ヘアサロンで働く対人恐怖症気味の鳴海は、毎年商店街で開催されるハロウィンイベントで吸血鬼に仮装した通称『吸血鬼さん』に会うのをひそかに楽しみにしていた。端正な顔立ちに物腰柔らかな態度、見た目も中身も紳士な彼に、いつの間にか恋心を抱いてしまっ
ていたのだ。
イベントでは自身もシーツをかぶって、コミカルでひょうきんなおばけに仮装する。シーツをかぶると、別人のように明るく振る舞えるのだ。
そしてハロウィンの夜。お互い「吸血鬼さん」「おばけさん」と呼び合う心地いい時間はあっという間に過ぎて行く。しかし、鳴海は自身に恨みをもつ子供の襲撃に遭い、シーツを剥がされてしまって――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 18:06:30
29463文字
会話率:40%
スケベぎみな純愛ラブコメディです!
本作は「」でも宙色紅葉という名前で投稿しています。
「カクヨム」の毎日投稿企画に合わせて著者も8月2日から毎日投稿を行っておりました。
先日、連載していた「藍色人魚」が完結したため、本日から「捻くれ者の
恋」を毎日投稿いたします。
明日から午後六時ごろを目安に更新されますので、よろしければ読んでみてください。
また、現在連載している「無口魔族ちゃんの初恋」と「ひねくれカルメはログの溺愛が怖い……はずだったのに!」につきましては、これまでと同様に毎週水と木に滞りなく更新する予定です。
ただ、もしかしたら投稿時の量は減ってしまうかもしれません。
どうか、ご容赦を!!
長くなりましたが、以下に本作のあらすじをお載せします。
【あらすじ】
妹の病を治すため多額の借金をし、返済できなかったため○奴隷として売られてしまった主人公、セレーネ。
○奴隷の末路は悲惨であるため、せめてまともな人間に買われたいと市場に来る人間を品定めしていたところ、ケイという男性に出会う。
配偶者が欲しくてやって来たというケイは闇が深そうに見え、とてもまともな人間であるようには思えなかったが、身なりの整った物腰の柔らかな男性であったため「他よりはマシだ」とアプローチする。
結果、セレーネは自身の胸につられたケイに買われ、彼の家で生活することとなる。
自分を愛してくれるお嫁さんが欲しいがセレーネにそれを望むことは難しいだろうから、せめて愛しているかのように振舞って演技をしてほしい。
そのような珍妙な頼みごとに従ってケイと日々を過ごすセレーネだったが、これまでに人に優しくされてこなかった彼女は次第に心優しい彼に惹かれていく。
あっという間に彼のことを好きになってしまったセレーネは、もはやお嫁さんのふりというよりも普通に恋人として接し、ケイを大切に扱うようになる。
対してケイの方は何やら事情があるらしく、セレーネが素直に好意を伝えてもなかなか信じてくれない。
ケイに自分の愛情を知ってもらうべく、セレーネは奮闘し始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 19:21:57
234937文字
会話率:29%
娘の里帰り出産のエピソードです。男の子が産まれて過ごしたある日、その子からの不思議な突然の贈り物に家族は歓喜します。プレゼントを残して、里帰りはあっという間に終わりました。そのお別れに、いつまでも切ない気持ちが残りました。
最終更新:2024-10-29 16:49:11
985文字
会話率:0%
怪我した子犬を拾ったエステラ。
介抱の甲斐あって子犬はあっという間に快癒します。
ある時、散歩に連れて行くと子犬は走り出して、木の根元を一心不乱に掘り返します。
そこにあったのもは、一枚の金貨でした……。
以前他サイトの企画コンテスト用に
投稿したもので、花咲か爺さんの二次創作です。
加筆修正して再投稿しています。
以前、別名義の時に投稿したことがあるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 11:22:12
5889文字
会話率:15%
つい数十年前までは、この日本は、世界は平和だった。
だがある日突然、妖と呼ばれる未知の生き物に平和というソレは奪われあっという間に西日本は妖の手に落ちた。
人々が嘆き悲しむ中、誰もが認める見目麗しい天狗の妖である明楽は高らかに宣言したのだ、
「日本を手に入れ、次は世界を手に入れる」と。
未知なる生物に今までの攻撃はかすり傷にも及ばず落胆していたところ、対妖用の武器などが発見され作られるようになりやがてそれは必然的に軍隊へと成り上がった。
その名は妖殲滅軍事部隊である大属星、その元帥であり創設者である小倉時臣により作られた軍隊は今では世界に誇る軍事機関である。
物語の主人公は幼き頃に両親を妖に殺された純桜寺美澪、大属星へ双子の兄と共に引き取られ今では若き少佐を務める軍人へと成長し、現在は滋賀奪還作戦の真っ最中である。
全ては明楽を殺す為、全ては平和を手に取る為、今日も私達は刀を手に取る、銃を構える。そして妖を殺す。
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こちら『妖コンバッテレ』は『ジュメレと毒華』の元となった作品です。その為同じ名前、容姿、などがありますが『ジュメレと毒華』の本編とは関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 16:54:38
12062文字
会話率:16%
フランチェスカ・ロレイン、十六歳。
夢は王都に出て自分の店を持つこと。
田舎町カペックで育ったお針子のフランチェスカは、両親の死をきっかけに閉鎖的な街を飛び出して大都会へと移り住む。夢見る少女はあっという間に華やかな街に呑まれ、やがて
ーーー
◇長編『魔法学校のポンコツ先生は死に戻りの人生を謳歌したい』の中で登場する演目です。独立しているので長編は読んでいなくて大丈夫です。
◇四話完結
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 20:07:40
5884文字
会話率:26%
メイリフローラは初恋の相手ユアンが大好きだ。振り向いてほしくて会う度求婚するも、困った様にほほ笑まれ受け入れてもらえない。
それが十年続いた。
だから成人した事を機に勝負に出たが惨敗。そして彼女は初恋を捨てた。今までたった 一人しか見ていな
かった視野を広げようと。
そう思っていたのに、巷で「氷の騎士」と言われているレイモンドと出会う。
好きな人を追いかけるだけだった令嬢が、両手いっぱいに重い愛を抱えた令息にあっという間に捕まってしまう、そんなお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 19:00:00
22144文字
会話率:27%
大学で出会った二人は、誰かを好きになりたいと思って日々を過ごしている。
同じサークルに所属する、先輩の僕と後輩の彼女には、それ以上になる予定はなかったのに、ある日一緒に帰ろうと彼女が声をかけてきた。
通学中に良い場所があるからと有無を言
わさず。
そうやって始まった曖昧な関係性は、学生らしい奔放さと、若すぎる感性で駆け抜けたあっという間の夏の記憶折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 04:25:55
6275文字
会話率:7%
プロローグ
古の遺跡の守護者に任命された。
勇者が来たら魔法のオーブを渡すのが私の役目。
精霊王様からこの重要な任務をいただいたときは心が躍った。
勇者が来るまで、私はこの遺跡に住み込んでオーブを守るのだ。
配属されてから、1日…1ヶ月
…半年…一年
月日はあっという間に過ぎて行く。
………勇者はまだ来ない。
勇者どころか、辺境の遺跡だから冒険者そうそう来ない。
娯楽らしい娯楽もない。
暇すぎてボケそうだ。
話し相手はもっぱら、遺跡に住み着いたモンスターたち。
最深部のヌシドラゴンさんともすっかり顔見知り。
今では、遺跡の補修でDIYもお手のものだ。
ちょっとした家庭菜園も作った。
遺跡でみつけたアンブロシアの種を植えたらグングン育ち、たわわに実をつけている。
そろそろ食べ頃だから収穫しよう。
今晩はフルーツサラダにしようかな。
一人じゃ食べきれないから、遺跡のモンスターさんたちにもお裾分けしよう。
鍬を片手に携えて
沈む夕日を見ながらポツリと呟く
「明日は勇者、来るかなぁ…」
ー 遺跡の守護者は今日も退屈だった ー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 02:52:07
13887文字
会話率:30%
中学三年生の高橋は幼いころから体が弱く、病院生活をしている。中学二年生のとき重病に倒れ、一時は生死を彷徨った。一命はとりとめたものの、その時の後遺症は治らず、余命は半年と宣告された。しかし、人生に生きがいを感じていなかった高橋は、やりたいこ
ともないまま、これまで通り自堕落な生活を送っていた。
余命の期日が一週間後に迫ったある日、窓から見えた太陽光に照らされて赤く輝いた鳥居に目を奪われる。ずっと自分の中の自分だけの世界で生きてきた高橋だったが、最後に外の世界に触れてみるのも良いと思い、軽い気持ちへ神社に行く。そこで、ちょうど一年前に母を亡くした小野寺凛と出会う。
あまり人と話す機会が少なく、自身の病気のことも他人には伝えてこなかった高橋だったが、凛の前では不思議と病気のことを全て話すことができた。
それを聞いた凛は、自分の殻に閉じこもったままの高橋に、最後にこの世界の楽しさを教えてあげたいと思い、余生の一週間を二人で思いっきり楽しむことを提案する。高橋はその提案に乗り、二人で最後の一週間を過ごすことになる。
一週間、それは短く儚い、あっという間に過ぎ去ってしまう時間。それでも、その中で高橋は凛の感情などを知っていき、だんだんと二人は惹かれ合っていく。
しかし、最終日の前日、あることをきっかけに二人はすれ違ってしまう。最後日、高橋は凛との仲を無事に戻すことができるのか。凛が最後に高橋に掛けた言葉とはなんだったのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 00:03:06
71640文字
会話率:51%
乙女ゲームの当て馬でラスボスで邪神にもなるという、主人公とヒロインを盛り上げて振られる財閥御曹司遊佐冬人は、乙女ゲームの拘束で、ヒロインに告白すると必ず「誠実すぎて愛せない」と言われてフラれるキャラ。ただ、身長は180センチ以上で、スポーツ
万能で、とてつもない美形。だが、地味で誠実な性格で人が良くて、第32王子キャラと言われる。自分が完全フラレ当て馬キャラだと冬人は気づくが、気にせずに、乙女ゲームのヒロインや、仲間たちと、恋愛はできなくても、友達で居続けようとサッパリしていた。そんな仲間たちと、冬人は、修学旅行中にバス事故にあって、異世界転移することになった。ただ、異世界転移ということは、仲間たちとバラバラになって、異世界に散らばることになってしまう。そのことをクラスの仲間たちと相談して、仲間と落ち合う場所を決めたりして、スキルに何の役にも立たないカードゲーム召喚というスキルだけを受け取った冬人。冬人たちは乙女ゲームのヒロインや、ヒーロー、40人のクラスの仲間たち全員幸せになるために団結する。だが、転移した先で美形過ぎて、いきなり異世界の王女に気に入られ、結婚を申し込まれる冬人。強引な王女の要求にイラついた冬人は、カードゲーム召喚し、賭けに男爵位を要求し、男爵位をを手に入れてしまう。そこで、さっそくバラバラに転移したクラスの仲間たちを集めるために動き出すのだが。とりあえず、異世界で女子の仲間が危険だからと、女子全員をあっという間に保護したら、ヒロイン20人たちが冬人に熱を上げ、全員溺愛モードになって行ってしまうのだった。だが、そんなヒロインたちの様子を観た王女がさらに冬人に熱を上げてしまい、溺愛モードがヒートアップしてしまうことになり。さらには冬人が邪神であることを知った異世界の女魔王が冬人に興味を持ち、熱を上げて溺愛することになり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 08:02:34
8566文字
会話率:3%
乙女ゲームの当て馬でラスボスで邪神にもなるという、主人公とヒロインを盛り上げて振られる財閥御曹司遊佐冬人は、乙女ゲームの拘束で、ヒロインに告白すると必ず「誠実すぎて愛せない」と言われてフラれるキャラ。ただ、身長は180センチ以上で、スポーツ
万能で、とてつもない美形。だが、地味で誠実な性格で人が良くて、第32王子キャラと言われる。自分が完全フラレ当て馬キャラだと冬人は気づくが、気にせずに、乙女ゲームのヒロインや、仲間たちと、恋愛はできなくても、友達で居続けようとサッパリしていた。そんな仲間たちと、冬人は、修学旅行中にバス事故にあって、異世界転移することになった。ただ、異世界転移ということは、仲間たちとバラバラになって、異世界に散らばることになってしまう。そのことをクラスの仲間たちと相談して、仲間と落ち合う場所を決めたりして、スキルに何の役にも立たないカードゲーム召喚というスキルだけを受け取った冬人。冬人たちは乙女ゲームのヒロインや、ヒーロー、40人のクラスの仲間たち全員幸せになるために団結する。だが、転移した先で美形過ぎて、いきなり異世界の王女に気に入られ、結婚を申し込まれる冬人。強引な王女の要求にイラついた冬人は、カードゲーム召喚し、賭けに男爵位を要求し、男爵位をを手に入れてしまう。そこで、さっそくバラバラに転移したクラスの仲間たちを集めるために動き出すのだが。とりあえず、異世界で女子の仲間が危険だからと、女子全員をあっという間に保護したら、ヒロイン20人たちが冬人に熱を上げ、全員溺愛モードになって行ってしまうのだった。だが、そんなヒロインたちの様子を観た王女がさらに冬人に熱を上げてしまい、溺愛モードがヒートアップしてしまうことになり。さらには冬人が邪神であることを知った異世界の女魔王が冬人に興味を持ち、熱を上げて溺愛することになり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 05:01:04
6071文字
会話率:4%
ある日、一隻の宇宙船がゆっくりと地球に着陸した。空に浮かんでいた段階からその姿を捉えていた人々が、ワラワラと集まってきて、あっという間に宇宙船を取り囲んだ。
しかし、誰も近づこうとはしない。初めて目にする宇宙船の異様な威圧感に、皆が怯え
て立ちすくんでいた。そして、まるで彼らを嘲笑うかのように、宇宙船は突然白い煙を上げ、音を立てて搭乗口が開いた。
「な、なんなんだ……」
「あ、誰か出てくるぞ!」
「あれは……」
「お、おい、誰か行けよ」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-22 11:00:00
1130文字
会話率:81%
朝。道を歩くその男は疲れていた。尤も、世の中の大半の会社員はそうである。朝起きて身支度を整え満員電車に揺られること一時間。ようやく会社に着き……と、身を委ねていればあっという間に歳月は流れるだろう。そして死ぬだろう。
――嫌だ。
今日、彼はそう思った。そして気づいたら人の流れに逆らい、駅から遠ざかっていた。
心を病んでいるのかもしれない。彼は自分でもそう思うと同時に、今こうして駅に向かって歩いている人々こそが病んでいるのではとも考えた。
だが現実、このまま会社を休むわけにはいかない。無断欠勤なんてもってのほか。新人ではない。そう頭ごなしに叱られはせず、むしろ心配されるだろうが、そろそろ昇進も見えてきている、そういった頃合い。上司の評価は下げたくない。逃避行はもう終わり。呆れるほど短かった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-22 11:00:00
5085文字
会話率:60%
「あー、もう少し、もう少しキツく、そうそう、オヒュ!」
「変な声出さないでくれよ」
二本の棒を交差させ、縄をしっかりと結ぶ。服を着せ、落ち葉や毟った草などを入れ、丸めた布をてっぺんに突き刺し、それも縄で固定。簡単質素。あっという間に
「案山子の完成、だな。オヒュ!」
「ああ、よっと」
いつ頃からか、僕が作った案山子が喋るようになった。始めは驚き、腰を抜かしたものだが何事も慣れるものだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 11:00:00
1199文字
会話率:52%
ゲームサークル【ゲーマーズギルド】に所属する大学生岸藤律はある真夏日の公園で異世界からやってきた姫騎士リーゼロッテを拾う。
どこにも行く宛がない彼女をひとまず慰める為に駅前のゲームセンター【ポートステーション】へ連れていくと、彼女は初め
て触れるゲームという存在にあっという間にのめり込んでしまった。
異世界で鍛えた身体能力や魔法を駆使して高難度のゲームを次々とクリアしていくリーゼロッテ。
数々のライバルたちとの戦いを経てやがて彼女はゲームサークルの姫騎士として世間にその名を知られていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 23:24:51
17549文字
会話率:38%
完全なVRMMOが実現した初のゲームタイトル『運命の神(ゴッド・オブ・デスティニー)』……それは“莫大な人類の集合知”を掻き集め、開発者の娘を死の運命から救う為に作られたゲームだった。
開発者であるFOL社CEOは全世界に対して言い放つ…
…
『このゲームのエンドコンテンツ“運命の神”を倒し、私の娘を救った者に……私の叶える事の出来る全てを与えよう!』
世界の流動個人資産の25分の1を握る大富豪の言葉は、世界の人間の活動場所をあっという間にヴァーチャルリアリティーに攫ってしまう……
そしてゲームの発表から12年……CEOの娘と同様に……難病を患う妹を助けるべく古流剣術を納めた青年がゲームの世界に飛び込む。
「さあ、貴方に女神の祝福を授けましょう!」
究極のエンドコンテンツ“運命の神”を切り捨てる為、青春の全て剣術に捧げた青年がチュートリアルで授かった固有スキルは……まさかの魔法使いだった?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 08:20:40
70460文字
会話率:54%
屋上でお弁当が食べれる!家から近い!そんな小さな理由で高校を選んだ吉川夢依は、高校では友達を作ろうと決心し、いざ高校生デビュー!
そして友達は誰一人出来る事なく、おまけに屋上は陽キャJKの巣窟でささっと降伏。
あっという間にボッチの悟り
を開いた夢依は、誰もいない旧校舎の裏を住処として、お弁当を食べる事気が付けば一ヶ月近く。
もう高校生活はずっとボッチだと確信し出した時、旧校舎裏を散策してみようと不意に思い至る。
そして見つけたのは演劇部の台本。夢依は試しに誰もいないと思い、書かれていた愛の告白を真剣に朗読してみると後ろから返事が!?
ボッチなJKがボッチじゃなくなって、一人では決して手の届かない色々な初めてを知る物語。
※不定期更新です。誤字脱字があれば気にせず言ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 07:10:00
205095文字
会話率:59%
半年前に仕事を辞めた河野海斗は行く末を案じていた。世界に置いていかれるような、漠然とした不安感に襲われる瞬間があったのだ。そんな10月31日の夕方、海斗は美しい鐘の音を聞く。どこからか聞こえるその音は何故か音量が変わらない。それは化け猫であ
るムギワラのキナコが海斗に聞かせていたものだった。この鐘の音を聴き、目が合う者。それは彼らと働く上での適合を意味した。押し問答の末に連れていかれた古ぼけた事務所で出会ったのは猫魈であるサビのリョウスケ。この時食べたパイが契機となり、海斗は株式会社夏梅で働く事となる。そこは思った以上にしっかりとした人間の会社で、本来は猫であっても皆それぞれ人に化けて通常業務をこなしていたのだ。元々あまり物事に抵抗しない海斗はあっという間に馴染み、仕事を覚えていった。
クリスマスはアイルランドの下請けで、九州物産展は支部の管轄?!会場には守神の白狐が現れて…と海斗の周りはたくさんの個性的な仲間たちでいつも笑顔でてんやわんや!
疲れてしまった心を新しい仲間と癒していくわちゃわちゃお仕事ファンタジー。あなたもこんな上司となら働きたくなるかも?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 11:33:54
26918文字
会話率:63%
高校一年生の少年、荒城イサトは街中で突然巨大な怪物に襲われる。逃げ惑う彼の前に現れたのは、とんがり帽子に黒マント、箒に跨りステッキを振るう――あからさまな見た目の“魔法少女”だった。
あっという間に怪物を倒す少女、ウイカ・ドリン・ヴァリア
ンテ。
彼女は“獣魔”と呼ばれるモンスターと戦う特殊部隊「アザラク・ガードナー」に所属する戦闘員。
イサトは獣魔が現れる狭間の世界「スペルフィールド」へ知らない間に迷い込み、今回の事件に巻き込まれたのだという。
翌日、イサトのクラスにウイカが転校生としてやってきた。
一般人には入ることのできないスペルフィールドに侵入したイサトの秘密を探ることと、組織の秘密を口外しないよう監視する目的があるというウイカ。
一方で、転校初日から仲良く(?)会話する二人の様子を見た担任から、ウイカのお世話係を任命されるイサト。
奇妙な二人の学園生活が始まった。
代わり映えしない現実に何処か自分とのズレを感じていたイサトと、戦いしか経験せずに生きてきたため日常を知らないウイカ。
そんな二人が互いに監視し合い、やがてそれぞれの生き方に影響を与えるようになっていく――。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 12:00:00
92063文字
会話率:38%
新暦96年。アルマ金属の発見を境に、『人類』というものに新しい区分が出来始めた。
アルマが体内の金属と置き換わり、念動力のように触れずにアルマを動かせるようになった人々が出現し始めたのだ。
そのアルマを意のままに操る新人類は「
ヒトアルマ」と呼ばれ、それまでの人類は歴史上経験のない「未知の知的生命体」との距離感がわからないでいた。
半世紀以上の時が経ち、アルマ金属とヒトアルマが少しずつ社会に溶け込んだその瞬間。
突如として大都市を崩壊させる未曽有の災害が起こり、それに端を発する混乱に次ぐ混乱はあっという間に人間社会を衰退させた。
巨大地震とも兵器の誤爆とも噂される大惨劇の最中、孤児院を抜け出して都会へと足を運んでいた少年アルファは大災害の中心で、その真相の一部を目撃していた。
あれからどうにか生き延びてみたものの、どうしても大災害の光景が頭から離れない。
少年は大災害の真実の全てを知るために己の力を使うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 21:33:24
477文字
会話率:0%
この世は戦国時代。次々と裏切り、謀殺される中、忍び達も裏切り、謀殺。S級の忍び果心居士は日吉丸(後の秀吉)に付いていた。
桶狭間の戦いで十倍の敵の相手にする今川義元を織田信長は討ち取る。それにより信長、日吉丸を果心居士は推す。
その時
、足利義昭は明智光秀に上洛への協力する奴はいないかと提案し信長に矢が刺さった。そして足利政権復権になるが、徐々に義昭に対する信長は酷いとわかり反信長になっていく。 初めは削られていくが、和議と侵略を繰り返して遂に義昭を高野山に追放する。が影の王は殺害は光秀するように命じる。討ち取ったが信長の首をどれだけ捜したない。それは本因坊算砂が信長に言われて持ち出していたのだ。
そうこうする内に秀吉と光秀は対峙するがあっという間に敗れる。また、秀吉は三法師を推す勢力と勝家は信長の三男・信孝を推す勢力がぶつかった。激しい争いで柴田勝家、お市、織田信孝を自殺と追い込む。
そして秀吉と果心居士は京に居てる阿弥陀寺、本因坊算砂に遂に捕まるが、朝廷の勅願僧の清玉上人が居てた。清玉上人はどれだけ金銭だろうとも一度埋葬したものをまた掘り出すのかと猛烈に反対した。秀吉は去ったが本因坊算砂は清玉上人を疑う。しかし本因坊算砂は「物騒な輩とは縁を切っております」と言って去っていく。
次は徳川家康と対決するが中々苦戦をし和議となると同時に真田昌幸も配下となる。
最後な北条家は史上最大の豊臣家の籠城戦で幕を閉じる。
一旦は長い戦いは終わったかに見えたが三法師が亡くなってから人が変わり、漢、明と外国に目を向けるが秀吉は急死して、家康は果心居士を説得に成功する。
そして、豊臣秀頼と家康が激突するが大坂の陣では真田幸村は後一方まで追いつけるが惨敗。これにより徳川家の時代が幕をあけるが家康の急死。最後には徳川秀忠、母・西郷局、後陽成天皇、新らたな影の王の果心居士は影の如く消えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 16:51:45
115798文字
会話率:16%
惑星「アレット」では400年もの間、人族と魔族との和平協定
「人魔間不可侵協定」が存在した。
しかし、ある日突如として魔族側が協定を破棄、人族側の領土へ侵略を開始する。
長い間平和だった為か、人族側の戦力は落ち、あっという間に全領土の
3割を魔族に支配されてしまう。
打つ手限られた人族は、魔族と対抗する為、次元の断層を発生させ、別世界へと移動する
禁忌魔術「次元転移魔法」を行う。
繋がった先は、もう一つの惑星「地球」。
西暦2100年、日本上空。
突如として現れた次元の断層。そこから現れたのは異世界からの使者達。
異世界の者は言う。
「異世界の方々、どうか私たちの世界を助けて下さい」と。
はたして数奇か運命か。
これは、交差する2つの世界と一人の青年、少女と9人の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 15:07:53
446830文字
会話率:44%