八月十三日。夏休みもあと半分となった頃。電車に揺られて幼馴染の莉紅と一緒に、もう一人の幼馴染(葵)が眠る場所へと向かう。私(楓花)。
マツムシソウが鳴いていると言っていた葵。その声を私は聴いていない。
最終更新:2013-12-13 01:08:02
3138文字
会話率:27%
――八月六日の深夜。あたしは、電車で海を目指していた。
※この小説は『すぴばる』というSNSサイトにも、若干内容の違いはありますが、投稿させて頂いています。
最終更新:2013-11-21 02:15:00
3428文字
会話率:28%
少女ミナコが転校先で迎えた最初の夏の思い出。
最終更新:2013-11-10 22:13:20
15759文字
会話率:57%
ある日のこと、女子高生の真央が目覚めると、クローゼットに閉じ込められて知らない部屋へと運び込まれていた。外は雪に覆われた世界で、人々は不思議な力を持った宝石を使い暮らしている。真央は真っ白な世界の中で懸命に生き、宝石職人として働くことを決
意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-24 07:23:32
84127文字
会話率:30%
私は高校一年。一五歳の夏休みを特別なものにしたいと思っているのに、母は田舎のお墓参りにいけという。嫌がる私の本音はどこにあるのか? 掌編その10【個人サイト掲載作】「水の森文庫」http://abinya.blog110.fc2.com/
最終更新:2013-10-01 12:15:55
961文字
会話率:34%
制限時間1時間で三題噺を書いてみました。
お題は三題噺メーカーから出たものを使用。
人間としても未熟で頭の悪い執筆初心者なので、文法や句読点のつかいかたがおかしい等あると思いますが、その時は教えていただければ幸いです。
最終更新:2013-09-14 23:10:37
1671文字
会話率:56%
八月。正月振りに帰省した家は、何一つ変わらぬままだった。
種に命を蓄える花、最期の一鳴きまで生き抜く蝉、尽きた命を次の生へと繋ぐ蟻。
命の行き来を眺めながら父と母が亡くなった二年前の夏を思い出す。
最終更新:2013-08-21 16:54:50
2062文字
会話率:7%
八月の終わりの猫と僕の話
キーワード:
最終更新:2013-08-16 12:24:44
1888文字
会話率:19%
平成二十四年八月一日。
俺――前原良祐は、少し可笑しいながらも平凡な日常に別れを告げなければならなくなった。
それは一般的に言う、ゾンビの発生のせいだ。
奴らは人を喰らい、ゾンビに変え、順当に数を増やしていく。
そんな異常事態だというのに、
軍も、警察も、マスコミだって取り上げようとしない。
――俺達はそこまで到って、ようやく一つの結論にたどり着いた。
ひょっとして、ゾンビはこの地域だけで発生しているモノなんじゃないか?と。
それから、俺達の生き残りを掛けた脱出劇が幕を開けた。
※この作品には銃器が多分に登場します。しかし作者も多くを知り得ている訳ではないので、ウィキ調べです。
一人称視点、現実に沿った非現実的行動の数々、有る意味冷酷な主人公、コメディ色強し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-14 00:19:07
264764文字
会話率:35%
大学生活初めての夏休み。
八月もそろそろ終わりが近いが、大学生の夏休みはまだまだこれからだ。
まだざっと一ヶ月ぐらいの休みがあるのだが、俺はいい加減退屈してきていた。
友人たちとカラオケに行き、海に行き、キャンプに行き、祭りに行き、
長期休暇を満喫していたが、夏のイベントと呼べるおおよそのものを消化してしまうと、すっかり暇になってしまった。
ああ、暇だ。
この暇をどうやってつぶそうか。
考えた末、俺は虫取りに行くことにした。
十八歳になった大学生がすることではないだろうが、別にすることはない。童心に返ったような気分になりたかっただけだ。幸いにもこの辺りは自然が豊かだ。虫を探すのに苦労はないだろう。
俺はさっそくアパートを出て、自転車にまたがる。ここから十分ほどのところに山がある。そこならカブトムシぐらいはいるはずだ。
俺は虫取り網もカゴも持っていない。必要ないからだ。別に虫を捕まえて育てようなんて考えていない。捕まえたらちょっと観察して、その場で逃がすつもりだった。
脱水症状を警戒して、途中にある自販機でスポーツドリンクを購入した。
準備は整った。俺は山に向かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 00:48:00
4488文字
会話率:1%
一九四五年八月。世界初の原子爆弾による攻撃は京都駅直上だった。
二十世紀が終わろうとしている頃にようやくアメリカを皮切りにソビエト連邦、中華帝国と次々に原子力潜水艦を進水させていった。
四方が海に囲まれている日本海軍は焦燥のなか、
現在のディーゼル潜水艦でもなく原子力潜水艦に代わる新動力潜水艦を進水させた。
SSC-601。クリスタルにレーザー光を照射させて水を蒸気に換えて動くものだった。クリスタルの動きは不安定を極め、乗組員は制限から全員二〇歳にも満たない少女たちばかりだった。
そんな彼女たちに課せられた任務はこの最新鋭の潜水艦を使えるようにして帰ってくることだった。
(この小説は登録2013-06-30に星空文庫にて投稿したものを重複して投稿したものになります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-28 00:06:50
13914文字
会話率:42%
時に西暦2012年民主党は政権与党から転落。自民党に政権が戻った。
2013年、憲法9条を改正した。2014年のクリスマス。政治家の汚職情報が次々と公開され逮捕者が続出する。そして2015年・・・・・・・
七月三十一日、約一週間前に起きた
大規模な森林火災によりロシア極東管区がシベリア共和国として独立。八月五日経済水域内を犯したとして日本国籍の漁船を攻撃。日シ間で緊張が高まり翌日海上自衛軍とシベリア海軍が交戦状態に入りついに日本とシベリアは戦争状態に入った。
八月二十日ついに戦闘は終結。日本は日常に取り戻しつつあった
この小説は主に陸自サイド、海自サイド、空自サイド、政治サイドに分かれていて、群像劇になっております。そして、時間が飛びます。それと年表がほぼ軍事のみとなっております。後、モブキャラ一人一人に名前があります。そういうのが苦手な人はブラウザを消すか、戻るを押してください。それと、この作品はフィクションです。実在の人物、国家、組織等とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-23 23:44:32
161197文字
会話率:45%
一九九九年七月、人類も地球も滅亡しなかった。二〇〇〇年八月、恐怖の大王ならぬ神は一年と一ヶ月寝坊してやってきて、世界の終わりを告げた。それはいわゆるひとつのシステムダウンで、非常に経済的な判断だったが、ぼくはそれを拒否し、生き残ることに決
めた。これは世界の終わりで暮らすぼくと町にやってきた変な連中の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-18 15:02:09
21603文字
会話率:23%
七夕記念の短編小説。
昔自サイトで公開していた小説を改稿して投稿します。
八月もまもなく1/3を終えようとしている。そして渡辺一樹(わたなべ かずき)は無為に夏休みを謳歌していた。
怠けすぎだと家を追い出された一樹。一樹は行く宛もなく喫茶
店へと流れ着いた。何気なく外を眺めていた一樹の視界に飛び込んできたのは、もう二度と出会うはずもなかった野本薫(のもと かおる)の姿だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-07 22:07:23
8267文字
会話率:51%
雨が降りしきる八月某日。
常盤椿は逃げていた。
人間ではない何かから。
そしてそれに捕まり、血を吸われた。
命の灯火が尽きる前に、蛇の死神――カガチに助けられた。
しかし、その時にはもう、彼女は人間ではなくなってしま
っていた。
これは『猫死神さんと命日まで』から約一年後のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-27 00:49:04
87734文字
会話率:41%
これは真夏の悪夢なのか?
最終更新:2013-05-14 12:14:14
924文字
会話率:37%
八月の終わり、愛車で海岸線を気持ちよく流していた花織は運悪く白バイに捕まってしまう。
言い訳も抵抗もするだけ無駄と知っていたためさっさと手続きを終わらせようとするが、あろうことか犯罪者として逮捕されてしまう。
それどころか、助かりたければ言
いなりになれと脅迫までされることに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-24 20:04:42
8952文字
会話率:46%
ある夏の日、神奈川県立金又高校陸上部・競歩メンバーの福キャプテン、今岡五郎、柴田嘉佑、内田由樹こと由子が、練習途上、二人乗りのオートバイ事故に遭遇した。ハンドルを握る一男が急なカーブを走行する為に、オートバイを深く右に寝かせた事により、後部
シートに乗っていた藤代真次が落下し、頭部を打つ。偶然、事故を目撃した今岡等は倒れている男性の元へ直ぐに駆け寄った。その直後、運転していた一男も慌ただしく真次の元へ到着したが、既に真次の意識は混沌とし、磯波病院へ緊急搬送された。数時間後、真次は意識を取り戻すが、目覚めた後の真次は、まるで性格が変わってしまっていた。そして、不思議な事に、今まで競歩競技にまったく携わったことがないにも係らず、真次は、競歩競技をやっていて、早く競技に復帰したい旨の話をし、真次の両親、一男を驚愕させる。担当医の三上は、一種の記憶障害であり、「脳の誤作動」によるものだと診断する・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-16 22:27:34
67272文字
会話率:55%
一年中肌を焼き尽くすような暑さと、シャツが肌にへばりつく湿気のみが季節を支配している『昼』の世界。ただ、この暑さと少しだけ変な規則がある以外はなんの変哲もない世界だった。誰かに縛られるということもないし、どちらかというと自由にふるまえるそん
な世界。
今年の八月で十五歳の誕生日を迎えるラブズ・ウィンゴにはいくつかの秘密があった。細かいことを挙げていけばキリがないが、絶対的に秘密は大きく区切って二つあった。
一つは、忌み名……前の世界の本名を『見ること』ができること。
そして二つ目は、その名前で相手を呼ぶと自分の意のままに支配できることだった。
前の世界の行いウィータによって、すべてが審判されたこの世界。
八月三十一日の誕生日を迎える、中三の夏休みにラブズは、一人の女の子と出会った。
『塩海』ではなく、本当の海を見に行こう。
それが、彼女との約束だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-12 19:52:13
34031文字
会話率:34%
中学二年生の八月朔日 在人(ほづみ あると)。女でありながら男のような名前を付けられた彼女の一番の悩みと言えば、これだ。
名でからかわれ、名を嫌うようになった少女は、ある日友人から見せられた心理テストの後、不思議な出来事に遭遇する。
ファン
タジー世界でもないのにみなさん揃って帯剣! 映画ロケでもなさそうだけれど……?
いつもと違うジャンルに行こうとして七転八倒な葉月が描く、過去を振り払おうともがく少女の、自分と向き合う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-24 08:36:38
83361文字
会話率:47%