【ある少女の謎を解き明かす過程を描いた、恋愛否定・ミステリー】
あなたのくだらない片想い、終わらせます。
小湊心(こみなと・しん)は学生ながら探偵事務所を運営している。それは恋愛絡みの苦しみから人を解放するための探偵所。主な業務は依頼人
が思いを寄せる「想い人」の調査。隠された真実を暴き、「恋の盲目を解く」ことが目的だ。心には独自の恋愛観がある。それは「恋愛感情は子孫繁栄のシステムなので悩むのは愚か。もっと効率的に交尾対象を見つけるべし」というひどく偏ったものだ。
そんな心のもとに、彼の命運を左右する依頼が舞い込む。依頼人が調査を希望する「想い人」は有名なお嬢様・仲谷椛(なかたに・もみじ)。「男子禁制」の日々を過ごす妙な女子高生だ。
調査のため椛に近付く心だが、異性との接触が禁止されている椛が、どういうわけか心のことだけは拒まない。そのせいで生徒から注目を浴び、椛の護衛には睨まれ、密かに調査をしたい心は困り果ててしまう。
そんなある日、椛の関係者という謎の男から「蚊の話」を聞かされる。
男は蚊の生態を滔々と語り、最後に「だから、仲谷椛のことは放っておいてやってくれ」と告げる。蚊の話と椛の関連が分からずチンプンカンプンの心だが、ふとしたきっかけで椛が人の血液を見てうっとりと生唾を飲む場面を目撃してしまう──。
「蚊の話」と彼女の奇妙な反応。椛が男子禁制である理由。
歪んだ恋愛観を持つ探偵少年・小湊心は、数多の恋愛観に触れながら、また翻弄されながら、「蚊」に例えられるミステリアスな少女・仲谷椛の謎を解き明かすべく奔走をはじめる。そして彼女の裏に隠された真実の波に巻き込まれながら、自らが抱える「恋愛否定」のトラウマと向き合い、調査の中でその心根を変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 14:34:45
138933文字
会話率:33%
有名女優の娘である北村美月は、その事実を知られることなく生活していた。
現在、高校二年。
彼女について、校内で流れている噂がある。
「誰とでもヤる女」
その噂のせいで、散々嫌な思いをして。
さらに、母親の不倫のせいで、不快が募っていって。
それでも、好きなことだけは必死にやっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 21:00:00
37968文字
会話率:33%
あの犬はあの場所を動くことができない。そのことだけは確信がある。
最終更新:2023-08-09 13:46:56
2046文字
会話率:0%
学生の金元椿は、「何者」かになりたくて、創作をしている。
あの夜、オフ会での帰り道何者かに刺される椿。
目を覚ますと、病室にいた。警察から事情聴取され、防犯カメラには自分自身を刺している映
像が残っていると言われて困惑する椿。警察からは薬を
やっているのではないかと疑われる。
検査の結果、何も出なかったがまた来ると言われる。
病室での夜は中々寝付けなく、目を閉じ考えているとベッドの下で音が聞こえる。友達の加奈
が椿に会いに来た。
加奈は、ここは何かの実験する場所だと椿に伝え、一緒にここから脱出する。頭が追いつかな
い椿だったが、不思議と加奈のことだけは信じられた。そのままネットカフェまで逃走し、眠
りにつく椿。疲れが身体に出て、ぐっすりと眠っていた椿を叩き起こす加奈。椿が病室から抜
け出した件がネットニュースになっている。さらに椿択から魂変換機のレポートが残っていた
ことから金元椿を株式会社ユートピアと繋がっているものと警察は判断し、重要参考人として
行方を追っているという内容が書かれていた。レポートは大学で指定されたものを書いただけ
で、自分は何の関係もない。無実を証明するためにもユートピアに潜入して、データを渡せ
ば、警察も納得するのではないかと提案する加奈。それに乗り、翌日の深夜にユートピアに忍
び込む二人。警備員に追われながらも、なんとかデータ保管庫に辿り着く。金庫の中には大き
めの腕時計が入っていた。刹那、警察が部屋に入ってきて二人を取り押さえる。椿は急激な絵
眠気に襲われる。目が覚めた椿は廃ホテルにいた。謎の男と出会い、ここは元いた世界とは違
う世界で、加奈はここにはいないと言われる。
加奈はどこに行ったのか、それを知るために椿は、この世界を探索する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 17:24:16
76773文字
会話率:43%
「いろんな人にFAをもらう喜びを気軽に楽しんでほしい」
……そんな野望を胸に抱きつつ、おばちゃんは今日も色鉛筆を握っています。
今回は突拍子もない野望をちょっとずつ形にするべく、フリーイラストをまとめることにしました。
コンテンツ内のイラ
ストは全て、自由に利用いただいて構いません。
利用の際に作者への確認は不要。
ご自身の作品として発表することだけは避けていただければ、特段作者名を明記する必要はありません。
線画バージョンと塗装後バージョンをそれぞれ用意していますので、アレンジしてご利用ください。
なお、「200文字」ないと投稿できないということもあり、シチュエーション例としてショートショートも掲載していますが……まぁ、画力も文章力も微妙なもので、テキトーに楽しんでいただければ幸いです。
【お知らせ】
◆ご質問等には喜んで答えますが、感想でのリクエストは平にご容赦願えればと思います。細かいオーダーは受け付けておりません。
◆こちらはあくまで、フリーイラストを垂れ流すのを目的としております。ご自分の作品専用のFA が欲しいという場合は、「毎月第3水曜日」に作者の活動報告にてイラストのオーダーを定期的に受け付けております。もしこのテイストでよろしければ、イラストの作成も承りますのでお気軽にご参加ください。もちろん、作者をお気に入り登録している必要はありません。
手探りで模索しながらの投稿となりますので、予告なく変更が入る事があります。
何卒、ご理解くださいますよう、お願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 12:07:29
15713文字
会話率:30%
彼らは、稀に翼を持って生まれる。
天人族と呼ばれる彼らは、その有翼人を「セレスト」と呼称する。
そんなセレストの中に、飛べない少女、カノンが生まれることになる。
なんでもある程度のレベルでこなせる彼女は、しかし空に飛び立つことだ
けはできなかった。
期待と、どんな人間とも別の存在として扱われる疎外感による恐怖感で固められた彼女の翼。
そんな彼女は、スイルという少年に合うことになる。
セレストであり、飛べない彼女にもかかわらず、一切変わらない様子で接する少年。
そんな彼と会うことで、彼女は変わっていくことになる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 20:00:00
30197文字
会話率:33%
自称天才イラストレーターの神崎優斗は、自身の絵が全く伸びないことに悩んでいた。
そんな時、超人気イラストレーターで幼馴染の春乃次葉に「知名度を上げて、絵を見られる機会を増やせば絵のファンも増えるよ」と乗せられ、あれよあれよと配信者にな
ってしまう。
幼馴染の目論見通り実際に全ての活動が上手くいって、人気配信者になることには成功した。
しかしイラストのファンを獲得することだけは叶わず。何ならイラストレーターとして認知される事すらなかった。
「私は天才イラストレーターだ!!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 19:17:24
86666文字
会話率:61%
護身術の道場を営むちょっぴりお転婆な武闘家令嬢アイビスは、今年で二十一歳。
親からはそろそろ結婚を…と急かされお見合いを重ねるが、中々いい相手が見つからなかった。
お見合い相手は誰も彼もが道場はやめて、淑女らしくして家に入って欲しいと
言う。だが、アイビスはとある夢のために道場を続けることだけは譲れなかった。
次が最後のお見合い相手だと父に凄まれたアイビスは、もはや崖っぷち!気合い十分で臨んだお見合いも、結局はいつもと同じことを言われ、断ろうとしたのだが……相手の男性から迫られて鳥肌ゾワゾワのアイビスは窓から逃亡を図った。
飛び降りた窓の下に居合わせたのは、隣に住む幼馴染のヴェルナーだった。アイビスの事情を知った彼は、突然とんでもないことを言い出した。
「アイビス、俺と結婚しよう」
「え?」
「幼い頃からずっと好きだった」
「ええっ!?」
「アイビスが好きになってくれるまで一線は超えないが――おやすみのキスだけは譲れない」
「えええええっ!?」
もう後がないアイビスは、ヴェルナーの甘い提案に頷いて、めでたく夫婦となる。
恋愛の「れ」の字も知らないアイビスは、ヴェルナーの一途な愛に次第に心動かされていき……
甘やかな日々に翻弄されながらもアイビスは、今日も元気に拳を振るう。
そんな彼女が愛され生活を送りながらも、学園時代にやたらとつっかかってきた公爵令嬢と和解したり、とある事件に巻き込まれたり……二人で困難を乗り越えつつも絆を深めていく物語(たぶん)
◇作者に都合のいいファンタジー貴族社会です(ご容赦を)
◇保険のR15
◇糖度高め
◇アルファポリス様でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 09:21:02
110460文字
会話率:42%
「196年」
「は?」
目覚めたら196年経っていた、なんてことがあるらしい。
かつて大魔道士と呼ばれていた彼女、ヘルマ・チェルシーは人間である。
が、その身には長すぎる眠りから目を覚ましたところだ。そして、そばには友人の精霊が一人だけ
。
これからどうすればいいのかと途方に暮れる彼女だが、やりたいことだけは明白だ。
「人を救いたい」
その目的だけを胸に、彼女は196年の時を超えて動き出す。
これは救いと贖罪の物語。
………どうしてだろう。久々に戻ってみたら、助けた人々によって国が出来始めているのは。
待て、私を国の代表にしないでくれ。崇拝対象も却下。国どころか新興宗教まで設立する気なのかい?
た、頼むから落ち着いて、ね?………人の話聞いてる!?君もそこで見てないで何とかしてくれよ!ちょっと!?
▶最低週一頻度の投稿を目指してます。
▶対戦よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 13:04:54
42429文字
会話率:36%
チート4玉出しました。
オルタンシアには前世の記憶が、あるようなないような。
名前も覚えていないながら『嫌われ者だった』ことだけは強烈に覚えている彼女は自分を隠し、状況に合った役柄を演じ…る予定だったけど、そもそもチートの数が多いほど人生は
過酷らしい。
あと、光の速さで幼馴染に本性バレた。
残念でお調子者で臆病なオルタンシアは、それでも幸せになりたいのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 20:10:03
1360326文字
会話率:18%
普通の高校生佐藤はるとが目を覚ますと、そこは重苦しい雰囲気の部屋だった。
そこにいたのはアイドルの瀬本リカ。なぜここにいるのかも分からない状態でただここから出ないといけないことだけはわかっていた。
最終更新:2023-05-03 17:59:35
2588文字
会話率:51%
幼馴染の玲ちゃんが、ある日いきなり僕のことを恋愛的意味で好きになったと言ってきた。
……ずっと家族みたいに育ってきた幼馴染に恋をするのって、難しくないか? そもそも人を好きになること自体、僕には難しいのに。
玲ちゃんのことだけは一切の迷いな
く好きだと言えるけど、それが恋となると話は別だった。
家族みたいに仲良しな幼馴染二人が、片方の告白をきっかけに付き合うようになるまでのお話。
ナチュラルにお互いへの感情が巨大な高校生幼馴染男女のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 18:06:20
6101文字
会話率:58%
その晩はやけに暑く、寝苦しかったことだけは覚えている。
そう、全身が火照ってしまうほどに。
最終更新:2023-02-27 21:05:04
8800文字
会話率:20%
「クラウディア・ヴィヴィアーニ、ただ今をもって、キミとの婚約を破棄する!」
「――!」
国中の貴族が集う煌びやかな夜会の最中。
公爵令嬢のクラウディアは、婚約者であり王太子殿下でもあるアレッシオから、唐突にそう宣言された。
アレッシ
オはクラウディアが男爵令嬢のロレッタを階段から突き落としたことを理由に、婚約を破棄すると言うのだ。
だがそれはまったくの事実無根。
クラウディアは弁明するも、アレッシオは聞く耳を持たない。
するとクラウディアは――。
「承知いたしました。このクラウディア・ヴィヴィアーニ、婚約破棄を謹んでお受けいたします」
アレッシオに対して、うやうやしくカーテシーを取った。
「ハッ、やっと素直になったか! それでいいんだよ、それで!」
「――ですが」
「ん?」
クラウディアはおもむろに手袋を外し、それをアレッシオの顔面目掛けて――。
「ブベッ!?」
「「「――!!?」」」
思い切り投げつけた。
「我が誇りを穢されたことだけは許せません。わたくしは殿下に――決闘を申し込みます。わたくしが勝った暁には、ロレッタ嬢と共に、誠心誠意謝罪していただきます」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 21:02:51
15673文字
会話率:49%
気づけば雨の中一人暗闇に横になっていた。
自分の名前がなんなのかわからない。
自分がなんなのかわからない。
でも不思議と俺が存在してはいけない禁忌だということだけはわかった。
でも俺は死なない。徹底的に戦い抗い続ける。
最終更新:2023-01-24 16:27:20
3149文字
会話率:44%
りんは祖母のハナと二人ぐらしをしている。ある日、りんが帰宅すると、リビングに見知らぬ男性がいた。その人は芸能事務所の代表であり、所属している舞台俳優・司とりんの偽装結婚を申し出る。
司はりんと血の繋がらないいとこだった。ハナの反対にあい
ながらも、期間限定の偽装結婚を決意するりん。その翌日から司との同居生活が始まる。
とある出来事から男性不信に陥っているりんと、心身ともに疲れ果てており、会話さえままならない司。二人は過去に癒えない傷を負っていた。心を閉ざしたままの二人が、偽装結婚生活の果てにたどり着く結末とは……。
※直接的ではありませんが、一部にDVや毒親の描写が含まれます。苦手な方はご注意下さい。
※この作品は「エブリスタ」さまにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 15:00:00
97522文字
会話率:71%
一人の少女───白魔は、手違いにより文明の遅れた世界である「地球」に転移してしまった。
地球では魔法が使えず、白魔の乗る箒諸共、落下。
そこで、一人の少年の頭にぶつかり───、
一人の少年と、魔女が送るドタバタコメディ。シリアスシー
ン(笑)もあるよ!
この作品は、雪のアオハル企画に参加しています。
個人が趣味で漫画にしてくれるようです。ネットにあげるかは知りませんけれど、俺が許可を出したことだけは断っておきます。
もちろん、著作権料も取りませんし印税もクソもないです。趣味の範囲ですし。
なんらかの問題あれば、こちらの小説を消す予定です。発売する訳でもないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-20 20:00:00
8876文字
会話率:72%
ジョージ・シーモア公爵は、エリン・チャーチ伯爵令嬢と結婚した。
没落寸前のシーモア公爵家への援助と引き換えの、純然たる政略結婚。しかも本来婚約していたのはエリンの姉のアレクサンドラのはずで、結婚直前に一方的に花嫁の変更を申し渡されるという、
公爵家としては屈辱的な婚姻だった。しかも、ジョージには幼馴染の恋人がいる。
ジョージは、エリンにこう言った。
「私には他に愛する人がいる。君を真実の妻にはできない。申し訳ないが、君とは白い結婚となる」
「私の愛と子が与えられることだけは、期待するな」
すると――エリンは平然とこう返したのだ。
「あら、そう。それは渡りに船だわ」
エリンもこの強引な結婚には不満があったのだ。
その日から、エリンによる公爵家の改革が始まる――
これは、没落寸前ボンクラ公爵と、元女優の伯爵家庶子による、復讐の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 07:00:00
57486文字
会話率:47%
俺は信里 俊人。
どこら辺でも見かける高校生だった…そう、“だった”のだ。ここまで言えばわかると思うが、俺は死んだ。
そもそもなんで死んだのかすら自分でも分かっていないのだ。
最後に覚えている記憶もない。
ただ、死んだということだけは分か
る。
そして俺の目の前には摩訶不思議なものがある。
現代の技術とは思えないようなものだ。
俺はほんのちょっとの好奇心でそれに触れてみた。
するとそれはいきなり俺を包み込み、
「合格だ。」
その一言を聞いた瞬間、俺は目の前が真っ暗になった…
これは俺が新しい世界でまた新しく人生を始める物語…
※初投稿の物語です。大目に見てやってくれると助かります。
最初の方はキーワードの一部が使われないと思います。
首を長くして待ってくれると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 22:52:24
19565文字
会話率:53%
私はヒト型アンドロイド。
製造コード : I ー NOLY113N
人間女性の姿に擬装しており、世話を任されているぼっちゃまから「イノリ・イーサン」と呼ばれている個体。
最近のぼっちゃまのブームは釣り。
専門外なので判別はできな
いモノが多いものの、食べられないことだけは分かるナニかを釣っては放してを繰り返すぼっちゃま。
何が楽しいのか、ぼっちゃまは今日もまた釣り糸を垂らす。
それはそれは楽しそうに。
※こちら、ひだまりのねこ さん主催の「つれないメイド企画』の参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 20:00:00
3944文字
会話率:12%