膨大な魔力を持って生まれてきたララは、10歳の誕生日に第2王子と強引に婚約させられる。しかし魔力暴走を患い、髪の毛も瞳も真っ白になってしまう。ララを自分の見た目を恥じ、王子にも冷たくされ、婚約破棄を願い出るが何故か許可されない。ララは領地に
戻って静かに暮らしたいのだが上手くいかない。そんな時、帝国の使者が訪れて・・本編完結済みです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-07 18:13:18
33357文字
会話率:36%
かつて、魔王軍と人間は激しい争いを繰り返していた。
それは大陸全土まで広がり、長きに渡る戦は人間側の勝利で終わる。
勇者一行がやってくれた。そう誰もが疑う事は無かったが、その名誉があるのも全て一部の人間しか知らない1人の老兵がいたからな
のであった。
『幻老』彼はそう呼ばれていたが、その素性を知る者は誰もいない。どこに住んでどこから現れるのか全てが謎に包まれていた。ただ、大事な戦いになると現れて、魔法でも技でもない不可思議な術を使い勝利に導いていったのである。
世界は平和になった⋯。
平和になったが、一部の人間達はあの『幻老』が目障りに感じる者が増えていった。
彼は悪事を許さなかった。それは魔物でも人間でも同じであり、魔物の脅威がなくなると次は悪事を働く人間が消えていく。
そして一部の人間は、元魔王城を孤児達の楽園にした。
食事も遊びも際限なく与え、伸び伸びと出来る子供達は瞬く間に増えていく。
その一部の人間が『幻老』にも見てほしいと願う。
そして幻老が元魔王城の孤児院にて、子供達に囲まれている所で大爆発を起こした。
魔力暴走。
魔王城に眠る魔石を使い、それを砕いたものを食事に混ぜ、徐々に魔石を身体に取り込ませ、魔石を暴走させた。
暴走した魔石は、砕かれて吸収していた人間にも連鎖反応を起こし、その結果、元魔王城はこの世から跡形もなく姿を消し、大きな真っ赤に燃える土が融解していくクレーターができていた。
お前の為に用意した餌と言わんばかりの罠。
幻老はその場にいた全ての人間と共に消滅した。
こうして、王国は魔族を僕にする実験を繰り広げ、各国との対立、そして人の悪が世に出はじめたのである。
それが⋯⋯これが今、俺がプレイしている自由選択型ゲーム『多元幻想鏡オンライン』である。
テレビゲームがなくても娯楽というのは潰えないものであり、誰もが選ばなかった選択肢を選んだ事により⋯⋯。
俺は⋯⋯この変化した世界の真実を垣間見ることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-16 16:51:44
4158文字
会話率:16%
本編完結しました! 現在外伝を連載中です!
日本で魔力を持つ者が通う『特殊能力開発校』 その頂点に立つ神建 元哉(かみだて もとや)とその妹達が魔法実験中のある事故で異世界に転移してしまう。
ただでさえ強力な力を持っていた主人公達は異世
界『アンモースト』を管轄する神から『王』の称号を付与されてその力は人智を超えて更に強大になる。
だが、元の世界に戻るためにその神から提示された条件は『勇者を始末しろ!』
この条件をいいのか悪いのかわからないまま引き受けて自らの運命に従って旅を始める主人公達だが、その行く手には常に戦いが待ち受ける。それは次々に襲い掛かる魔物だけではなく次第に大きな戦乱に彼らは巻き込まれていく。
無鉄砲な『獣王』の妹と『魔王』になってしまった義理の妹を引き連れて各地で暴れまわる主人公。のんびり風呂に入っていれば『一緒に入る』と彼女達が押し寄せてくるし、夜寝ていればベッドにもぐりこんでくる。
そんな手の掛かる妹達と次第に増えていく仲間を率いながら突き進む主人公。彼らを中心に異世界の歯車がついに動き出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-20 18:11:47
1176417文字
会話率:43%
何もかもなくした男がいた。
名声も地位も、そして力も。このぶつけようのない憎悪と手がつかない虚無感を抱えながら旅をする。
いつか必ず取り戻すと心に誓いながら。
そして彼は出会う。彼の冷めきり、穴の開いた心を埋めてくれる、癒してくれるその存
在に。
なんだよこれわけわかんねえよ 用メモ
・魔法
魔法は体内の魔力を使い現実に能力を顕現させる。人種以外は女神歴以前から行使できたが、人種は女神歴から魔法の極意を伝授され行使可能となった。
属性は四元属性という「火」「水」「風」「土」からなる。またそれに加え、四元属性すべてに有効な「闇」も存在し、また「闇」に有効な「光」も存在する。状態異常回復や回復など治療目的でつかわれる「聖」も存在する。
「闇」の起源は人種と魔族の契約によって誕生したもので取得難易度は高い。また「光」は天界族が行使できる「聖」を戦闘用にアレンジしたものである。「闇」と同様に取得難易度が高い。
「闇」「光」の両方を習得するのは一般的にはありえない。各々、初めて魔法を行使するとき、魔力のもととなる心臓にその属性が刻まれる。そのため心臓を一つしか持たない種族、というよりは存在するほとんどが一つしか習得することができない。
属性の相性
火→風→土→水(→火) ※闇は四元属性すべてに有効
光→闇
・黒の災厄
ドラゴニア帝国で起きた事件。帝国第一皇子の魔力暴走によって王族が壊滅。その償いによる処刑によってドラゴニア家が滅亡した。現在の帝国は、幹部と委員会によって統治されている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-19 02:21:44
10267文字
会話率:56%
公爵家長女アマリリスは3歳の時に前世の記憶を認識。5歳の時魔法の存在を知ったことから前世が医者だったこともあり治癒魔法を極めることを決意する。
どことなくアマリリスに距離を置く弟ディビット。疑問に思いながらも過ごしていたが、弟の魔力暴走が起
きたことで、弟にも前世の記憶があることをアマリリスが知ることになる。
どうやら自分は悪役令嬢。弟は、悪役令嬢の姉に虐げられてきたという設定の攻略対象らしい…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 11:50:27
129397文字
会話率:24%
虚弱な心身に強大な魔力を持って生まれたシェルナ王国第4王女ルリ。彼女は、力を暴走させても周囲に影響がないよう、王宮の奥深くの塔に半ば幽閉されている、哀れな末姫様。絵姿さえ3歳の誕生祭で描かれたもの以降出回っていない、実はとっくに魔力暴走で死
んでますと発表されてもおかしくないほどに話題にされない姫君は――実は世界一強い人間だったりする。
これは、そんなお姫様の数ある冒険のひとつ。
世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-15 00:00:00
8410文字
会話率:13%
魔石の暴走により両親を失ったオルカは、魔力を操る力を学び、魔力暴走による災害から人々を救う為に立ち上がった。
ある日、魔石が暴走する可能性を見つけたオルカは、偶然出会った村の少女、ココと共に魔石を探すが、そこで見つけたのは一人の女だった……
。
界喰石の謎、世界の成り立ち。全てを知った時、二人の運命は大きく変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-08 15:55:37
99197文字
会話率:47%
突如光に包まれ世界は変わる、それは崩壊の始まりだった。
10人に1人適合する魔神の欠片。(9人の内訳は7人がそのまま、2人が魔力暴走による死亡か魔物化)
魔神の欠片は人だけでなく動物、植物等の生物だけでなく無機物すらも存在を変えた。
魔神の
欠片は奪い合い魔神の力を増幅させる。
その1人となって人でなくなった主人公は手に入れた魔神の力を使って生き残れるか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-15 23:00:00
13625文字
会話率:22%