――30年前、世界に“ダンジョン”が現れた。
俺こと鐵本士門は、探索者系配信者の末端にいる男だ。とはいえ配信は趣味みたいなもんで、登録者を伸ばすために工夫もしてこなかったから、登録者数はいつも二桁番。
それでも俺についてくるような珍しい
人間もいるもんで、俺は週に四日の生配信に訪れるリスナーに支えられながら、ついに10周年を迎えた。
決まりがある。それは、極力記念日にしか喋らないこと。……決まりというか、普段喋るのがめんどくさいというか。そんなわけで、記念日にだけ集まってくるリスナーも多い。
10周年も例年通り雑談込みで始まった配信だったが……
突如として、ダンジョン内からモンスターが一切消えたことに気づく。
そしてどうやら、本来なら出てこないはずのボスが、ボス部屋から外に出ているようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 12:00:00
25330文字
会話率:28%
...とある老人である私は馴染みある中古の玩具屋に向かい、いつも通りお気に入りのコレクションとなるものを漁っていた...。
そこで私が購入したのが、廃材に捨ててあった学習式お手伝い人型ロボット"リンカ"だった...。
これは私の余生で幸福な瞬間の記録と、かつて彼に心を与えられた"私"の物語...。
ほとんど衰退した都市から片隅の地から誰にも知られていない私たちの記録、リンカ自身が感じていた幸福な瞬間を散りばめた記録...。
...叶うならもう一度あの時を...。
人間ととあるロボットが描くほのぼのヒューマンドラマ...、近未来の衰退した都市で誰も知らない物語...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 14:00:00
18271文字
会話率:22%
みんな、ありがとう
ふと感じた苦さを書き出してみました。大切な仲間との別れがなんか悲しくなりました。
そういうときって意外と泣けないんですよね。
私だけだろうか
稚拙な文章ですがよんで評価していただけると幸いです。
最終更新:2023-10-22 14:53:36
247文字
会話率:0%
800文字で完結するショートショート
8/18 noteより再掲
カクヨムにて掲載
最終更新:2023-10-18 06:00:00
800文字
会話率:9%
ここは創造神にして精霊王ヴァシュヌに愛されし世界、Geister Kontinentヘキサニア。
花形職業でもある冒険者を養成せし賢者の学院を自身が復活させた古の上位魔法職ウィザードの功績をもって史上最年少での名誉導師位を得て首席卒業し
たウィンター伯爵家令嬢ウィンテルは学院名誉導師の職務遂行のかたわら、本業として就職した王立地下図書館司書として働き始めた。
そんなある日彼女は病弱体質もあって病床に伏せ――そして夢を見る。たかが夢とは一笑に付せない大切な夢を。
この日を境に始まる魔術に特化した少女の冒険は行く末如何に。
***
・第一部、完結いたしました。引き続き時間をおいて第二部連載を再開します。
・基本的に時系列進行です。
・カレンダー上の記念日に基づいた日常生活話も本編時系列に含まれます。
・後日談的なお話は番外編扱いで本編話数及び時系列外になります。
・ストーリーに変更がない程度の改稿は随時告知無しで行います。また無いように心がけてはいますが万一誤字脱字等御座いましたらお手数ですがお知らせください。
・一部通常の執筆上の作法などおかしいところが御座いますがお気になさらないでください。(現在随時訂正してます)
・作者は病弱な為不定期更新になりがちです。気長にお待ち下さると嬉しいです。更新遅れて本当に申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 00:00:00
772899文字
会話率:69%
ポーレリア王国レクストン公爵家の令嬢であり、王太子の婚約者であるエミリア・レクストンは学園の卒業パーティーで王太子から婚約破棄をされる。しかも王太子からエミリアの両親が隣国と共謀して国を乗っ取る計画をしていたと言われ反発するが、すでに処刑さ
れたと告げられ絶望の底に叩き落とされる。一方その頃、ガージル王国第二王女、ユリアーナ・ガージルは学園の創立記念日に婚約者候補の令息から的外れな婚約破棄を宣言される。しかも平民の聖女候補をいじめたという身に覚えのない罪で処罰され、暗い森に連れて行かれて騎士に切り捨てられ絶望の号哭を上げる。絶望に落とされた二人が次に目覚めると、そこは創成の女神のいる空間だった。女神が言うには悪魔が二人の魂を狙って起きた悲劇であり、二人ともすでに悪魔によって肉体と魂を切り離されて二度と元の身体に戻ることができなくなっていた。戸惑う二人に女神は二つの選択肢を提示する。このまま輪廻に魂を返して生まれ変わるか、それとも二人の身体を入れ替えて生きるのか。―――これは、悪役にされた少女たちが身体を入れ替えて悪魔に立ち向かい、未来を取り戻す物語。
〇初投稿。一度は書いてみたかったなんちゃって悪役令嬢もの。恋愛要素は薄めです。〇主人公は二人です。作品の都合上、話の入れ替わりがあるのでどちらサイドの話なのかを注意してください。〇細かい部分は気にせず読んでください。〇誤字脱字あったらすいません。〇頑張って連載していきますが執筆の都合上、投降の間隔が空く場合があります。〇よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 23:00:00
111086文字
会話率:66%
「ボクとけーやくのちゅーしてさぁ、一緒に裏切った奴らに復讐しちゃおーよ?」
血溜まりで意識が朦朧とする中、悪魔の囁きが耳に響いた。
一日十善をモットーに真面目に正直に生きてきた後藤善人は、結婚三年目になる妻の栄子との記念日を祝う為に
プレゼントや花束の準備を進めていた。
しかし、ある日その帰り道で栄子と高校時代の同級生である純一との濃厚なキスを目撃してしまう。
帰宅後、栄子を問いただす善人だったが謝罪の一言もなく、それどころか結婚した事も含めて真面目な善人を面白半分に笑い者にする為の計画だったと告げられる。
そしてそれが、栄子を含め善人とも仲の良かった高校時代の友人達がたてた計画と言う事まで芋蔓式に発覚。
信じてきた妻や友人達に裏切られた事を知ったショックで頭が真っ白になってしまった善人は残った気力で家を飛び出すが、運悪く交通事故に巻き込まれ重傷を負ってしまう。
これまでの人生全てに絶望しながら命が終わりそうになった時、悪魔として力を付ける事を目的に異世界から人間を堕落させにきた悪魔リリスから、悪へと堕ちる契約を持ち掛けられる。
善人は裏切られた事で心を満たしていた絶望を、湧き上がる怒りを原動力にして塗り潰し、お互いの利益の為にとリリスと契約のキスを交わす。
そして自分を馬鹿にした挙げ句、裏切り陥れた者への復讐を果たす為の第一歩として、裏切った奴らも巻き込んでリリスの力で異世界へと転生していく。
復讐の為、善人は悪逆無道を歩む。
小説家になろう、ハーメルン、カクヨム、アルファポリスでマルチ投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 17:17:01
21089文字
会話率:33%
彼は、花束を買って帰ってくる
記念日でもない日に。
それは、ある理由から。
その理由に、気付いている彼女が
とった行動とは……。
最終更新:2023-09-16 05:55:34
1007文字
会話率:12%
南東京快速鉄道――略称、南速。新宿を拠点とし、南関東に路線網を張る大手私鉄。
開校記念日の休日、とある高校生は南速のフリーパスを買って日帰り旅に出る。
行先は、南速線の中でもかなりローカルな渓澄《たにすみ》線。
ローカルゆえに彼も乗ったこ
とがない渓澄線、その路線沿いにはどんな風景が広がっているのだろうか。どんな人がいるんだろうか。自分で定めた"スマホなし縛り"とともに、その目で確かめに行くことにした。
これは、とある高校生の"人の温かみを知る"物語。
ちょっと"鉄分多め"な、夏のちょっとした物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 20:43:40
10666文字
会話率:18%
終戦記念日に伯父は逝きました。
最終更新:2023-08-15 20:07:47
579文字
会話率:0%
お盆の今日、台風に難儀している。仕事に行けず、畑にも行けず、何年ぷりかで、昼間に寝転んでは、電話した。終戦記念日だと、ふと思った。でも、もう、戦争と紐付くお盆の気配はあまりない。国はどこに向かっているのかと、それも、寝転びながら思った。
最終更新:2023-08-15 17:27:39
281文字
会話率:0%
これは、数年前の終戦記念日にNHKラジオで放送された戦争体験者の方の体験談です。
最終更新:2023-08-15 14:38:32
1430文字
会話率:48%
この年、内閣支持率は相次ぐ不祥事、女性スキャンダルで30パーセントを下回っていた。
一方、野党もこれと言った政策を出せず週刊誌の記事をネタにもっぱら与党の粗探しに終始するばかりであった。
そして訪れた平成最後の終戦記念日。
陸上自衛隊市ヶ谷
駐屯地から、一台の黒塗りのワゴン車が、ゲートから出て行った・・・
226事件と交錯する平成最後の年の反乱とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 17:40:29
22762文字
会話率:29%
大学2年生である俺は夏休みに入っているが、することがなく暇だったので実家に帰ることにした。
最終更新:2023-08-15 08:01:23
3378文字
会話率:3%
ソーシャルゲーム・学園物育成シュミレーションゲーム【学園討伐部】略して学討。
記念すべきリリースから10周年の記念日、ゲーム創作側から重大なお知らせがあると前々から知らされていた。
そして当日、10周年記念日。
学園討伐部は20XX年3月
31日(X)15時をもってサービスを終了させていただきます。
その時間は残り3ヶ月。
サービス終了を受けて、ゲームに残される運命を背負った学討の女の子達のストーリー。
ーーーーー
アルファポリスにて、コンテストに投稿し、落選した作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 17:27:23
27698文字
会話率:38%
祖父はシベリア帰還兵で、私にとっては優しい人だった。
令和になり、兵隊さんだった人を家族として、共に暮らしたことのある人も少なくなったと思う。遠くなった過去を終戦記念日を前に届ける。
最終更新:2023-08-10 16:05:06
5947文字
会話率:0%
私と彼女の付き合ってから6年目の記念日。
ちょうどその日に祭りがあったから、行ってみることにーー
最終更新:2023-08-10 04:55:59
269文字
会話率:12%
毎日の記念日を140字にして皆様にお届けします。
また、その日のトレンドワード等も一緒に140字にして詰め込んでしまいます。
1年が経って、2年が経って、あの時こんなことがあったよね。
そういって見返していただけるような「毎日が140字」
を始めさせていただきたいと思います。
ほっこり・じんわり・ホラー・ミステリー・社会
全ての要素を満遍なく楽しめるような
「あ、なるほど」と唸っていただけるような話達になっていると思いますので
是非一度ご覧くださいませ。
※同時連載しております、意味が解ると怖い話も
夏の夜にぴったりだと思いますので、是非お読みくださいませ。
もう一つ本当に怖い都市伝説なんかも書いていますが
更新が滞っておりますので、お勧めできません…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 13:22:29
8699文字
会話率:28%
『人生がゲームみたいにセーブ出来たらどんなに良いだろうか』
灰鹿新太(かいがあらた)は一年記念日の日に彼女である白山陽葵(しらやまひまり)に別れを告げられる。
理由の分からない新太は悲観に暮れ、憂鬱な日々を過ごしていた。
そんな新太の目に
報道番組が目に留まる―。
「今朝、白山陽葵さんと思われる遺体が発見されました―。」
絶望の奥底に沈む新太は、こんなことを想う。
「もしも、【あの日】に戻れたのなら、この結末をかえられたのだろうか」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 23:32:33
156274文字
会話率:48%
勇者パーティ。それは大昔に魔災と呼ばれる大災害を退けた功労者たちを賞賛する言葉だ。転じて、勇者を輩出した国における“当代最強の冒険者たち”に贈られる称号でもあった。
主人公“リル”も栄えある勇者パーティの一人だった。その異名を“最強の馬車番
”彼は勇者パーティでありながら、一度も馬車から出たことがなかったのだ。リルの持つスキル【取得経験値UP】は、契約を結んだ相手の学習能力を促進することができるという【SSランク】の超レアスキルだったが、一方で所有者であるリルには何の見返りもないゴミスキルだった。
勇者パーティとして名声も、富も、煌びやかな生活だって保証されたリルだが、何故か満足できない。そんなリルの前に現れるのは【魔力0】のデバフスキルを持つ女性。自分のスキルに左右されず、生きたいように生きる彼女に感化されたリルは冒険者として一からやり直すことを決意する。
そうして、勇者パーティと決別するのだが……。
【取得経験値UP】を持つ男がフリーになったということで、動き始める様々な勢力、オマケに勇者パーティにも不穏な空気が流れ始めて……?
これは、神から授けられたスキルによって生き方を定められる世界で、そんな運命に抗う人間たちの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 00:05:05
8096文字
会話率:49%
忘れ去られたその日。
最終更新:2023-06-10 15:09:35
421文字
会話率:8%