俺の名前は川越稜。六本木で働くサラリーマンだ。
俺は異世界が大嫌いだ。ご都合主義の世界なんて真っ平御免被る。
なのになんで異世界に飛ばされてるんだよ!!!!!!
仕方ない。この異世界。俺が好きな現実世界の日本にしてやる!
異世界を現実
世界にしていく異世界モノがここに爆誕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 19:00:00
22508文字
会話率:46%
40年前に日本にダンジョンが現れた世界。
ブラック企業に勤めていた主人公は、ある日リストラを受けた。
そんな主人公が再就職先として選んだのが、『冒険者』
主人公は生まれついてのステータスを使い、冒険者として生きていると1人の少女と出合った。
二人は初心者同士でパーティーを組み、深い深いダンジョンの奥へ向かう。
……現代社会で生きるために。
!注意!
ガールズラブの表示は保険です。
今後そうとも取れる描写があった時、その指摘を回避する為の保険なので、百合をお求めの方はブラウザバックを推奨します。
また、この世界の日本は、あくまでなろうニッポン。
現実世界の日本に近くなるようにしているつもりですが、違う所が多々あります。
『実はこんな法律があって』『〇〇は存在しないんですか?』『〇〇があるのでそれは有り無いです』といったコメントはお控え下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 11:00:00
874223文字
会話率:42%
藤田翔26歳はニューヨーク勤務のエリート商社マン。ある日、支社長から意外なミッションを言い渡される。それは日本に出張して、名古屋支社の女性とお見合いしてみないかというもの。
出張期間3週間+帰任休暇1週間。季節は夏だから、合わせて四週間のロ
ングサマーホリデイ。といっても、ちゃんと仕事はしますけど。それと、翔の実家は名古屋近郊なので、三年ぶりの帰省でもあった。
その翔が実家の最寄り駅に到着したら、高校と大学を一緒に過ごした同級生の元カノ、水草薫とバッタリ遭遇してしまう。彼女は豪農の娘だった筈が、家が没落していて今は母と妹の三人で安アパート住まい。その上、借金まで抱えていたりする。エリートの翔からすると、理解しづらい境遇にあった。
そして、翔が三年間、アメリカにいる間に、日本の社会全体がどこか違っていて、街は治安が悪化しており、地方都市でも小規模なテロが当たり前のように起こるようになっている。更に自衛隊が自衛軍になった結果、経済的な理由から志願して戦場に行く若者が増えているのだった。
翔としては、そんなの自分に関係ない、と思っていたのだが、徐々にそうとは言えなくなって行く。
一方、当初は乗り気でなかったお見合いなのに、意中の女性、もちろんお嬢様、との交際は順調に進んで行って……。
エリート商社マンの藤田翔と元カノの水草薫、この二人の視点で前半の物語は進んで行きます。
登場人物、多めです。
舞台は、少し先の未来です。でも、最近のコロナ禍が思った以上に長引いてしまっているのを作中ではすぐ収まったように書かれていたり、既にいろいろ違ってますので、完全にパラレルワールドとお考え下さい。
戦争や、貧困、格差社会を背景に加えていますが、あくまで味付け程度であって、テーマは恋愛と一部ヒューマンドラマです。何かを批判する意図は全くありませんのでご了承下さい。
それから、現実世界の団体や地名等を模した記述がありますが、全てフィクションであり、実際のものとは異なります。設定も緩めで、日本の歴史なんかも少々いじってたりしてます。全て適当にスルーして頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 19:12:12
2780717文字
会話率:52%
星野夢は、VRMMORPG「ナイトメア」のテストプレイ中に起きた事故により、ゲームの世界に転生してしまう。彼女は、ゲーム内で作成したアバター「ユメリア」の姿で、アストリア大陸にある孤児院で目覚める。
そこは、剣と魔法が存在する、まさに「ナ
イトメア」の世界そのものだった。ユメリアは、転生前の記憶とゲーム知識を頼りに、孤児院の子供たちと協力しながら、新しい生活を始める。
孤児院での生活の中で、ユメリアは、魔法使いの少年ギルバートと、心優しい少女リリアと出会う。彼らは、ユメリアにとってかけがえのない存在となり、共に過ごす中で、友情を育んでいく。
ユメリアは、ギルバートの助けを借りて魔法学園の入学試験に合格し、魔法使いとしての道を歩み始める。魔法学園では、様々な魔法を学び、才能を開花させていく。しかし、ユメリアは、転生前の記憶と現実世界の家族への想いに葛藤し、VR世界と現実世界の狭間で揺れ動く。
そんな中、ユメリアは、古代魔法の秘密や、自身の転生に隠された謎を知ることになる。そして、世界を揺るがす大きな陰謀に巻き込まれ、運命に立ち向かうことになる。
果たして、ユメリアは、世界の危機を救い、現実世界に戻ることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 21:37:05
6987文字
会話率:40%
シンヤ・ホシミは現実世界のエリート特殊部隊員として数々の任務をこなしてきた。しかし、ある日突然、彼は見知らぬ異世界に召喚される。そこは魔法と神秘が渦巻く世界、「ノルン世界魔法学園」で、シンヤは選ばれし者として入学することになる。学園には
、エルフ、ヴァンパイア、妖精など、さまざまな種族が集い、彼らもまた前世からの運命を背負っている。
人間であるシンヤは、この世界では異端と見なされ、周囲からの冷たい視線と偏見にさらされる。しかし、彼は持ち前の強靭な精神力と戦闘技術で、学園内でのテストや戦闘を次々と勝ち抜き、次第にその存在感を示していく。
そんな中、学園や異世界を脅かす「邪悪な力」の存在が浮かび上がり、カツキは仲間たちと共に、その脅威に立ち向かうことを決意する。友人である精霊のユージーン、エイリアンのジャック、半獣人のモモ、そしてさまざまな仲間たちとの絆を深めながら、シンヤは異世界の真実と、自らの運命に向き合うことになる。
彼が果たすべき使命とは何なのか?異世界での運命がシンヤをどのように変えるのか?現実世界から召喚されたエリート戦士が、魔法と運命が交錯する世界で新たな道を切り開く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-24 22:49:09
163697文字
会話率:42%
難病に侵され余命わずかな人間の少女、優花。
ある日、何度目かの危篤状態となった時、
突如、異世界の女神(代行)が表れ
異世界とこの世界の親善交流大使に選ばれる。
そのその大使には異世界からも一人選ばれた。
優花と同じ対価を持つ者、
千年前
のトラウマをかかえる魔法使い、ニキアだった。
毎日が死と隣り合わせで懸命に毎日を生きる優花、
永遠の命を持ち、死が程遠いがゆえに、生への執着が希薄なニキア。
そんな二人がお互い共に過ごすことで生きることの意味を見つけ、死への向き合い方を模索し、ぶつかり合いながらも友情が芽生えていく。
そして、現実世界の優花の病を治せる唯一の存在、千年前に行方不明になった女神を探す旅に出る。
優花の余命はあと1年。女神探しのタイムリミットだ。
そしてその旅はニキアのトラウマの原因でもある「闇との最終決戦」との決着をつけるものでもあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 00:29:39
145819文字
会話率:21%
「サイコパス」とは - 「他者への共感性が欠落しており、良心の呵責を覚えず、他人を思いやることができない。 利己的で自分の利益を優先する。」
主人公の誠は、前職を退職して、資格勉強に励もうと、故郷に戻って母親と商売を始めた。ところが、す
ぐに母親が他界し、商売につきっきりとなってしまい、コロナ禍を経て、いつしか婚期を逃していた。
人出不足で苦しむ誠のもとに、求人に応募したいという電話がかかってきた。しかし、誠の亡父と同じ65歳の初老の男性、それが越野だった。
友達もつくらず、仕事にばかり没頭してた誠は、越野に連れられて、様々な人と出会うことになる。
そして、越野がいきつけのカフェで見つけたマナミにお店のモデルとなってもらい、撮影を繰り返すうち、誠はマナミのことを真剣に好きになってしまう。
しかし、マナミは、すでに多くの男性から憧れられる存在であり、マナミと仲良くなっていく誠に対して、越野は嫉妬して次第にふたりの邪魔をするようになった。
誠は、何度もマナミのことを忘れられようとするが、忘れられず、ふたりの仲を近づけようとする、越野の魂胆とは………
日常に潜むサイコパスと主人公・誠の葛藤を描く現実世界の恋愛小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 16:57:48
6690文字
会話率:18%
敵国による侵略に小さく抵抗する神殿の前に、突然現れた青年は、勇者であると予言を受けた。
そして神官長のヴァーナは彼を見て、この世界が前世でプレイした乙女ゲーの世界であり、青年がそのメインヒーローかつ育成対象である事を思い出す。
けど、本来い
る筈のヒロインが登場せず、その位置に居るのは……私!?なんで!?
※2019/12/25、試験的にタイトル変更しました。
※2019/12/29、3話目以降の文字数調整目的の話数分割処理完了。(内容は変わりません)
…この物語は真剣に考えると人生損します。
展開に無理があるとか、細かいツッコミは無しでお願いします。
異世界なので、現実世界の貴族のしきたりとか持ってこられても困ります。
誤字報告とか誤用の報告も必要ありません。
ラノベ的な原則も敢えて無視してますので、もはやそういうもんなんだと、生温かく見守ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 00:00:00
126260文字
会話率:22%
スマホと異世界、そして少女の冒険
物語は、主人公が歩きスマホ中に偶然、青い世界を発見してしまうところから始まります。この世界は、主人公が普段見ている現実世界とは全く異なる、どこか不気味で美しい世界でした。
主人公は、この不思議な体験に魅せら
れ、都市伝説や噂話などを調べて、異世界への入り口である「横断歩道」について深く掘り下げていきます。そして、再び横断歩道へと足を運ぶ。そこで出会ったのは、刀を腰に下げた謎めいた女性「荒」でした。言葉の壁があり、コミュニケーションは難しかったものの、主人公は荒と共に秘密を解き明かそうとします。
この物語は、現代社会に生きる少女が、テクノロジーと現実世界の間で揺れ動きながら、自分自身を見つめ直していく成長物語でもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 05:27:56
1049文字
会話率:18%
雛目琉華はある日、思った。
「果たして私は生きているといえるのか」と。
様々なサイトで複数の名前を使い分け、活動している琉華だが、
ネット世界と現実世界の狭間で、日々悩んでいた。
そんなある日、PCに怪しいメールが届く。
内容を読んでいる
うちに
「まてまてまてまて!!!」
琉華は異世界(?)を転々と移動する羽目になる!
チート?超能力?魔法?あれここ現実じゃない?!え?パラレル?
異世界万能家・雛目琉華ここに参上!
なるようになれ!
この作品はnote「https://note.com/saishikisoki/」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 02:39:41
4401文字
会話率:21%
現実世界の「僕」はある漫画に影響され魔法に興味を持つ。魔法を使うべく、オンラインRPGを始めるも、当初の目的を見失ってしまい、五年間引きこもりの生活を続ける。しかし、「僕」はゲームを辞め、学校に行き、働いて普通の生活をしようと思い、学校へ行
く。その道中トラックに轢かれ、転生した先は「あの漫画」の世界だった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 05:30:00
1635文字
会話率:7%
冒険者のレインは古代の神殿を探索していると、奇妙な本を見つける。
それは異世界からの漂流物だったが――どう見ても『エロ本』で!?
現実世界のエロ本が異世界の冒険者たちを狂わせる!
――――
こちらはTwitterで『AIを利用してお題
の小説を書く』という企画に乗っからせてもらって作成したものです。AIだけでなく大幅に作者自身で手直し、執筆をしています。
noteで同名のタイトルを検索していただければ、実際にAIをどのように利用して作成したか、やり取りログを公開していますので合わせて見ていただければ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 01:00:00
8602文字
会話率:41%
大学の女性バンドグループ【マロンロマン】に憧れて、
自分もバンドをやりたくなったアツシはバンド【熱血ロック魂】を友達と結成した。
しかしようやく完成したデビュー曲を奪われてしまい、このままではエントリーした大学祭に出られるかと言う危機に陥る
。
敵対する【スカルキッズ】のスズシとの友情と、恋愛を描く現実世界のバンドストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 21:23:10
5722文字
会話率:69%
孤独とは。
意味を調べてみると
1 仲間や身寄りがなく、ひとりぼっちであること。思うことを語ったり、心を通い合わせたりする人が一人もなく寂しいこと。また、そのさま。
2 みなしごと、年老いて子のない独り者。
らしい。
私はこれに当
てはまるのか?
三十三歳。人から見れば孤独。
そんな私と死にたがりのうさぎの物語。
二人が紡ぐ優しい最期の時。私は貴方に笑顔を見せる事が出来ていますか?
※現実世界のお話ですが、整合性のとれていない部分も多々あるかと思います。突っ込みたい箇所があっても、なるべくスルーをお願いします
※「死」や「病」という言葉が多用されております。不快に思われる方はそっと閉じていただけると幸いです。
※会話が中心となって進行していく物語です。会話から二人の距離感を感じて欲しいと思いますが、会話劇が苦手な方には読みにくいと感じるかもしれません。ご了承下さい。
※ こちらの作品はアルファポリスでも掲載しております(第7回ライト文芸大賞 奨励賞受賞作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-30 18:50:25
36997文字
会話率:47%
大学生の主人公は、友人たちと訪れた心霊スポットで不可解な事件に巻き込まれる。その事件で、密かに想いを寄せる大学のマドンナが姿を消し、主人公自身の影も徐々に薄れ始める。影を取り戻すと同時にマドンナを救うため、主人公は「影渡り」と呼ばれる秘密結
社と出会い、その一員となることを決意する。
影世(かげよ)――現実世界の「裏面」に位置する異界。この恐怖に満ちた異空間で、主人公は影を操る術を学びながら、次第に影世と現実世界の境界が曖昧になる恐怖と戦うことになる。影喰らいやムソウビといった怪異に立ち向かいながら、主人公はマドンナを救うための決断を迫られる。絆を断ち切るか、自らの存在を犠牲にするか。全てが決まる戦いが、影世の最深部で待ち受ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 01:11:08
2710文字
会話率:33%
若くして下半身不随になり、更には癌になった主人公が「なぜ自分が異世界に転移されたのか」その謎に迫るとともに自分の行動が現実世界の命運を握っていると知る。
そんなミステリー要素の含まれた異世界転移ファンタジーです。
最終更新:2024-08-25 19:51:07
10821文字
会話率:30%
仮想世界の少女と現実世界の少年はかつて愛し合っていた。
キーワード:
最終更新:2024-08-24 13:22:21
560文字
会話率:62%
17世紀パリ。双子のアルとメリアは、兄のアルのランタン持ちの仕事で生計を立てて日々を過ごしていた。メリアの楽しみは、時折貴族から頼まれる失せもの探しのご褒美である甘味。いろんな人とのつながりで、頼まれごとを解決していた。
そんなある日、ア
ルが行方不明になってしまって……。
それ以降、双子はやっかいな頼まれごとに巻き込まれていくことに!
現実世界の片隅で起こる、ちょっぴり怖くて時々しんみりする不思議な事件を双子が解決!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 05:00:00
115146文字
会話率:47%
西暦2099年。
環境汚染や紛争で疲弊しきった地球に代わり、人類は新たなる楽園を見出していた。
その楽園の名は【アーク】。
20年前に人類の最新、最高峰のテクノロジーで創造された、無限大に広がる仮想世界(バーチャルワールド)。
プレイヤーは、専用のカプセル端末を使用することで、現実世界からアーク内のアバターへとログインすることができ、アークで自身の分身となるアバターは、性別、年齢、声質、身長、体重、髪質、体型に至るまで、すべて思い通りに作成できる。
アークでは、五感は勿論のこと、食事や睡眠ですら完全に再現されており、現実世界での生活と何ら変わりなく日常を送ることができるのだ。
更に、アーク内での衣食住のサービスはすべて無料で提供され、現実世界での活動無しでも生命活動を送ることができる。つまり、ユフテルでの食事や睡眠は現実世界の肉体にも反映される上に全て無料である、ということ。
アーク誕生後、国民の生活の拠点をアークへと移し、完全な移住を国家事業として掲げる国が多く現れ、プレイヤーは爆発的に増加していった。
やがて世界中の企業がアーク内へ進出し、仮想世界での生活は今まで以上に豊かになったのです――。
「―――まさに、夢のような楽園。人類の理想郷という訳です。しかし…よくもまぁ、こんなに吐き気がするほど悍(おぞ)ましい世界を人間たちは思いつくものですね―――愚かを通り越して感心します」
「精々、束の間の幸福に酔いしれていなさい。この偽りの楽園を支える為に自分たちが何を犠牲にしているかも知らぬまま・・・ね」
そんな楽園も、明日でアーク生誕は20年を迎える。
このめでたい一日を記念し、アーク運営から20周年の節目を祝う“贈り物”が全ユーザーに届けられるというが――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 18:52:45
744110文字
会話率:61%
世界に存在しない区画、『第零番地区(ゼロ・ゾーン)』。
ここでは、“世界に属さない人たち”が暮らしており、現実世界とは対をなす「場所」として、巨大な機械都市が建設されていた。
ゼロ・ゾーンは、現実世界の“片割れ”であると言われる
場所であり、また、過去と未来の交差点でもあった。
現実は、たった一つの選択によって生まれ、一つの時間の先につながっていく。
私たちが暮らしている「現在」とは、事象の地平面において1つの確率が収束した姿であり、時空の揺らぎが閉じた状態でもある。
ただし、世界には“裏のチャンネル”と呼ばれる場所が存在していた。
その場所は、まだ「現在」が「現実」に到達していない場所であり、また、過去と未来が“動き続けている場所”でもあった。
現在にたどり着けていない、あらゆる可能性の集う場所。
「ゼロ・ゾーン」とは、すなわち、“そうならなかったという時間”が集まる場所のことを指していた。
「A」であり、「B」であるもの。
それでいて、現実ではないもの。
私たちは普段の生活の中で、何気ない選択を取ることがあるだろう。
しかしその選択は、たった1つの時間と空間の岸辺に辿り着き、決して変わることのない「結果」へと結びつく。
——もし、あの時ああしていたら…
長門高校に通っていた赤木ユウタは、突如として街中に現れた謎の球体に吸い込まれる。
暗闇に包まれた視界の中で、走馬灯のような目まぐるしい景色が頭の中に駆け巡った後、得体の知れない化け物が、自分を襲おうとしていることに気づいて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 23:21:44
2376文字
会話率:2%