アミークス公爵令嬢であるアスペラ・アエクム・アミークスは長らくジール王国の「珠玉の君」と謳われる王太子殿下の妃候補であった。
この度、めでたくも王太子妃が決定したため、晴れて自由の身となったものの、そうなってしまえばただの立派な嫁き遅れ令
嬢。とはいえ、高すぎる身分ゆえに、父が用意する縁談は彼女の望みとはかけ離れた相手ばかり。
かくして、アスペラはわずらわしい家から解放されるため、一計を案じることにした。
「と、言うわけで、わたくしの夫を見つけていただきたいのです、殿下」
アスペラが結婚相手に望む条件はみっつ。
両親が納得するだけの身分があること。
面倒な社交が少ないこと。
そして、最後のひとつは――。
「子どもがいることですわ」
これは辺境に嫁いだ元王太子妃候補の引きこもり令嬢が、旦那様と可愛い子ども(予定)と送る引きこも――スローライフな日々の徒然である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 11:36:36
17793文字
会話率:36%
王太子妃候補のティエラ様と薔薇園で御茶会をしていたら、兄である王太子が突然乱入の婚約破棄を申し付ける。何故か、話が拗れて私の婚約破棄に。
最終更新:2019-04-29 00:27:21
3123文字
会話率:18%
「私が王太子妃? なんで?」
貧乏伯爵家の娘アデライードは、なぜか王太子妃候補の一人として王宮にあがることに。一ヶ月の間、執事のルースから王太子妃としてのレッスンを受けるのは三人。アディの他には、勝ち気な公爵令嬢エレオノーラ、おっとりと
した男爵令嬢ポーレット。
なぜかアディばかりをいじめるルースを納得させなければ、王太子妃にはなれない。
最後に選ばれるのは?
「覚えておけ。これが、俺の匂いだ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-12 20:00:00
87094文字
会話率:50%
その人の事が好きで好きで好きでどうしょうもないくらい好きだった。彼の隣に立てるよう頑張りすぎて王太子妃候補になってしまった。そして私は決断を迫られる。
最終更新:2018-04-13 13:43:41
1781文字
会話率:31%
異世界に突然転移した綾音。
王子に気に入られた綾音は精霊に愛されていることもあり王太子の妃候補に選ばれてしまう。
しかし綾音が好きなのはその側近の騎士である。
世話焼き姉気質の綾音の騎士へ思いはどうなるのか。
王子のメイドへの恋心を巻き込
んで綾音は騎士に思いを伝えることができるのか!
そんな話です。
不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-20 00:47:39
20831文字
会話率:41%
雨が降ると、『昔』の事を思い出す。
ヴィルフルール王国の王太子妃候補であり、その座に一番近い者と言われているマリア・ブレイスガードルは、その容姿と佇まいから、社交界で『憂いの花』と呼ばれていた。そして、そんな彼女には、誰にも言えない秘密があ
った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-18 11:48:16
8552文字
会話率:51%
イスターシャは王太子妃候補だった。そのために幼い日から努力を重ね、そしてようやく彼女の努力が実るときが刻々と迫っていた。
しかし王宮に越してから数日して、彼女は階段から突き落とされてしまう。
足を折り、「もう二度と立てない」と王宮医師に言わ
れたイスターシャは、みっともないほど泣いて、叫んで、絶望して。それから王太子であるフェリクスを呼び出し、こう告げた。
「――フェリクス殿下。どうかわたくしと、婚約を解消してくださいませ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-28 11:00:00
4215文字
会話率:30%
私はリタ・アグリアスです。数日前までは王太子妃候補でしたが、今はただの貴族の女です。でもね、聖女様、私はあなたのことを恨んでなんかいないのですよ?
最終更新:2013-08-17 02:07:29
2347文字
会話率:20%
四方を山に囲まれた国、アークジュエル。長年周囲の他国から侵略をうけながら、一度も敗北した事がない事から『無敵国家』と呼ばれるこの国の、外国に続く四方の四街道の一つがある地域を任されているカミジール男爵家。
国のトップしか知らされぬとある秘密
を抱えたこの家には、四人の娘がいた。その三女、イーリス・ミル・カミジールがアークジュエル王国の王太子妃候補として王城に向かうところから物語は始まる。
他の姉妹に比べ容姿に劣り、髪色瞳の色も異彩を放つ漆黒。外見がほかの兄弟と大きく違う中、しかしイーリスは誰よりも領民に愛されていた。
カミジール男爵家が抱える秘密。その中枢に在るイーリスを、領民たちは敬意と羨望を込めてひそかにこう呼んだ。
――忍姫、と。
これは、忍姫イーリスが王城を舞台に巻き起こすラブス……
「それにしても迷惑ここに極まれり、ね。そう思わない? アイリス」
「まったくそうでございますわねぇ、お嬢様。殿下もすぐに私たちを家にお返しになってくれればいいものを」
……し、忍姫イーリスが王城を舞台に巻き起こすラブストーリー!
始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-21 00:25:04
72809文字
会話率:34%