太平洋戦争を生き延びた、元海軍軍人を曽祖父に持つ少年――剣耀流は曽祖父の墓の掃除のため、夏休みを利用し田舎に帰省していた。そこで、一足先に墓前で手を合わせていた男性・竜崎焔と出会う。
曽祖父の教え子だったという彼との語らいの中で、戦争と
いう時代に生きた先人達の想いに触れた彼は――。
(本作はカクヨム、ハーメルン、暁、エブリスタでも掲載する予定です。また、本作は板野かも先生原作の「レッドに恋しちゃダメですか!? ~幻獣戦団アニマライザー~」及び「NAVY★IDOL ~海軍士官が現代でアイドルキャプテンを目指すようです〜」の2作品とコラボしております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 21:19:22
3812文字
会話率:67%
西暦2079年、太陽から発せられた大規模太陽風「コロナストーム」は、地球に甚大な被害をもたらすと同時に、「コロナクリスタル」と呼ばれる新たなエネルギー資源を生み出した。
米国を中心とした「アムレイシア自由同盟」は、コロナクリスタルの平和的
活用と諸国への分配供給を開始、世界は永続的なエネルギーと地球環境の再生に尽力し始めた。
だが、これを快く思わずコロナクリスタルの占有権を主張する者たちがいた。
世界で初めてコロナクリスタルを発見し、大量に産出する「大カスバニオン帝国」は、その占有権と鉱脈保有諸国の統一を掲げて宣戦布告。
のちに語られる「コロナクリスタル戦役」が幕を開けた。
カスバニオン帝国はコロナクリスタルを動力とした人型兵器「ヴァリアントドール」を用いて、同盟諸国を蹂躙しつつ、鉱脈資源を確保していった。
同盟軍も劣勢に立たされながらもその性能を分析し、独自のVDを開発、一気に反撃に出た。
これに対し帝国軍も主力機のアップデートで応戦、戦況はあっという間に膠着状態に入った。
それから4年後、同盟軍士官学校に通う青年・「高槻悟」は、この年で晴れて正規軍に入隊する新人だった。
最終試験は、入隊確率50%とも言われるVDでの実戦訓練。
これをクリアすれば晴れて正規軍に入隊できるが、突如帝国軍が襲撃。
帝国の狙いは同盟軍の若きパイロット候補生を皆殺しにする事。
混乱する訓練生たちたちだが、悟の一声で一致団結、破天荒ともいえる彼が編み出した作戦で帝国軍を撃退、勝利を収めた。
これは、後に「戦術の軍神」と呼ばれることになる悟が戦場で幾多の出会いと別れを経て、真の平和への糸口を模索していく戦場群像劇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 16:38:05
48401文字
会話率:36%
舞台は23世紀。人類は太陽系全土にその生存領域を広げていた。日本軍士官、榊光一郎は中国軍へと留学士官として赴く。そんな折、水星植民地で反乱が発生、これを鎮圧に向かうこととなる。だがこれは、太陽系全土に波及する戦乱の始まりに過ぎなかった。
昔書いた小説を1日1話くらいのペースで上げます。よろしくおねがいします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-12 00:02:16
35186文字
会話率:50%
志朗・K・アストリアは、アズガルド皇国第21代国王イルバ・K・アズガルドの第16皇子だが、13歳以前の記憶がなく、王位継承権を持たない混血種だった。17歳の志朗は身分を公にせず、一流の軍人を育てるエリート軍学校「ユグド軍士官学校」へ通学して
いた。最強の騎士団ワルキューレの1人ユリア・オルガナイザーの護衛に助けられながら、武の才能が無い志朗は文官の道を歩むため、文科にて勉学に励んでいた。しかしある日軍科の生徒を決闘にて圧倒してしまった。この出来事をきっかけに志朗の宿命が大きく動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-27 18:14:32
18547文字
会話率:55%
これは、法術という不思議な能力と、竜や眷属獣といった未知の生物たちが存在する世界でのお話。
アマナツ・フレデリカ・クローゼは、とある目的のためにローゼンクローネ帝国の軍士官養成学校に編入する。そこで出会ったエーリヒ・パルトナーという青年
と仲良くなったアマナツは、他にも個性的なクラスメイトや教師たちと出会い、過ごす中で、疫病神にでも憑かれたかのように様々な陰謀に巻き込まれていってしまう。果たして彼女は本来の目的を達することが出来るのだろうか?
的な話です。一言で言い表すのは何とも難しいのですが(単に私の語彙力不足と微妙なストーリーのため)、取りあえずファンタジーであることは確かです。第一部は学校生活編です。
なるべく週に1回は更新したいなーと思っております。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-22 04:47:08
274233文字
会話率:56%
魔族の貴族の三男であるクロウ・アルベスターは親の地位と金にすがってニートのような暮らしていた。しかしある日、親がコネを使って陸軍士官候補生学校に勝手に志願書を出していた事が発覚。軍隊の教育隊で待っていたのは予想を遥かに超えるキツイ訓練だった
--折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-01 00:33:24
17838文字
会話率:39%
敗色濃いミャンマー戦線へ派遣された陸軍士官と、若いミャンマー人の娘との悲恋。
最終更新:2018-12-30 23:21:45
4971文字
会話率:52%
フィナムは帝国軍士官学校の訓練生だ。彼は過去世記憶を持っていたがそれ以外はごく普通の魔導師見習いであり、連日きびしい訓練を重ねていた。
ある日、彼は軍司令本部の局長に呼び出され、極秘活動に参加するように要請された。それは地球世界からの“
転生者”を探しだし、さらに監視するというものだった。なぜなら、“転生者”はこの世界を混乱させ破壊をもたらすからだという。
彼はその話に危険を感じて、局長の要請を断るのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-28 18:37:45
155316文字
会話率:17%
「降伏文書に署名するだけの簡単なお仕事です」
日本の女子高生・郁(カオル)のもとに現れた王国の外交官は、そう言ったはずなのに…… 王国は、22世紀の世界の3分の2を支配する『帝国』と対立し、帝国の傘下に入るかどうかで国論が二分されていた。よ
くわからぬまま女王にされてしまった郁は、激動の情勢に揉まれていく。そんなとき彼女は、ひとりの帝国軍士官の青年と出会う。郁と友達になった王国の高校生セリア、王国内を拠点にする反帝国組織の少女ラトカ。時代の荒波に巻き込まれていく彼女たちは、少しでもマシな未来を掴み取ることができるのか?
(完結済)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-29 15:00:00
223930文字
会話率:51%
1930年代の地球によく似た異世界のものがたりです。
時代に翻弄された船乗りルイは、南の島で海軍士官のフォリーと出会う。ルイは敵に襲われ傷ついたフォリーを救い、敵から追われることになった。自らの出自が災いし、ルイは敵から逃れるため、フォリー
たちの乗る軍艦を島から脱出させる手伝いを引き受けた。次々と襲ってくる敵軍をあの手この手でかわして、二人は好運も重なり、敵に捕まった味方船を奪い返すことになるが、その後、ルイに苦難が待ち受けていた。
フォリーは自身の出自を利用して、ルイを救いだすことにした。救われたルイはフォリーの正体を知ることになる。
フォリーに救われ軍艦に戻ったルイは、蒼い海になびく、剣を手にする騎士の旗を見上げ、フォリーの存在と好運の秘密を感じ取ることになった。
海洋戦記もの、架空戦記とボーイ・ミーツ・ガールと冒険ものに西洋チャンバラを若干混ぜ込んだものがたりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-21 01:00:00
14766文字
会話率:45%
終戦後の孤島を舞台にした本格ミステリーです。
第二次世界大戦の南方戦線で記憶喪失になり連合軍の捕虜となった【主人公】は終戦後、収容所で尋問官だった日系米国人【加藤】とともに迫根島という孤島を訪れる。迫根島には戦中、共産主義に傾倒する【弓田
宗介陸軍士官】の一派が資源開発を名目に駐屯しており、国体存亡に関わる何某かの秘密を隠匿したらしい。
GHQのCIS(民間諜報局)所属となった【加藤】は、記憶喪失の【主人公】を南方戦線でMIA(戦闘中行方不明者)となった【弓田】だと考えて、かの逆賊が隠匿した秘密を暴くために迫根島に同行させている。国家転覆を企んだ逆賊が、いったい何を迫根島に隠匿したのか。
そして【主人公】たちが迫根島に渡るとき、かの逆賊のもとで資源開発の責任者を任されていた町頭の息子【野上洋平】の妹【千尋】と行き会うと、島民や兵隊ら十三人が犠牲となった炭鉱崩落事故について聞かされた。
【加藤】は上陸すると、町頭の【野上耕造】に弓田宗介の隠匿した秘密(宝)とともに炭鉱事故の真相解明を約束して島の捜索を開始したものの、その矢先に殺人事件が起きてしまう……。
記憶喪失の【主人公】は、自分が何者なのかわからぬまま、殺人鬼が潜む孤島で【弓田】が島に隠匿した秘密を解き明かすことになる。
【殺人事件が起きる第ニ章までは毎日更新予定、以降は不定期更新になります】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-14 11:32:52
145738文字
会話率:34%
ある日、エルフィーヌは自らがとある恋愛ゲームの中での悪役令嬢に転生していることに気がつく。そして、自らに降りかかるはずの悲惨な運命を回避するために、貴族の位も全てを投げ出して家出をした・・・・・・筈だったのだが、なぜか最終的に行き着いた先は
地獄の軍艦勤務だった!
彼女は叫んだ「クソッタレ!どうしてこうなった!?!」
これは、ある刑事並みに不運な目にあった一人の海軍士官の物語だったりする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-10 23:03:33
10114文字
会話率:4%
「アルティア・ノルン少尉。新造戦艦<ノーデンス>第三艦橋主任技師補佐を命ずる」統一宇宙軍士官学校卒業式。それは予備役少将である校長から士官として受ける初辞令の場でもある。しかし幼少からの憧れである戦艦勤務を告げられた俺は――それと同時に壮大
なフラグをも賜ったのだった。って、ふざんけんな! 何だその露骨な死亡フラグ!? 先任である幼女中佐と共に、絶対生き残ってやる!! これは運命に翻弄されながらも必死に足掻く凡人の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-08 14:58:52
6389文字
会話率:28%
20世紀初頭。魔道革命からおよそ100年。
皇国の大陸進出政策に伴い、大陸侵攻作戦が行われた。
それから数十年満州にて陸軍士官学校魔道学部が創立された。
最終更新:2017-11-30 16:30:01
38693文字
会話率:15%
大ヤワラギ帝国で海軍士官学校を卒業した大矢健治郎。初の任地は秘密施設という。
しかしそこで彼を待っていたのは、田舎娘の天宮緋影。彼女のために教鞭をとることが任務だという。
最終更新:2017-09-18 16:00:00
147855文字
会話率:37%
時は人類が宇宙へ進出後千年を経た時代。二つの星系が宇宙の覇権を争い、対戦が起きているその最中。フローラは辺境惑星ホルスから、たった一人の親類を求めて主星へと旅立った。そこではなんと、主星軍士養成学院に入学させられる!?とりあえず全員必須の
入学試験は試練の連続!フローラは無事難関を突破できるのか。面倒くさがり、少し孤独な女の子が、宇宙の大戦をベースにした世界で、親友を見つけ、目指す人を見つけ、自分の未来を探していく青春バトル(&ラブ)ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-01 22:05:34
18264文字
会話率:39%
勝次郎の兄は、誰もが憧れる海軍士官で、病勝ちで徴兵されなかった兄を持つ幼馴染の弘之からは羨ましがられている。
悪い気はしなかったが反面、勝次郎もまた弘之を羨ましく思っていた。
この作品の登場人物は、『空はどこまでも青かった』に登場していま
す。
卯月屋文庫掲載作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-15 20:35:55
8915文字
会話率:46%
弘之は勝次郎が羨ましかった。
勝次郎の兄は海軍士官で町の英雄であるのに、彼と同い年の弘之の兄は徴兵検査に通らなかったにも関わらず、のんびり日々を過ごしていたからだ。
卯月屋文庫掲載作品
最終更新:2015-07-07 20:21:24
5664文字
会話率:39%
隠し続けた秘密。
押し殺した感情。
交差した道は、もう一つの結末を。
陸軍医官リリバスが出会ったのは、空色の髪をした少女。
そして自分と瓜二つの顔をした空軍士官。
二つの運命が交差した時、世界はまた一つ、異なる未来を描き始める。
恋と思
惑渦巻く、魔法とミリタリの交差するファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-21 16:05:49
103884文字
会話率:47%
旧タイトル「俺と彼女と宇宙輸送艦セドナ」
はるか未来、火星に移住した人類と地球人類との間で戦争が行われていた。
火星の宇宙軍士官学校を卒業した俺(ダテ・ダイスケ准尉)は、友人たちが宇宙戦艦や航宙母艦に配属されるなか、親友(マリオ・マルコ
ーニ准尉)とともに、どう考えても華々しい戦果とは全く無縁な宇宙輸送艦セドナに配属されて腐っていた。
しかし、宇宙輸送艦セドナには謎があった。
地球との艦隊決戦が近いというのに、戦場から遠く離れた資源採掘用の小惑星に大量の燃料を輸送するというのだ。
機密の匂いがしたが、上官たちは下っ端の俺達に艦の使命を親切に教えてくれたりはしなかった。
俺とマリオに求められたのは謎解きではなく艦内清掃などの雑用だったのだ。
唯一の心の救いは有能だけどちょっとアレな美人女性士官(リサ・リンドルース中尉)とお近づきになったことくらいだ。
俺とマリオとリサさんは平和でのどかな日常を送っていたが、そんな幸せな日々はある日突然終わりを告げた。
宇宙輸送艦セドナの使命を妨害するために地球のステルス偵察艦が攻撃をしかけてきたのだ。
そして、俺は宇宙輸送艦セドナの使命を知って愕然とした。確かに俺は戦争の行方を左右する機密作戦の渦中にいたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-17 06:00:00
82372文字
会話率:44%
病院のベッドで最期の時を迎えた老人は、元海軍士官で戦闘機乗りだった。
意識不明の状態で突然に眼を開け、腕を挙げて何かを掴もうとするかの様な仕草の後に亡くなった。
見開かれた眼には、一体何が映っていたのだろうか。
若かりし頃の老人は輝かしい戦
果とは無縁だったが、それでも全力で戦った。護衛空母の一隻『瑞鳳』に乗り込み、戦闘機隊長として戦いに出た。
初めての本格的な実戦で彼は機位を見失い、どうにか帰還しようと母艦との会合予定海域を目指すが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-05 22:41:50
5690文字
会話率:4%