ 黒色を帯びた ・ 目につきにくい 暗闇くらやみ ・ 暗がりくらがり 真っ暗まっくら 小暗いこぐらい ・ 闇やみ ・ 暗黒あんこく ・ 暗いくらい ・ 暗澹あんたん ・ 薄暗がりうすくらがり 仄暗いほのぐらい真っ暗闇まっくらやみ ・ 蒼然そうぜん ・ 薄暗いうすぐらい 光が(少)ない ダーク(だーく) ・ 灰色はいいろ ・ 暗鬱あんうつ 黯あん ・ 暗々 ・ 闇黒 黯澹あんたん ・暗あん ・ 黯淡あんたん ・ 闇々 一寸先は闇いっすんさきはやみ ・ 冥冥めいめい 幽冥ゆうめい 暗がるくらがる ・ 昏い 冥くら 闇くら………これくらいだろうか。
目の前が真っ暗だ。俺は眼輪筋に力は込めている。
しかし、どうしても見えない。
俺の目・・・どうしたのだろうか?
視力を失ってしまったのか?
失明・・・・・・
昨日までは見えていた。
一本道に続く赤信号も、朝日が照らす水溜りも、
見返り美人のパンティも、
この目は全て捉えていたはずだ。
それなのに………………
「新起のバカヤローーーー」
新起、それは俺の名前だ。
くわしく知りたい人のために説明しよう。
祓野新起。「お祓い」の漢字を用いて祓野と書く。中々珍しい名字だ。
新しいこと起こす、と書いて新起。親の希望が手に取るように伝わる名前だ。
俺の名前をいきなり呼んだ主は誰だろう?
しかし、耳も上手く聞こえていないようだ。若干聞き辛い。
どこかで聞いたことのある声だが、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 13:40:47
82897文字
会話率:30%
夏といえば海! 海といえば……?! そうだね! ヤドカリだね!!
クリクリお目々の、とびっきりキュートな節足動物!
……え? 脚のごちゃごちゃした部分が超キモいって? ……貴様の来世はヤドカリで決定な。
(あらすじ : メスヤドカリの
ミサキはライバルのアカネにみすぼらしい巻貝を超ディスられる。ミサキは潮溜まりの夏の風物詩・ヤドカリ☆コレクションで優勝しアカネにドヤ顔を見せつける事を誓う。筋トレマニアの弟・ヤマトとイケてる巻貝を探す旅に出るのだが、果たしてイケ巻は見つかるのか!? 見つからないのか!? それとも……見つかるのか?!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 16:10:21
8367文字
会話率:19%
行くあての無いみすぼらしい少女と、食べ物を取れなくなった老いたオオカミが森の中で出会い、暮らしてみた。
最終更新:2020-06-27 05:09:54
1465文字
会話率:44%
むかしむかし、とある街の広場に、『幸福な王子』と呼ばれる少年の像がありました。その像は意思を持ち、貧しい人々を救うために、ツバメの力を借りて自らの持つ宝石や金箔を分け与えていきます。人々は救われ、王子はどんどんとみすぼらしい姿になって、やが
て王子は街の人々に捨てられてしまうのでした。
……なーんて、まっぴらごめんだわさ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 22:44:00
2691文字
会話率:36%
❁*。【⠀貧しくも気高い男爵令嬢、アンジェ。そのかりそめの婚約者であり、「鉄の伯爵」と呼ばれる謎の男。二人の恋は、一筋縄ではいきません!⠀】❁*。
男爵令嬢のアンジェは外交官である父達と外国で
幸せに暮らしていた。
ところが帰国後、突然の父の死により、後見人となった叔父に領地も財産も取り上げられ、小さな双子の弟妹を抱えながら、みすぼらしい貧乏生活を余儀なくされる。
それでもアンジェはくじけずに得意の語学を生かし翻訳で生活を支えていた。
しかし叔父はそんなアンジェを厄介払いする為に歳の離れた老貴族との縁談を決めてしまう。
あまりの仕打ちに絶望するアンジェだが、その前に現われたのは国の英雄と評判の『鉄の伯爵』のあだ名を持つエインズワース伯爵。アンジェの父の遺言で伯爵はアンジェに婚約を申し込む。――とある条件をつけて。
絶対絶命のアンジェはその手を取り、彼のかりそめの婚約者となる。
貧乏暮らしから一転、華やかな暮らしがはじまり伯爵は献身的にアンジェを支える。その優しさに、アンジェは彼に心惹かれはじめる。だけど伯爵の態度は謎めいていて……。
※こちらは連載版です
※主人公の境遇やヒーローの行動原理に違いがあります
※完結まで執筆・予約投稿済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 17:00:00
79932文字
会話率:68%
❁❁❁連載版はじめました❁❁❁
【貧しくも気高い男爵令嬢、アンジェ。そのかりそめの婚約者であり、「鉄の伯爵」と呼ばれる謎の男。二人の恋は、一筋縄ではいきません!】
※こちらは5話完結 2万字の中編です。
※連載版とはヒーローの行動原理など
が違います
男爵令嬢のアンジェは外交官である父達と外国で幸せに暮らしていた。
ところが帰国後、突然の父の死により、後見人となった叔父に領地も財産も取り上げられ、小さな双子の弟妹を抱えながら、みすぼらしい貧乏生活を余儀なくされる。
それでもアンジェはくじけずに得意の語学を生かし翻訳で生活を支えていた。
しかし叔父はそんなアンジェを厄介払いする為に歳の離れた老貴族との縁談を決めてしまう。
あまりの仕打ちに絶望するアンジェだが、その前に現われたのは国の英雄と評判の『鉄の伯爵』のあだ名を持つエインズワース伯爵。アンジェの父の遺言で伯爵はアンジェに婚約を申し込む。――とある条件をつけて。
絶対絶命のアンジェはその手を取り、彼のかりそめの婚約者となる。
貧乏暮らしから一転、華やかな暮らしがはじまり伯爵は献身的にアンジェを支える。その優しさに、アンジェは彼に心惹かれはじめる。だけど伯爵の態度は謎めいていて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-25 22:59:14
22293文字
会話率:68%
ここ最近、全身の血を抜かれるという殺人事件が神奈川県で横行し、解剖医である誠一郎の司法解剖の依頼が増える事態となった。
実はその事件は一ヵ月前から少しずつ起きており、それと平行するように未成年の行方不明者も続出していた。
そんな中ある
夜、誠一郎はみすぼらしい姿の不思議な少女と出会う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-18 03:18:26
135955文字
会話率:35%
リリディアは母親を亡くしてから、継母と義姉をはじめ使用人からも冷遇される日々を送っていた。
そんなある日、彼女は父親に呼び出される。
みすぼらしい自分を嫌悪している実父が自分を呼び出すなんて珍しい。
何かあるな、とは思っていた。
「お前にはヴァルフォン辺境伯の元へ嫁いで貰う」
ヴァルフォン辺境伯といえば、強力な私設軍を持ち、王の次に権力を有し、ニールデンの盾とも呼ばれている英傑のである。
しかしその一方でカエル辺境伯と呼ばれ、顔がカエルそのもの、醜い容姿として知られる人物だった。
虐げられた少女とカエル姿の辺境伯が心を通わせ、やがて奇跡を起こす物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-07 19:00:00
73828文字
会話率:28%
「あなた、ずいぶんみすぼらしい恰好をしているのね。うちに来なさい。慈善事業の一環としてあなたを拾ってあげるわ」
家族に捨てられ一人さまよっていたところを助けてくれたのは、名のある魔術一族のお嬢様。
ところがこのお嬢様、前世で読んだ少女漫
画で悪逆非道をつくし刺されて死んだ悪役ユーフェミアだった!
「ユーフェミアお嬢様は私が守らなければ!」
拾ってもらった恩を返すため、ミラはユーフェミアの生存ルートを確保すべく奮闘する!
悪役令嬢の付き人となったミラが命の恩人のため頑張るお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-30 19:00:00
190580文字
会話率:41%
むかしむかし。とある村では、嵐が過ぎ去った後に病が運ばれてきた。
皮膚を黒ずませるそれは、高い致死率を誇り、村人たちの恐怖の的。
ある時、その村へふらりと、みすぼらしい格好の侍がやってきて……。
最終更新:2020-01-24 23:00:00
3300文字
会話率:10%