宮廷テイマーが使い魔と楽園をつくるまで
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「聞こえなかったかね? 君はクビだと言ったのだよ、ユキアくん」
宮廷テイマー
として国に仕えていたユキアは、ある日突然解雇を宣告される。
さらに国家を欺き続けた濡れ衣まで着せられ国外追放処分、暗殺者に追われる事態になってしまう。
「私は代々受け継がれてきた使い魔たちのテイムを行っております。私が任を解かれれば、竜や魔獣は抑えが効かず飛び出すでしょうし、馬なども言うことを聞かなくなるかと」
「でたらめを言うな!」
説得虚しく国を追い出されるユキアは家族とともに北の未開拓領域を目指した。
「ちょっと不便かもしれないけど、色々テイムして整備していけば未開拓の森も過ごしやすくなると思うから」
「わかってますよ。兄さんならそのくらいやることは」
母と妹、従者のロビンさんとともに新天地を目指して走り出す。
そこでユキアは様々な生物をテイムして使い魔の楽園を築き上げていく。
一方ユキアを追い出した貴族たちは、ユキアの宣言どおり言うことを効かなくなった宮廷の生物たちに大損害を与えられ大目玉を食らうことになる……。
これは国を陰ながら支えていたテイマー一族が自由を得たことで世界を巻き込んでいく事態に発展する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 14:54:53
76389文字
会話率:50%
「アナタは今日でクビよ。さっさとこの国から出て行って」
魔力管理室のお仕事は大変だ。
西に魔物がいれば遠隔魔法でデストロイ。
東の畑に養分が足りなければ、魔力を与えて土を肥やす。
北の工場で使う魔力鉱石もわたしが生み出したもの。
南の乗船所に停泊している船だって、わたしの魔力で動いている。
そんな国中の魔力を管理するお仕事をしている、わたしこと魔法少女のロロナは、
国へ突然やってきた王妃候補の一存で島流しを言い渡され、さあ大変。
――あ、大変なのはわたしではなくて国の方ですよ?
王妃候補の行いが祟り、国中の魔力を取り込んでしまったわたし。
魔力を失ったトレンダ王国では魔法も使えないし、
きっと王妃候補様お望みの国興しどころじゃないと思うけど、大丈夫かな?
心配は心配だけど、わたしも無人島生活で忙しいし、それに追い出された身だし仕方ないか。
変わった無人島にたどり着いたわたしは、一国分の魔力と、少しのガッツで生き延びていく。
帰って国民の皆様をどうにかしたい気持ちもあるけど、もう遅いよね?
発展していく無人島、衰退していくトレンダ王国。
無人島が国を超える日もそう遠くはないのかも。
魔法少女が繰り広げるドタバタ無人島生活、ここに開幕――
※文字数には予約投稿分が含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-21 12:21:22
52017文字
会話率:37%
「アディス。お前は今日でクビだ」
魔王軍に長年仕えていた四天王のアディスは、新たに就任した魔王の一言であっさり解雇されてしまう。
理由は何と「地味だから」――地属性の魔法を駆使したインフラ整備などを担ってきたアディスは、派手な戦闘能力ば
かりを重視する新魔王から評価されず、地味な裏方仕事しかできない役立たずとしか思われなかったのだ。
説得虚しく魔王軍を追い出されるアディス。
新魔王に愛想を尽かしたアディスは、地上の人間界の辺境へ移住して、のんびりとした第二の人生を送ることを決意する。
アディスは戦闘以外では万能な地属性の魔法を使い、監視役として派遣された人間の聖女と共に、辺境の地を豊かな大領地へと育て上げていく。
その一方で、アディスという貴重な人材を手放してしまった愚かな魔王は、群雄割拠の魔界で追い詰められ、破滅の一途を辿るのであった。
※領地運営・町作り要素はだいたい5~6話くらいからスタートします。
※ざまぁ要素は13話目くらいから挿入されていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 07:10:01
78697文字
会話率:42%
王国最大の陸上交易都市を領内に擁する大貴族の長女ステラ・バルトゥコヴァーは、日本人の少女が転生した姿だった。
十二歳になったステラは洗礼式を迎え、神から【天啓】を授かる。
しかし、それは水の乏しい領内では何の役にも立たない《水流魔法
》だとわかった。
「ふざけるなっ!」
ステラに多大な期待を寄せていた父は激怒し、絶海の孤島へとステラを追放する。
「あばよ、ステラ。もう二度と、おまえの面を拝む機会はないだろうがな」
兄の罵倒を受けつつ、ステラは幼馴染の従者の少年や幾人かの使用人と共に、大海原へと放り出された。
航海の最中、ステラたちは島を世界から隔絶させていた原因となる巨大な海獣に襲われる。
絶体絶命の危機の中、ステラは転生神たちの声を聞き、《水流魔法》の真価に覚醒、海獣を追い払った。
無事に島へと着いたステラは、《水流魔法》と頼れる仲間と共に、転生前の知識や前領主の記録を参考にして、のんびり開拓を楽しみつつ孤島を一大交易拠点へと変えていく。
「赤字なんて、あり得ないだろうが! これまで、ずっと膨大な黒字だったはずだろう!」
一方で、多くの商隊をステラの海上交易ルートに奪われた実家は、たちまち没落の憂き目をみることになった。
「今更戻ってこいなんて……。わたくしは今の生活に満足しております。お引き取りください、兄様」
とうとう、焦った父が臆面もなく復縁を迫ってきた。
しかし、ステラは使者として来島した兄を、鼻で笑って追い返す。
ドロドロした貴族の世界はもうこりごり。
このまま実家が没落しようとも、のんびりスローライフを楽しむんだ。
そう胸に誓い、ステラは今日も大海原へと漕ぎ出していった――。
【カクヨムにも掲載】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 21:04:16
40873文字
会話率:38%
カドカワBOOKSより書籍化しています。
☆
開拓村の幽霊屋敷で出会ったのは、ザシキワラシと名乗る可愛らしいアンデッドでした――。
無価値とされた能力『霊感』のおかげで、異世界の魔物”妖怪”達の主となった貴族の三男坊セーム。
その妖怪達
の恐るべき力を使って目指すのは――田舎で快適のんびり生活!
畑を耕してみたり、美味しい料理を作ってみたり、たまにはモンスターとも戦ってみたり。
精霊が滅び荒廃した世界で、村を開拓して施設を建設し街へと発展させていく。
そんなスキル活用・領地開拓ストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 20:54:21
676895文字
会話率:36%
「厳正なる選挙の結果、『賢者』アルマル博士を解任し追放処分とする!」
人知れず国を包む極大結界を維持する『賢者』、アルマル家。現当主オルトは無学な貴族たちの陰謀で解任され、ありもしない結界を維持していると偽った罪で国外追放されてしまう。
「厳しい気候も魔物の襲撃も極大結界が防いできたのです! それがなくなれば……!」
「はいはい、おとぎ話はもういい。さっさと出て行け」
説得むなしく国を追われたオルト。
知恵の失われた国に失望した彼は、自分を信じてついてきたメイドと助手とともに猫の額のような土地で新生活を始める。それまで国全体を覆っていた魔力を凝縮した結界は土地を豊かにし、オルトは知恵ある者たちの町を築く。やがてその力と学識を求めて各国の要人たちがオルトを訪ねてくるようになる。
一方、元・母国は極大結界を失ったことで荒れに荒れていた。厳しい気候で作物は実らず、辺境から魔物に蹂躙され、景気も治安も悪化するばかり。反乱を起こされた貴族たちは慌ててオルトを連れ戻そうとするが……
これは国に縛られていた最強結界術士が自由を得たことで世界を変える、そんな物語のはじまりの一節。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 12:49:38
8265文字
会話率:59%
代々聖女を排出する名家の三女として生まれたアリア。
しかし、七歳で行う魔力鑑定の儀で魔力なしの判定を受け、家では不遇の扱い。姉たちからはいじめられている。
遂には家名に傷がつくと家を追い出され、獣人が暮らす辺境領にお飾り領主として幽閉される
ことに。
だが、鋼メンタルのアリアは期待に胸を弾ませていた。
「作戦通り! これで自由です!」
実はこの追放はアリアの策略。
窮屈な実家を抜けだし、辺境領で自由に暮らせるように周到な計画を立てていたのだ。
こうして、辺境領主となったアリアはもふもふな住人さんたちと仲良くなるべく内緒で領地経営を開始。
ところが、禁じられていた聖魔法を使って判明する事実。
アリアは既存の測定技術の上限値を超える驚異的な魔力の持ち主だったのだ。
知恵と魔法でアリアは辺境領をどんどん発展させていき、やがて追い出された実家を超える大領主へとなっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-04 17:14:28
33514文字
会話率:21%
伯爵家の3男に生まれ、幼少期より病弱だったためにベッドの上で過ごすことの多かった少年レオポルド(通称レオ)。その姿は弱々しく、父や腹違いの兄たちからは役に立たない存在として疎ましく思われていた。成人を機に家から追い出されると思っていたレオへ
、父からある領地を与えられることを告げられた。与えられたのは深い森に包まれ、多くの魔物が蔓延ると言われている場所。とても人の住めないような地を与えられ、レオは仕方なくその地へと足を運んだ。噂通りの危険な地でレオは1人生活を始めるのだった。
※カクヨム、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-23 19:22:58
482319文字
会話率:32%
伯爵家の嫡男として産まれたラルだが、母親は正妻でも側室でも無く只の侍女だった。
伯爵は初の男児とあって伝来の秘術を使うが、正妻や側室の陰湿な嫌がらせに身の危険を感じた侍女の願いで一時の間、侍女の実家にてほとぼりを冷ますことに。
だが侍女
が乗る馬車が魔物に襲われ母である侍女は死に、箱に隠されたラルを騎士爵の貴族が発見しそのまま自分の息子として育てる事に。
伯爵家秘伝の秘術で普通より能力が向上しやすい体質となったラルは、騎士爵家の嫡男として育ち、やがて学園に入り、冒険者を目指す事に。
しかしふとしたことで伯爵家の人間に伯爵の嫡男だと判明した事で出生の秘密が明らかになって、両家を巻き込み大騒動に、果たしてラルは希望通り冒険者を続けられるのか?
貴族社会の枠組みに取り込まれていくのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 23:00:00
16858文字
会話率:27%
会社をリストラされた四十歳無職・山本晴幸(やまもとはるゆき)は趣味で閲覧していた戦国系まとめサイトで怪しげな広告にアクセスするや、戦国時代にタイムスリップしてしまった。
タイムスリップした先は甲斐国・躑躅ヶ崎館の大広間、成り行きで武田信玄
に仕えることとなった晴幸は歴史知識を生かして武田家の為に働くことになる。
これは、自分が武田家の名軍師、山本『勘助』に成り代わってしまったアラフォーおっさんが新しい就職先で一所懸命に働く──そんなお話。
2年前に投稿した作品の加筆、修正したものになります。
しばらくの間は毎日夜8時頃に投稿予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-04 23:49:07
110329文字
会話率:54%
新米貴族のエリス。
彼には大きな秘密――"狂戦士"としての過去があった。
常勝無敗の反英雄。
魔物の軍勢すら単独で屠り、竜すら力で捻じ伏せる。
凶暴すぎるあまり、味方すらも獲物にする悪逆非道。
生ける伝説として&quo
t;狂戦士"は畏怖されてきた。
そんなエリスだったが、己の所業を悔いて改心した。
過去を捨て去ろうと決意し、禁術によって凶暴な人格を分離する。
こうしてエリスは穏やかな性格へと変貌した。
ところが、分離した人格は凶暴さを増して牙を剥く。
ふとした拍子に身体を乗っ取ると、衝動のままに暴走するようになった。
苦悩するエリスだったが、"狂戦士"の人格は貴族達を相手に思わぬ活躍を見せる。
平凡を望む本人の意思とは裏腹に、彼は国内でも有数の大貴族へと成り上がっていく。
二重人格者となった元狂戦士は、狡猾な貴族社会を暴力で生き抜くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 18:23:27
119485文字
会話率:20%
貴族のハンスは弱小領地を受け継ぐことになったものの、領民達が逃げ出しいなくなってしまう。
だがこの時、ハンスは自分が転生してきたことを思い出す。
同時に外れ扱いされていた【生産】スキルが転生特典で進化した。
進化した【生産】スキルは少ない材
料からでも、ポーションから野菜、さらには貴重な武器、なんでも作れる超便利なものであった。
「【生産】スキルを使って、のんびり領地を発展させていこう」
やがてどんどん有能な人材がやってきて、いつの間にか弱小領地は最強領地になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-10 22:56:18
30119文字
会話率:49%
公爵家長男、ガイア・フォース。
彼は勘違いによって国王に国家転覆の嫌疑をかけられ、国外に逃亡。
限界に陥ることで真理に気づき、辺境で美少女専門テイマーになる。
将来伴侶となる美少女を求めて彼は相棒と共にテイム生活を始める。
最終更新:2019-11-23 11:08:45
201560文字
会話率:34%
『異彩の天才』と言われる美少年(♀)×元王太子付側近(♂)夫婦による領地開拓ファンタジー
領地開拓がメインだけど、夫婦だから恋愛要素があるかもしれない……たぶん。
最終更新:2019-08-08 02:55:50
3951文字
会話率:22%
「アナザーワールド」のサービス終了を迎えるそのとき、・・
満開の薔薇が新たな世界への旅立ちを祝福してくれた。
これは、異世界に放り出された冴えない中年男性と、ゲームで愛情込めて育て上げた有能なキャラ達との、愛と涙の感動物語である!(・・・
そうなる予定。本当か・・?)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-10 22:36:53
9714文字
会話率:35%
神楽坂進は邪神の遊びで転生させられた。【外れスキルSSSSSランク悪役令嬢を持つ料理人が勇者パーティから平穏に追放され魔王を暗殺した罪で世界最高の領地開拓をしていたら賢者の奴隷になり宿屋をはじめた】という属性盛り過ぎ転生者を目指さないといけ
ない。目指さないと死ぬ。邪神に殺される。属性を獲得しつつ、邪神を抹殺する牙を研ぎ澄ますのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-04 21:59:04
6122文字
会話率:23%
魔王は悪い、邪悪の権化だ、生きていてはならない。
と勇者として召喚された時から言われていた、
主人公こと島川猛は、たった今魔王と食事をしている。
エ?ナンデナンデ?魔王ナンデ?邪悪の権化ジャナイノ?
あ、悪いのこれさっき瞬殺した宰相だわ(笑
)
というわけでなんか魔王から世界半分もらいました。
まあ世界半分使って王国でも作って、最強かつ最高の王様になろうかな?
反発する奴には話し合いで解決し(肉体言語)
使える奴は使えるだけ使う。
そんな勇者の領地開拓記(王国)がいま、始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-16 22:04:15
11668文字
会話率:47%