異世界に学園単位に召喚を受けた私立桜華学園、中高一貫校はグロース王国勇者候補として案内され、一人に異能が一つ、二つあると言われ、主人公の桜川信は異能のショップを隠蔽。
勇者選定は異能を二つ持つ八雲渚に決定、他は学園封鎖もあり、路頭に迷う
。
桜川信は異能のショップの初回特典ポイントに買ったAI70バイオロイド、また信は傭兵ギルドに登録、冒険者ギルドに登録、二つを兼ねた中隊を目指す。
バイオロイドを200、中隊の中尉階級に桜川信、この為に戦場に活躍、信の異能を見抜いた貴族少女のマシリーに共闘を持ちかけられ、信は共闘を受け入れる。
マシリーは貴族の領内のモンスター駆除、蛮族の駆除、また信と中隊を遊ばせる理由はないと派遣サービスを開始。
信と隊とマシリーとマシリー家臣団の運命が回り出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 04:56:39
5171文字
会話率:33%
30代オタク気質のサラリーマン・酒井慎吾は、ある夜、近所のバーでテキーラを飲みすぎた末、自宅アパートの階段で転落死してしまう。
次に目を覚ましたとき、彼は15世紀末期の王国で貴族の少年として転生していた。
生贄文化や厳格な階級制度に困惑しつ
つも、「もう一度、強い酒を飲みたい」という欲望が彼を突き動かす。
酒造から始まる技術革新は、農業・工業・軍事・経済のあらゆる領域を巻き込み、やがて王国を大きく変えていく。
一方、旧大陸からの侵略者が迫るこの地の運命は? 大陸の明日はどっちだ!?
酒造りを起点とした興隆の軌跡を描く歴史改変ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 00:44:15
9687文字
会話率:6%
「なろう系主人公なんて、所詮フィクションでしょ?」
そう思っていた時期が、私にもありました。
だが、現実は小説よりも奇なり。
私は気づけば"リアルなろう主人公"になっていた。
努力で成り上がった凡人の私。
そして、
"貴族の血筋"を笠に着ていた、ある女。
…ただし、その女、実は貴族の血は一滴も流れていなかった。
自慢ばかり、尽くされて当然、特権階級気取りの彼女は、トラブルを巻き起こしまくり、最初は「天然系の地雷っぽいなぁ…生まれつきアホとか可哀想に」くらいの認識だった。だが、やられたことを振り返るうちに、気づいてしまった。
「これ、ただのヤバい女じゃなくて"没落貴族"の成れの果てでは?」
そう確信した私は、決意する。
「このままじゃ済まさねえぞ」
成り上がり者は知恵と技術で戦うもの。
私はAIの力を駆使し、この"貴族ざまぁ"を叩きつけることにした。
結果?
読んでみればわかるけど、一つだけ言えるのは。
皮肉なことに、彼女の没落の最後の引き金を引いたのは…彼女が大事にしていた"家族"だった。
さて、私は今日も元気に生きています。
人生、"フィクションよりリアルが一番面白い"ってことを証明できたので、今日もなろう作家として創作に励みます。
――これは、成り上がり者が没落貴族を叩きのめした"現実なろう物語"である。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-04 18:51:55
8143文字
会話率:25%
「異世界恋愛」・「ハイ・ファンタジー」
どちらも私達の実体験から世界観を構築する事は出来ません。
空想の異世界を創造しなくてはいけませんよね。
異世界を描く『地の文』で苦労されている方、多いと思います。
このエッセイでは筆者の考え
などを交えながら、ファンタジー世界、さらにナーロッパワールドを、あれこれと考察していきます。
読んで頂ければ、きっとあなたの創作のお手伝いが出来るはず。
なお、このエッセイ内でのアイディアや語句や言い回しは、どうぞご自由に使ってもらって結構です。
あなたの作品にお役立て下さい。
もちろん丸パクリみたいな使い方は論外ですが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-03 22:21:14
56843文字
会話率:3%
お題メーカーやダイスを振ってのショートショート集。
異世界、現実世界ごちゃまぜ。長さもまちまち。
教師と生徒
黒髪の青年と貴族階級の娘
聖職者と音楽院の少女
軍人と音楽院の少女
最終更新:2025-03-24 20:00:00
5500文字
会話率:53%
「お前との婚約は破棄する」
公爵令嬢であり、王国最強の槍を振るう【戦う姫】であった彼女は、王太子に婚約破棄を言い渡された。
王族の血を引く美しくも怠惰な女が、新たな婚約者に選ばれたのだ。
しかし、彼女はただ悲しみに沈むことはなかった。
む
しろ──この瞬間こそが、彼女の覚醒の始まりだった。
貴族社会の欺瞞。
搾取される民衆の嘆き。
理不尽な階級制度がもたらす腐敗と暴政。
「この国は間違っている。ならば、正すまでよ」
彼女は美貌とカリスマを武器に、民衆の支持を集める。
その言葉に人々は熱狂し、彼女の導きにより革命の炎が灯る。
貴族の支配は終わりを告げ、平等な世界が始まる──。
これは、虐げられた者たちが「正義」を掲げ、世界を変えていく物語。
美しく、気高く、強く。
彼女こそが、新たな時代を築く革命姫。
幸福とは──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-24 19:00:00
53631文字
会話率:36%
子爵令嬢ローズマリーには才色兼備の幼なじみがいる。彼女にばかり注目が集まるためローズマリーは等閑に扱われ、いい年頃になっても浮いた話どころか釣り書き一つ届かない。心配した父親と弟に見合い話をセッティングされたところ、そこで運命の出会いを果た
す。
意気投合した二人は婚約することになるが……高位貴族から呼び出されたり、母親と仲違いしたり、幼なじみのほうが相応しいから譲るべきだと噂を立てられたり、二人の仲を引き裂くような出来事が続くのだった……。まぁ、返り討ちにしているんですけどね!
※作者の完全オリジナル異世界(魔法も剣もないけど階級はあるよ!)です。中世ではありません。もっと発展していますが、電気はなくてガソリンもないです。
※氷雨そら先生主催『#愛が重いヒーロー企画』参加作品です!
※今回は企画モノなので感想欄は閉じておきます。
中編で、完結まで連続投稿します。しばしお付き合いください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 08:00:00
39743文字
会話率:33%
24世紀に差し掛かった頃、国の横暴と独断により国への納税額によって貴族、上流、一般と階級が分けられるようになった。人類は差別が階級による貧富の差や生活の貧困が格差が酷くなった。
そんな中、貴族であった月守朱音(つきもりあかね)は何故か貴族
階級から追放され、一般階級の学校に現れて登校するようになった。
主人公である日傘木蔭(ひがさこかげ)は一般階級での暮らしに慣れない元貴族彼女を友人たちと助けながら、ふざけたり、悩んだり、時には危険なことから彼女を救ったりする青春?ラブコメディーな物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 14:21:11
3199文字
会話率:50%
ここは実力を持つものと貴族が物を言う過酷な世界、そこに魔法をロクに扱うことができず、剣の才も賢さも何もない冒険者見習いイヴァンが現れる。彼は幼いころ冤罪により両親を処刑され、冒険者を心底憎んでいた。そんな彼は冒険者となり、両親の仇をとろうと
していた。
------------------------------------------------------------------------------------------階級制度
この世界の冒険者の階級は10~1級まであり、階級によって待遇、周囲の人からの扱いがほぼ全て決まると言っても過言ではない。そしてこの階級を上げるにはモンスターを討伐したり、依頼を成功されるなどして実績を積む必要がある。ただし、生まれが良いと3級以上から冒険者になれることも…
--------------------------------------------------------------------------------------------
この小説はカクヨムにて重複投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 21:26:31
1323文字
会話率:35%
異世界の若き先鋭たちが集まるアリスティア魔法学園
伝説の魔術師に憧れる一人の少女-フェリエッタ―は、遠い田舎から夢を追い求めて魔法学園へと入学した。だが、そこで知ったのは貴族階級生まれの同級生たちとの圧倒的な実力の差だった。
落ちこぼれと
呼ばれていた彼女だったが、あることをきっかけに、なんと現代日本へとやって来てしまう。そして、一人の少女-黒薙唯月-と出会うこととなる。
とある組織のエージェントだと名乗る黒薙とバディを組むことになったフェリエッタ。彼女は、自らの中に眠る魔法の力を使いながら、現代日本で次々と起きる事件を解決していくことになるのだった。
カクヨムに投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 18:10:00
120042文字
会話率:44%
「エレオノール・フォン・バスシドルク! 君との婚約は破棄する」
気がついたら悪役令嬢になってました。私の視界には常にコメントが流れ続けています。
『テンプレやな』
『これでいいんだよ』
『劇中の登場人物視点で配信か』
『エレオノールたん
の顔が見えないから鏡を見て』
どうやら私が見たものがどこかに配信されてるようですね。皆さん好き勝手言ってます。目の前の王太子と一緒ですね。
「君には魔女の嫌疑がかけられている!」
そうですか。ま、視界にコメントが流れて続けているから魔女と言えなくもないですが。
「国外追放とする!」
「はいはい」
『極刑にならなくてよかった』
『王子はバカなの?』
『そうでないと物語が始まらないから』
はいどうも。その後公爵家では貴族籍を抹消され放り出されました。すごいですね。この程度の人たちが支配階級なんですか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 16:53:39
7621文字
会話率:53%
『平民が入学を許された魔術学校は、魔術を使える貴族が支配する戦場だった――』
世界最大の中央大陸を人間がほぼ完全に支配した時代。かつていた凶悪なモンスターも亜人もいなくなった中、新たに頂点に君臨したのはノマーナ帝国の特権階級――魔術師。
王侯貴族である彼らの子弟が通う魔術学校に、魔術の使えない平凡を絵に描いたような少年ギア・ノーマンと、何やらワケありの少女シャノン・レーテスが入学することとなる。
それが約200年にも亘る国家ぐるみの陰謀を暴くきっかけになることを、まだ誰も知らない……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 23:24:10
3089文字
会話率:30%
階級の壁を越えられない召使いと貴族の娘。身分差の葛藤と切なさの物語
狩猟に憧れる貴族の娘リーズは、お気に入りの召使いヴィーリを連れて森へと繰り出す。
身分差など気にも留めず、仲良く狩猟を楽しむ二人。
偶然見つけた子鹿を追って彼らは森の奥へ
踏み込むが、怒れる親鹿が姿を現す。
身分差が生み出す辛い現実と、それを超えたリーズとの絆。
森での小さな冒険を通じて、少年ヴィーリの心は戸惑い、揺れ動く――
完結まで執筆済み。全8話。毎日投稿。
カクヨム、アルファポリス、Nolaノベルにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 12:00:00
29879文字
会話率:52%
人を倒すことだけを知っていた男。
世界バンタム級統一チャンピオンとして頂点を極めた浅葱颯は、その力を驕りと暴力のために振るい続けた。
しかし、その報いは突然訪れる。
気がつけば、1910年のロンドン。
しかも、上流階級の令嬢として
転生していた。
かつて傷つけた女性たちと同じ立場で生きることを強いられた颯。
しかし、それは単なる罰ではなかった。
リングの上で、彼女は新たな可能性を見出していく。
そして、思いもよらぬ暴行被害。望まない妊娠。
前世で自分が与えた苦しみを、今度は自らが体験することになる。
これは、贖罪の物語。
そして、希望の物語。
力による支配から、理解と共感への変容を描く、魂の再生の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 17:30:00
32958文字
会話率:30%
炎を吐き、空を自在に飛ぶドラゴン。そのドラゴンを自在にあやつる12人の竜騎士は、国家の防衛力の礎であり、国民の憧れの英雄でした。
貴族の末席にも連なる竜騎士の娘として生まれた私は、父母を早くになくし、頼りにしていた婚約者の伯爵子息からは一方
的に婚約破棄されたのです。
なんの後ろ盾もないみなしごになり、伯爵子息の弟の妾になれとの話も蹴った私は、追い出されるように牧場の農夫の息子へ嫁に出されることになり。
そこで出会った、私の夫になるべき人は、まだ十歳の男の子。
「竜騎士になら僕にもなれる可能性がある。僕はミントさんをいつまでも農夫の妻になんかしておかない。きっと、竜を乗りこなしてドラゴンナイトとして認められ、ミントさんを再び貴族階級に戻してみせるよ」
時折牧場にやってくる謎の貴族の教えを受けながら、私たち幼い夫婦は竜騎士を目指すのでした。
一方そのころ、婚約破棄して私を屋敷から追放した伯爵子息は、謎の貴族から悪事を世にばらされ、だんだんと没落していくのでした。……というか私もはじめて知りましたが、伯爵子息様、ずいぶんと悪いことをされていたのですね……。
これは、私と私のかわいい旦那様、そして間男志望だという謎の貴族との、わちゃわちゃなお話でございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 07:40:00
34256文字
会話率:32%
柔道大会で銀メダル取ったと思ったら転生することになった!?
神のミスで死んでしまったので、転生することになったのだが、向こうの世界では魔法とかスキルとかあるらしい。その世界では俺、すぐ死んでしまうわっ!
そこで神から差ずれられたのが『アン
チ』能力。この能力を使って異世界で成り上がる!
転生後の自分は貴族。しかし階級は男爵である。俺はそこで三男として生まれた。長男は傲慢、次男は自分を可愛がってくれる、テンプレとは少し違う性格であった。次々と襲いかかる問題に対処しながらどんどん出世していく・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 00:00:00
26400文字
会話率:42%
アクドック侯爵家の嫡男ゼッツリーはある日、頭を打って前世を思い出す。かつて社畜という奴隷階級であったこと、そのつらい日々の救いを18禁同人ゲーム(RPG)に求めていたこと。そして気づく、今の自分がそのゲームに出てきた悪徳貴族であることを。
このままいけば罪のないヒロインを貶め、凌辱の果てに瞳から光を失わせる最期を迎えてしまう。
「たしかにそういうゲームをプレイしたのは俺だ…………だが、二次元なら許しても現実で女の子が可哀想なのは許せねえ!」
かくしてゼッツリーは覚醒する。怠惰な生活を改め、心身を鍛え上げる。無能で悪政をひく当主を追い落として、腐敗と背徳に満ちた領内を改革。
全ては前世で恩義のあったヒロインをバッドエンドから救うために!
なお原作ゲームは好評につきシリーズ化して新ヒロインを迎えていくつも新作が続けられている模様。
※話はヒロイン視点で進みます。
※本作にイラストは付属していません。
※テキストファイル 全5ページで構成されています。
※カクヨムにも掲載しています。
2024年12月第1週 NTRフリージャンルTOP作品(全2作品中)
公開日:2024年12月4日22時46分
最終更新日:2024年12月8日
作者名:笠本
年齢指定:R15
作品形式:ノベル
ファイル容量:31.9KB折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 12:10:00
23940文字
会話率:34%
アルカナ魔導王国、剣と魔法で繁栄を遂げたこの国には、「アルカナ魔導学園」と呼ばれる名門校がある。そこは、各分野で優れた才能を持つ若者たちが集まり、さらなる成長を目指して切磋琢磨する学び舎。しかしその裏には、才能の有無による厳しい競争と階級が
存在し、勝者は称えられる一方で、敗者は冷酷に切り捨てられる非情な現実があった。
その学園に通うアレン・カーティスは、名門貴族・カーティス公爵家の四男として生まれたが、周囲から「落ちこぼれ」と揶揄される日々を送っている。兄姉はそれぞれ剣術、魔導、政治といった分野で突出した才能を発揮し、家名を輝かせる一方で、アレンは目立った特技を持たない平凡な存在と見なされ、学園内でもいじめの対象となっていた。
しかし、アレンには隠された素質がある。それは、何事にも一定以上の成果を出す「万能型」の才能。天才とは異なるが、幅広い能力を持つ彼は、いかなる場面でも柔軟に対応できる可能性を秘めていた。だが、それに気づく者は少なく、彼自身もまた自らの価値を見出せずにいた。
そんな彼が、学園生活の中で巻き起こる事件や試練、ライバルたちとの競争を通じて成長し、次第にその才能を開花させていく様を描く物語。
家族との関係、学園内での人間模様、そして自らの存在価値――さまざまな葛藤を乗り越えながら、アレンが自らの道を切り開く姿が描かれる成長と挑戦のファンタジー。果たして、アレンが「落ちこぼれ」の烙印を押された立場からどのようにして周囲を見返し、自らの未来を切り開いていくのか。その答えは、彼が歩む先にある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 21:54:21
6201文字
会話率:52%
この異世界では、人間は生まれたときに剣聖母から剣を授かり、剣に刻まれた運命によって身分が決定されていた。しかし、剣聖母から剣を授かれないノーブレードと呼ばれる奴隷階級が存在した。主人公のバルナは、同じノーブレードの仲間であるマリア、ユミカ
、シャルロット、ジェーン、レオンと共に、この世界のことを教えてくれるシェスタ先生から授業を受けることを唯一の楽しみとして、奴隷の生活に耐えてきた。しかし、ある日、貴族に目をつけられ、殺されかけるが、ある人物に危機を救われ、この世界の真実を知る。
これは真実を知った少年少女たちが、血と炎と嘘の中を駆け抜けていく革命の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 18:00:00
81707文字
会話率:35%
『その少年は少女を守る為に戦い、少女は自己満足の為に戦う。それが一つの終わりを告げた時、少女の物語は少年の為の戦いへと変わった』
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
魔物討伐だけを専門に請け負う冒険者を人々は討伐屋、通称〝イレイザー〟と呼んだ。
中でも最
強と吟われるイレイザー達のグループ【リンケージ】に命を救われた貴族令嬢の『クレア』はそれから一年後、リンケージに憧れ冒険者への道を歩み出していた。
しかし傲慢な性格が仇となり、仲間も作れず討伐依頼も受けられない現実に悩んでいたある日。クレアが幼少期に唯一仲良くしていた幼馴染みの少年『バルト』に偶然再会し、現在彼が冒険者だと知るなりクレアは半ば強引にバルトを自分の仲間に誘う。
一方でバルトにとってクレアは、自分が幼少期から片想いしていた幼馴染みだった。
そのクレアが冒険者を始めた事を噂で知り、彼女を守る為に街に戻って来たので断るつもりも無かったが。ちょっとした手違いで、幼少期にクレアから遊び半分でかけられた〝契約魔法〟が発動してしまう。
そのせいでバルトは仲間というよりは〝奴隷〟という立場でクレアに使われる事になってしまった。
しかし当のクレア本人は知らなかった。
バルトはかつて『リンケージ』のリーダーをしており、一年前にクレアがリンケージに助けられたのはバルトの指示だったという事を。
だがクレアはバルトの強さを〝自分と〝契約〟している事によるブースト効果だ〟と勘違いしていた。
苦悩の日々から一変して強い奴隷を手に入れたクレアは、一気に冒険者の階級を上げる為の快進撃を始めるのだが──────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 08:00:00
34202文字
会話率:22%