ある怪しい男が家にやってきた。その男は寿命を買い取りたいと言うのだが...
最終更新:2021-05-11 22:17:40
1168文字
会話率:49%
おや、あなたずいぶんいいウソ、お持ちですね。
最終更新:2021-04-01 20:00:00
6258文字
会話率:27%
交換しましょ、そうしましょ。
最終更新:2020-05-22 21:15:20
664文字
会話率:4%
"あなたの喜怒哀楽、感情を買います"
都市伝説の一つとして出回っているよくある話だ。
感情を買い取ると言って回っている男か女かもわからない、出現場所も全国様々であり、いつ声をかけられるかもわからない。
無作為
に選んで声をかけてくるのか、何かの共通点で選ばれてるのか?
全ての情報がいまいちだった。
「感情を買取ります……か、怒りや悲しみを買取って欲しいもんだぜ、まったくよ~」
酒を飲み千鳥足になった男が、大通りから路地裏に入っていき、立ち小便を始めた。
「そもそも、いくらで買い取ってくれるっていうんだよ」
──すいません。
突然後ろから声をかけられ、ビクッと体が縮こまった。
「私、感情を買い取りをしております夏菜と申します。あなたの感情でいらない感情はありませんか?」
突然声をかけてきたのは、姿形は人間なのだが、目が黒目で白目がない女が立っていた。
しかし、それ以外は至って普通……むしろ、豊満な胸に長い黒髪で、甘い香りを漂わせ、美人だ。
「あ、あんたか!? 本当にいたのか! ははっ、本当にいるなんてな! で、いくらで買い取ってくれるんだよ? 出来るなら怒りや悲しみの感情を買取って欲しいもんなんだけどな!」
男が、そう言うと腕が頭目掛け伸びてきて、男の頭の中に突っ込まれる。
「あっ……ああ……がっ」
「ご要望通り、あなた様の感情を買い取らせていただきます、しかし現金ではございません。あなた様に力を与えます。感情なんていらないと思わせた人間、社会に復讐する為の力を……素晴らしいでしょ?」
頭から腕を抜くと赤黒い玉を握りしめていて、満足そうに眺めてニヤニヤしている。
「では、あなたのこれからの人生に幸あらんことを」
「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーっ!!」
あとに残された男は、全身が毛に覆われ始め、足の筋肉の肥大でズボンは破け、腕はぐんぐん伸び、さながらチンパンジーに似た生き物に姿をかえていった──
「ちゃんと人間社会に復讐しなさい、坊や」
ケタケタ笑いながら、建物を三角飛びしながら上へ上へと進み女は笑い声と異形の者を残し、その場をあとにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 22:26:44
625文字
会話率:43%
ある事件がきっかけで狼男をはじめとする、「獣人」といわれる人種が増えつつある世界。
そのため「獣人」が係ったと思われる事件が目立つほど発生している。
成條大学動物心理学科2回生の緋刈シンジは、人気の小動物、ヒメレグナの「ヒメ」と
獣医見習い
兼店員の愛理奈目当てで、学校の近くにあるペットショップに通い詰めている。
ある日、海外の医療品メーカーで働く母の同僚という、インターンシップの学生、
チェイニーと狼犬のロボが現れ、シンジに愛理奈を警戒するように告げる。
翌日、「獣人」が犯人と思われる殺人事件が起こり、ケンジは事件との係りを確かめるため、
愛理奈を食事に誘う。酔った愛理奈を公園で介抱するケンジの前にチェイニー達が現れ、
自分たちの使命は愛理奈たち「ハンター」が『特別』を持つケンジを攫うのを阻止する事
だと告げる。彼らのやり取りの背後で黒豹の獣人に変貌する愛理奈。
チェイニー達を挑発しつつ、ケンジを誘う愛理奈。彼女は狼男に変身したチェイニーに撃退
されるが、ケンジに再会を約束しつつ立ち去る。
次の日、ペットショップで「ヒメ」が売却済になったことを知り、愛理奈のことと合わせて
二重に落ち込むケンジ。実は愛理奈がケンジのために「ヒメ」を買い取り、人質にしようと
したことに失望、怒るケンジ。彼の本気の気持ちを知り、謝罪する愛理奈。
ともかく戻って来た愛理奈と「ヒメ」を受け入れるケンジ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 23:48:49
13473文字
会話率:58%
二十歳の大学生、健(たける)さんがコタツで蜜柑を食べていると、玄関のチャイムが鳴りました。出てみれば、それはかつて洗濯機を健さんに残して世界へ旅立っていった、先輩でした。「しばらくここにおいてほしい」という先輩の荷物から飛び出したのは、緑色
の石の付いた、エメラルドの指輪でした。
ひだまり童話館 開館6周年記念祭(第24回企画)「6の話」参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 00:00:00
5518文字
会話率:46%
「思い出には形がない」
そんな思い出を買い取り、価値を与え、誰かに受け渡す会社、ホワイトメモリーズ。
ある日、大学生甘木ナギサの元に、不気味な女性北野が訪れ、思い出の買い取りを勧める。この事件から、ナギサの生活は思わぬ方向へ変容してゆく
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-29 07:29:12
5037文字
会話率:44%
「あなたの記憶、買い取ります」
【(幽)廻灯籠】
学校に行く途中、駅に居たはずの高木姫乃。
不意に現れた扉の先に居た紳士な男子、伊邪那走馬。
人の記憶とは何か?今ある自分とは?
ふと現れる扉の先にあるのものは。。。
最終更新:2020-12-08 02:00:00
1047文字
会話率:45%
ダンジョンを利用して、本田誠司は借金を返済することになった。
誠司と同じ借金返済のために連れてこられた人たちと、魔導銃という武器を持ちダンジョン探査をしながら借金を返済していく。
ゴブリンの魔石が、一個銅貨一枚で買い取り。日本円に直すと、一
個十円にしかならない!
ダンジョン内は危険がいっぱい!こんな返済方法ありなのか?
この物語は、本田誠司がダンジョンで借金を返済し普通の日常を取り戻すまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 01:00:00
451156文字
会話率:35%
君たちは物語のネタの仕入れ方を知っているかい?
今日は特別に、その方法を教えてあげよう。もちろん、信じるか信じないかは、君たち次第だ!
3、2、1……バーン!!……はは!
最終更新:2020-10-01 22:20:57
1732文字
会話率:4%
駅から15分ほど歩いた小さな路地の奥に、古い古民家がある。琴璃屋と書かれた看板の横を通り過ぎて扉を開けるとテーブルと椅子、の隣に棚があり、綺麗な石がいくつか置かれている。一見なんのお店かわからないが、壁の張り紙には一言、【貴方の体質、入れ替
えます】とある。物腰柔らかな青年が奥の框から出てきて言った。「いらっしゃいませ、琴璃屋へようこそ。どんな体質を入れ替えますか?」
現代ミステリーsf
●倉内伊織、いおり、主人公、26歳体質入れ替え能力あり。年の離れた姉がいたが交通事故で死亡。姉が能力保持者で、死ぬ寸前に主人公との体質を入れ替えた。普段は在宅勤務でウェブデザインの仕事をしている。琴璃屋(ことりや)店主。
●倉内絢璃、あやり、主人公の姪、16歳学生。頭がきれる。母の詳細を主人公に聞きたがるが教えてもらえない。
●倉内美琴、みこと、主人公の姉、享年28。生前は高校卒業後絢璃を産んだあと、会社員。7年前の事故で死亡。未婚の母。故人。体質入れ替え能力保持者。死ぬ間際に能力を使ったのは主人公がこの先少しでも生きやすいようにって愛情。
●琴璃屋、主人公が経営している店。体質を買い取り、その代償に他の体質を入れる。勿論有料。諭吉10人から30人くらい。顧客は口外しないよう契約を結ぶ。
体質は小さい石のようなものに入っている。
入れるときは主人公が半透明の白い石をにぎって対象者に触れる。入ると大抵は色がつく。出すときは色付きの石を主人公がにぎって対象者に触れる。石はまた半透明の白になる。石は普通の石。石英っぽい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 19:36:40
6436文字
会話率:52%
インターネットは便利だ。こんなものまで買えるのだから。
(「カクヨム」「エブリスタ」でも掲載しています)
最終更新:2020-09-13 11:00:00
731文字
会話率:12%
【私】は人間が生きてきた中で得た個性、感情、記憶はその人だけが持つかけがえのないものだと思います。しかし、生きていれば嫌なこと、忘れたいことの一つや二つあるでしょう。
その為に私のお店は存在するのです。
こんなお店が世の中にあったらおもし
ろいですかね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-17 18:31:42
5542文字
会話率:28%
中年と思われる女性から、ある店に電話が
最終更新:2020-06-03 19:00:36
361文字
会話率:12%
貴方の戸籍を買い取ります 貴方の国籍買い取ります 其れを売ったら今日から貴方はゾンビですゾンビは土へと還りましょう
最終更新:2020-05-15 20:25:08
5424文字
会話率:0%
日本のどこかに十の幽霊が住む洋館があった……。
山中にあるその洋館には誰も立ち入ることはなく存在を知る者すらもほとんどいなかったが、大企業の代表で億万長者の男が洋館の存在を知った。
男は洋館を買い取り、娯楽目的で洋館内にいる幽霊の調査に対
し100億円の謝礼を払うと宣言して挑戦者を募る……。
仕事をやめて生きる上での目標もない平凡な青年のナオキが100億円の魅力に踊らされて挑戦者に応募して……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-12 19:28:05
107097文字
会話率:31%
去年書いた、権利を買い取りさせていただいたもの第三段です。しばらく電子書籍として出回っていました。三点リーダではなく中黒点を多用しています。
キーワード:
最終更新:2020-03-11 20:10:04
5008文字
会話率:55%
経営不振に陥った出版社を立て直すために、作家や編集者など有志が集って会社を買い取り、新たに作家エージェント会社として生まれ変った “㈱紡ぎ家”の、東京本社とは別に西日本在住作家を担当するため立ち上げた名古屋支店が舞台。主人公は元保険会社勤務
から紡ぎ家に転職した三十八歳の紡木真純。声がアニメ声でチビのブサ面だが空手三段。作家に対して熱心なあまり、余計な仕事まで引き受けすぎることを、本社から臨時応援できたドライな社員の佐藤と衝突していた。また元芸能事務所所属の四十三歳バツイチの森陽菜の視点でも語られる。社員五名、スタッフ三名の名古屋支店で二十七名の作家を担当。その作家達が様々な事件を起こすミステリー&ヒューマンドラマで大きく分けて三つの事件が起きる。第一は作家と担当者が同乗する車が起こした事故、第二は他社からの担当作家への引き抜き行為、第三は障害を持つ女性作家の失踪。それぞれの問題を解決する為に、紡木は森等と協力しながら悪戦苦闘する。それらがすべて解決した先には...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 09:00:00
190628文字
会話率:46%
とある寂れた場所に、博物館があった。
取り壊し寸前のその建物を買い取り、直し、今は使われない魔道具を展示している博物館。
そこには館長である男と、不思議な猫がいる。
彼らはただ、迎えることができた平和を謳歌しているだけの老人と、猫だった。
※アルファポリスにも同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-05 21:57:39
3249文字
会話率:44%
1、日本は孤立した。海外とは行き来や連絡が取れず、完全なる鎖国状態となった。
2、たくさんの不思議な現象が起こった。各都道府県に階段が現れ、どこにつながっているのかは、不明だった。階段の入り口にⅠ~Ⅴの数字が書かれている。
3、不思議な生物
が発生された。人語を話し、敵意はないようだ。生物は適正者を探しているらしい。不思議な生物は動武と言う。
4、ステータスを見ることが出来るようになった。基本は自分自身でしか確認ができない。
5、不思議なプレートが発見された。ステータスが表示できる物だ。プレートは神機と呼ばれる。
6、動武は適正者が見つかると従者となる。従者になった生物は変化できるようになるらしい。
7、動武はランクがある。Ⅰ~Ⅴとなっているらしい。Ⅰから上がる動武もいれば、最初からランクが高い動武もいる。ランクが高いほど、強力らしい。
8、動武は階段の先にある宝を探している。宝を全て持ち帰れれば、日本はこの状態から解放されるらしい。階段の先は迷宮と呼ばれている。
9、日本は、この状態から解放されるよう迷宮を攻略するための協会を作った。適正者協会。
10、適正者協会は適正者を多方面で援助できる体制をとっている、また、迷宮内には様々な道具があることから、それの買い取りやその他依頼を出していたりする。適正者向けの企業も数多く参入し、日本はかなりの先進を果たした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-29 13:41:33
6821文字
会話率:60%
六人姉妹の長女で有名大学の教育学部を卒業して教師をしていたら、
両親は、「おまえが片付かないと妹も片付かないから……」と言われて、見合いをさせられて
「僕は実業家です」という中年のハゲおやじ、やたら羽振りがいい。両親にも高価な贈り物攻
め。
やたら羽振りの良い話ばかりして、両親が、「この男に決めなさい!!」の神押しされて
……とうとう、優柔不断な状況で、押し切られて、結婚を承知してしまいました。
「結婚したら、きみも事業を手伝って欲しい」と言われて、すっかり持ち上げられて、その気になって
「私も頑張るわー!」とか、中年ハゲの夫に、張り切って返事しました……
そして結婚してみたら
そしたら……夫のやってる事業というのは……娼婦宿だったのです。
それから20年。離婚もせず、夫の事業を……娼婦宿を手伝い、すっかり娼婦宿の女将になってしまったけど、
夫がいきなり心臓麻痺で死んでしまいました。子供はできなかった。
それで、その娼婦宿を、直ぐ、すっかり売り払い、そこそこのお金を手に入れたので、
教師の経歴を生かして、寄宿制の中高一貫校を始ることに決めました。
子供もいないので、旧姓に返り……前の名前では
「娼婦宿の女将」として遊び人の男性には結構有名になっていたので
……学園の経営者=教育者になるには、少し、イメージが良くありませんから。
で、いま私の名前は、イライザ・ミンチン・ロッテンマイヤーです。
ファンタジー世界の王都の郊外で、寄宿制の中高一貫校の学校を初めて開校します。
43歳のイライザ、わたしに、どんな新しい人生が開けるのか?
「生徒募集で、学校は何にしよう? どういう学校にしょうか?」と近くに住む妹に相談しました。
「共学校? 女子校? 男子校?」と妹が聞きますが、まだ決めてません。
取り敢えず、由緒ある貴族の古い大きな洋館を買い取りました。
その建物で運営することにします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-23 12:10:21
5060文字
会話率:20%