冥帝四天王の一人「蟲王」迎撃の最中、魔法生成者のロアナを庇い、相方の魔力根源者ジェノンは命を落としてしまう。
それは魔導を唱える人間だけが残され、その動力源となる魔法陣に成れる人間が居なくなったという意味であった。
魔導師になる事すらも出来
なくなってしまい、マリンブルー色の魔法陣を扱う「群青色の魔導師」として攻撃する手段、蟲王の争う術を失ったロアナは絶体絶命の窮地に陥る。
そこにたまたま現れた主人公のセイは、なんと蟲王の強靭な外殻を殴りつける驚愕の行為を見せつけたのだった。「グウでトーンした」とあっけらかんと言うセイに驚きを隠せないでいるロアナは、セイの背中から立ち昇る緑色に光るオーラを見て魔力根源者の素質があると確信する。
「その上に蟲王を軽々しく扱うほどの魔力」に勝機を見出したロアナは「私を後ろから突いて」融合を持ちかける。
過激な一言に戸惑いながらも融合を果たすと、セイはエメラルド色の魔法陣と成った。
ロアナは「翠玉色の魔導師」として復活し、一撃で蟲王を撃破する。
審問評議会議長でもあり、魔導都市「ウェッルジーナ」中央防衛を担う一級上位魔導師のロラルルは、セイの持つエメラルドの魔法根源色を「伝説色」と呼ばれる一つであると見抜く。それは超絶的な破壊力を有するものだった。
しかし審問評議会の総意では、セイが蟲王の配下なのではという疑念が掛けられ、一週間以内にセイが魔法根源者であり、蟲王を倒したほどの魔導師であるという証を見せなければ、処刑するという判決を下した。
もう一度融合しようとするがジェノンを失ったことによって融合を拒否するロアナ。
その上、彼女はセイとジェノンと比較し、遠慮がちで弱気なセイをパートナーと認めようとしないのだった。
そんなロアナに、ロラルルはセイの後押しをする。
「俺は俺だ!」とカンペを読みながら一喝するセイに「ふぐぅ」と赤面するツンMなロアナ。
どうにか融合をし、審問評議会を納得させた矢先、問題が起こった。
セイがそれきりエメラルド色の魔法陣になれないという。
魔導師の優劣を決めるコロシアムでは「緑色」の魔法陣にしかなれず、同調率も悪くすぐ融合が解けてしまう二人。
その結果、二級上位の「群青色の魔導師」から、四級下位の「緑色の魔導師」として再スタートを始める。
後輩や部下より下である事に憤りを感じるロアナとセイは特訓を開始するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-07 18:53:04
27812文字
会話率:34%
色の褪せない果実は実り続ける。
キーワード:
最終更新:2015-10-25 07:50:24
1133文字
会話率:38%
失恋した少女-彩織-は、どうしても"愛した"あの人を思い出してしまう日々を送る。
生きる意味を失いかけたあの日
「僕が光になる」
その時、狂っている歯車が…。
最終更新:2015-09-27 17:08:34
495文字
会話率:24%
『群青色の空へ!』に出てきた車椅子の女性ミナスの若い頃の物語。『群青色の空へ!』をミナスの視点で描きました。
戦争に纏わる描写(空襲や身体損壊)などがあります。
最終更新:2015-06-17 23:50:16
5659文字
会話率:19%
どこかにある異世界の物語。竜騎士の名門の子として生まれたアオイ。ヒューイという飛竜と共に、竜騎士になるための訓練をするために学校へと通っていた。しかし、最近アオイはヒューイと上手く行っていなかった。常に先頭をライバルのスカイに走られて、トッ
プを取れない。父親の失望の溜息が、茨のようにアオイの心を締め付ける。そんな中、迫るは竜騎士の大会。5つの学校から選抜されたエースが集まり、ラクショルス渓谷を駆け抜ける、その大会に向けて、ラクショルス渓谷で練習をしていたアオイであったが、突然バランスを崩したヒューイと共に、谷底へと転落してしまう。そんな彼女を助けたのは、左腕を無くしたミナスという女性だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-01-03 22:35:45
5886文字
会話率:31%
とある加藤零夜の物語。
キーワード:
最終更新:2015-01-20 18:16:31
372文字
会話率:8%
気まぐれに思いついたものです。
とても、短いので暇つぶしにどうぞ
最終更新:2013-08-23 14:19:24
427文字
会話率:23%
眠れないキミはすぐ夜につかまるから。
俺がその群青色の夜を、蹴り飛ばしてあげる。
最終更新:2013-07-23 15:15:10
2720文字
会話率:38%
高校卒業したばかりの無職、実家暮らしの鈴木良介。どんどん無職に慣れていくことを恐れながら小さなやる気で世間に立ち向かっていく。
最終更新:2013-05-04 17:08:59
562文字
会話率:6%
注意
・にじファンがあった当時連載していた作品の焼き直しとなります。
・これはキャラメルBOX様の処女はお姉さまに恋してると言うゲームを原作とした二次創作です。
・まず前提としてこの作品はキャラメルBOX様の二次創作ガイドラインに基づいて執
筆しています。
・キャラメルBOX様が製作した各種データ(プログラム・画像・音楽・音声・テキスト等)に関して、データの吸出しやスキャナーなどでの取り込みによる画像の使用や音楽の使用は一切ありません。
あらすじ:
御門千早の遠縁の親戚に当たる高校2年生の少年、美澄歌織はある日祖父から聖應女学院への編入を告げられる。
お決まりのシュチュエーションで千早が卒業した翌年の聖應女学院へ編入する歌織。その理由は彼の出生まで遡る・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-19 16:26:07
7734文字
会話率:32%
普通の日常、普通の幸せ、なのに私は何が不満なんだろう。見上げた空に答えを探す。
当たり前は幸せだ。人と違うのも幸せだ。当たり前は不幸せ。人と違うのも不幸せ。やっと答えを見つけて、すぐに迷う。そんな、普通の少女のお話。
最終更新:2013-01-18 22:19:37
1519文字
会話率:0%
謎の自販機、血染めの白いカラス。
人の死を予感すると現れる群青色の空。
何気ない日常の中で、非日常に出会った5人の少年少女たち...
彼らは非日常を見たとき、何を思い、何を感じるのだろうか...
最終更新:2012-10-26 14:44:25
4343文字
会話率:17%
少年は困惑していた。
黒髪黒目、至って普通の高校生の彼は、眠っていた筈だが…
気がつけば異世界の誰かに憑依などと笑えない状況になっていたのだ。
金の髪に紺碧の瞳。現実では明らかにありえない眼の色彩に驚いたのは懐かしい。
さらに言えば、木陰に
放置させられて居て傍らには剣が置いて在った事もだが。
通りがかった一人の女性が彼を拾った。
群青色の髪に透き通る様な青い瞳。
寡黙でほとんど喋らない彼女は彼女なりに少年に愛情を注いでいく。
何時しか二人の距離も近くなり、傍らからは歳の離れた姉妹の様にも。
師であり恩人であり、名づけの親でも有る彼女と共に、憑依した少年は今日も波乱万丈に生きていくかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-28 14:32:03
4713文字
会話率:15%
二人だけの帰り道、群青色の空の下には見知らぬ少女が立っていた。
少女を預かる事になった有紗、思いを寄せる拓斗、二人は同時に彼女の理想や我儘に吸いこまれていく
キーワード:
最終更新:2011-02-13 16:10:37
32421文字
会話率:27%
「よし。お前等、今から青春しに行くぞ!」
全てはこの馬鹿部長の、馬鹿な発言から始まった。
軽音部所属の僕等が辿り着いたのは、異世界でも無人島でも森の奥でもない近所の寂れた喫茶店。
自殺願望所持者のマスター、その悩みの種である金髪不良の息子さ
ん、そして喫茶店を訪れるキャラの濃いお客様方。
たくさんの出会いを通して、少年はのんびりと成長していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-24 17:27:34
1707文字
会話率:8%
大好きだった男の子のお葬式に、夏乃はどうしてもカキツバタの花を供えてあげたかった。いったい彼女は、その鮮やかな群青色にどんな思いをたくしたのか……。(身内で行われた企画のために書き下ろした作品です)
最終更新:2010-01-23 00:49:53
10075文字
会話率:59%