──道路脇にその人を見つけたのは、偶然以外のなにものでもなかった。
「お前、一人なのか? うち来るか? 良い生活はさせてやれんが、飯くらい出してやる」
普段、鬼かと見紛う程に眉間に刻まれた皺。それが無いと、人間の印象って、まったく! 全
然! 変わるんですね! 詐欺か!
そんな人相手に、顔が熱くなったのは……絶対に、……多分、きっと、おそらくは、気のせいのはず。
「柚月!」
「はいい!」
返事をするのは条件反射。皺が三本に増えたら危険信号。でも──
「お前だからだよ、柚月」
笑った顔は、もっと危険。
★もふもふが繋ぐ、へにゃっと恋愛物語!
◆全16話完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-15 21:42:58
40227文字
会話率:32%
賞に応募するも逃した作品です。
「僕」と「暁(アカツキ)」は、親友。
高校生の今、今後の進路として、地元に残るか、それ以外にするか僕は悩んでいた。
暁はその眉目秀麗で、東京の芸能事務所にスカウトされていた。高校を辞めて、東京へ行くという。
僕は、親友の輝かしい未来を素直に喜べずにいて、そうして自分の進路が決まらないことに対して、苛立ちを覚えていく。
そのあと、僕は交通事故に遭い、幽体離脱する。そのことによって、本当に大事なもの、必要なことがわかるようになる。
高校生という、多感な頃の過敏ででも、腹を決めた力強さを描きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-07 22:34:31
7298文字
会話率:16%
知らない世界へやってきて、息子を産んで王妃になってしまった二十八歳日本女子。王宮で暮らすマイペース女性と眉間に皺な陛下のお話です。
「いつか陛下に愛を2」の後の話。この話を読む前に、シリーズ話以外にこの国の昔話である「果たされる約束」を先に
お読みいただいた方がいいかと思います。
※改題しました。旧題「いつか陛下に愛を(二度目の王宮出)」を章として改編しました。
※王宮の秘宝編はシリアスめで悲しい描写がありますので、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-05 12:57:54
137766文字
会話率:25%
時に統一暦六三〇年
自由都市ドレイクには眉を赤く染めた凶賊の集団が暴れまわっていた
その外見から緋色の凶賊――緋賊と呼ばれ、怖れられていた彼らを率いていたのは、まだ二十歳に満たない青年であった
青年の名はイン・アストラ
後に僭王と呼ばれる
ことになる人物である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-19 00:47:21
548373文字
会話率:24%
唐の国の楊貴妃こと楊玉環は死後、仙女になっていた。
そんな彼女は幼い頃の記憶をある時に思い出していた。義理の姉の柚杏(ゆあん)と共にあった日々から思い出は始まる。そんな玉環の物語である。
最終更新:2015-11-12 17:34:13
8797文字
会話率:32%
眉目秀麗、頭脳明晰、誰もが認めるミスター・パーフェクトである「怪物公爵」は、王命にて「帰らずの森」の調査を受けた。入った者は出てこれないと噂のあるその森からは、時に断末魔さえ聞こえてくる。そこに住むのは魔獣か怪物か。下調べの後、その正体を自
らの目で確認すべく乗り込んだ先で見たものは――寂しくも不器用な、一人の美しい鬼だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-08 22:15:20
69664文字
会話率:35%
神童と謳われ続けた天才がいた。成績優秀、眉目秀麗。抜け目がない彼だったが成人になると毛が抜け始めていた。若ハゲを治すつもりで研究に励むも出来上がったのは人間の毛という毛を抜けさせるウィルスだった。
最終更新:2015-11-08 12:01:28
2294文字
会話率:25%
その色は、眉輪にとって、とても懐かしい色だった――。古墳時代、日本史上最年少で大王暗殺を成し遂げたとされる幼子の、あかいあかい記憶のお話。
歴史小説アンソロジー『すごくあたらしい歴史教科書 日本史C』寄稿作品。
最終更新:2015-10-30 21:59:30
9178文字
会話率:31%
イケメン退散! ゲジ眉、糸目、タラコ唇、肥満こそ私の理想なのです!
前世の美醜感を持つ美少女が、ブサメン彼氏をゲットしようと奮闘する話。
主人公はメンクイ(ただし、ブサメンに限る)です。
最終更新:2015-10-21 23:00:00
13023文字
会話率:41%
三千大千世界の鴉の長になりそこねた、ただのカラスとの邂逅。
最終更新:2015-10-21 19:15:29
14965文字
会話率:52%
山岳地で麻薬撲滅作戦に参加していた惣田真悟は、目を覚ますとジャングルに居た。
惣田は、幼少期から一族に伝わる武術を叩き込まれた元外人部隊兵だが、ゲームで遊ぶ事とTVや映画を見る事くらいしか趣味がなく、サヴァン症候群だと診断された事もある
。
そんな手練なんだか間抜けなんだか良く分からない主人公が、巨大化した生物だけでなく、獣頭人身の生物やドラゴンまでもが闊歩する深淵の森を抜けた先に求めるのは、未知との遭遇だった。
いわゆる主人公最強ものになります。
人が沢山死にますし、生物の捕食や解体もあります。
世界観に関する設定だけは作りこみましたが、ストーリーに関しては見切り発車なので、途中で改変する可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-20 18:00:00
402647文字
会話率:30%
勇者アズマは、聖剣や旅で得た仲間たち、精霊などの力を借りて魔王を討伐を果たしていた。
それから四十年余りが経過した。再び魔王が復活し、あらたな勇者、タツロウが召喚された。
だが、その勇者を聖剣は拒んだ。やる気もないし、ニートだし。
それなら
アズマと旅をしたほうがマシ。
老いた身で再び聖剣を手に取ることを選んだ――選ばされたアズマ。
これはそんな老勇者アズマと、ニート勇者タツロウと、その他もろもろの仲間たちを巻き込んで繰り広げられる冒険譚になるんでしょうか?
とりあえず、じじい頑張れ!
コメディ寄りのファンタジーになると思います。
旧題:シルバーブレイブ ~異世界眉雪英雄譚~
next → 元勇者(じじい)&新勇者(ニート)で力を合わせて魔王を倒しますけどなにか?
now! → 異世界で元勇者してましたが、またまたお呼びがかかりました
カクヨムにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-07 23:00:00
119072文字
会話率:41%
辺境伯アクネロ・ブラドヒートは物腰は柔らかで、一見すればその眉目秀麗さからいかにも自己抑制に長けた貴公子だったが――奇怪な精神構造は謎に包まれ、悪天候に似たその突飛な振る舞いは人々を驚かせ、奇人、変人、偏狂領主とまでささやかれていた。
ノルマンダン地方に棲む様々な妖精、精霊、神々――或いは存在する魔術、魔導具、古代遺産などが巻き起こす騒動をアクネロは領主様として、勝手気ままにときにはキザっぽく、従者の真っ白メイドと一緒に挑み、やり方に多少の問題があるものの片付けていく。
各章ごとにミステリっぽい要素にきっちりオチはつきます。基本は短編連作方式です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-01 21:00:00
219486文字
会話率:39%
諸君、この町は今日も紛争中です。
*能力者たちによる紛争が続くエリュオン・シティ。泣き虫な少女は新しい町と出合いに怯える。隠し事の多い少年は今日もアイスを食べる。悦楽主義の少女は転校生に目をかがやかせる。銀髪の少年は帰ってきた幼なじみのた
めに奔走する。冷徹な女は[陰の支配者]からの忠告に眉をひそめる。筋肉質な男は仲間のために体を張る。アイドルの能力者は歌を歌う。[陰の支配者]は唯一脅威の能力者の出現を知る。――そして、男は死んだ。
**群像劇。主人公は貴方が選んでください。
***桜木れもん、佐山まりるの二人で、リレー形式で書いていきます。【毎週月曜日更新】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-30 17:42:59
102623文字
会話率:47%
ウインダリア王国の王子リアンは、眉目秀麗、文武両道。おまけに優しく優雅でありながらも、時には危険な魅力を感じさせる完璧な王子として名を馳せていた。
そのリアンが、いよいよ王太子として就任するため、国を挙げての祝賀行事が始まった。
けれど王太
子就任祝賀は建前で、その実は、弱小国ウインダリアの盾とするべく大国の王女を花嫁に迎えるための布石なのだ。
絶世の美貌に加え、叡智、武芸にも秀でた王子リアンだが、理想の王子を体現する彼の姿は、姫君たちを虜にすべく鍛え上げられたもので・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-13 00:15:05
8038文字
会話率:52%
大陸屈指の商業都市として知られる街、トゥルネイ。その入り口で立ちはだかり、街の治安を守る検問所。そこに勤める役人たちの仕事風景は――――。
「こんだけの人数をよく相手にできますねー。ちょーかん」
「…………。お前たちが仕事しないからだ……
」
仕事しない部下を前に、今日も長官の眉間が青筋を刻む。先に折れるのはどちらか。
詐欺師から足を洗えていない検問所の長官を筆頭に、トゥルネイの人々+ α が巻き起こす、それなりにほのぼのした日常物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-29 19:08:26
35267文字
会話率:41%
文武両道、眉目秀麗。非の打ち所がない兄・佐倉 俊希(さくら としき)を倒すべく地元高校の野球部に入部した佐倉 一暢(さくら かずのぶ)。しかし城菱高校野球部は、創部してからの5年間、一度も公式戦で勝利のない弱小野球部だった。
大阪の高校
に進学した俊希と試合をするには甲子園に行くしかない!
兄との闘いへ向け、一暢の挑戦がここから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-21 15:53:05
12693文字
会話率:56%
季節は夏の盆。写真でしか見たことがないけれど、眉間にしわを寄せて鋭い眼光をしたちょっと強面なお祖父ちゃん。そんなお祖父ちゃんのお墓参りに向かった主人公が遭遇する少し怖くて不思議なお話。
最終更新:2015-08-09 22:10:32
7181文字
会話率:33%
暗く澱んだギョロ目・下唇だけがやけに厚ぼったい大口・吹き出物まみれの団子鼻・肌は月面のように荒れ果て・髪や眉はボサボサ。
他ではまず見られないような、特殊な容姿をした男である「池 照吉」は、その顔によって周囲からは他と違った扱いを受けてきた
。
だが、ある日彼は突如として地球とよく似た……しかし、美醜の価値観のみが逆転した世界に迷い込んでしまう。
これまで、顔だけで周囲から隔絶した扱いを受けてきた照吉。彼が美醜逆転世界で得るものは何なのだろうか。
全3話予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-22 22:01:24
34997文字
会話率:19%
私には兄がいる。眉目秀麗、文武両道、家柄だって悪くない。そんな兄の唯一にして最大のネックは、背後霊が憑いていること。存在感が半端ない背後霊だけど、何故か兄には見えないようで……。そういう不憫な兄を持つ私の日常話。
(※個人サイトからの転載で
す)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-08 00:00:00
15964文字
会話率:29%