西暦2099年。
環境汚染や紛争で疲弊しきった地球に代わり、人類は新たなる楽園を見出していた。
その楽園の名は【アーク】。
20年前に人類の最新、最高峰のテクノロジーで創造された、無限大に広がる仮想世界(バーチャルワールド)。
プレイヤーは、専用のカプセル端末を使用することで、現実世界からアーク内のアバターへとログインすることができ、アークで自身の分身となるアバターは、性別、年齢、声質、身長、体重、髪質、体型に至るまで、すべて思い通りに作成できる。
アークでは、五感は勿論のこと、食事や睡眠ですら完全に再現されており、現実世界での生活と何ら変わりなく日常を送ることができるのだ。
更に、アーク内での衣食住のサービスはすべて無料で提供され、現実世界での活動無しでも生命活動を送ることができる。つまり、ユフテルでの食事や睡眠は現実世界の肉体にも反映される上に全て無料である、ということ。
アーク誕生後、国民の生活の拠点をアークへと移し、完全な移住を国家事業として掲げる国が多く現れ、プレイヤーは爆発的に増加していった。
やがて世界中の企業がアーク内へ進出し、仮想世界での生活は今まで以上に豊かになったのです――。
「―――まさに、夢のような楽園。人類の理想郷という訳です。しかし…よくもまぁ、こんなに吐き気がするほど悍(おぞ)ましい世界を人間たちは思いつくものですね―――愚かを通り越して感心します」
「精々、束の間の幸福に酔いしれていなさい。この偽りの楽園を支える為に自分たちが何を犠牲にしているかも知らぬまま・・・ね」
そんな楽園も、明日でアーク生誕は20年を迎える。
このめでたい一日を記念し、アーク運営から20周年の節目を祝う“贈り物”が全ユーザーに届けられるというが――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 18:52:45
744110文字
会話率:61%
優秀な成績を男子生徒に揶揄されてから、すっかり臆病な引きこもりになってしまった子爵令嬢エイミー。そんな彼女に突如、一度も社交界に姿を現したことのない子爵、ルーカス・グレイのエスコート相手としてパーティーに参加するよう命令が下る。パーティー当
日、初めて出会った彼は、妖精の如き美少年、だけどどこかズレていて……。
優秀だけど臆病な少女と、とんでもない美貌を持つポンコツ年下子爵が、社交界で頑張るお話。
※この話は、自作「王子と女官の二心同体生活」の主人公の弟とそのパートナーのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 16:13:51
38738文字
会話率:35%
夏真っ盛りの八月一日。日本の首都圏(東京、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県)にモンスターが突如現れた。それと同時に首都圏から脱出、あるいは侵入が不可能になってしまったのである。またテレビゲームのRPGに出てくるシス
テム――レベルやスキルなどの仕組みが登場し、人間をサポートする存在『神使』が出現したのだ。『異界浸食』と呼ばれる現象――異世界の常識が現実世界に侵食されたのである。そんな異常事態の真っ只中の首都圏内は地獄の有り様であった。大小様々なモンスターが人間を襲ったり、限りある物資を巡っての争いが起きたり、電気などのライフラインが途絶したのである。千葉県内に住む男子高校生の黒崎颯人《くろさきはやと》も地獄の中に居た。彼は二度寝よりもテレビゲームが大好きなオタク系の男子高校生であり、『現実世界がゲームの世界になってしまえ』と静かに願っていた。これはモンスターを倒してレベルアップしたり、中学時代のクラスメイトに嵌められたり、異界浸食で出現したダンジョンを探索したり、記憶喪失のポンコツ妖精と出会う物語である。作品タイトルの『首都圏ファンタジー』から、『首都圏ファンタジー。日本の首都圏にモンスターが現れたけど、取り敢えず頑張って生き残りたいと思います』に変えてみました。カクヨムにも掲載しています。なろうのみで二万PV突破!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 15:32:44
274771文字
会話率:47%
これは、チートレベルの能力を得ている転移者のくせにポンコツな仲間と、そいつらにひたすら振り回される俺の、ドタバタな異世界騒動記。
1話4分前後のお気楽スナック菓子テイストでお送りします。
ただいまのポンコツチートな仲間は、二人。
その1。異世界の「創造・生命関連部」部長お気に入りの神官娘。(チート。ただしポンコツ)
その2。大阪ノリの妖精形態最終武器。(チート。ただし、能力はやる気次第&暴走気味)
■
チートな魔王をなんとかしてくれ、お前にもチート武器を渡すから……と、神様にお願いされて転移してきた俺。
肝心の武器はそのクソ神のポカミスで別の奴に渡され、俺はもらいそびれてしまっていた。
何の能力もない俺は、討伐する気もなくバイトの掛け持ちで暮らしていたのだが……。
ある日、ポンコツ気味の神官娘がやってきて、魔王討伐に失敗した勇者たちに替わる次のメンバーを捜しているという。彼女は偶然ながら俺に渡されるはずのチート武器を持ってきていた。
現れた武器は、見目麗しい小妖精。魔王の元から逃げてきたらしい。
俺の手に戻ってきたのはよいが、魔王にまでなった奴の武器だったので経験値も性能もチート級。しかし、問題なのは……チート能力の発揮はやる気次第の暴走ポンコツ妖精だった。
■
【作者注】
自作のSF「宇宙戦争は、俺の秘密基地(トイレ)で起きている。」のキャラと設定をファンタジーアレンジした番外編です。本編の読者さまに楽しんでいただければな、と書きました。
第1章で一旦〆ました。この作品自体の続きが読みたい!という方がいらっしゃったら、番外編の形ではなく、改めて書きたいと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 21:51:22
24590文字
会話率:48%
自称普通のオタクの高校生、新田勇輝。
彼は憧れの戦国武将の墓を巡礼する旅の途中、姿を現した謎のゆるキャラ風生物に異世界に連れ去れてしまう。
そこは、シミュレーションRPGな世界だった──。
最終更新:2017-03-08 20:00:00
53643文字
会話率:29%