失望する彼女に明日を見る希望を。
最終更新:2013-09-07 23:54:37
364文字
会話率:0%
「僕はいつの間にか生まれ、この空間に・・・このくそったれな世界に立っていたんだ」
僕は全てを知らずに、始まりを知らずに、経過を知らずに・・・この破滅寸前の世界に旅立つことになった。
不安、絶望、諦観、失望、あらゆる負の感情が僕を包み
込んでいた。
けれど・・・そんな負の感情の中に一際眩しく輝く使命感にも似た不思議な思いが僕の体を揺さぶるんだ。
それは・・・その思いの根源は多分、こういう意味なんだと思う
世界を・・・救え
理不尽な世界を、僕をこんなにもくそったれな世界に産み落とした神への怒りを、光り輝く正義の思いで覆い隠し、僕は今から勇者になる。
自分の素性も分からぬ少年、名も無き一人の・・・無知な、それでいて無垢な少年の、世界を救うために、足掻き、苦しみ、泣き、笑い、別れ、出会い、そして一つの思いを成し遂げる・・・そんな一つの壮大な物語
少年は冒険の果てに、何を知り、何を見る?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-28 02:09:11
1918文字
会話率:40%
冴えないクソメン高校生愚呂史明は、その極端な気弱さから、多くのクラスメートから蔑まれる存在だった。
ある日そんな史明の元に、朱色の髪の毛を持った魔術管理官メリルが突然現れ「あなたはグロ魔術の正当承継者なのよ。わたしはあなたを一人前のグロ
魔術師にするために魔界から派遣されてきたの」などとふざけたことをのたまった。
「そんなアニメみたいな話があるわけない。まして僕みたいな劣等生に……。あり得ない」
と最初は信じていなかった史明だったが、メリルの科学では説明出来ない魔法を目の当たりにして、自分もあんな魔術を使えるようになりたいと考えを改める。
メリルに手取り足取りレクチャーを受ける史明。しかし魔術を教わる過程で、史明に魔力がまったくないことが判明する。
「普通の人間でも一割は魔力を持っているのに……。史明は正当な承継者ではないのかもしれない」
そう言ってメリルは姿を消してしまった。
「やっぱり僕はただのクソメンなのか……」
失望する史明だったが、意外なある事件をきっかけに、その絶大なる魔力が解き放たれる事となって……。
脱クソメンをテーマにした、ハートウォーミングオフビートコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-14 19:00:00
48784文字
会話率:45%
Bush!―それは忘れられた世界の名前。
かつて爆発的人気を記録し、そして瞬く間に誰もいなくなったMMORPGの世界で、俺はラビットと出会った。
現実に退屈し、非現実に失望していた俺を、ラビットとの出会いが変えていく―。
最終更新:2013-08-11 12:04:24
9179文字
会話率:37%
※下記あらすじには多少のネタばれが含まれます。
先入観なく物語を楽しみたい方は、あらすじを飛ばし、本文に進んでいだたくようお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
幼い頃、飢饉により故郷は廃村
となったウィンは、いつの日か両親や故郷を切り捨てた貴族たちに復讐することを心に誓った。
18年の間、心に復讐心を抱きながら、表面上は善良な一般市民として生きてきたウィンはついに憎き貴族の権化に復讐する機会を手に入れた。
貴族の権化ーー皇女への謁見が叶ったその日、ウィンは懐にナイフとを隠し、玉座の前にかしずいていた。
そして彼の前に現れたのは、夕焼けのように紅い髪と、同じ色の瞳をした皇女・イリヤであった。彼は、イリヤが彼の功績をたたえる中、ついに発起した。
しかし、すんぜのところで彼は警備の兵士たちによって取り押さえられる。
抑えきれない激情と、自分の無力さに打ちひしがれながら、極刑を待つのみと思われたウィンであったが、救いはなんとイリヤ自らがもたらした。
「貴様が望むなら、貴様を使用人として迎えてやろう。他の者に異論は認めない」
隷属か、死か。2択を迫られたウィンは皇女直属の使用人となることを選んだ。
かくして宮殿で働き始めたウィンは、皇女が権威の象徴と化している事実に憤りよりも失望を覚えた。
私利私欲と地震の保身に目がくらむ貴族たちと、形骸化した王と認めながら自分の意思を貫くイリヤと過ごす中で、ウィンの復讐は、漠然とした貴族たちというくくりで無く、荒廃した旺盛そのものに映っていた。
ある日、失敗した外交の尻拭いとして訪れた国境の国で、皇女を疎ましく思った貴族が使わした刺客を撃退したウィンは、ついに2度目の発起を決めた。
王政の影で私腹を肥やす貴族たちを亡き者のにし、すべての幕引きをイリヤにゆだねた。
イリヤがウィンに告げた最後の王命は、ウィンが後生、彼女に付き従うことだった。それを受けたウィンの命運は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-15 11:15:58
15765文字
会話率:37%
ある時、全国で大量の行方不明者が発生!行方知れずとなった方は「ある島」へと連れて行かれる。しかしその「ある島」にはある秘密があり、様々な陰謀が…。果たして生き残る事は出来るのか!?驚愕と失望の阪神政虎が描く暴走小説!※実際の組織名が出てきま
すけどこの話しはフィクションです。実際とは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-28 00:50:31
91807文字
会話率:63%
主人公の|錦木 千李《にしきぎ せんり》は自分、社会への失望し自殺しようとする。しかし気がついた時千李はデルフィニウムという世界にいた。そこで出逢ったのは、colar eyes(る者の眼)を持つ者たち。そこに生きる人々は皆、身体に持つ烙印と
colar eyesを持つものに支配され生きていた。命とは何か。社会とは、人間とは何か。“もしも、もう一度この目を開くことがあるのなら、その時はどうか私にもう一度心を下さい”そうして彼女は終わり ー そして始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-04 16:09:54
15153文字
会話率:60%
VRMMOは確かに生み出された。
しかし、諸事情あって、クオリティが低すぎた。
そんなVRゲームに失望し、VRとは無縁のゲーム生活を送っていた蹈鞴千助(たたらちすけ)は、二人の幼馴染が強引に持ってきたVRMMOを、特に期待もせずに初め
ることになるのだ――
※能力チートはありますが、主人公最強ではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-29 19:29:04
119362文字
会話率:44%
僕は夜空に、星を見つけた。
最終更新:2013-04-09 20:07:48
376文字
会話率:0%
心から駄目になった彼は、
架空の何かに
何かを叫んだ
不明な人生
彼の妄想は狭く
何かを乞うように、
頭の中で叫び続ける。
最終更新:2013-03-24 21:00:00
329文字
会話率:0%
異世界に吸い込まれて数年間の月日が経つ人間、雨崎葉智朗は、特に何も変わらない日々を過ごしていた。そんなある日、今も匿ってもらっているおやっさんから≪仙人掌使い≫という最強の拳法を使う少女にに喧嘩を売られている情報を伝えられる。おやっさんの
情報に雨崎は失望するも、本当は心の奥底で≪楽しみだ≫と思っていた。 異世界に吸い込まれて数年が経つ一般人と仙人掌という最強の拳法を使う少女の修行の旅を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-30 22:31:34
2577文字
会話率:29%
「イメージの中のあたしじゃなくて、ここにいるあたしを見て」
「……すきです」
「何がしたいんですか、石川さん」
「一切興味ありませんので、ご安心下さい」
投げかけられる四つの言葉。
言葉を投げかける四人の女。
実りそうで壊れる恋。一方的
に想う恋。失望する恋。恋にさえならない想い。
全ては一人の男に向けられた想い。
オムニバスで進む「石川司」の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-25 21:58:49
118949文字
会話率:35%
それは21世紀後半のことだった。人類は発展した科学によって21世紀前半までに地球が抱えていた問題を全て解決した。が、しかし、あらゆるものには副作用があり人類は科学によってある窮地に立たされていた。それは世界唯一にして史上最大規模のMMORP
Gによって、現実世界に失望して、仮想世界に没頭する者が続出したのだ。そして現実世界に残る人々は彼らを『廃プレイヤ人』と軽蔑した。21世紀前半風に言うならば「ネトゲ廃人のマジョリティ化」である。
ある時、ダーツとビリヤードを愛する平凡な高校生の柚木崎祐樹は桃髪の小さな女の子に『廃プレイヤ人』を打倒する団体『|廃プレイヤ殺し(スレイヤー)』と言うものにスカウトされる。そこには……
(元『近未来MMO《廃プレイヤ殺し》』です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-30 11:36:16
72986文字
会話率:52%
努力しても、何かしようと思っても、自分の力で変われないことへの諦めの姿を描いた詩。
最終更新:2012-05-27 11:24:53
200文字
会話率:0%
畠山の息子は産まれ持った心臓の病気と不慮の交通事故で半身不随であり、闘病を余儀なくされていた。心臓移植をしないと助かる見込みはないと宣告。妻は焦燥感のまま、病院帰りの公園で偶然にも息子の交通事故の原因ともなった同級生と遇う。抑えられない衝
動に思わず少年の首を絞め、死に至らせた。殺してしまったと思い、我を忘れその場を逃げだした。ところが死んでおらず、意識を失くし気絶しただけであった。
その行為を物陰から見ていた男がいた。少年が偶然に公園へ来たのではなく、誘拐による金目当ての為に呼び出したのだが、意識を取り戻した少年を黙らせる為、つい絞め殺した。結果的に畠山の妻に殺人犯の罪を被せることにした。少年を絞め殺したと思い込んでいる彼女を強請り始める。畠山の妻は殺人と言う途轍もなく大きな過ちを犯してしまったと思い込んだまま日に日に追い込まれていく。警察へ自首するなど息子のことを考えると到底出来ない。人殺しの子供と世間から非難を浴びれば間違いなく病気治療なんて有り得ない状況になる事は判っている。
妻の異常な塞ぎ込みように畠山は当然不審を抱き始める。最初は息子のことで追い込まれているものと思っていたが、刑事が会社に来て探りを入れてきたこともあり、まさか妻が米沢氏の息子を殺害したのでは、と警察からの追求も含め、疑いを抱き始めた。畠山自身も妻に言えない体調不良を抱えており、診断結果を貰いに出向いた病院での宣告は、末期状態の膵臓ガンで余命短いと。
そのまま自宅に戻り、失望と感慨に浸る中、最悪の事態が起きてしまった。妻が一時自宅療養と帰宅した息子と無理心中を図ろうとしたのだ。寝室に飛び込むと行き場を失った妻が息子の首を絞めているではないか。驚愕しつつ、妻の悪魔的行為を阻止した。事態を回避できたと思いきや妻自身が一人で自殺してしまった。
畠山は今できる最後の決断を下す。妻の死、何れ自分も死ぬ。そうなれば残された息子の面倒、これからの人生は誰が見てくれるのか。頼れる人が居ないならばと考えた挙句、妻の犯人としての疑いを揉み消す事。自分の手で息子を殺し、自首して全ての事実を隠し通す。
障害を背負う親とは一体どんな想いで日々を送るのだろう。もし、自分が病に侵され快復の見込みがないと告知された場合、いったいどのような決断をするのか。障害の子供を持つ親は苦悩し、局面での決断と行動。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-14 21:39:03
152785文字
会話率:35%
幼い頃に両親を失い、周りから逃げるようにして入った公園で、一人の女の子に話しかけられる。幸せな時間は長く続かない、そんな現実に失望する少女に、約束をする「迎えに来る」その約束を信じて生きてきた。そんな日々は終わりを告げる。
さぁ、行こう。約
束の場所へ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-03 16:06:39
2759文字
会話率:18%
暗く閉ざされた未来に貴方は何を感じますか?
恐怖?不安?あるいは…
最終更新:2012-04-01 17:10:35
305文字
会話率:0%
自分が兄の代わりになんてなることはできない。
失望のふちに立つ石動真弓(いするぎまゆみ)は、ある日突然異世界へ迷い込み、そこで救世主という身に余る待遇を受け、悩みつづけます。
最終更新:2012-03-25 18:53:51
24940文字
会話率:33%
主人公、佐藤祐介は不器用で、運動音痴で、コミュニケーションが苦手で、中学まで幼なじみの遠藤美奈以外友達のいない日々を過ごしていた。家庭でも父の再婚相手である母とは上手くいっておらず、居場所のない生活をしていた。
高校へ入学しても上手く友
達ができず悩んでいたが、クラスの委員決めの際、委員長に指名された優等生の黒川栄子から突然副委員長に指名される。同時期、美奈は祐介にバイトをしないかと誘う。祐介は承諾する。そこは黒川栄子の父が経営する、EK運送という会社で、江崎浩という先輩と美奈とともに倉庫で荷物運びの仕事を行う。バイト先のメンバーは祐介が雑談等ができないほどコミュニケーション能力が低いことも特に気にせず可愛がる。おかげで祐介のコミュニケーション能力はいくぶんも改善される。
祐介は休み時間などに栄子の仕草を観察して、栄子が事務的な会話以外はコミュニケーションを避け、親しい友達がいないことに気づく。クラス委員の作業で一緒になったとき、気になって本人に確認すると、栄子は「友達がどういうものかわからない」と打ち明け、同じく友達のいない祐介と自分を『友達』と仮定し、友達がどういうものかを理解するため、一緒に遊ぶなどして交流を深める。美奈は祐介に対して冷たくなるが、祐介はそれに気づかない。
社長(栄子の父)との交流もあり、祐介と栄子はどんどん密接な関係になる。祐介は社長によって栄子の自宅へ呼ばれ、栄子が幼い時に目の前で母を失ったことを知らされる。この頃には二人ともお互いに恋愛感情を抱き、栄子は祐介が帰宅する間際に告白ともとれる微妙な発言を残す。しかし、以前から祐介に恋愛感情を抱いていた美奈はそれを知って失望し、江崎と付き合い始めていた。祐介はEK運送で江崎と美奈のキスを目撃してそれを知る。
祐介は、自分は栄子のことが好きなのに美奈の恋愛が許せないことに苦悩する。栄子に告白して自らも交際相手を得ることで安息しようとするが、栄子に気づかれ拒否される。その後バイトで会った美奈は、祐介の気を引く目的で江崎と付き合い始めたが、体を迫られて耐え切れなくなり、別れてしまったことを祐介に報告する。栄子と美奈、二人の女性とどんどん距離が離れていくことに危機感を覚えた祐介は、美奈と幼なじみの関係を維持し、栄子には恋愛感情を持ちながらも友達という関係を維持することを決心し、栄子に相談する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-24 01:58:46
60671文字
会話率:38%
異世界召喚モノです。
主人公は英雄として異世界に召喚されますが、英雄が本来持っているはずの強さを持ちません。突然の異世界、故郷との別れ。周囲の期待や失望。様々な種族が戦争を行う世界で、主人公はどのようにあがいてゆくのか。
最終更新:2012-03-18 17:16:33
9576文字
会話率:37%