アンナの姉であるサーラが結婚することになった。
サーラに恋していたアンナの幼馴染であるマルコはそれを知って失恋し、マルコに恋をしていたアンナも失恋した。
傷心気味のマルコに無神経なことを言ってしまい、絶好宣言されたアンナは逃げ出すようにその
場を後にし、気付けば昔よく遊んだ河原に来ていた。
優しい思い出に浸りながら泣いていると、「アンナ?」と声がしてアンナは顔を上げる。
するとそこにいたのはもう一人の幼馴染である、ロベルだったーーー。
これは小さな村の三人の男女の、甘酸っぱい恋のお話である。
※全8話(毎日23時投稿予定)
※一話が長めで少し文字量にばらつきがあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-24 23:00:00
52004文字
会話率:63%
この世界には勇者と魔王が存在する。
いや、"存在していた"と言った方が正しい。
人族の希望と魔族の王は自らの種族の安寧を求め争い、700年前に双方ともに命を散らしてしまった。
それから時は流れ、現在。
遂に、新たな魔
族の王が誕生してしまったのだ!
だがしかし!!
人族には勇者が居ない、神からの神託も無い。
このままでは脆弱な人族の敗北は目に見えている。
最愛の娘も魔王に拐われてしまった。
だから、王様は考える。この状況を打開しうる策を。
ふと、王様が顔を上げるとそこには、王女が魔王に拐われた事を伝えに来た兵士が目に入った。
「うん、こいつ勇者にすればいいんじゃね!」
王様はバカだった。
超がつくほどの大バカだった。
だが、状況が悪かった。
普段なら大臣達が王様を止めるのだが、今は王女が失踪したということで対処に当たっている。
今の王様を止めれる者はここには居ない!
そして王様は声高らかにこう宣言するのだった。
「お主が今日から勇者じゃ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 22:33:10
3985文字
会話率:43%
人気急上昇中のライトノベル【朱の世界】
その作者である朱音《あかね》は夜道を歩いていると転んでしまい、顔を上げると目の前に広がるのは芝生に森。その奥には村までもが見える。
……この景色には見覚えがある。現実には存在せず、自分の頭の
中にだけあった場所。ここは『朱の世界』だーー
混乱する中『勇者』と出会い、自分の子供を見ているかのように感じて親しくなっていく朱音。
……俺は後に起こる惨状を知っている。このまま進めば世界は戦争で血にまみれ、疫病で汚れていく。
目の前で目を輝かせて夢を語る『勇者』の物語は暗いままでいいのかと疑問を抱き、全く新しい幸せな物語を書きあげ、帰る事を目標に行動を始めるーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 00:05:45
82552文字
会話率:51%
眼鏡を愛する高校二年生、目黒兼人。あだ名はメガネ。そんな彼の眼鏡は今……醜悪なデブ女の尻の下でぐちゃぐちゃになっている。意気消沈するメガネ。だが、彼が顔を上げると目の前にはデブ女ではなく国宝級の美少女がいた。歪んだ視界で目にしたデブの痩せた
姿にメガネは一目惚れし、そして決心する。「僕が彼女をダイエットさせてみせる!」そうして始まったダイエット、メガネは四苦八苦の末、ダイエットの協力者であるミニマム美少女や親友の王道イケメン王子様、影薄い系ハゲなどと共にデブを美しく育て上げていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 21:42:47
21111文字
会話率:32%
顔を上げると、そこは知らない世界でした。
「こっちでも…魔法、使っていいのかな?」
最終更新:2020-02-03 00:47:39
1278文字
会話率:5%
竜胆栞里《りんどうしおり》は幼馴染の柏原有志《かしわばらゆうし》の部活が終わるのを待つ間の時間潰しに、普段は行かない図書室にいる事にした。
扉を開けるとそこには先客がいた。
栞里に気付くことも無く本に没頭する女子生徒を一瞥し、栞里は適当
な本を持ち、対角の席に着き読書を始める。
栞里がふと顔を上げると、女子生徒はうたた寝しているのが目に入った。
下校のチャイムが鳴るが起きる様子が無い為、栞里は意を決して女子生徒を起こす。
目を覚ました女子生徒は栞里を見ると逃げる様に図書室を飛び出した。
これが、竜胆栞里と睡蓮寺遥《すいれんじはるか》の、
心に傷をもつ二人の、初めての出会い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-21 03:48:15
9358文字
会話率:29%
水上勇人はサークルの部長・坂水木優奈の自宅の庭でバーベキューをしていた。恋人の千賀崎麻衣やサークルメンバーの大野寺祐二、浦野一樹たちとバーベキューを楽しんでいた。
すると突然、庭を影が覆った。水上は怪訝に思って顔を上げると、塀を挟んだ道路に
異形の姿をした怪物が立っていた。
一方、法堂京弥総理大臣は自衛隊員たちを集めて怪物が人々を襲う映像を観せた――。残酷な描写ありは一応つけておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 01:15:20
13928文字
会話率:43%
散歩帰り、スマートフォンに夢中な少年は気配を感じ、顔を上げると紫の光に包まれ、
そのまま意識を失った、、
最終更新:2019-03-18 16:52:16
2091文字
会話率:0%
第1王子のマクシムの元に、婚約者であるアレクサンドラが服毒自殺を図ったとの知らせが届く。
でも、顔を上げると、そこには彼女の姿が。どうやら幽体離脱をしてしまったらしい。
しかも、幽体は精神体だからか、随分いつもと違う様子。
このことをき
っかけに、冷め切った2人の関係はどう変わる!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-28 20:40:34
4892文字
会話率:33%
二〇一八年三月十日午後十五時三十分。
吾妻市をM5の地震が襲った。
当時、居間で夫と愛犬虎徹の二人と一匹で三時のおやつ·きんつばを食べていた妙は、揺れ始めて固まった修と虎徹を抱え台所のダイニングテーブルに隠れた直後、上下に激しく揺れた
。
「お、収まったの?」
「わ、わかんね」
あまりの揺れに腰を抜かした妙は、吠え立てる虎徹が自分の手から抜けるのを感じ、顔を上げ言葉を失った。
「あんた···ここ···どこ?」
妙の言葉に夫·修も顔を上げるも、また自分が見ているものがわからなく、小さな二つの目をぱちくりさせた。
それもそうだろう。いま、妙や修が見ているのは、大きな化物を代わる代わるやっつけている数人の男女だったのだから。
「どうして?」
「家、は?」
ふたり抱き合う周りを虎徹だけが、自由に動き回っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-02 21:16:44
3966文字
会話率:52%
今の世界に退屈していた少年、桜木 三上は、ある日友達と東京に行った。
友達と別れてから、集合場所に向かっていると、不気味な路地裏を見つける。
友達が集合時間に帰ってこないので、ナビを使って友達のいるところに向かっていると、あの路地裏が
最短で、通ることにした。
しばらく歩いていると、そこには手紙があった。
読み終わって顔を上げると、そこは奥が見えない道になっていた。
そして、そこの先に行くとそこの世界は………
未来の世界で生き残るために、力を駆使して戦う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-13 16:08:39
3362文字
会話率:3%
高校2年の秋。
ゲーム部に所属しているプログラム担当、宮村奏多は、製作しているMMORPGの最終調整を自室で終え、眠りにつく。
しかしその後盛大に寝坊。目がさめると空は茜色に染まっていた。
徹夜明けで寝ぼけた顔を上げると、目の前には桃色の髪
をした超絶美少女がいた。
理解できない状況に焦る奏多。そんな彼に
「さぁ、魔王を倒しに行きましょう、勇者様!」
「いや、まず君誰?」
ゲームから出て来た二次嫁と暮らす学園生活!
ゲーム部の仲間も混じって巻き起こる、ドタバタハートフルラブコメ!
『この時間を、あなたは忘れない』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-09 03:03:18
53479文字
会話率:49%
『決戦前夜。遂に辿り着いた恐怖の象徴を前にして、さしもの英雄たちも不安を隠せない中、ただ一人輝きを失わない勇者ショウセイは決然とした面持ちで告げた。「皆、聞いてくれ。泣いても笑っても、明日が最後になる。世界の全てが俺たちには掛かっている。…
…だが、俺は負けない、絶対に」はっとして顔を上げる面々に、勇者ショウセイは余裕すら感じさせる笑みを浮かべ。「俺はきっと、近い内にこの世界から消えるだろう。だけど、今まで俺たちが歩んだ道のりと、これから成す偉業が消えることは決してない。だからどうか前を向いて欲しい。俺たちだからできることがある。それだけだろ?」それはいずれ訪れる別れと、それを知っていてなお人々の為にあろうとする男の顔だった。「勇者様……」聖女フィリィの目に涙が浮かぶのを見て、勇者ショウセイはそれを優しく拭う。仲間たちがそっと離れる中、そこは月明りに照らされる二人のための舞台だった。「きっと、きっと、またお会いできると信じております……」「ああ、信じていてくれ、フィリィ。君の想いがあれば、俺は例え神だろうと打ち倒してみせる」交わされる愛。死闘は、すぐそこまで迫っていた――』ショウセイ記~伝説となった勇者~より抜粋折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-28 15:36:51
17348文字
会話率:15%
─この世で一番、近くにいるものって何?
煎餅布団からずいと煙草に手を伸ばして透はいう。
─おれは、水かな。
ようやく手首へのキスをやめた透は、空気はちょっと存在感ないしね、と続ける。風呂に入ると俺、ゆっくり沈むの。まずは足から。そして胴。
じわじわと体を水が取り囲むんだ。ようやく肩まで浸かると、ぶくぶくと潜るの。で、息をとめて。ゆっくりと鼻に耳に侵食する水を感じるんだ。肺に空気がなくなって血がのぼりつめた時、名残惜しいながら俺はようやく顔を上げる。肺に息が戻るときのあの「生」の感じ。あの焦ったギリギリの生のかんじ。
※10年くらいPCに眠ってたやつを投稿してみました。淡々としてます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-18 21:09:42
9181文字
会話率:0%
自称根暗な文学少女『キュリア=ランスター』は図書館で苦手な幼なじみへの嫌がらせの作戦を練っていた。そんな彼女の時間を邪魔する声がして顔を上げるとそこには顔見知りの司書さんと彼女が苦手とするキラキラした腹黒系の男性が立っていました。
同シリー
ズ『君へと贈る幸せの種』の7話と8話の間くらいのお話です。
恋愛と言うより、振り回され系女の子の残念なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-13 22:07:02
4114文字
会話率:50%
信仰心の薄れた村で形だけの雨乞いの儀式をすることになり、生贄にされた紗貴ノ信。
儀式は滞りなく終わるはずだったが、虫の音が止み、顔を上げると目の前には狐の耳と尻尾を生やしたヤツがいた。
突然現れた妖狐は村と紗貴ノ信を気に入ったという。
村を
救うため妖狐と契約を交わす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-13 23:36:32
8511文字
会話率:44%
ある日青年は車に轢かれ、致命的としか思えない怪我を負う。だが青年は未練を残しつつもこれもまた人生と割り切った。「俺が死んでも悲しむようなやつはいやしない。どうせなら彼女くらい欲しかったな」、と。
そう思い、最後くらいは誰が轢いたのか見てやろ
うと顔を上げる青年。―だ、大丈夫ですか?― しかし予想外にも轢いたのはとびっきりの美少女だった!
そしてこのまもなく死ぬという絶体絶命の状況下、青年はあることに気付く……! 「この位置ってパンツ見えんじゃね――?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-18 20:09:41
6868文字
会話率:19%
とある廃ビルの一階に鍵のかかった“開かずの扉”があった。夢により、子供の頃に遊んだその場所の記憶を呼び起こされた皆瀬光児は、小学生の頃はどうしようもなかったが高校生になった今ならと思い立ち、友人の沖原悠大と共にその扉に挑む。いろいろと試して
も開かないその扉に、ダメで元々と二人で体当たりをすると、思いのほか簡単に扉は開き、二人は勢いよく中に飛び込む形となってしまう。前のめりに転んでしまった二人が顔を上げると、そこは廃ビルの一室――――ではなかった。開かずの扉は“異世界への入り口”だったのだ。「悠大見ろよ、スライムだ! 倒して経験値ゲットだぜ!」「なあ、光児」「ん?」「実際問題、スライムってどうやって倒すんだ?」「……え」
※とあるゲームに触発されて、つい書いてしまったこの作品。現代人である少年少女たちが、自分たちの世界とモンスターの跋扈するファンタジー世界を行き来して繰り広げるリアルRPG冒険譚、ここに開・幕! 注)チート要素はまったくありません。むしろ主人公弱すぎてどうしよう的な感じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-06 12:00:00
18191文字
会話率:35%
「大丈夫?」
突然暗くなる。僕は驚いて灰色の世界が見える場所に顔を上げる。
そこには黒色の長いさらさらとした髪、真っ黒のクリクリとした真ん丸の目。僕が初めて見るものだ。
僕は体を出来るだけそれに近付けるように壁に前足を付けてそれをマジ
マジと見る。
するとそれが僕を四角い世界から出した。そのままそれに抱かれた。
「君も1人か。」
温かい。それは真っ白い歯を見せた。一本無かったけど。
「君、冷たいね。」
ピンク色に変わった空を見て、それの温もりに埋もれてみた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-13 17:28:30
24536文字
会話率:41%
「おにいちゃん」不意に声がして、俯いていた顔を上げると、そこには10歳くらいの少女が、しゃがんでこちらを見ていた。葵と祐二の年の差ラブの行く末をご覧ください。
最終更新:2009-02-13 21:40:25
19789文字
会話率:46%